検索パフォーマンスの機能数は少なく非常にシンプルですが、最大のアドバンテージは、現状で他のどのSEOツールでも知り得ない「検索クエリ」を知ることができることに尽きます。狙ったキーワードの検索意図とユーザーの潜在的なニーズのギャップを把握し、コンテンツの軌道修正や新規のキーワード選定に役立てることが可能です。

個人ブログを運営していた頃に、最初に導入すべきツール・アプリの1つとして見かけ、利用し始めました。

検索パフォーマンスで、1ページあたりの表示行数を増やすと動作が重くなります。100件まではスムース、250件で少しもっさりするが使えなくはない、500件でカクカクしてストレスを感じるといった具合です。ザっとチェックするくらいであれば、件数を減らしてページを送りながら閲覧しますが、じっくりデータを見たいときはスプレッドシートやExcelに出力するようにしています。また、データ更新のタイミングが日によってまちまちなので、決まった時刻に更新してもらえると有難いです。

誰もが利用すべきSEOツールであると認識していますが、特にサイトの分析・モニタリングが初めてという企業は、まず最もシンプルなSearch Consoleから始めるのがおすすめです。基本的な使い方から細かいノウハウまで情報も得やすいため、実務を進めながらチームでも個人でも学びやすいツールであると思います。