Skyepと同じく、複数国で一度に電話を繋げられるので、簡易的な国際音声会議として使えたのは良かったです。また1アカウントにつき電話番号を複数取得することができることも魅力でした。フリーランスとしてWebディレクター、海外渡航コーディネーター、営業企画など複数の役割で仕事を受けていたので、ビジネス用とプライベート用で電話番号を分けて使っていました。支払い方法はSkypeクレジット（定額プリペイド方式）でしたが、当時はほぼ毎日使用していたので費用対効果はそれなりに良かったと思います。

シンガポール勤務を終え日本帰国してから、しばらくフリーランスとして現地法人と仕事をしていたときに同僚からおすすめされ使用していました。

海外出張に行ったときや、日本から海外のクライアント（固定電話・携帯電話含む）に連絡を取りたいときは便利でしたが、日本から電話をかけると相手には「非通知」と表示されてしまうのがネックでした。何度もメッセージで「今お電話いただきましたか？」と確認作業が発生し、結果的に非効率でした。また通話のクオリティがインターネット環境に左右されやすく、公共Wi-Fiに繋げているときは途中で途切れてしまうことが多かったです。

海外複数拠点と日常的に連絡を取っている方、日本でも貿易・観光関係の業務などで複数国と頻繁に連絡を取る方にはおすすめです。日本国内の通話比率が高ければ、月額基本料金のかからないSMARTalkの方がコストを抑えられるので、金額重視の方には個人的にはおすすめしません。