AWSのサービスの一つであるため、信頼性が高いのが最大のメリットであると感じている。またAPIも非常に簡易的なもので、習得するまでにそれほど時間がかからないのもメリットであるといえる。データウェアハウスの管理は自動で行なわれるため、データの分析にリソースを割くことができ、効率化につながっている。

新システムの設計を行う際に、オープン系かつBIとの相性の良いDWHの導入を検討しており、amazon redshiftが最も適していると判断したため、導入に至った。

amazon redshift を利用する上での最も大きな問題点は、メンテナンスが困難であるということだ。スケールの拡大や縮小を行なうには多くの予備知識が必要であり、また時間もかかるため、使った時間分だけ費用が掛かるこのサービスにおいては、自身でメンテナンスを行なうのは不向きである。この点が今後改善されるとより良いサービスになるだろう。

ビジネスインテリジェンス（BI）ツールとシームレスに統合できるデータウェアハウスといえるため、手軽にデータの分析を行いたいと思っている方には、amazon redshiftをお勧めする。また自動で管理してくれるため、ツールに詳しくない人でも簡単に操作でき、初学者にもお勧めできる。