【2023】メールソフトを徹底比較!機能や価格・選び方を解説


メールソフトは、電子メールを扱うソフトウェアの総称です。Webブラウザ上で利用する「Webメール」とPCやスマホにソフトをインストールしてサーバー経由で使用する「メールクライアント」の2種類に分けられます。

以下、メールソフトについて、それぞれの特徴や機能、契約プラン、導入レビューを紹介します。製品の選定に際して、選び方や機能などの詳細を確認したい方は、選定ガイドをご参照ください。

メールソフトで注目のサービス
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Gmail
Google合同会社
4.6
無料期間あり
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Microsoft Outlook
日本マイクロソフト株式会社
4.3
無料期間あり
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Thunderbird
一般社団法人WebDINO Japan
4.2
無料期間あり
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メールソフトの比較・レビュー

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メールソフト
無料期間あり
注目サービス

Gmail

Google合同会社
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1566人が「利用した」しています。
Gmailは、Google合同会社が提供するメールソフトです。メール内署名や連絡先の管理、一斉同報など、ビジネスメールに必要な機能のほか、同社が提供するチャット、音声通話、カレンダーといったツールとの連携が可能です。また、他社メールソフトで管理しているメールの転送先として指定し、複数のメールソフトに分散している情報を一元管理することもできます。無料で利用可能ですが、有料プランであれば、独自メールアドレスの取得、掲載広告の非表示、24時間365日サポートなどのメリットを得られます。

特長

  1. Googleが提供する他ツールとの強力な連携が可能
  2. 他社メールソフトで受信したメールの転送先に設定できる
  3. メール保存容量拡大、独自メールアドレス取得などが可能な有料プランを提供

プラン・価格

  1. Business Standard プラン
    1,360円/月額
  2. Business Plus プラン
    2,040円/月額
など
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メールソフト
無料期間あり
注目サービス

Microsoft Outlook

日本マイクロソフト株式会社
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928人が「利用した」しています。
Microsoft Outlookは、日本マイクロソフト株式会社が提供するメールソフトです。予定表機能を内蔵しており、専用のアドレスに自身の空き時間情報を送信することで、簡単にスケジュールを設定できます。また、他のOffice製品と連携することで、オンライン上で共同作業ができるほか、メールの受信トレイからSkypeを起動し、シームレスにチャット・通話を始めることが可能です。そのほか、ソフトに内蔵されたProject Mocaを利用することで、プロジェクト計画を作成。メンバー間でタスクを共有可能です

特長

  1. 予定表機能を内蔵しており、メール画面から直接管理可能
  2. 他のOffice製品と連携し、オンライン上で共同作業を行える
  3. プロジェクト計画を作成し、メンバー間でタスクを共有できる

プラン・価格

  1. プレミアムプラン
    12,984円/年間
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メールソフト
無料期間あり
注目サービス

Thunderbird

一般社団法人WebDINO Japan
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288人が「利用した」しています。
Thunderbirdは、一般社団法人WebDINO Japanが提供するメールソフトです。アドオンを使用した拡張性の高さが特徴で、アドオンマネージャーの利用によってデザインテーマや機能を追加することができます。また、複数のメッセージを一度に同じウィンドウ内に開いた状態を維持できるため、メール内容を参照しながら新規メールを作成可能です。そのほか、オンラインストレージ機能を内蔵しており、大きなファイルのやり取りをする際のメールの送信速度を改善し、受信者側も受信トレイの容量節約ができます。

特長

  1. アドオンによるデザインテーマや機能追加など、豊富な拡張性
  2. 複数のタブを開けるため、インターネットブラウザのような使用感で扱える
  3. ソフトに内蔵のオンラインストレージを利用し、大容量添付ファイルを送付

プラン・価格

  1. 利用料金
    無料
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メールソフト
注目サービス

Microsoft Exchange

日本マイクロソフト株式会社
4.3
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71人が「利用した」しています。
Microsoft Exchangeは、日本マイクロソフト株式会社が提供するメールソフトです。クラウド型のWebメールサービスで、最低でも50GBの容量を扱うことができます。セキュリティ機能が高く、警告文表示や送信遅延など、誤送信を防止する機能が5つ搭載されているため、メールからの情報漏洩を防ぐことができます。そのほかスケジュール機能が優れており、予定表の管理や会議が可能な時間の共有、アラームの設定などが可能です。

特長

  1. 50GB~の大容量メールサービス
  2. 誤送信防止機能により情報の漏洩を防げる
  3. スケジュール機能により予定の管理やアラーム設定が可能

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. Exchange Online (プラン 1)
    430円/月額
など
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メールソフト
注目サービス

Amazon WorkMail

アマゾンウェブサービスジャパン株式会社
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19人が「利用した」しています。
Amazon WorkMailは、Amazon.com, Inc.が提供するメールソフトです。ビジネス用に提供されているメールソフトのため、セキュリティ機能が優れており、すべてのデータは自動的に暗号化されるほか、各アカウントは多要素認証を使用しています。あらゆるデバイスからのアクセスが可能で、メールボックスを同期できます。そのほか、機能の豊富なWebクライアントを使用することができるため、カレンダーへのアクセスやスケジュール設定、アドレス帳検索などをブラウザ上で行うことが可能です。

特長

  1. 多要素認証、暗号化などセキュリティ機能が優れたビジネス用メールソフト
  2. メールボックスを同期することであらゆるデバイスからアクセス可能
  3. ブラウザ上でメールやカレンダー、アドレス帳へアクセス可能

プラン・価格

  1. 初期費用
    0ドル
  2. 月額費用
    4ドル/月額

メールソフトの選定ガイド


本記事では、メールソフトについて、その機能やサービス比較のポイントを紹介しています。

メールソフトの選び方・比較ポイント

メールソフトを比較・選定する際のポイントは下記4点です。

  1. ソフト種別(Webメール・メールクライアント)
  2. 料金形態
  3. セキュリティ
  4. 操作性

自社での利用者の層や数を明確にした上で、それぞれのポイントを押さえた比較検討を進めていきましょう。

1. ソフト種別(Webメール・メールクライアント)

メールの利用形態は、大きく「Webメール」と「メールクライアント」の2つに分けられます。

以下は、Webメールとメールクライアントそれぞれの特徴です。

Webメールメールクライアント
・ブラウザで利用
・メールはクラウドに保存される
・容量の拡張は追加料金を支払うことで可能
インストールしたデバイスで利用
・メールはデバイス、クラウドに保存される
・容量の拡張は追加料金の支払いか端末の容量を上げることで可能

(1) Webメール

Webメールはブラウザで利用できるメールソフトのことで、ソフトをPCにインストールすることなく、インターネット環境さえあれば利用することができます。

受信したメールはベンダーが用意するクラウド上に保存され、利用できる容量はあらかじめ決まっています。容量が足りなくなった場合、追加料金を支払うことで容量の上限を増やすことが可能です。また、独自ドメインを利用したい場合は、自社でレンタルサーバーを用意するか、ベンダーが提供する独自ドメインを取得するオプションを利用します。

(2) メールクライアント

メールクライアントはPCにメールソフトをインストールして使用します。インストールした端末でのみメールの送受信が可能です。インターネット環境がない状態でもメールの確認が可能ですが、送受信するにはインターネットに接続する必要があります。

メールの保存は利用しているサーバーと端末上のどちらでも行うことができ、容量を増やしたい場合はメールを削除するか、クラウドか端末のどちらかの容量をグレードアップさせる必要があります。独自ドメインはメールクライアントと同じく、オプションで提供されているものが多いです。

2. 料金形態

メールソフトの料金形態は主に以下の要素で構成されています。

  • 利用ユーザー数
  • 1ユーザー当たりの容量(ストレージ)
  • 機能オプション

メールソフトの料金形態はユーザーの利用数をベースに、一人が利用できる容量(ストレージ)とバックアップ等のオプションを選択することで決まります。自社の利用人数や利用できる機能オプションを考慮して、価格の妥当性が高い製品を選びましょう。

3. セキュリティ

ビジネスメールにおいては、顧客や取引の情報を取り扱う以上、十分なセキュリティ対策が施されているかどうかは、選定基準として重要なポイントです。

搭載されているセキュリティ機能(ウイルススキャン、迷惑メールブロック等)が自社のセキュリティポリシーを満たしているかを確認しましょう。セキュリティ機能以外は好条件であるという場合は、メールセキュリティソフトの導入も併せて検討してみてください。

4. 操作性

メールソフトは、全従業員が利用の対象者となるであろうビジネスツールです。誰もがストレスなく利用できるかどうかは、ソフトを選定する上で非常に重要です。

無料版や試用期間などを利用して、ファイルの添付や絞り込み、検索機能、スマートフォンでの動作など、日々の業務でメールを利用するときに行うアクションを一通り検証しておくことをお勧めします。

専用アプリの有無

メールソフトのモバイルアプリ版があると、社外にいるときや緊急時にスマホでメールの確認や送信ができます。ブラウザをスマホで開くことで利用できるものもありますが、一般的にスマホアプリのほうが操作性が良く、動きがスムーズです。

メールソフトの機能一覧

最後にメールソフトの代表的な機能を一覧にまとめます。機能の名称や内容はサービスによって異なることがあります。

基本機能
  • メール内署名
  • 自動分類機能
  • 手動分類機能
  • メール検索
  • アーカイブ機能
  • 受信メールの転送
  • 連絡先の管理
  • インデックス管理
  • 一斉同報
  • リマインダー機能
  • 顧客管理
  • メール共有管理
  • ワークエリア作成
  • メール対応状況管理
  • 下書き通知
セキュリティ機能
  • ウイルススキャン
  • 迷惑メール/フィッシングメール自動分類
  • アクセス権限付与
  • パスワード無効設定
  • ワンタイムパスワード
  • IMAP/POP/SMTPアクセス無効設定
外部システム連携機能
  • チャット
  • Web会議ツール
  • カレンダー/ToDoリスト
  • タスク管理ツール

注目度の高いサービス
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日本マイクロソフト株式会社
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一般社団法人WebDINO Japan
4.2
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