気になるサイトや大手サイトのURLを入力するだけで、そのサイトが保有しているKW、そのKWの月間検索ボリューム、KWの順位、検索のアップダウンなどはすぐにわかります。また、被リンクがどういうところからついているのかがわかり、例えばアフィリエイトを行っているのかとか、どういうところと提携しているのかなどもわかります。まずは案件に対して具体的にリサーチをかけていく前に、どういう市場なのか、競合は何をしているのかなどを一回簡易的にahrefsで把握し、その後詳細のリサーチを繰り返していく。そういう使い方が安くで、しかもディープにできるのはahrefsの良いポイントだと思います。

マーケティングのリサーチを行う際に、その市場感、また競合他社などの状況を調べる際に何か良いツールがないかと探していた時に、その業界の先輩に教えてもらい導入することにしました。

GAやサーチコンソールと連携している自社サイトやクライアントサイトをahrefsにかけてみるとわかりますが、実際にはahrefsで表示されているデータと違う部分が出てきます。例えば、検索順位のアップダウン、検索順位数などは、GAと乖離が出ます。どのポイントが違うのかなどがわかっていれば、そこで何の情報を知るべきかがわかるので特に気になることではないですが、強いて改善してほしいポイントをあげるなら、さらに正確なデータを知りたいなどでしょうか。

様々なクライアントを抱えるマーケター、マーケティング企業で、かつ手軽にその市場、競合他社等をリサーチしていきたい、しかも安くでとなっている企業にはおすすめだと思います。ただ、注意すべきは、どんな事柄でも同じですが、ahrefsは答えを教えてくれるわけでなく、そこに映し出されたデータをみて、どう考えるかが重要。なので、追加で別ツールでリサーチをかけることも多いです。なので、全くのマーケティングの初心者がahrefsを使ってもそれほど意味はないなと思っており、あくまでリサーチやマーケティングに片足を突っ込んでいる人、企業におすすめします。