Box Driveというアプリケーションのインストールにより、通常のファイルエクスプローラーと同じような感覚でクラウド上のファイルにアクセスできる。また、従来は社内の共有サーバーということもあり外部の人とファイルのやり取りを行う場合には物理的にファイルをサーバーの外に持ち出してメールで送る、などセキュリティの面で不安の残る方法しか取れなかったが、本サービスでは共有用のリンクを簡単に作成することができるため外部とのファイルのやり取りもそのリンクURLを送るだけで可能となっている。

従来まで、社内の共有サーバー上に部署ごとに割り当てられた容量がありその中で部署内の共有ファイルや部署間でのデータ授受を行っていた。共有サーバーの老朽化と、容量の逼迫に対応するためにクラウドストレージサービスの導入を検討し、このサービスの導入に至った。

重いデータを開こうとする際に、box経由のファイルの動作がすべて重くなってしまう点。また、webで開いたときに全体的に動作が重めである点。ファイルストレージサービスである以上仕方がない点かもしれないが、容量の大きいデータを開く際にはどのような方法であっても時間がかかる点。各ファイルを閲覧、DLした記録が残ってしまい全員に公開される上、削除などが出来ない点。

ファイルストレージサービスの導入を検討されている会社の中でも、特に社内サーバーで共有ファイルを管理している会社にとっては、ファイルエクスプローラーと同じ感覚で扱える上に容量の制限がなくなるという点でおすすめできると思います。