【2023】クラウドサーバーを徹底比較!機能や価格・選び方を解説


クラウドサーバーは、インターネット経由でアクセスできる仮想サーバーの一種です。共有サーバー(一般的なレンタルサーバー)とは異なり、1台の物理サーバーの中に仮想専用サーバーを構築した状態で提供されます。

サーバーの構成やスペックを自由に変更でき、また従量課金制であることから、Webサイトや業務システムの構築のほか、一時的なアプリケーションの検証・開発環境としても最適です。

以下、クラウドサーバーについて、それぞれの特徴や機能、契約プラン、導入レビューを紹介します。選定に際して、導入メリットや選び方などの詳細を確認したい方は、選定ガイドをご参照ください。

クラウドサーバーで注目のサービス
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Amazon EC2
アマゾンウェブサービスジャパン株式会社
4.2
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Microsoft Azure
日本マイクロソフト株式会社
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さくらのクラウド
さくらインターネット株式会社
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クラウドサーバーの比較・レビュー

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クラウドサーバー
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Amazon EC2

アマゾンウェブサービスジャパン株式会社
4.2
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36人が「利用した」しています。
Amazon EC2は、アマゾンウェブサービスジャパン株式会社が提供するクラウドサーバーです。アカウントに紐付いた地域情報をもとに、世界各国に設置されたサーバー拠点から3つを割り当て、利用することができ、災害・障害発生時のサービス継続をサポート。そのほか、サーバー稼働率99.99%を保証し、高い信頼性を実現します。また、ロックダウン型セキュリティモデルを採用。不正ログイン・改ざんを最小化できます。さらに、最大400Gbpsというトップレベルの通信速度を提供。ストレスフリーな利用環境を実現します。

特長

  1. アカウント別に提供されるサーバー拠点と品質保証による高い信頼性
  2. ロックダウン型セキュリティモデルを採用し、不正ログインのリスクを最小化
  3. 400Gbpsの通信速度を誇る拡張ネットワーキングで、低遅延通信を実現

プラン・価格

  1. オンデマンドインスタンス
    約1ドル/1時間
  2. スポットインスタンス
    0.068ドル/1時間
など
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クラウドサーバー
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Microsoft Azure

日本マイクロソフト株式会社
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19人が「利用した」しています。
Microsoft Azureは、日本マイクロソフト株式会社が提供するクラウドサーバーです。サーバー構築から利用可能になるまでにかかるリードタイムが最短で5分と非常に短く、スピーディにサーバー環境の立ち上げを行えます。また、自社で運用中のオンプレミスサーバーと連携可能。データのバックアップを自動化したり、追加ストレージとして運用することもできます。さらに、最大利用金額を設定した短期間でのスポット運用に対応。設定した金額の範囲内でサーバーを構築・拡張し、通常のプランよりも低価格で利用できます。

特長

  1. サーバー構築から利用可能までのリードタイムは、最短5分
  2. オンプレミスサーバー内データの自動バックアップが可能
  3. 最大価格を指定した短期間のスポット運用に対応

プラン・価格

  1. 月額利用料
    425円/月額
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さくらのクラウド

さくらインターネット株式会社
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15人が「利用した」しています。
さくらのクラウドは、さくらインターネット株式会社が提供するクラウドサーバーです。本製品ではサーバー拠点を東京・北海道の2箇所に設置。複数拠点にサーバー環境を構築することで、災害や障害といったトラブルによって引き起こされるサーバー停止・接続不良のリスクを最小限に抑えます。また、サーバー設置・保守を任せられるほか、アクセス負荷・プライベートな環境構築といった要件にも柔軟に対応。サポート体制が充実しています。そのほか、データ転送量やリクエスト数による従量課金がなく、料金体系が非常にシンプルです。

特長

  1. サーバー拠点を国内複数箇所に設置し、災害・障害などのリスクを分散
  2. サーバー設置・保守代行、接続環境の構築など、充実のサポート体制を提供
  3. データ転送量やリクエスト数に応じた従量課金がない、シンプルな料金体系

プラン・価格

  1. サーバープラン
    1,540円/月額
  2. ディスクプラン
    880円/月額
など
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ALTUS

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社
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8人が「利用した」しています。
ALTUSは、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社が提供するクラウドサーバーです。4000社以上の導入実績を基盤とした品質保証と国際規格を取得したセキュリティによる、高い信頼性が大きな特徴です。また、コマンドなしでサーバー構築・運用、セキュリティ管理などを行えるため、サーバー運用作業の負担を軽減可能です。そのほか、リソース型とインスタンス型、2種類の料金プランを提供。運用状況に合わせてサーバーリソース拡張・縮小を行えるため、高いコストパフォーマンスを発揮します。

特長

  1. 4000社以上の導入実績を基盤とした安心の品質保証
  2. コマンド無しで直感的にサーバー構築・運用、セキュリティ管理が可能
  3. リソース型とインスタンス型、2つのプランによる高いコストパフォーマンス

プラン・価格

  1. ALTUS Basicシリーズ
    1,500円/月額
  2. ALTUS Isolateシリーズ
    2,170円/月額
など
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Alibaba Cloud ECS

SBクラウド株式会社
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2人が「利用した」しています。
Alibaba Cloud ECSは、SBクラウド株式会社が提供するクラウドサーバーです。サーバー環境の設定に関する柔軟性が非常に高く、CPU、メモリ、データディスクなどを、ニーズに合わせて調整可能です。また、自社の端末からシステムにリモートアクセスし、コンソール・APIなどを用いて保守・管理作業を行えます。さらに、複数のデータブロックサービスの組み合わせによる信頼性の高いデータストレージを利用できるほか、スナップショットを使用したバックアップで、迅速なデータ復旧を実現します。

特長

  1. CPU、メモリ、データディスクなど、ニーズに合わせた細かな調整に対応
  2. サーバー保守・管理やシステムの問題解決は、リモートアクセスで実行可能
  3. 信頼性の高いデータストレージと、迅速なデータ復旧機能を提供

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
    問い合わせ

クラウドサーバーの選定ガイド


クラウドサーバーとは

クラウドサーバーとは、インターネット経由でアクセスできる仮想サーバーの一種です。1台の物理サーバーの中に仮想専用サーバーを構築した状態で提供されます。

1台のサーバーを他の利用者と共有する一般的なレンタルサーバーと違って、クラウドサーバーは、個別で仮想サーバーを専有できるため、他の利用者からの干渉を受けることがありません。

また、管理画面から任意のタイミングでCPU数やメモリ容量、ストレージなどのスペックに加え、オプション追加などのカスタマイズを行うことができるため、アクセスの急増などのアクシデントに対して柔軟な対応をとることができます。

クラウドサーバーの特徴

サーバーの運用方法や社内の環境によって、向き不向きがあるため、まずはその特徴を把握する必要があります。その特徴を理解することで、導入に失敗するということを回避できるでしょう。

クラウドサーバーの特徴は次の3つです。

  1. 自社でサーバー構築が行える
  2. 初期費用がかからず、一時的な利用ができる
  3. アクセスの増減に応じてスペックをすばやく変更できる

1. 自社でサーバー構築が行える

クラウドサーバーを利用する際、ベンダーから提供されるのは仮想化されたサーバにとどまり、サーバーの構築・運用は自社で行うことができます。

そのため、すでに自社で運用しているシステムに合わせて、インストールするOSやソフト、アプリケーションを選び、自社に最適なサーバーにカスタマイズすることが可能です。

ただし、サーバーを構築・運用をする専門人材が必要とされるため、サーバー管理にかけるリソースや知識が不足している場合は、サーバーの運用や構築を代行するサービスも併せて検討しましょう。

2. 初期費用がかからず、一時的な利用ができる

クラウドサーバーの料金体系は、サーバーの運用・構築を自社で行う分、初期導入費が無料のサーバーを利用した分だけ運用コストが発生する従量課金制であることが多いです。

導入後に定額料金を支払い続ける一般的なレンタルサーバーとは異なり、クラウドサーバーは試験的なアプリケーションの開発といった短期間のみの利用や、一時的なサーバーの利用でも不要なコストが発生しません。

3. アクセスの増減に応じてスペックをすばやく変更できる

クラウドサーバーは、CPU数やメモリ容量、ストレージ容量といったサーバースペックを自由に変更可能です。

たとえば、突発的なアクセス増加や繁忙期に合わせて、スペックのアップグレードが必要になった際にもすばやく柔軟に対応できます。

クラウドサーバーの選び方・比較ポイント

クラウドサーバーの選定時には、あらかじめ自社が想定するクラウドサーバーの利用要件を明確にしたうえ、以下のポイントを押さえておきましょう。

  1. セキュリティ
  2. サポート体制

1. セキュリティ機能

クラウドサーバーには、パスワード管理、ファイアウォール、アンチウイルスソフトなどの基本的なセキュリティ機能が標準搭載されています。ただし、高度なセキュリティ機能はオプションで提供されており、ベンダーによって種類が異なるため注意が必要です。

自社の情報セキュリティポリシーを満たす機能がサーバーに搭載できるのかを確認しましょう。また、企業のセキュリティポリシーによっては、国外にデータが保管されることや、自社のデータが海外の法律に準拠することを許容していない場合があるため、サーバーが設置されている場所も併せて確認が必要です。

2. サポート体制

サーバー側に支障が出た場合、サーバーを利用する業務にも影響が出る可能性があるため、ベンダーのサポート体制を確認する必要があります。

サーバー側に問題が発生した場合、サーバーを利用する業務がその影響を受ける可能性があります。トラブルの際にどんなサポートを受けられるのかをあらかじめ確認しておきましょう。

ベンダーのサポート体制にはばらつきがあり、24時間対応受付が可能なところもあれば、平日のみの受付、メール・チャットでの対応のみなど、場合によっては十分なサポートを受けられない可能性があります。

海外製品を利用する場合は、問い合わせの手段や時間帯、担当者、サポートを受けられる言語をあらかじめ確認しておきましょう。

クラウドサーバーに関するよくある質問

1. クラウドサーバーとは何ですか?

インターネット経由でアクセスできる仮想サーバーです。1台の物理サーバーの中に仮想専用サーバーを構築した状態で提供されます。従量課金制、サーバーのカスタマイズ性、構成やスペックの自由な変更などの特徴があります。

2. クラウドサーバーとレンタルサーバーの違いは何ですか?

一般的なレンタルサーバー(共有サーバー)は、1台の物理サーバーを他の利用者と共有します。クラウドサーバーは、個別で仮想サーバーを専有できるため、他の利用者からの干渉を受けることがありません。

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