【2023】カゴ落ち対策ツールを徹底比較!機能や価格・選び方を解説


カゴ落ち対策ツールは、商品をカートに入れたものの購入せず離脱したユーザーに対し、再来訪や購入検討の機会を提供するツールです。

主には下記のような機能を備えています。

  • リマインドメールの自動送信
  • リターゲティング広告の配信
  • ブラウザ離脱を呼び止めるポップアップの表示
  • 放棄アイテムや行動履歴のデータ集計・分析

以下、カゴ落ち対策ツールについて、それぞれの特徴や機能、料金プラン、導入レビューを紹介します。製品の選定に際して、導入メリットや基本機能、選び方などの詳細を確認したい方は、選定ガイドをご参照ください。

カゴ落ち対策ツールで注目のサービス
logo
CART RECOVERY
株式会社イー・エージェンシー
5
無料期間あり
詳細を見る
logo
GENIEE ENGAGE
株式会社ジーニー
5
詳細を見る
logo
Cuenote FC カートリマインド
ユミルリンク株式会社
無料期間あり
詳細を見る

カゴ落ち対策ツールの比較・レビュー

人気条件
絞り込み条件を追加する
1〜5件を表示/全5
並び順:
logo
カゴ落ち対策ツール
無料期間あり
注目サービス

CART RECOVERY

株式会社イー・エージェンシー
  • avatar
  • avatar
2人が「利用した」しています。
CART RECOVERYは、株式会社イー・エージェンシーが提供するカゴ落ち対策ソフトです。ユーザーがサイトを離脱してから15分以内にメールを自動配信するカゴ落ちメール配信機能と、リターゲティング広告表示機能により、強力なリカバリー効果を実現します。また、導入に必要なのは、自社ECサイトに解析コードを埋め込むだけの簡単な作業のみ。申し込みから最短3日で利用を開始可能です。そのほか、メールの配信数上限を撤廃した、シンプルな料金体系を提供。固定の月額料金と広告掲載料のみで運用できます。

特長

  1. カゴ落ちメール・リマーケティング広告による強力なリカバリー効果
  2. サイトに計測タグを貼るだけの簡単導入で、最短3日での利用開始が可能
  3. 利用量による従量課金を撤廃したシンプルな料金体系を提供

プラン・価格

  1. 初期費用
    50,000円
  2. 月額費用
    39,000円/月額
logo
カゴ落ち対策ツール
注目サービス

GENIEE ENGAGE

株式会社ジーニー
GENIEE ENGAGEは、購入・申込途中でフォームから離脱してしまった、いわゆるカゴ落ち・フォーム落ちユーザーからのCVを純増させる最新のリマーケティングツールです。メール/SMSを活用したアプローチが可能により、ホットユーザーの取りこぼしを防ぎます。化粧品・健康食品・不動産・人材など、幅広いカテゴリーで導入されています。完全成果報酬型のため無駄なコストが発生せず、最低限のリスクでご導入いただけます。潜在的ニーズのあるユーザーに対して直接アプローチを行い、引き上げるため最大期待値の収益回収が見込め、全体CVR・LTVの向上を可能にします。

特長

  1. 完全成果報酬型で導入コストも安心
  2. カスタマーサクセスによる一貫したサポート体制
  3. CVR向上に繋がるクリエイティブを訴求に合わせて無償作成

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. 月額費用
    成果報酬型
logo
カゴ落ち対策ツール
無料期間あり
注目サービス

Cuenote FC カートリマインド

ユミルリンク株式会社
  • avatar
  • avatar
  • avatar
  • avatar
4人が「利用した」しています。
Cuenote FC カートリマインドは、ユミルリンク株式会社が提供するカゴ落ち対策ソフトです。独自開発のメールシステムにより、1時間ごとに1,000万通ものメール配信を行えるため、メールの遅延・不達率を最小限に抑えることが可能です。また、メール配信機能と在庫情報を連携することで、在庫のない商品をリマインドメールに掲載して配信することを防止できます。さらに、ユーザーの購買履歴・メールへの反応に関するデータを蓄積して自動分析可能。効果的なアプローチの策定・実施をサポートします。

特長

  1. 1時間に1,000万通のメールを即時配信できる高い配信性能を提供
  2. リマインドメールは在庫情報と連携しており、不必要な配信は停止可能
  3. 購買・行動分析機能で、ユーザーへの効果的なアプローチの実施をサポート

プラン・価格

  1. 月額費用
    35,000円/月額
logo
カゴ落ち対策ツール
注目サービス

NaviPlusリタゲメール

ナビプラス株式会社
  • avatar
1人が「利用した」しています。
NaviPlusリタゲメールは、ナビプラス株式会社が提供するカゴ落ち対策ソフトです。メール配信のトリガーとなる行動・配信のタイミング・配信メッセージといったキャンペーンシナリオを設定することで、ユーザーの関心に合わせたメールの配信を行うことができます。また、ユーザーが購入する可能性のある商品を自動でピックアップしメールに挿入。メールのサイト流入効果を高められます。さらに、専属のコンサルタントが豊富な導入実績に基づき、導入から運用までを手厚くサポート。成果の最大化を支援します。

特長

  1. メール配信のトリガー行動・配信タイミング・メッセージの種類を設定可能
  2. 商品レコメンドを自動作成することで、メール効果の向上を支援
  3. サービス導入から導入後の運用・効果改善までをトータルでサポート

プラン・価格

  1. 初期費用
    20万円
  2. 月額費用
    50,000円/月額
logo
カゴ落ち対策ツール
注目サービス

SaleCycle

株式会社スクデット
SaleCycleは、株式会社スクデットが提供するカゴ落ち対策ソフトです。ポップアップ機能という独自機能を提供。サイトを離脱しそうなユーザーに対してメッセージを表示し、離脱を未然に防ぎます。また、リアルタイムな集計・分析を行えるほか、放棄されたアイテムの見える化などの豊富な分析機能も搭載。さまざまな切り口からユーザーの行動を分析し、サイト改善サイクルの最適化による、コンバージョン率の改善を支援します。また、従量課金制・定額制の両方に対応。自社のニーズに合わせた料金プランでサービスを利用可能です。

特長

  1. サイト離脱時にユーザーを引き止めるポップアップ表示機能を提供
  2. リアルタイム分析・放棄アイテムの見える化などで改善サイクル最適化が可能
  3. 定額制・従量課金制の両方に対応、自社のニーズに合わせたプランを選べる

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
    問い合わせ

カゴ落ち対策ツールの選定ガイド


カゴ落ち対策ツールは、ECサイトなどでユーザーが商品をカートに入れた後、購入せずにサイトを離脱する行為「カゴ落ち(カート落ち・カート放置)」に対し、サイトの離脱防止や購入再検討の対策・仕組みを提供するツールです。

本記事では、カゴ落ち対策ツールについて、その役割や導入メリット、基本機能を紹介しています。

カゴ落ちとは

カゴ落ちとは、ユーザーがECサイトなどの商品を一度はカートに入れたにもかかわらず、購入に至らずにそのままサイトを離脱してしまう現象のことです。カート放置・カート落ちとも言われます。

サイトへの集客は伸びているのに売上が低迷しているという場合、カゴ落ちが高確率で発生している可能性があります。

ECサイトにおけるカゴ落ちの現状

デンマークの調査会社Baymard Instituteの調査資料「44 Cart Abandonment Rate Statistics」によると、ECサイトのカゴ落ち率の世界平均は69.8%(最終更新2020年)となっています。

カゴ落ちは、購入意欲が高い顧客を逃す大きな機会損失です。あと一歩の機会損失が7割近くも発生していると考えると、その損失金額は現状売上の2倍以上にものぼる可能性があります。

ユーザーがサイトを離脱する理由

カゴ落ちは必ず何らかの理由があって発生しています。ユーザーが商品をカートに入れたままサイトを離脱する理由としては、たとえば以下のようなものが挙げられます。

  • カートに商品を入れたことを忘れた
  • カートをお気に入りや購入候補のリスト代わりに使っていた
  • 決済手順や入力フォームが複雑で面倒になって離脱した
  • 希望する決済方法が選択肢になかった
  • 商品やサイトに対する疑問や不安を解消しきれなかった
  • 価格を比較して他社サイトからの購入を決めた
  • 受け取り希望日に配送が間に合わないことを知って購入を止めた

考えられる理由ごとに適切な対処を行うことができれば、自社サイトのカゴ落ち率は下がっていくでしょう。

カゴ落ちの原因から見る適切な対策

カゴ落ち対策の難しいところは、カゴ落ちの原因によって適切な対策が異なり、原因の分散具合や対策の優先度によっては複数の対策ツールが必要になるところです。

商品そのものの信頼性や価格設定などを除き、Webサイト上で行える対策は大きく分けて3つあります。

対策カゴ落ち発生の原因
離脱防止と購入のリマインド・複数サイトを比較中にカート内の商品のことを忘れた
・お気に入り商品リストとしてカートを使っている
・カゴ落ちの発生率や原因が不明
決済手順や決済フォームの改善・決済手順や入力項目が複雑
・決済方法の選択肢が少ない
商品説明やサイト全体の見直し・商品やサイトに対する疑問や不安
・想定外の手数料や会員登録の手間

以下、それぞれの対策によって解消できる課題(カゴ落ちの原因)と、その対策に適したツールを解説します。

1. 離脱防止と購入のリマインド

気になる商品を集めて備忘録代わりにカートを使ったり、複数のサイトを見比べているうちにそのまま離脱したりして、カートに商品を入れたことを忘れてしまったユーザーには、カートに商品が残っていることを知らせる「リマインドメール(カゴ落ちメール)」が有効です。

カゴ落ち対策ツールでは、カートに入れていた商品やカゴ落ちの発生状況に応じて、適切な内容のリマインドメールを適切なタイミングで自動送信してくれます。

そのほか、カートに商品を入れたまま一定時間放置していると、離脱を呼び止めるポップアップ表示や、サイトへの再来や商品の再検討を促すリターゲティング広告なども、カゴ落ち対策ツールの機能です。

2. 決済手順や決済フォームの改善

カートに商品を入れ、決済まで進んでいたのにもかかわらず離脱が発生した場合は、決済フォームに何らかの改善ポイントがあります。

決済フォームでユーザーの入力ストレスを軽減し、入力途中の離脱率を低減するには、EFOツール(入力フォーム最適化ツール)の導入が有効です。

また、希望する決済方法がなく離脱してしまうケースもあるでしょう。全てを導入することは難しいかもしれませんが、決済方法の選択肢は多いほど、ユーザーの取りこぼしは少なくなります。オンライン決済サービスでは複数の決済方法を一括で契約・管理することが可能です。

※ただし、決済フォームや決済方法は、ECサイトの構築に利用しているASPカートに依存していることが多く、簡単にシステムを変更できないこともあります。

3. Webサイト全体の見直し

買い物途中でサイトに不安を抱いたり、商品・サービスに対する疑問を解消しきれなかったり、また決済への進み方がわからなかったりすると、ユーザーは購入を諦めてサイトを離脱してしまいます。

こういった疑問や不安の解消には、Webサイト全体の構造やシステムを見直した方がよい場合があります。応急処置としては、FAQや問い合わせフォームの設置のほか、担当者がWebサイト上のチャットシステムを使ってコミュニケーションを取るWeb接客ツールの活用などが考えられるでしょう。

カゴ落ち対策ツールの導入メリット

カゴ落ち対策ツールの導入メリットは以下の2点。

  1. 売上に直結する
  2. すぐに導入できる

1. 売上に直結する

前述の通り、ECサイトにおけるカゴ落ち率の世界平均は約70%です。あくまで平均であり、サイトによってバラつきがあると考えられますが、一度は購入を考えたユーザーのあと一歩を後押しできれば、これまでの機会損失が売上に変わります。

2. すぐに導入できる

ほとんどのカゴ落ち対策ツールは、ベンダーから提供されるタグをサイトに設置するのみで、機能追加が完了し、すぐに運用を始めることが可能です。配信するリマインドメールを作成すれば、あとは自動でメール配信が行われ、各種データ計測も開始されます。

カゴ落ち対策ツールの選び方・比較ポイント

自社ECサイトにカゴ落ち対策ツールを導入する目的を明確にし、以下のポイントを押さえて比較検討を進めましょう。

  1. カゴ落ちの対策範囲
  2. メールの配信条件
  3. 費用・料金体系

1. カゴ落ちの対策範囲

ツールを活用したカゴ落ち対策は、大きく下記の2パターンに分類されます。

  • 離脱ユーザーへの購入リマインド
  • カートやサイトからの離脱防止

離脱ユーザーを購入に結びつける機能としては、リマインドメール配信のほか、アプリやブラウザのプッシュ通知機能が挙げられます。

一方で、ECサイトからの離脱は、そもそも決済フォームやWebサイトのUI/UXが原因となっていることも考えられますが、カゴ落ち対策ツールでできる対策としては、離脱を呼び止めるクーポンや購買訴求メッセージのポップアップ表示機能があります。

多くは、離脱したユーザーに対するメール配信を主軸として機能を展開していますが、機能数に比例して利用料金が高くなる傾向があるため、自社のカゴ落ち課題に応じて必要な対策機能を見極めましょう。

2. メールの配信条件

離脱したユーザーへの自動メール配信は、基本的にどのカゴ落ち対策ツールにも付帯していますが、ツールによって配信できるメールの種類や設定可能な配信条件が異なります。

カゴ落ちから15分後、1時間後、翌日、2週間後といったように、リマインドメールの配信タイミングを細かく設定できるほど、試行錯誤を繰り返す過程でカゴ落ち施策を最適化しやすくなります。

そのほか、カートに入れた商品やカゴ落ち前の行動から分類したユーザーセグメントごとに、適切な内容やタイミングで配信する「セグメンテーション機能」、ステップメール(ある起点からスケジュールに沿って段階的に配信するメール)の「シナリオ設計」など、メール配信のカスタマイズ性はツールによって大きく差が出るところです。

ただし、細かい設計が可能であるほど、メールマーケティングの知見や経験が求められるため、自社の人材で現実的に運用可能なツールを選ぶことを優先しましょう。

3. 費用・料金体系

カゴ落ち対策ツールの料金体系には以下の2パターンがあります。

  1. 月額制:配信メールの上限数や搭載機能で決まる固定月額
  2. 従量課金制:配信メール上のURLクリック数ごとの課金

いずれも初期導入費用がかかることが多く、その後のランニングコストと見込まれる成果のバランスを見て、自社サイトのカゴ落ち課題を解消できるツールを選ぶ必要があります。

メール配信数が少なければ従量課金制の方がコストを抑えられますが、想定以上にカゴ落ち件数が多かった場合は月額プランの料金を超えてしまうことも考えられます。

カゴ落ち対策ツールに関するよくある質問

カゴ落ちとは何ですか?

カゴ落ちとは、ECサイトを利用するユーザーが、商品をカートに入れたにもかかわらず、購入に至らずにそのままサイトを離脱してしまう現象のことです。カート放置・カート落ちとも言われます。

カゴ落ち対策ツールでは何ができますか?

商品の閲覧履歴やカゴ落ち発生状況に応じて、サイトを離脱したユーザーに「リマインドメール」を自動送信します。ほか、サイト離脱を呼び止める「ポップアップ表示」や、商品の再検討を促す「リターゲティング広告の配信」などの機能があります。

このサイトが信頼における根拠を教えてください。

当サイトに掲載されている評価・レビューは、すべて実名制によるものです。そのプロダクトやサービスを実際に利用した人(レビュワー)によって評価基準が構築されます。あらゆる業界や専門領域のプロフェッショナルを含め、レビュワーのプロフィールや利用ツール、投稿レビューは無料で閲覧可能です。

注目度の高いサービス
logo
CART RECOVERY
株式会社イー・エージェンシー
5
無料期間あり
詳細を見る
logo
GENIEE ENGAGE
株式会社ジーニー
5
詳細を見る
logo
Cuenote FC カートリマインド
ユミルリンク株式会社
無料期間あり
詳細を見る
サービスを自身で比較する
商品をカートに入れたのに購入に至らず離脱する「カゴ落ち」の原因分析や離脱防止対策を行うツールです。
Webサイト上でチャットツールなどを用いて行うコミュニケーションなどの接客を支援するシステムです。
企業が社内で使用するサービスを連携させる統合プラットフォームシステムで、業務効率化に貢献します。
組織内に蓄積されるさまざまなデータを収集・分析・可視化するツールです。経営上の意思決定に役立ちます。
自社が出店する複数ECモールの運営管理を一元化するシステムです。在庫管理や商品登録を効率化します。
オウンドメディアの運用支援・施策代行サービスです。戦略立案・SEOコンサル・記事制作などにも対応します。