バージョン管理ができるので、エンジニアの作ってるプログラムだけではなく、就業規則や会社の規程などでも同じように改定したときにどの部分を追加し、削除したのかと、なぜその意図を書けるのが良いところです。GitHubについてエンジニアから聞いて一番感銘を受けたのは、”なぜこの開発をするのか”と議論の履歴を残すことは今いる人達のためだけではなく、これから入ってくる人のための役に立つという考え方でした。私が一時期法務を見ないといけなかったときに、法務相談をGitHubのIssue上で行った記事(https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/30679)はエンジニアリング以外でも使える事例です。

入社時から既にエンジニアだけではなく、ビジネスもコーポレートも含めて全社活用がされていました。

機能が多いので何ができるかエンジニア以外には取り付きにくいところがある、ローカライズはされているけど英語がある程度読めることが前提で作られており親切ではない。エンジニアの人たち向けにはGitHubの解説本やWebサイトが充実しているので特に問題ないと思います。

おそらくエンジニアは大体GitHub使うと思うので、全社で使うとよいかもしれない会社について言及すると開発メンバーが全体の半分以上だったりプロダクト開発が中心の時期などには、GitHubを使うという選択肢はあると思います。非エンジニアの社員数が半数を超えるとGitHubの使い方を教えるのが大変になるので向いてないかもしれないです。