手軽にキーワードリサーチが行えること。Google,YouTube,Bing,Instagram,Twitterなど、さまざまなプラットフォームとAPI連携しているため、実態に即したデータを抽出できます。また、対策キーワードだけでなくその関連キーワードとともに、月間検索ボリューム、トレンド（各月の推移）、推定CPC、競合性を一覧化してくれます。１度に最大７００個までは指定のキーワードに対するデータを閲覧できたりと、シンプルなUIながら機能の充実度が高く、キーワードリサーチはこれ１つで十分使えています。

キーワード設計・選定を行ううえで1つの指標となる「キーワードの検索ボリューム」をリサーチするために頻繁に使用しています。1つワードを入れると、その関連キーワードとともに、月間検索ボリューム、推移、競合性などを一覧でき、キーワードの選定作業に活躍します。世にある無料ツールでは回数に制限があるなど実用には足らないため、keywordtoolでは有償版を使用しています。

基本的にすべて英語になるものの、キーワードリサーチ自体は日本語対応しているため通常の使用には問題なし。強いてあげるとすれば、過去のキーワードボリュームを直近１２ヶ月以上遡れると嬉しい。特にコロナ禍になってからは、それによる影響かどうかも見たいところ。Googleトレンドで推移は把握できるため、そのように別ツールと組み合わせて使うことになる。

外部SEOと呼ばれる、たとえばコンテンツSEOを用いて検索流入の獲得を行っていきたい企業におすすめ。特に立ち上げ時期のようにコストも人員も割きづらいようなフェーズだと、keywordtoolは低コストかつシンプルな機能ゆえに導入しやすい。あまり大掛かりなことをせず、コンテンツの作り込みを徹底するためのリサーチツールとしては十分です。