やはりMicrosoft社が出している製品が故、圧倒的な製品力でしょうか。自社業務にフィットさせる為には一定のカスタム及び場合によっては開発が必要ですが、逆に言えばいかようにも自社仕様へとカスタムしていける柔軟性があります。自社の目指す方向、取るべき戦略、実行アクションをシステムへと落していけたイメージです。

多くのツール及びExcelシートでの業務遂行に限界を感じ顧客・案件・売上を一元管理する必要があり導入しました。

導入パートナーがいないことには柔軟な拡張性を活かしきれない点が改善ポイントでしょうか。年二回のアップグレードへの対応にはパートナー介在を強く推奨している点もありますし、そもそも初期構築段階でも内製し切れるかは一定以上の技術力、豊富な社内知見を要する印象です。

安価なCRMでは巻き取れない業務要件が出てきている企業様、及びカスタム・開発しながらのCRM構築を要する企業様へはピッタリかと思います。前提としてパートナー支援や自社での高い技術力は求められますが、そこさえクリアできれば他CRMには無しえない水準のCRMへと変革していけるかと思います。