多くのクライアントがChatWorkを使ってのやりとりを希望してくるので、先方が「使ってくれ」と言うのなら、特に断る理由はないですよね。ツールとしてのメリットとして、誰が何を言ったのか非常に把握しやすいのと、グループチャットを複数作成しそれぞれ個別に管理することができるので、自分のタスクが把握しやすく、仕事のやり忘れや、報告漏れなどが起きにくいということがあるかと思います。また一度送信したメッセージを修正したり削除したりすることが後からいくらでもできるので、メッセージの送信ミスによる情報漏洩を防ぐことができ、言い間違いによるお互いの認識の食い違いなどを防ぎやすいのも良いと思います。

私はフリーランスとしてインターネット上で仕事をしているのですが、クライアントと仕事についてのやりとりをおこなう際に、ChatWorkを使うのが最適だと言われ利用する様になりました。ビジネスにおけるチャットツールと言うと、他にSlackやMicrosoftTeams、LINEWORKSなどが有名ですが、チャットワークは国産なので日本人にとって馴染みやすい仕様になっていますし、国内でのサポートも非常に手厚いのが、大きく普及している理由だと思います。

疎遠になってしまい、もう使わなくなったクライアントとのグループチャットを削除することができないのが煩わしいです。グループチャットの削除は現在管理者権限を持った人にしかできませんが、正直そういう仕様にする意味が私には分かりません。あと、グループチャットにおいては「To」機能を使わないと通知が来ないので、メッセージが送られてから何時間も後に気付くことがあったりするのも不便です。またこれは仕方のないことですが、GoogleやMicrosoftのサービスとの連携が弱いように感じますね。（Googleカレンダーとの連携はできます）

クラウドソージングで仕事をしている人にとっては、ほとんど必須と言えるレベルのツールではないでしょうか。チャットワークの利用料は月額500円と、ビジネスにおけるチャットツールの中においてはかなりコスパが良い部類に入るので、費用を抑えたいという人にとってもうってつけだと思います。それにタスク管理の機能が他のビジネスチャットツールと比べて優れているので、複数のクライアントと頻繁にやりとりをしている人にとっては、自分がいま誰からどれだけ仕事を請け負っていて、いつまでにやらないといけないのかを把握しやすいのも良いと思います。