【2024】オンラインストレージを徹底比較!機能や価格・選び方を解説


オンラインストレージ(クラウドストレージ)は、インターネット上にあるデータ保存環境のことです。インターネット環境下であれば、どのデバイスからでもストレージやファイルに直接アクセスできます。

また、以下のような特徴を活かして、従来より企業の生産性を高めることが可能です。

  • 組織内のファイルを一元管理
  • ファイルの共有・転送が容易
  • 複数人で同時に共同編集が可能
  • 自動バックアップ

以下、国内外のオンラインストレージについて、それぞれの特徴や機能、料金プラン、導入レビューを紹介します。サービスの選定に際して、基本機能や導入メリット、選び方などの詳細を確認したい方は、選定ガイドをご参照ください。

オンラインストレージで注目のサービス
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Kdan Cloud
株式会社 Kdan Japan
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iCloud Drive
Apple Japan合同会社
4.2
無料期間あり
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オンラインストレージの比較・レビュー

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Kdan Cloudは、Kdan Mobile Software Ltd.が提供するオンラインストレージです。ファイル、動画、写真の管理を行うことができ、同社が提供するサービス群「Document 365」や「Creativity 365」と連携することでそれぞれのサービスで作成された動画やドキュメントの容量を気にすることなく利用することができます。Kdan CloudはTSL/SSLやRESで暗号化されており、パスワード設定も可能なため、強固なセキュリティ環境で安心したデータ共有が可能です。

特長

  1. 個人・企業ともに利用できる総合的なクラウドストレージ
  2. PDF編集ソフトや動画編集ソフトとの連携によるデータバックアップの効率化
  3. 暗号化技術によるセキュアな環境で作業可能

プラン・価格

  1. 無料版
    0ドル
  2. Kdan Cloud
    2.99ドル/月額
など
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1354人が「利用した」しています。
Googleドライブは、Google合同会社が提供するオンラインストレージです。ビジネスに必要なツールがパッケージ化されたGoogle Workspace(旧称 G Suite)の一部機能として提供されています。Google独自の高度な検索機能を持ったGoogleドライブは、資料を一元管理できると同時に目的のコンテンツを探すのも簡単。Google Workspaceを利用していない場合でも、既存のシステムを統合することでストレージ上で情報の閲覧、共同編集が行えるファイル形式は100種類を超えます。Googleが提供するGoogleスプレッドシートなどのクラウドネイティブアプリはオフラインでも編集可能。デバイスや場所を問わずに作業を進め、チームの生産性を向上させます。

特長

  1. Google独自の検索機能でコンテンツ探しが簡単に
  2. 対応ファイル形式は100種類以上。既存ツールと統合して一元管理
  3. Google提供のドキュメントアプリはオフラインでも編集可能

プラン・価格

  1. 初期費用
    0ドル
  2. Essentials
    10ドル/月額
など
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iCloud Drive

Apple Japan合同会社
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683人が「利用した」しています。
iCloud Driveは、Apple Japan合同会社が提供するオンラインストレージサービスです。あらゆるApple製デバイスに組み込まれており、ユーザーはAppleIDを作成することで5GBのストレージを無料で利用することができます。保存されているファイルは名前の変更や色によるタグ付けなど、分かりやすいように整理を行うことができ、その変更内容は各デバイスにも自動的に反映されます。フォルダとファイルは簡単に共有することができ、Apple製デバイス、もしくはWebブラウザでアクセスが可能。閲覧や編集などの権限は自由にコントロールを行い、安全に共同作業を行うことができます。

特長

  1. Apple製デバイスに組み込まれた無料で使えるオンラインストレージ
  2. 保存ファイルは色でタグ付けなどを行い、分かりやすく整理
  3. ファイルやフォルダを共有して、共同作業を実施

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
    0円
  2. 容量追加
    130円〜/月額
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Dropbox Business

Dropbox Japan株式会社
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252人が「利用した」しています。
Dropbox Businessは、Dropbox Japan株式会社が提供するオンラインストレージです。コンテンツからツールまで、作業に必要なものをすべてDropbox上の1ヶ所に集めます。Microsoft OfficeのファイルやGoogleスプレッドシートやドキュメントなどのファイルもすべてDropboxで作成、保管、共有が可能です。Dropbox Spaceを利用するとフォルダ単位でプロジェクトに必要なツールやドキュメントを分かりやすくまとめることができます。情報を効率的に集約し、セキュリティ対策も万全なDropboxは世界で50万以上のチームに選ばれています。

特長

  1. コンテンツやツールなど、作業に必要なものはすべてDropbox上に集約
  2. Dropbox Spaceで共同作業のためのワークスペースを作成
  3. 世界で50万以上のチームに選ばれているDropbox Business

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. Professional
    2,400円/月額
など
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Box

株式会社Box Japan
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205人が「利用した」しています。
Boxは、株式会社Box Japanが提供するオンラインストレージです。「働き方をシンプルに」をコンセプトに、コンテンツの一元管理によるシームレスな情報共有・共同作業はもちろん、反復作業のワークフロー業務の効率化にも貢献します。1,500以上のアプリと統合可能で、Microsoft Office 365やG Suite、Slackなどの操作をBoxで操作、管理が可能に。顧客企業数97,000以上、68%がフォーチュン500企業という、多くの企業に支持をされているサービスです。

特長

  1. 「働き方をシンプルに」するコンテンツの一元管理
  2. 1,400以上の統合可能なアプリと連携してスムーズなコンテンツ管理
  3. 顧客企業数は97,000以上を誇り、68%はフォーチュン500企業

プラン・価格

  1. 初期費用・Individualプラン Individual
    0円
  2. Individualプラン Personal Pro
    1,200円/月額
など
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OneDrive for Business

日本マイクロソフト株式会社
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128人が「利用した」しています。
OneDrive for Businessは、日本マイクロソフト株式会社が提供するオンラインストレージです。ビジネスのために設計されたOneDriveはMicrosoft365とシームレスに連携し、業務で使用するファイルを一元管理することができます。Microsoft Teams、SharePointからもアクセス可能で、OneDriveをハブとした共同作業が可能。厳重なセキュリティでファイルを保護するため、社外との情報共有も安心して利用できます。全米の高収入企業であるフォーチュン500の企業のうち85%以上がOneDriveを使用しており、高い信頼感と評価を得ています。

特長

  1. Microsoft365とシームレスに連携し、ファイルへのアクセスをスムーズに
  2. OneDrvieにある情報を守るセキュリティ対策とファイル使用の可視化
  3. フォーチュン500の企業のうち85%以上が選ぶ、信頼のあるシステム

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. OneDrive for Business (Plan 1)
    540円/月額
など
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firestorage

ロジックファクトリー株式会社
4.5
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55人が「利用した」しています。
firestorageは、ロジックファクトリー株式会社が提供するオンラインストレージです。firestorageは月間800万人が利用する、会員登録不要のオンラインストレージサービスです。法人プランではビジネスシーンに合わせ、専用回線でデータのやり取りを高速化し、独自ドメインやロゴの挿入などが可能になります。日本国内のデータセンターを利用するなど高レベルなセキュリティで業務を支援します。ユーザー登録数に上限はなく誰でも必要に応じて利用でき、不審なユーザーはアクセスログで管理することができます。

特長

  1. 月間800万人が利用するオンラインストレージの法人プラン
  2. 法人でも安心のハイレベルなセキュリティ
  3. ユーザー登録は無制限。誰でも大量送信、大量保存が可能

プラン・価格

  1. 初期費用
    50,000円~
  2. プラン1
    89,800円/月額
など
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Amazon Drive

Amazon.com, Inc.
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28人が「利用した」しています。
Amazon Driveは、Amazon.com, Inc.が提供するオンラインストレージサービスです。Amazonに登録しているユーザーが利用できるサービスで、5GBのストレージを無料で利用することができます。プライム会員の場合は、写真の保存が無制限になります。Webブラウザでアクセスできる他に、デスクトップアプリやスマホ、タブレットなどの専用アプリから簡単にアクセスすることができます。バックアップツールとして利用することができ、デバイスの容量確保に活用することができます。

特長

  1. Amazonに登録して5GBのストレージが無料で利用できる
  2. さまざまなデバイスから簡単にアクセスが可能
  3. デバイス上にあるファイルのバックアップツールとして利用できる

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
    0円
  2. 容量追加
    250円〜/月額
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19人が「利用した」しています。
KDDIファイルストレージは、KDDI株式会社が提供するオンラインストレージです。『簡単』『安全』『低価格』のコンセプトを基に、さまざまなデバイスからインターネット接続を通じて保存されているファイルにアクセスできるオンラインストレージサービスを提供しています。提案資料などはスマートデバイスから直接アクセスすることで、最新データを使用したプレゼンテーションが可能です。アクセス性の高いシステムはKDDIによる充実のセキュリティで、厳重にデータを保護。情報漏洩リスクを軽減しながら社内の情報共有・共有環境の改善を図ります。

特長

  1. 『簡単』『安全』『低価格』でリアルタイムビジネスを実現
  2. KDDIが提供する充実のセキュリティで安心して利用できる
  3. ファイル共有コスト削減と情報共有効率化を実現

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. ID単位コース 基本サービス
    300円/月額
など
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PrimeDrive

ソフトバンク株式会社
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6人が「利用した」しています。
PrimeDriveは、ソフトバンク株式会社が提供するオンラインストレージです。サービス提供開始以来1,300社以上の導入実績を誇り、簡単な操作性と安心のセキュリティで選ばれています。データ受け渡しによる情報漏洩を防止する上で必要なセキュリティ要件や管理機能が備わっており、金融機関などでも利用されています。デバイスを問わずどこからでもアクセスが可能で、iPad、iPhoneを活用したペーパレス会議やプレゼンテーションにも活用できます。10,000ユーザーまで追加費用なしで登録できるため、社内の情報共有を効率化します。

特長

  1. 簡単な操作性と安心のセキュリティで導入実績は1,300社を突破
  2. 高いセキュリティレベルでデータを保護。金融機関にも選ばれるシステム
  3. 10,000ユーザーまで自由に登録可能。会社全体での情報共有を活性化

プラン・価格

  1. 初期費用
    30,000円
  2. 1GB~9GB
    12,000円~/月額
など
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Zoho Docs

ゾーホージャパン株式会社
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5人が「利用した」しています。
Zoho Docsは、ゾーホージャパン株式会社が提供するオンラインストレージサービスです。サイズの大きいファイルの保存や、メールやスキャナーからの保存など、さまざまなファイルの保存シーンに対応しています。デスクトップとの双方向の同期も行うことができ、オフラインでの作業も可能です。ファイル管理やバックアップの業務効率化をサポートします。高いセキュリティ機能を持ち、ユーザー管理にも長けています。ログやユーザー統計・レポート機能も搭載しているため、監査対応も万全です。

特長

  1. さまざまなファイルの保存シーンに対応したクラウドストレージ
  2. デスクトップと同期を行い、オフラインでも最新ファイルで作業可能に
  3. 高いコンプライアンス標準を満たしたセキュリティと万全の情報管理体制

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. スタンダード
    480円/月額
など
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SugarSync

SugarSync,Inc.
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4人が「利用した」しています。
SugarSyncは、SugarSync,Inc.が提供するオンラインストレージサービスです。ローカルにあるフォルダを自動的にオンラインストレージ上に同期し、ローカルからでもオンラインストレージ上でもファイルの編集や更新を行うことができます。ファイルをチームに共有する場合は読み取り専用、特定メンバーへの共有など、さまざまな制御が可能。ファイルの同期解除も簡単に行えるため、安全に作業を行うことができます。複数デバイスからの同期も簡単に行えるため、時間や場所を問わずに作業をを行うことができます。

特長

  1. ローカルにあるファイルが自動的に同期されるオンラインストレージ
  2. 制御の効いたファイル共有と、簡単な同期解除で安全に共有・作業ができる
  3. 複数デバイスでの同期が可能。いつでもどこでも作業ができる

プラン・価格

  1. 初期費用
    0ドル
  2. 個人向けプラン
    6ドル〜/月額
など
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TeraCLOUD

ジャストプレイヤー株式会社
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2人が「利用した」しています。
TeraCLOUDは、ジャストプレイヤー株式会社が提供するオンラインストレージです。PCやスマホの大事なデータのバックアップに最適な個人向けサービスです。国内サーバーを利用しており、厳重なセキュリティと、高速なデータ転送処理が特長です。また、WebDAVというプロトコルを利用し、デバイスを問わずTeraCLOUDへアクセス可能。大容量ストレージで、バックアップファイルの選定に頭を悩ませることがありません。

特長

  1. 大容量ストレージでPCやスマホのデータをバックアップ
  2. データは国内サーバーに保存。厳重なセキュリティと高速データ通信が可能
  3. WebDAVプロトコルを採用。さまざまなアプリからデータにアクセス

プラン・価格

  1. 初期費用・無料アカウント
    0円
  2. 有料アカウント(300GB)
    880円/月額
など
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2人が「利用した」しています。
FUJITSU Cloud Service クラウドファイルサーバーは、富士通株式会社が提供するオンラインストレージサービスです。Windowsのエクスプローラーで操作を行うため、新しく操作を覚えることなく簡単に使い始めることができます。ファイルの操作も簡単で、クラウドファイルサーバー上でファイルの編集も可能です。ファイルと通信はすべて暗号化され、データは冗長化して保管。ユーザーのアクセス権限も細かく設定でき、高いセキュリティでデータを保護します。ユーザー数やストレージ容量は画面から簡単に設定を変更できるため、無駄なコストの削減やスモールスタートにも最適です。

特長

  1. Windowsのエクスプローラーを利用し、簡単に操作ができる
  2. 高いセキュリティでデータを保護。安心して利用できる
  3. ユーザー数・ストレージ容量は画面から自由に変更可能

プラン・価格

  1. 初期費用
    10万円
  2. 月額費用
    問い合わせ
など
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セキュアSAMBA

スターティアレイズ株式会社
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2人が「利用した」しています。
セキュアSAMBAは、スターティアレイズ株式会社が提供するオンラインストレージサービスです。アクセス経路とファイルはすべて暗号化されており、さまざまなデバイスから安全にアクセス可能。テレワークや、外出先での資料確認にも最適です。官公庁、大企業を始め、企業規模を問わずに2,000社以上に導入されており、継続利用率は98%に上ります。また、従業員100名未満のSaaS型コンテンツ・コラボレーション市場では3年連続シェア1位を獲得。導入前から運用開始後まで、徹底したサポート体制を敷いており、スムーズな業務運用を支援します。

特長

  1. アクセス経路とファイルはすべて暗号化。さまざまなデバイスでアクセスできる
  2. 企業規模問わず2,000社以上に導入。利用継続率は98%を誇るサービス
  3. 専任担当者による導入前から運用開始後までの徹底したサポート

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. フリープラン
    0円/月額
など
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ixMark

ixMark株式会社
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1人が「利用した」しています。
ixMarkは、ixMark株式会社が提供するオンラインストレージサービスです。1TBのストレージ容量が1ユーザーあたり990円で利用でき、大容量ファイルの取り扱いも可能なコストパフォーマンスの高さが特徴です。初めて利用する方でも分かりやすいインターフェースと、テレワークにも最適な共同作業に便利な機能を搭載しており、チームでの作業効率を最大化します。セキュリティにおいては、ISMS取得済みのデータセンターを基盤とし、VPNにてクラウドとLAN接続。通信はすべて暗号化され、社内ネットワークと同等のセキュリティレベルを実現しています。

特長

  1. 1TB容量を1ユーザー990円で利用できるコストパフォーマンスの高さ
  2. 共同作業に便利な機能を搭載し、テレワークにも最適
  3. VPNでクラウドとLANを接続。社内ネットワークと同等のセキュリティレベル

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. ライトプラン
    19,800円/月額
など
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Jector

株式会社ねこじゃらし
Jectorは、株式会社ねこじゃらしが提供するオンラインストレージサービスです。クリエイターを支えるクラウドストレージとして、容量やファイルフォーマットに制限されることなくデータを扱うことができます。また、対応しているプレビューの幅も広く、保存しているファイルの確認も簡単です。共同作業を行うメンバーごとに5段階の権限を設定し、保存ファイルを安全に管理します。リンクを発行してアカウントを持たないメンバーとのファイル共有も可能です。セキュリティ機能やログ管理機能を搭載し、堅牢かつセキュアなデータセンター・専用クラウドによるインフラで、セキュリティ面も安心して利用できます。

特長

  1. 幅広いファイル形式に対応したクリエイターを支えるストレージサービス
  2. 5段階のユーザー権限を設定し、安全にファイル共有・共同作業を実施
  3. 厳重なセキュリティ対策の敷かれた環境で安心して利用できる

プラン・価格

  1. 初期費用
    問い合わせ
  2. 月額費用
    問い合わせ
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4Sync

4Sync Inc.
4Syncは、4Sync Inc.が提供するオンラインストレージサービスです。1TBの大容量ストレージが利用でき、最大20GBのファイルのアップロードに対応しています。さまざまなデバイスに対応しており、簡単にファイルへのアクセス・編集が可能。ファイルはクラウド上で常に同期されるため、いつでも最新の内容を確認することができます。共同作業を行う場合は、共有リンクの発行、もしくは共有したいフォルダやファイルにユーザーを招待します。閲覧・編集などの権限をコントロールし、安全なファイル共有を実現します。コメント機能も搭載されており、スムーズなコミュニケーションも支援します。

特長

  1. 1TBの大容量ストレージと最大20GBのファイルアップロードに対応
  2. ファイルは常に同期され、最新の状態を確認することができる
  3. 権限を設定してファイル・フォルダを共有。コミュニケーション機能も搭載

プラン・価格

  1. 初期費用
    0ドル
  2. 4Syncプレミアム
    16.99ドル/月額
Wasabi Hotクラウドストレージは、Wasabi Technologies, Inc.が提供するオンラインストレージです。データの書き込みや読み込みが速い、無制限に利用できる大容量のクラウドストレージサービスです。強固なセキュリティ機能を有しており、耐久性や整合性も高水準。安心安全の運用を実現します。国内外のリージョンに柔軟に対応しているため、データの遅延もほとんど起きません。全世界の35,000社以上が導入しており、1TBあたり月額6.99ドルの低コストで運用できます。

特長

  1. 素早い書き込みと読み込みが可能な容量無制限のクラウドストレージ
  2. セキュリティ、耐久性、整合性が高水準で揃ったクラウドストレージサービス
  3. 35,000社に導入された、国内外のリージョンに対応しているサービス

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. 従量課金モデル
    6.99ドル~/月額
など
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1人が「利用した」しています。
eTra COLLABOは、株式会社NSDが提供するオンラインストレージサービスです。「フォルダツリー表示」をインターフェースとして持ち、誰でも直感的に操作を行うことができるとともに、デバイスフリーでどこからでもアクセスすることができます。コミュニケーション機能も搭載しており、ファイル共有だけではなく円滑な情報共有を実現。チャットやポータル機能でコミュニケーションを活性化します。オンプレミス型とクラウド型の2種類でシステム提供を行っており、ユーザー数無制限で利用可能。全社で導入する場合でも、リーズナブルに利用することができます。

特長

  1. 「フォルダツリー表示」で誰でも直感的な操作が可能
  2. コミュニケーション機能を搭載し、円滑な情報共有を実現
  3. ユーザー数無制限で利用できるリーズナブルな料金体系

プラン・価格

  1. 初期費用(クラウド型)
    0円
  2. 月額基本料(クラウド型)
    32,000円/月額
など
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Fleekdrive

株式会社Fleekdrive
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1人が「利用した」しています。
Fleekdriveは、株式会社Fleekdriveが提供するオンラインストレージです。複数人での共同作業にフォーカスを当て、チャットでリアルタイムにコミュニケーションをとりながらチームの共同作業を最大化する「ファイル・コラボレーション」を実現します。初期費用を抑えての導入や、人数規模に合わせて柔軟に設定できるユーザー管理機能なども充実しており、スタートアップから大企業まで世界190ヶ国で導入されています。目的に合わせたファイル共有機能や、他サービスとの連携によるワークフローの自動申請など、社内外問わずチームメンバーとのシームレスな連携を可能にします。

特長

  1. チャットでリアルタイムに議論しながら共同編集。作業効率の向上に貢献
  2. 人数規模に合わせてユーザー管理は柔軟に。内部統制も強化
  3. 目的に合わせて選択できる、セキュアなファイル共有方法

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. Team
    500円/月額
など
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Acronis Cyber Files

アクロニス・ジャパン株式会社
Acronis Cyber Filesは、アクロニス・ジャパン株式会社が提供するオンラインストレージサービスです。MacやWindowsでのファイル操作はもちろん、モバイルデバイスでも利用しやすく、生産性向上をサポートします。iOS向けFIPS 140-2認定暗号化を含む業界最高水準のセキュリティと、ユーザーの権限管理や監査証跡機能など、組織管理に必要な機能も搭載しています。サービスプロバイダー向けに設計されており、業務システムとの統合や顧客管理なども考慮されており収益化をサポートします。

特長

  1. PCデバイスはもちろん、モバイルデバイスでの業務遂行も強力にサポート
  2. iOS向けFIPS 140-2認定暗号化など、業界最高レベルのセキュリティ
  3. サービスプロバイダー向けに設計され、業務システムと統合が可能

プラン・価格

  1. 初期費用
    問い合わせ
  2. スタンダードライセンス年間保守費用
    問い合わせ
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青雲

ユーザーサイド株式会社
青雲は、ユーザーサイド株式会社が提供するオンラインストレージサービスです。300GBから10TBまでの専用ストレージスペースを、ユーザー数無制限かつ他社と比較して低価格で利用することができます。多くのユーザーで利用できるとともに、ユーザーやグループ、ストレージ容量など、充実した管理者機能も搭載。通信はすべて暗号化されており、ファイルの共有設定などでセキュリティ対策も行うことができます。オプション機能でVPN設定やActive Directoryとの連携でより強固なセキュリティや管理も可能です。

特長

  1. 大容量のストレージスペースをユーザー数無制限で利用できる
  2. 充実の管理者機能で効率的かつ安全な運用を支援
  3. 通信はすべて暗号化。細かな共有設定やオプションでセキュリティ対策も万全

プラン・価格

  1. 初期費用
    20,000円
  2. 月額費用
    12,800円〜/月額
など
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securestorage

クオリティソフト株式会社
QualitySoft SecureStorageは、クオリティソフト株式会社が提供するオンラインストレージサービスです。ストレージ容量とファイルサイズの上限の組み合わせで料金が設定されており、登録できるユーザー数はどのプランでも無制限です。低価格で気軽に利用できるサービスですが、データ管理やセキュリティ対策など、企業として必要な機能はしっかりと搭載しています。社内外のファイル共有を安全・安心・安価に行うことができるため、働き方改革やテレワークを推進している企業を強力にサポートします。

特長

  1. 低価格でユーザー数は無制限の高いコストパフォーマンス
  2. データ管理やセキュリティ対策機能もしっかり搭載
  3. ファイル共有などがテレワークの障壁になっている企業を強力サポート

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. ベーシック
    10,000円/月額
など
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FINALBOX

TANGENT-X株式会社
FINALBOXは、TANGENT-X株式会社が提供するオンラインストレージです。データ保管36年の経験で、データはアカウントを削除しない限り無期限でセキュアに保存されます。専用ソフトのインストールは不要、インターネットに繋がる場所であればPC、iPhone、Android端末を使用して海外からでもアクセス可能です。重層的な保管システムでバックアップ体制を整えており、安心の環境で利用できます。

特長

  1. データ保管36年のノウハウで格納ファイルを無期限保存
  2. ブラウザ操作を前提とした誰でも使えるシステム
  3. 重層的な保管システムでのバックアップで安心して利用できる

プラン・価格

  1. 初期費用・無料プラン
    0円
  2. 月額費用
    1,000円/月額
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Everidays

株式会社yett
Everidaysは、株式会社yettが提供するオンラインストレージサービスです。企業に求められる「セキュリティ」と「使いやすさ」を考えて生まれたシステムです。厳重なセキュリティ対策とログなどのユーザー管理機能で、企業の重要な情報を守ります。操作性や使いやすさにもこだわり、エクスプローラーやFinderのような慣れ親しんだデザインで誰でも簡単に利用することができます。また、ファイルを端末と同期しないため「同期待ち」や「端末の処理遅延」などがなくレスポンス速度も早いのが特徴です。ファイルはワークスペースごとに共有設定できるため、プロジェクトに必要なファイルを一度で共有可能。ビジネスチャット機能などと連携し、チームのコラボレーションを加速させます。

特長

  1. 厳重なセキュリティ対策で企業の重要な情報を守る
  2. 操作性や使いやすさにこだわった画面設計や機能を搭載
  3. チームコラボレーションを加速させ、業務をスムーズに遂行

プラン・価格

  1. 初期費用・フリープラン
    0円
  2. ライトプラン
    480円/月額
など
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Proself

株式会社ノースグリッド
Proselfは、株式会社ノースグリッドが提供するオンラインストレージサービスです。サーバーソフトウェアのため、セキュリティレベルやバックアップポリシー、データ容量など、企業に合わせて柔軟に構築することが可能です。サーバー1台あたりのライセンス料、年間保守費用というシンプルな料金体型で低価格。アカウントがないユーザーともファイルの共有が可能で、ダウンロード回数や期間の設定もできるため、高いセイキュリティレベルの中でファイルのシェアが可能です。

特長

  1. サーバーソフトウェアの提供で、柔軟な条件での自社構築が可能
  2. ライセンス料と年間保守費用でわかりやすい料金体系
  3. 簡単でセキュアにファイル転送が可能。3ヶ国語に対応も

プラン・価格

  1. 初期費用
    17.8万円〜
  2. オプション機能
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IMAGE WORKS

富士フイルム株式会社
IMAGE WORKSは、富士フイルム株式会社が提供するオンラインストレージサービスです。AI検索など、優れた検索機能を搭載しており、ファイル活用や管理を効率的に行うことができます。閲覧性や操作性にも優れており、ファイル登録時に閲覧用の画像サムネイルが設定されるため一覧でも見やすく、すぐにファイルを見つけることができます。また、ドラッグアンドドロップや右クリックでのショートカット操作なども充実。直感的に操作を行うことができます。コンテンツ管理システムをベースとしているので、取引先や社内のチーム用に資料共有のためのサイトを作成でき、共有も簡単。2,000サイト以上が作成され、幅広い企業の情報共有に活用されています。

特長

  1. AI検索機能を搭載。優れた検索性で欲しいファイルが「探せる」「見つかる」
  2. 高い閲覧性と操作性で、初めて使う人でもわかりやすいシステム
  3. 資料共有サイトを作成し、社内外に簡単で安全な資料共有が可能

プラン・価格

  1. 初期費用
    15,000円〜
  2. 月額費用
    15,000円〜/月額
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Fileforce

ファイルフォース株式会社
Fileforceは、ファイルフォース株式会社が提供するオンラインストレージサービスです。企業全体の利用状況を可視化、一元的な統制を可能にし、大幅な生産性アップと効率性アップを実現します。既存で使用していたファイルサーバーと同様の使用感で利用できるため、使い方や運用を変更する必要がなく導入負荷を軽減することが可能。管理者も社員も使い勝手がよいシステムです。パートナー企業やクライアントとも多様な認証方式を用いて安全で簡単にファイル共有を行い、コラボレーションを行うことができます。

特長

  1. 企業全体の利用状況を可視化・管理することで強力な中央集権管理を実現
  2. ファイルサーバーと同様の使用感で導入負荷を抑えてスムーズに運用できる
  3. パートナー企業やクライアントとのセキュアなファイル共有が可能

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
    問い合わせ

オンラインストレージの選定ガイド


テレワーク制度や在宅勤務の導入によって、自宅やコワーキングスペースからデータの確認やファイル共有をする機会が増えていることから、それぞれが場所を選ばずにアクセスできるオンラインストレージの需要が拡大しています。

ファイルの保管庫は、業界・業種を問わず必要とされるため、多くの企業がオンラインストレージを導入していますが、一方で、新規導入の必要性やセキュリティリスクの懸念から、なかなか導入に踏み込めない企業も少なくありません。

本記事では、オンラインストレージについて、その特徴や導入メリットをわかりやすく解説しています。また、サービスの選び方や運用時のポイントも紹介していますのでぜひご参照ください。

オンラインストレージとは

オンラインストレージとは、インターネット上にあるデータの保管環境のことです。またクラウドストレージとも呼ばれます。パソコン内のハードディスクやUSBメモリと同じように、データの保存やフォルダ作成などが可能です。

オンラインストレージはクラウドサービスであるため、アカウント登録(会員登録・法人契約)を行いログインして利用します。アカウント登録後はすぐに利用開始でき、ID・パスワードのログイン情報さえあれば、スマホ・パソコン・タブレットのどのデバイスからもアクセス可能です。

オンラインストレージの導入メリット

オンラインストレージを導入することで、以下のようなメリットを享受できます。

  1. 組織内のファイル管理を効率化
  2. アクセス性の向上による業務生産性の改善
  3. データの紛失リスク低減
  4. 社内サーバーより低コストで導入可能

以下、オンラインストレージの特徴を、ファイルサーバーでデータの保管・管理を行なっている場合、あるいはパソコンや外部ストレージへで各自がファイル管理を行なっている場合と比較しながら解説します。

1. 組織内のファイル管理を効率化

オンラインストレージを利用すると、社内に散在しているデータをオンライン上で統合して一元管理することができます。

各自のデバイス(PCやスマホ)にオンラインストレージフォルダが生成され、ファイルの作成、変更、削除は全デバイスに自動同期されるため、常に最新のファイルデータを確認することが可能です。

部門間でデータのやり取りや共同編集を行う際にも、メールでのファイル添付や更新通知が不要となり、社内に異なるバージョンの複製ファイルが点在することもなくなります。

2. アクセス性の向上による業務生産性の改善

オンラインストレージでは、ファイルのURLを通じて簡単にファイルの共有・転送ができます。該当ファイルを参照しながらミーティングを行ったり、複数人が同時に共同編集を行ったりすることができ、作業スピードやプロジェクトの進行スピードを高めることが可能です。

また、インターネット環境さえあれば、訪問中の取引先や在宅勤務からでもストレージにアクセスできるため、外付けHDDやUSBメモリの持ち運びが不要になります。紛失や盗難のリスクを抑制し、無駄な複製ファイルを生成することもなくなるため、ファイル管理の負担も軽減されるでしょう。

3. データの紛失リスク低減

デバイスの紛失やサーバーの破損、災害時の障害に備えて、業務で利用する大切なデータは定期的にバックアップを取っておくことが重要です。

手動バックアップは、データ容量が増えるにつれて作業時間がかさみ、また複製データを保存した外付けHDDやUSBメモリ自体を破損・紛失するリスクも伴います。

オンラインストレージでは、各サービス提供会社が運用するオフサイトサーバーに、設定した頻度で自動バックアップを取ってくれるため、手間をかけずに大事なデータを安全に保存することが可能です。

また、ファイルの復元やバージョン履歴機能により、誤って削除してしまったファイルや以前のバージョンを復元することもできます。※削除したファイルの復元は一定期間以内に限られます。

4. 社内サーバーより低コストで導入可能

オンラインストレージのメンテナンスやバージョンアップは、すべて提供元のベンダーによって行われます。これまでファイルサーバーを自社で保有していた場合は、サーバーの管理・運用にかかっていた人件費を削減でき、自社サーバーを減らした分だけ他の業務にリソースを割り当てることも可能です。

オンラインストレージの選び方・比較ポイント

オンラインストレージの選定時に重要なことは、「自社が求める機能」と「サービスが提供できる機能」が合致しているかどうかです。

例えば、シンプルなクラウドストレージ機能を求めているのか、チーム内の情報共有や共同編集を円滑にできることを重要視し、コミュニケーションツールとの連携やタスク管理まで行いたいのかによって、選択すべきサービスは全く異なるものとなります。

あらかじめ、自社の導入目的や業務課題を明確に整理しておき、以下のポイントを押さえてサービスの比較・検討を行いましょう。

  1. データ容量と最大アップロードサイズ
  2. スマートフォン対応
  3. 連携可能サービス・業務システム
  4. セキュリティ対策
  5. 費用・料金体系

1. データ容量と最大アップロードサイズ

最初に決めておきたいのが、オンラインストレージで利用できるデータ容量(ストレージ容量)です。保存できるデータ容量だけでなく、ストレージにアップロードできる1ファイルの最大サイズも合わせて確認しておきましょう。

また、サービスの比較・検討する際は、以下も合わせてチェックしておくと良いです。

  • あとからデータ容量を拡張することはできるか
  • データ容量の上限は個人単位か組織単位(チーム単位)か
  • ユーザーごとにデータ容量の上限を設定できるか

法人契約の場合、部門や職種によって日常的に大容量ファイルを取り扱う方もいれば、軽いドキュメントファイルのみという方もいるでしょう。導入規模が大きく、人によって必要なデータ容量の差が大きい場合は、全体で容量を分け合った方がコストを抑えられることがあります。

2. スマートフォン対応

場所やデバイスを問わず、必要な情報にアクセスできるのは、オンラインストレージのメリットの1つです。パソコンに比べて、スマホでできることは簡単な操作に制限されますが、それでもファイル閲覧やコメント記入ができるだけでも、チームの業務効率は高まります。

専用のスマホアプリが準備されていることもあるので、利用の際には対応している端末(iOS/Android)や操作性も確認しておきましょう。

3. 連携可能サービス・業務システム

オンラインストレージを組織に導入する際には、現在使用中、もしくは使用予定のクラウドサービスや業務システムを洗い出しておきましょう。

どんなアプリケーションを使うにもデータやコンテンツは付き物ですが、オンラインストレージと連携できれば、それらのデータ管理を安全なオンラインストレージ上に集約することができます。

部門間の情報共有においては、同じデータファイルを異なるアプリで操作・編集することもあるでしょう。それぞれ相互連携されていれば、各部門で必要となる別々のツールを使いつつ、データはオンラインストレージ上で一元管理を行うことができます。

4. セキュリティ対策

法人向けのオンラインストレージは、ほとんどのサービスにおいて、ファイル暗号化やアンチウイルスなどの基本的なセキュリティ対策は準備されています。しかし、高度なセキュリティ機能やユーザー認証は、サービスによって採用している対策が異なるため注意が必要です。

例えば、ユーザー認証システム(ログイン方法)には、「多要素認証(二段階認証)」「生体認証」「ワンタイムパスワード」などさまざまな形式があります。そのほか、デバイスのアクセス制限、データの強制削除、ログレポートなども、情報漏洩のリスクを低減する重要な内部監査機能です。

まず、自社の情報セキュリティポリシーを満たす機能が搭載されているかを確認し、サービスを比較する際には、「セキュリティ・内部統制の強化」と「利便性の確保」の2つの観点から検討しましょう。

5. 費用・料金体系

一般的に、オンラインストレージにかかる費用は、「利用人数・データ容量・機能」の組み合わせで決まります。また、法人向けの料金体系は以下の2タイプに別れます。

  • 従量課金タイプ:1人あたりのデータ容量が決まっている
  • パッケージタイプ:全体のデータ容量や最大利用人数が決まっている

1人あたりのデータ容量は~5GB/20GB/50GB/100GB…と段階的に区分され、プランのデータ容量が大きくなるほど割安になることが多いです。

ただし、基本料金に含まれる機能や提携システム、サポート内容は各社で異なり、それによって1ユーザーあたりのコストが大きく変動するため、比較の初期段階であまり料金にこだわり過ぎると、自社が選定すべきサービスを見落してしまう可能性があります。

まずは自社の導入要件やセキュリティポリシーを満たすかどうかを優先し、候補を十分に絞り込んでからコストの比較を行うようにした方が良いでしょう。

オンラインストレージの導入・運用における注意点

オンラインストレージは、ただ導入するだけで、ファイル管理の効率化やチーム作業の生産性アップが望めるものではありません。

自社で適切に運用していく環境が準備できておらず、かえってセキュリティリスクを高めたり、業務効率を低下させてしまうという失敗は避けたいものです。以下の運用時のポイントを押さえて、導入計画を進めていきましょう。

セキュリティ教育の徹底

どこからでもアクセスしてデータの閲覧や編集ができ、社内だけでなく社外のパートナーともファイル共有や共同編集が行えるオンラインストレージの利便性は、第三者への情報漏洩リスクと表裏一体です。

ログインID/パスワードが外部に漏れると不正アクセスに繋がりますし、デバイス制限をかけていても、そのデバイスが盗まれない可能性はゼロではありません。故意ではないにしても、機密性の高い重要なファイルの権限を開放して誰でもアクセスできる状態にしてしまう可能性もあります。

利用者本人のセキュリティ意識が低ければ、オンラインストレージそのものの高いセキュリティ対策も意味を成しません。ログイン情報やファイルURLの管理方法、デバイスの紛失時の対処などの教育とルール化を行い、起こりうるリスクとセキュリティ対策の重要性を周知徹底する必要があります。

ファイル管理のルール作成

オンラインストレージが社内のファイルを一元管理できるとは言え、共有フォルダの中に、個々人が好き勝手にファイルやフォルダを作成すると、結局「どこに何のファイルがあるのかわからない」という状況に陥ります。知らず知らずのうちに重複ファイルができて、ストレージ容量を圧迫してしまうかもしれません。

ファイル名の付け方、フォルダの階層、保存期間など、共有フォルダを利用する際のルールを作成し、部署やチームで統一しておきましょう。また定期的にルールから外れたフォルダやファイルはないか整頓し、そのルールが適切かどうかを考えてみることも重要です。

オンラインストレージの機能

最後に、法人向けのオンラインストレージの基本的な「ファイル管理」「ユーザー管理」「セキュリティ強化」に関する機能を紹介します。

ファイル管理に関する機能

  • ファイル検索:キーワードや詳細条件でファイルを検索したり、並び変えができる。
  • フォルダ作成:ファイルの保存先として、フォルダの新規作成・削除、名称変更などができる。
  • バージョン管理:ファイルが更新された際に、更新前のバージョンの履歴が時系列に保管され、各バージョンでの変更履歴の確認や復元ができる。
  • コメント機能:ファイルやドキュメント内の任意の箇所にコメントを書き込むことができる。
  • 通知アラート:ファイルの編集やコメント追記などが行なわれた際に、ファイル作成者やファイル共有メンバーに通知される。
  • ファイルの共有設定:個人やグループごとにファイルのアクセス権限や操作権限(閲覧のみ・コメントのみ・編集可など)を詳細に設定できる。
  • 自動バックアップ:ストレージから削除したファイルや前のバージョンのファイル履歴を保管し、規定期間以内であれば簡単に復元できる。
  • デバイス同期機能:PCやタブレットのデバイス内のフォルダをオンラインストレージと連携し、新規保存ファイルやファイルの更新を自動的に反映させる。

ユーザー管理に関する機能

  • ユーザー登録:オンラインストレージを利用するメンバーを追加・削除できる。アクセスやファイル操作の権限を従業員と組織外のユーザーとで明確に区別できる。
  • 外部ゲスト利用・招待:オンラインストレージを利用する外部ゲストを登録、または一時的に特定のファイルの閲覧・編集を許可する。 
  • ログ管理:誰が、いつ、どのファイルに、どんな操作を行ったかという操作履歴を把握できる。
  • デバイス制限:会社が許可した(管理下にある)デバイスのみ、システムにログインできる。
  • IPアドレス制限:ユーザーをIPアドレスで管理する。指定外のIPアドレスからのログインをブロックできる
  • ニ段階認証:ログイン時にID・パスワードだけでなく、登録した電話番号へ送信した確認コード入力などの本人確認要素を設定し、なりすましを防ぐ。

セキュリティ強化に関する機能

  • データ強制削除:オンラインストレージと同期したデバイスのオンラインストレージデータを遠隔で削除できる。デバイスの紛失や盗難時などに活用。
  • ファイル暗号化:アップロード前にファイルを暗号化し、ダウンロード後にファイルを復号する。データ流出時に第三者に閲覧されるリスクを防ぐ。
  • ウイルス対策:ファイルのアップロード時にウイルスチェックを実施し、ウイルス感染ファイルは削除される。
  • ワンタイムパスワード:有効期限付き、または1度きりのログインでしか使用できない「使い捨てパスワード」を設定できる。
  • アクセス権限:組織外のユーザーにファイルを共有する場合など、任意のファイルにアクセス可能な期限を設定できる。

その他の便利な機能

  • ドキュメントスキャン:スマホアプリで撮影した写真や資料をPDFやPNGとして、オンラインストレージに保存できる。
  • 外部サービス連携:プロジェクト管理やSFAなどビジネスツールとの連携。
  • アプリ連携:オンラインストレージからメールやチャットへのファイル添付を実行できたり、他のアプリケーション上にファイルを送信して開いたりできる。
  • Webブラウザでの利用:専用のアプリケーションをインストールしなくても、Webブラウザ上でファイルの保存・閲覧・編集ができる。
  • モバイルアプリ対応:スマホ・タブレットなどのモバイルデバイスからの利用に適したアプリの提供。

まとめ

オンラインストレージは、もともとWeb上のデータ保管庫のことを意味していましたが、あらゆるクラウドサービスとの相互連携が進んだことにより、チームの共同作業や情報共有を円滑に進める役割が大きくなってきました。

また、企業の海外進出やテレワーク制度の推進により、自宅・コワーキングスペース・外出先からデータ確認やファイル共有をする機会が増えており、それぞれが場所を選ばずにアクセスできるオンラインストレージの需要が拡大しています。

需要と汎用性が高まれば、検討候補となるサービスの選択肢も増えていくため、導入効果を最大化するためには、サービスを慎重に選定しなくてはなりません。本選定ガイドを参考に、自社課題やニーズを軸にして、最適なオンラインストレージを比較・ご検討ください。

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