クラウドサーバーとして使うのももちろんおすすめですが、Google Colaboratoryの仕様をおすすめします。Pythonのコーディングができるのですが、リソースを自分のパソコンではなく、Googleのサーバを利用できるので、GPUやメモリの性能が劣ったパソコンでも機械学習などリソースの必要な計算が可能です。無料プランでも最大8GBのメモリを使うことができます。GPUは使用の有無を選ぶだけですが、コードが非常に簡単になります。

複数のデバイスで、データ共有したいと思って使い始めました。普通のクラウドサーバーやドロップボックスなどと同じ使い方なのですが、すでにGoogleアカウントを持っていればすぐ使い始めることができるので、手軽さという面で選びました。

ファイルの読み込みが遅く、機械学習などで大量のデータを読み込む場合はタイムアウトになってしまいます。また画像処理するときメモリが8GBでは足らなくなる場合が多いので、結局、有料版や自分のパソコンで実行することになると思います。メモリに関しては自分で解決できるのですが、読み込みスピードが速くなってくれると嬉しいと思います。

GPUやメモリの使用制限はどうしてもあるので、ゆくゆくは自分のパソコンでコードを実行したいと思うかもしれませんが、機械学習の初心者や、やりたいことに対してどの程度のリソースが必要かわからないという方は、このサービスで試しに実装してみるのも一つだと思います。