ノーコードでkintoneのアプリ間集計のデータ編集フローを構築できて、その処理を特定のタイミングで実行できるようになります。弊社では、スケジュール実行プランを活用中です。活用事例をいくつかあげると、「計画アプリと実績アプリ間の集計を行い予実情報を計算する」「各部門・チームからの請求データを管理する複数アプリからデータを集めて、当月の請求情報を計算する」「全社管理している取引先台帳の最新データを、会計freee連携形式に加工して請求情報に統合する」等です。

kintone活用を進めていった結果、アプリ間の集計を基本機能で行えない事が課題になりました。具体的には、年間売上目標の月次計画に対する進捗情報を算出するにあたり、計画数値アプリと実績数値アプリをまたいで集計する必要がありました。

慣れてくれば問題ないのですが、データ編集フローを構築する画面のUIが少しわかりにくいです。社内で使い方を共有したのですが、人によっては拒否反応を示す事がありました。機能的には大満足なので、UIがとっつきやすくなると活用できる人が増えそうです。

kintoneでアプリをいくつか構築・活用し、アプリ間の集計をしたくなってきた方におすすめです。個人的には、kintoneの良さの一つはシンプルさだと思っています。基本路線はkintoneの基本機能の制約内でどう構築すべきかを検討し、どうしても実現したい機能はkrewDataを活用して極力シンプルにデータ編集フローを構築することをおすすめします。