編集部が解説!チケットレストランの特長と評判、利用イメージ
チケットレストランをご検討中の方の中には「基本情報やスペックはわかったけれど、もっと詳しく知りたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。チケットレストランは、全国66,000店以上の飲食店やコンビニで毎日利用できる、食事補助に特化した福利厚生サービスです。
従業員のランチ代を補助することで、満足度向上だけでなく、ランチが社内メンバーの交流の場となり、関係性を深めることにつながります。
とはいえ、福利厚生サービスは類似の競合サービスも多いため、一番自社に合った福利厚生サービスが分からない、またここまでの内容を踏まえて、チケットレストランについてもっと分かりやすく知りたい、検討するための情報が欲しい、という方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、福利厚生サービス「チケットレストラン」の特長・評判をミナオシ編集部が本音で解説します。
1分でわかるチケットレストランとは
チケットレストランは、株式会社エデンレッドジャパンが提供する福利厚生サービスです。全国66,000店舗以上の飲食店やコンビニで利用できるカードを従業員に配布し、食事代の約50%を企業が補助する仕組みです。
チケットレストランの主な特長は以下の通りです。
- 全国の従業員が平等に利用できるので、利用率は99%以上
- 全国66,000店舗が加盟
- 社員コミュニケーション向上の場をつくれる
- ランチ、カフェ、休憩など様々な用途で使える
- 食事補助を非課税運用できる
全国のファミレスやコンビニ、カフェなどチェーン店も多いため、「支店の従業員は恩恵を受けられない」といった問題はありません。
本記事で解説するチケットレストランのメリット・改善して欲しいポイント、このような企業におすすめというポイントは、以下の通りです。
- メリット1:レストランやコンビニなど、好きなものを選べる
- メリット2:1円単位で利用できる
- ポイント1:1日の使用限度額を解放して欲しい
- ポイント2:残高をわかりやすくして欲しい
- 全国に拠点・支店がある
- 休憩をとる時間が従業員によってバラバラ
チケットレストランの仕組みと特長
「実際、チケットレストランはどう利用するものなのか」という具体的なイメージが欲しい方もいると思います。そこで本章では、利用のイメージを参照しながら、特長をお伝えしていきます。
- 特長1:ランチ、カフェ、休憩など様々な用途で使える
- 特長2:食事補助を非課税運用できる
- 特長3:アプリで利用できる店舗や残高がわかる
特長1:ランチ、カフェ、休憩など様々な用途で使える
一つ目の特長は、ランチ、カフェ、休憩など様々な用途で使えることです。
社員食堂やお弁当の宅食は決まった時間に利用しなければならず、一斉に休憩が取れない業種や全国に拠点のある企業では利用が難しいでしょう。チケットレストランなら、好きな店舗を自分で好きな時に利用できるので、内勤や外勤などの職種や地域を問わず誰もが平等に利用することができます。
さらにランチ以外にも、休憩のおやつをコンビニで購入したり、営業の合間にカフェで利用したりなど、さまざまなケースで利用ができます。
そのため、非常に利用されやすく利用率は99%と高水準です。
特長2:食事補助を非課税運用できる
二つ目の特長は、食事補助を非課税運用できることです。
非課税で食事補助を運用するためには、食事に限定されること、管理・証明ができること、そして、毎月の会社負担額が3,500円以下であり、食事価額の50%以上を従業員が支払っていることが条件となります。
つまり従業員の給与から3,500円を天引きし、会社が3,500円を負担していれば、毎月カードに最大7,000円分を付与して非課税で食事補助が実施できます。
毎月会社から1回利用額を付与することしかできないので、従業員が勝手に利用額を増額することもなく安心して運用ができます。
特長3:アプリで利用できる店舗や残高がわかる
三つ目の特長は、アプリで利用できる店舗や残高がわかることです。
Android、iOSどちらでも利用できるアプリ「MyEdenredアプリ」を使うことで、利用可能残高や近くで利用できるお店を探すことができます。
チケットレストランの提供サービス一覧
本章では、チケットレストランの主なサービスをご紹介します。
iDカード発行 | 1人につき1枚発行。 |
企業用管理画面 | 毎月従業員に対して当月分の食費補助を付与できる。 |
従業員用管理画面 | カードの利用履歴と残高が確認できる。 |
MyEdenredアプリ | 従業員用管理画面を開かずに、残高が確認できる。 GPSで近くの利用可能店舗を確認できる。 |
従業員の管理画面からは利用履歴を確認できますが、企業側は何に利用したのかを閲覧することはできず、金額のみ確認することができるようになっています。
ミナオシ編集部が読み解く、チケットレストランのメリット・改善して欲しいポイント
- メリット1:レストランやコンビニなど、好きなものを選べる
- メリット2:1円単位で利用できる
- ポイント1:1日の使用限度額を解放して欲しい
- ポイント2:残高をわかりやすくして欲しい
メリット1:レストランやコンビニなど、好きなものを選べる
一つ目のメリットは、レストランやコンビニなど、好きなものを選べることです。
仕事のモチベーションをあげるために、自分の好きな食事をとるのは手っ取り早い方法です。いつも決まった食堂や宅食メニューでは飽きてしまい、仕事中の楽しみが半減します。
自分の好きなお店で好きなタイミングに利用できれば、従業員にとってお得感もありますし、なにより午後からの仕事のやる気を向上させます。
メリット2:1円単位で利用できる
二つ目のメリットは、1円単位で利用できることです。
紙製の食券や商品券などでは、200円や500円など1枚の単位が決まっており、おつりが出ない、チケットでは数円足りない、などの不便さがあります。実際チケットレストランでも、当初は紙製のチケットを発行していたようで、利用額の不便さがユーザーから寄せられていたようです。
しかし、iDに変わったことで1円単位の買い物もできるようになり、コンビニなどの小さいお会計でも気兼ねなく使えると好評のようです。
改善して欲しいポイント1:1日の使用限度額を解放して欲しい
一つ目の改善して欲しいポイントは、1日の使用限度額を解放して欲しいことです。
チケットレストランは1日の利用限度額が2,500円までと統一して決められています。これでは2食購入すれば利用金額が足りなくなってしまう可能性が高いため、金額を気にしながらメニューを選ばなければいけないというストレスにつながります。
改善して欲しいポイント2:残高をわかりやすくして欲しい
二つ目の改善して欲しいポイントは、残高をわかりやすくして欲しいことです。
チケットレストランにチャージされている金額は、会計時のレシートに反映されません。そのため、わざわざアプリや従業員用管理画面にログインして残高確認が必要です。
毎月後半になるにつれてチャージ残高を気にしながら食事をすることになるので、これも少しストレスとなるでしょう。
チケットレストランとよく比較される類似サービス
ここまでチケットレストランの機能やメリット・改善して欲しいポイントを見てきましたが、福利厚生サービスはチケットレストランだけでなく、各社から提供されています。
では、それぞれのツールにどのような違いがあるのでしょうか。チケットレストランとよく比較されるサービスの費用、特長を比較してみました。
サービス名 | 参考費用 | 基本的な機能 | 利用できるサービス |
チケットレストラン | 問い合わせ | ・会員管理 | ・飲食店 ・コンビニ |
ベネフィット・ステーション | 1名1,000円/月 | ・会員管理 ・利用実績管理 ・利用促進素材(チラシ・資料など)提供 ・データ出力 ・会報誌提供 ・ポイントプログラム提供 ・会員証配布 | ・旅 ・レジャー、エンタメ ・リラク、ビューティー ・出会い、ブライダル ・生活 ・グルメ ・スポーツ ・カー ・ハウジング ・育児 ・学ぶ ・健康 ・介護 ・ショッピング ・BSオリジナル ・お祝い ・エネルギー ・ペット |
福利厚生倶楽部 | 1名1,000円/月 | ・会員管理 ・利用実績管理 ・利用促進素材(チラシ・資料など)提供 ・会報誌提供 ・ポイントプログラム提供 ・会員証配布 | ・子育てや介護 ・資格取得 ・スポーツ&アウトドア ・ライフプラン ・国内旅行 ・映画 ・カラオケ ・テーマパーク ・スポーツ観戦 ・飲食店 ・家事代行 ・ペット ・車サービス ・給油カード |
ライフサポート倶楽部 | 1名750円~/月 | ・会員管理 ・利用実績管理 ・利用促進素材(チラシ・資料など)提供 ・データ出力 ・会報誌提供 ・ポイントプログラム提供 ・会員証配布 | ・旅行 ・ゴルフ ・スポーツ ・くらし ・子育て ・冠婚葬祭 ・車 ・レジャー ・自己啓発 |
Wantedly Perk | 問い合わせ | ・会員管理 ・利用実績管理 ・利用促進素材(チラシ・資料など)提供 | ・ライフスタイル ・健康維持 ・グルメ ・子育て、教育 ・ファッション ・スペース ・移動、旅行 ・語学 ・スキルアップ ・エンタメ ・仕事効率化 ・情報収集 |
バリューカフェテリア | 問い合わせ | ・会員管理 ・利用実績管理 ・ポイントプログラム提供 | ・健康食品 ・リラクゼーション ・スポーツ ・レジャー ・旅行 ・エンタメチケット ・健康診断 ・人間ドック |
※各公式サイトの記載による(2022年12月時点)
料金、基本的な機能を比較したところ、チケットレストランはメジャーな福利厚生サービスで唯一の食事に特化したサービスであることがわかりました。
既に福利厚生サービスは導入しているけれど、食事補助もサービスを利用したい企業、小規模から福利厚生サービスを始めてみたい企業にはおすすめです。
チケットレストランの料金・費用
チケットレストランの料金プランは、公式サイトに記載されていません。お問い合わせください。
チケットレストランの導入の流れ
チケットレストランの導入の流れは以下3ステップになります。
- 資料請求・お問い合わせ
- 打ち合わせ
- 契約締結
- オンライン発注
- 電子カード納品
- カード受け取り
- 従業員がユーザーポータルでユーザー登録を完了
- 利用開始
オンライン発注から10営業日以降に、カード一式(カード、カード台紙、ユーザーガイド)が届きます。カード受取の連絡をすると、カードが有効化されてチャージが実行されます。
次に、従業員が管理画面でユーザー登録を完了すると、正式に利用開始となります。
カード配布後は、毎月対象者へのチャージ注文を企業管理画面からできます。
まとめ|チケットレストランは全国拠点で食事補助を実施したい企業におすすめ
チケットレストランの特長やメリット・改善して欲しいポイント、料金プランについて解説しました。改めて本記事の結論をまとめてみましょう。
- メリット1:レストランやコンビニなど、好きなものを選べる
- メリット2:1円単位で利用できる
- ポイント1:1日の使用限度額を解放して欲しい
- ポイント2:残高をわかりやすくして欲しい
以上の内容から、チケットレストランはこのような企業におすすめです。
- 全国に拠点・支店がある
- 休憩をとる時間が従業員によってバラバラ
チケットレストランをはじめ、福利厚生サービスを検討する際に、お役立てください。