Discordの良いポイントは、１つのサーバーの中に複数のチャンネルを作ることができるため、用途や目的に応じて自由に使い分けることができるところです。Discordのサーバーの中に作成できるチャンネルには「#テキストチャンネル」「#ボイスチャンネル」の2種類あり、最大500個まで自由に増やすことができます。利用するメリットとしては、web会議等が非常にスムーズにできることです。例えば、複数の会議が同時に行われる際に、サーバー内で「#ボイスチャンネル」を複数作成しておきます。すると会議の際は、各々が該当するチャンネルに入るだけで簡単に会議を開始することができます。画面共有機能もあり、ブラウザ版だと複数人の画面共有を同時に展開することも可能です。また、途中入室、途中退場はいつでも可能で会議の妨げになることはありません。通話周りは非常に使い勝手が良いです。

オンラインゲームでチームメンバーと情報共有する場所として導入しました。

有償でサーバーをアップグレードしないと、8MB以上のデータは送れないことです。データを8MB未満に圧縮したり、クラウドサービスにアップロードしてリンクをDiscord内で共有したりすることで対策は可能ですが、多用していると直接データをアップロードできないのが不便に感じます。また、ビジネスシーンにおいてはDiscordのシステムの体裁がラフすぎるところもあるので、ビジネス用のシステムの体裁もあると良いと感じます。

オンラインゲームをやる人全員にオススメするサービスですが、ビジネスシーンにおいては「比較的人数が少なく、社内の雰囲気が良い組織」にオススメです。先程の改善してほしいところで挙げた、システムの体裁がラフな点に関して許容できる組織であれば、通話周りの利便性は非常に良いためスピード感を持って仕事ができると思います。