【2024】プロジェクト管理ツールを徹底比較!機能や価格・選び方を解説


日々の業務と並行して、1つのプロジェクトを計画的に進めていくには「プロジェクト管理」が不可欠です。チーム内で情報共有にタイムラグがあったり、データの保管先がバラバラであったりすると、プロジェクト進行の妨げになるだけでなく、個人の生産性も低下させてしまうでしょう。

無駄のないプロジェクト管理の一助となるのが「プロジェクト管理ツール」です。個々のタスクとプロジェクト全体の進捗状況をリアルタイムで俯瞰でき、また円滑なコミュニケーションと迅速な情報共有が可能なため、テレワーク環境を整備するための主要なITツールとしても認識されるようになりました。

主には下記のような機能を備えています。

  • 複数プロジェクトの進捗管理
  • 個々のメンバーやチームごとのタスク管理
  • ファイルやドキュメントデータの管理
  • コミュニケーション、ノウハウ共有

以下、国内外のプロジェクト管理ツールについて、それぞれの特徴や機能、料金プラン、導入レビューを紹介します。製品の選定に際して、基本機能や導入メリット、選び方などの詳細も紹介していますのでぜひご参照ください。

プロジェクト管理ツールで注目のサービス
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Backlog
株式会社ヌーラボ
3.9
無料期間あり
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Asana
Asana Japan株式会社
4.2
無料期間あり
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Redmine
オープンソースサービス
3.9
無料期間あり
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プロジェクト管理ツールの比較・レビュー

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1〜27件を表示/全27
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Backlog

株式会社ヌーラボ
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156人が「利用した」しています。
Backlogは、株式会社ヌーラボが提供するプロジェクト管理ツールです。プロジェクト管理に必要な機能がひとつに集約されており、プロジェクトの計画、人員リソース、進捗をBacklog上で一括管理が可能です。その他にも、開発に必要なバグ管理、バージョン管理も行うことができます。現在は有料契約数10,000件、国内外ユーザー数170万人が利用し、300種類以上のキャラクターアイコンや、絵文字、スターによるいいね機能によってコミュニケーションを活性化させ、コラボレーションを促進します。

特長

  1. プロジェクト管理に必要な機能がオールインワン
  2. 有料契約数10,000件、ユーザー数170万人が利用する人気ツール
  3. コラボレーションを促進する絵文字やスター機能

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. スタータープラン
    2,400円/月額
など
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Asana

Asana Japan株式会社
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88人が「利用した」しています。
Asanaは、Asana Japan株式会社が提供するプロジェクト管理ツールです。プロジェクトの開始から終了までを時系列で整理できるタイムライン機能や、タスクの進捗状況やリスク、メンバーのリソース状況を一目で確認できる機能も備わっています。Asanaは2020年現在、世界195か国で使われており、有料サービス利用組織は70,000以上、日本国内でも1,200社を超えています。現場の課題を拾い上げるボトムアップ型のプロジェクトにも利用できるため、業種を問わずに利用されているツールです。

特長

  1. 一目でわかるプロジェクトの計画と進捗状況
  2. 世界195か国、70,000以上の有料サービス利用組織数を誇る
  3. 企業の課題解決管理などボトムアップ型プロジェクトにも利用できる

プラン・価格

  1. 初期費用・Basic
    0円
  2. Premium
    1,475円/月額
など
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Redmine

オープンソースサービス
3.9
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45人が「利用した」しています。
Redmineは、ファーエンドテクノロジー株式会社が提供するプロジェクト管理ツールです。完全無料であるにも関わらず他のサービスと比べても機能面で劣りません。ソースコードが公開されているため、自社サーバーに実装もできますが、もしサーバー管理をしたくない場合には有料版も用意されています。タスク管理はチケット方式で表示され、ガントチャートやカレンダーなど、さまざまな見え方で一覧表示できるほか、通知や優先度の設定も行えるため、タスク漏れを防止することも。wiki機能やGit連携も行えるため、システム共同開発においてさまざまな利便性があります。

特長

  1. ソースコードが公開され、自社サーバへ導入すれば完全無料で利用可能
  2. チケット方式でタスクを管理するため、対応漏れを防止
  3. wiki機能とソースコードのバージョン管理機能で、利便性を向上

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
    0円
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jooto

株式会社PR TIMES
3.6
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32人が「利用した」しています。
jootoは、株式会社PR TIMESが提供するプロジェクト管理ツールです。ガントチャートでプロジェクト全体を俯瞰して確認、カンバン方式でタスクを管理し、プロジェクトの「今」を可視化します。jootoは「今が見える安心感」をコンセプトに掲げ2014年にサービスを開始。現在では10,000以上の企業、20万人以上に選ばれています。ITリテラシー問わず誰でも直感的に操作ができる使いやすさが人気です。また、社外のメンバーも招待し一緒に利用できるため、進捗や情報共有を一つの場所で行うことが可能です。

特長

  1. 直感的な操作で「今が見える」プロジェクト管理が可能
  2. 10,000以上の企業、20万人に選ばれている人気のツール
  3. 社外のメンバーを招待してコラボレーションを最大化

プラン・価格

  1. 初期費用・フリー
    0円
  2. スタンダード
    500円/月額
など
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Jira Software

アトラシアン株式会社
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18人が「利用した」しています。
Jira Softwareは、アトラシアン株式会社が提供するプロジェクト管理ツールです。アジャイル開発において利用実績No1を誇る人気の製品で、組織のスケジュールやタスクを自由度の高いカスタマイズで利用しやすいように設計することが可能。プロジェクトやタスクの作成はもちろんですが、課題解決もタスクの1つとして考え、問題を共有する機能も搭載されています。また、BitbucketやSlackなどの他サービスとの連携でさらに利便性が向上します。

特長

  1. アジャイル開発No.1シェアのプロジェクト管理ツール
  2. 世界125,000社以上がアトラシアン製品を利用
  3. SlackやConfluence、Bitbucketなど。さまざまな開発向けサービスと連携

プラン・価格

  1. 初期費用・フリープラン
    0円
  2. スタンダード
    1,200円/月額
など
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Microsoft Project

日本マイクロソフト株式会社
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53人が「利用した」しています。
Microsoft Projectは、日本マイクロソフト株式会社が提供するプロジェクト管理ツールです。タスク管理やプロジェクト計画を動的に支援し、成功をサポート。動的スケジューリングを活用すると、今あるリソースに基づいて計画を作成できます。進捗管理においても、グリッド形式、カンバン形式、ガントチャート形式など、確認内容に合わせて閲覧方法を柔軟に変更可能。また、他のMicrosoft製品との連携で、高度なデータ分析やメンバーとのスムーズなコミュニケーションができます。

特長

  1. 手間をかけない動的なプロジェクト計画とタスク管理
  2. 多様なスケジュール進捗確認方法
  3. Microsoft製品との連携でより強力なプロジェクト管理ができる

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. Project Plan 1
    1,090円/月額
など
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Wrike

Wrike,Inc.
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24人が「利用した」しています。
Wrikeは、Wrike,Inc.が提供するプロジェクト管理ツールです。プロジェクトの可視性に長けており、全体スケジュールはガントチャートで確認したり、各メンバーの生産性やタスクの負荷状況はグラフで把握したりします。リアルタイム性のあるプロジェクト状況の把握やシステムの使いやすさから、世界で20,000社を超える企業が導入しています。また、GoogleやMicrosoft、Adobeなど、ほとんどすべてのビジネスツールと統合が可能で、Wrikeと合わせて使用することでより効率的なプロジェクト管理が実現できます。

特長

  1. 可視性の高いリアルタイムレポートとステータス確認
  2. 世界で20,000社を超える企業がWrikeでプロジェクトを最適化
  3. MicrosoftやGoogleなど多くのビジネスツールと一緒に使える

プラン・価格

  1. 初期費用・フリープラン
    0円
  2. Professional
    9.80ドル/月額
など
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Brabio

ブラビオ株式会社
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8人が「利用した」しています。
Brabioは、ブラビオ株式会社が提供するプロジェクト管理ツールです。これまでに20万社が利用しクラウド型プロジェクト管理ツールのシェアNo1を誇るBrabioは、ガントチャートの作成に特化。独自の機能であるプロジェクト横断ビュー機能や、マイルストーンの複数設定などによりプロジェクトの状況把握が容易に行えます。また無料版もあり、機能に制限はありますが、プロジェクト数に制限なく利用できるのも魅力のひとつです。

特長

  1. 20万社が利用、プロジェクト管理ツールシェアNo1の実績
  2. 独自の機能により進捗確認が簡単に行える
  3. 5ユーザー50MBまでの無料版と月額300円の有料版を提供

プラン・価格

  1. 初期費用・フリープラン
    0円
  2. 月額費用
    3,300円〜/月額
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monday.com

monday.com,Ltd.
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8人が「利用した」しています。
monday.comは、monday.com,Ltd.が提供するプロジェクト管理ツールです。カラフルなビジュアルでプロジェクトを一目で把握し、自社の運用に合わせてドラッグアンドドロップで簡単にカスタマイズすることができます。その使いやすさから大手企業から小規模企業まで幅広く世界で10万以上の企業に導入されている実績を誇ります。ZoomやSlackなどのコミュニケーションツールから、G Suite、開発ツールやECツールなど、さまざまなシステムとシームレスに連携し、業務の一元管理と効率化を実現します。

特長

  1. カラフルなビジュアルと簡単なカスタマイズでプロジェクト管理を簡単に
  2. 大手企業から小規模企業まで10万以上の企業が導入
  3. 豊富なシステムとシームレスに連携し、一元管理と業務効率化を実現

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. ベーシック
    10ドル/月額
など
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Jira Work Management

アトラシアン株式会社
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5人が「利用した」しています。
Jira Work Managementは、アトラシアン株式会社が提供するプロジェクト管理です。マーケティングや人事、財務などのビジネスチームチーム向けに設計されており、プロジェクトの計画や進行を効率的に管理します。アトラシアン株式会社はアジャイル開発向けのプロジェクト管理ツールJira Softwareも提供しており、世界中で10万チーム以上の利用実績と信頼があります。500以上の他システムとの統合や3,000以上の拡張機能を搭載。チーム運用に合わせたカスタマイズや最適化が可能です。

特長

  1. ビジネスユーザー向けに設計・最適化されたプロジェクト管理ツール
  2. 世界で10万チーム以上に利用されているアトラシアンのツール
  3. 500以上の他システムとの統合や3,000以上の拡張機能を搭載

プラン・価格

  1. 初期費用・フリープラン
    0円
  2. スタンダード
    600円/月額
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クラウドログ

株式会社クラウドワークス
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3人が「利用した」しています。
クラウドログは、株式会社クラウドワークスが提供するプロジェクト管理ツールです。直感的なUI操作と基本的なプロジェクト管理に加え、経費登録、工数予算、コード自動採番機能など、多機能による管理が可能な製品。G SuiteとOffice 365との連携やデータのインポート・エクスポートも備わっています。また、日報登録や勤怠管理との連動など、プロジェクト管理以外の機能も搭載されており、それらを組み合わせて使うことで作業効率を向上させることができます。

特長

  1. リアルタイムで反映情報を確認でき、判断遅延を防止
  2. G SuiteとOffice 365との連携や柔軟な管理機能を搭載
  3. 勤怠管理機能やレポート機能まで、プロジェクト管理以外の機能も搭載

プラン・価格

  1. ベーシックプラン
    問い合わせ
  2. プレミアムプラン
    問い合わせ
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Smartsheet

Smartsheet,Inc
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3人が「利用した」しています。
Smartsheetは、Smartsheet,Inc.が提供するプロジェクト管理ツールです。プロジェクトやメンバーの管理を行うさまざまな機能を搭載し、ガントチャートやカレンダービューを始めとする豊富なタスク管理方法で統制の取れたプロジェクト進行を支援します。業界や役割に合わせたプロジェクトのテンプレートを提供しており、スムーズな業務進行を実現。Excelのような使い心地で簡単に利用でき、全米の総収入ランキングであるフォーチュン500の企業の75%、急成長企業をランキングしたフォーチュン100の企業の90%以上がSmartsheetを利用している実績のあるツールです。

特長

  1. 豊富なタスク管理方法と管理機能で統制の取れたプロジェクト進行を支援
  2. 業界・役割に合わせたテンプレートを提供し、スムーズな業務進行を実現
  3. フォーチュン500企業の75%が利用する、実績のあるプロジェクト管理ツール

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. 個人
    14ドル/月額
など
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Agilefant

Agilefant Ltd.
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2人が「利用した」しています。
【※2022年12月5日現在サービス停止中】Agilefantは、Agilefant Ltd.が提供するプロジェクト管理ツールです。アジャイル開発の管理に特化しており、イテレーションと呼ばれる小さな開発単位をしっかりと管理する機能が搭載されています。また、機能間やチーム間で依存するタスクやストーリーの管理が簡単で、作業の優先順位や割り当てをスムーズに行うことができます。プロジェクトの進捗はバーンアップチャートで確認することができ、リアルタイムで状況を把握することができます。個別のプロジェクト管理だけでなく、複数プロジェクトを管理する場合はポートフォーリオビューを使用することで、一目で各プロジェクトの状況が分かります。

特長

  1. アジャイル開発の管理に特化し、イテレーションやストーリーを徹底管理
  2. バーンアップチャートでプロジェクトの進捗を管理
  3. ポートフォーリオビューで複数プロジェクトも一目で確認できる

プラン・価格

  1. 初期費用・Freeプラン
    0ドル
  2. Team
    5ドル/月額
など
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みんなでガント

株式会社サムテック
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2人が「利用した」しています。
みんなでガントは、株式会社サムテックが提供するプロジェクト管理ツールです。ガントチャート作成に特化しており、会員登録不要、無料ですぐに使い始めることができるクラウドサービスです。年・月・日・時間単位でタスクを管理することができ、サブタスク追加も可能。プロジェクト全体を可視化します。進捗率の入力項目も用意されているため、タスクやプロジェクト状況もガントチャート上で把握が可能。Excelへの出力や、印刷にも対応しており、各プロジェクトに最適な共有方法を選択することができます。

特長

  1. 会員登録不要、無料で使い始めることができるガントチャート作成ツール
  2. タスクの進捗率を入力して、プロジェクトの状況を管理
  3. Excelへの出力や印刷に対応。用途に合わせて共有方法を選択できる

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. トライアル
    1,800円/3ヶ月
など
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Zoho Projects

ゾーホージャパン株式会社
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2人が「利用した」しています。
Zoho Projectsは、ゾーホージャパン株式会社が提供するプロジェクト管理ツールです。ガントチャートなどによるプロジェクト全体像の把握から、タスク・サブタスクといったプロジェクトの詳細まで、豊富な機能で包括的な管理を行います。ユーザーがニーズに合わせて表示項目やレイアウト、ステータスやワークフローなどをカスタマイズできるため、多機能を活かしながら独自の運用に合わせてシステムを利用することができます。定型業務においてはタスクの自動化を行い、時間の節約を行います。ドラッグアンドドロップの簡単な操作で、フローの視覚化・自動化を行います。

特長

  1. プロジェクト全体からタスクなどの細部まで、豊富な機能で包括的に管理が可能
  2. ニーズに合わせて表示項目やレイアウトをカスタマイズできる
  3. 定型業務を簡単に自動化し、時間の節約が可能

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. スタンダード
    360円/月額
など
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2人が「利用した」しています。
Gantterは、Gantterが提供するプロジェクト管理ツールです。ガントチャートを作成し、タスクごとに期限、担当者を割り振りプロジェクトを管理していきます。GoogleドライブやG Suiteと連携し、Googleの各種アプリからGantterにアクセスすることができます。Googleハングアウト機能も統合でき、リモートワークなどでメンバーが別の場所にいる場合でも、シームレスにプロジェクトに必要なコミュニケーションを取ることができます。タスク、原価、リソースのトラッキングも行うことができ、進捗や予実、リソースの偏りなどの一元管理が可能です。

特長

  1. Googleドライブ、Google Workspaceと連携してプロジェクトを管理するガントチャートツール
  2. Google Meetの統合でコミュニケーションもシームレスに
  3. タスク、原価、リソースをトラッキングし管理が可能

プラン・価格

  1. 初期費用
    0ドル
  2. GANTTER CLOUD
    5ドル/月額
など
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2人が「利用した」しています。
Jiveは、Jive Softwareが提供するプロジェクト管理ツールです。最大の特徴は、People Graph™️と呼ばれる独自のテクノロジーにより、人材やプロジェクト、コンテンツを有機的にマッピングし、本当に必要な情報をすぐに取り出せる点です。また、高度な利用状況分析や社員評価機能により、組織の活性化を図ることができます。コラボレーションプラットフォームの先駆けとして、全世界の大企業に導入されているという実績を持ちながら、日々進歩を続けています。

特長

  1. 独自のテクノロジーでプロジェクトに必要な情報や人材をすぐに見つけられる
  2. 全世界でシェアNo.1のコラボレーションプラットフォーム
  3. 高度な利用状況分析や従業員評価機能により組織を活性化

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
    問い合わせ
ZenHubは、ZenHubが提供するプロジェクト管理ツールです。開発ツールであるGithubを利用しているチームにおいて、アジャイル開発のプロジェクト管理を支援します。ツールをダウンロードするとGithub上にZenHubのタブが表示されるため、ツールを切り替える必要なくGithub上でプロジェクトを管理することができます。チームの運用に合わせてワークフローを設定することで、プロダクトチーム、デザインチーム、開発チームなどのチームをまたがる管理ボードに自動的にタスクが反映されるなど、チーム間の連携を自動化します。設定したプロジェクト計画を基に、バーンダウンチャートやベロシティートラッキングなどでスプリントの成果や進捗を確認しながら、プロジェクトを計画通りに進めることができます。

特長

  1. Githubを利用したアジャイル開発のプロジェクト管理を支援
  2. ワークフローによるタスクの共有やチーム間連携の自動化
  3. スプリントの成果や進捗を確認するレポーティング機能も搭載

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. Growth
    7.95ドル/月額
など
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Huddler

株式会社monomode
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1人が「利用した」しています。
Huddlerは、株式会社monomodeが提供するプロジェクト管理です。議事録の管理に長けており、クライアントと議事録の共有が可能です。そのほか、wiki・タスク管理・ファイル共有などの機能をクラウド上で利用できます。カンバン形式でのタスク管理やファイル管理も搭載されており、メンバーの状況や必要書類などの情報もすぐにチェック可能です。グループ管理機能では、必要な機能だけを機能だけを選択することができるので、不要な機能を消去することで利便性が向上します。

特長

  1. 議事録の管理に特化したプロジェクト管理ツール
  2. タスク管理機能とファイル管理機能で必要な情報をすぐにチェックできる
  3. グループごとに利用する機能を設定できる

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
    0円
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1人が「利用した」しています。
Flowは、Flow Technologies Ltdが提供するプロジェクト管理ツールです。世界140ヵ国30万以上のチームで利用されているFlowの最大の特徴は、シンプルで使いやすいインターフェースです。シンプルではあるものの機能は充実しておりガントチャートやカレンダービューなどの数種類の表示形式で効率的にプロジェクトを管理することができます。中でも、メンバーに割り当てられたタスクを見渡せるワークロードビューは、チームの仕事量のバランス調整を素早く行うことが可能です。

特長

  1. ガントチャートやカレンダービューで進捗状況が一目瞭然
  2. 世界140ヵ国30万以上のチームに愛されるシンプルで使いやすいUI
  3. リソース管理機能をもつワークロードビューで作業の負荷を分散

プラン・価格

  1. Basic
    6ドル/月額
  2. Plus
    8ドル/月額
など
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1人が「利用した」しています。
Nozbeは、Nozbeが提供するプロジェクト管理ツールです。世界中の50万人のユーザーが利用している、シンプルで柔軟性の高いシステムです。タスク管理はもちろん、分かりやすいプロジェクトの構造やチームに合わせたワークフローの設定などを簡単に行うことができるため、業種・業界を問わず幅広い企業に使われています。5つの列で構成されたNozbeのインターフェースで、常に最新の進捗状況や自身のタスクを確認でき、タスクの委任やチームの役割、報告などを簡単に行います。ワークフローなどと合わせて確認や管理における時間の節約を行い、時間を創出します。サポート体制も充実しており、ビジネスプランを利用すると専属のアカウントマネージャーによるサポートを受けることができます。

特長

  1. 世界中の50万人のユーザーが利用している、シンプルで分かりやすいツール
  2. 進捗管理やプロジェクト状況を簡単に把握し、最適なワークフローで生産性を向上
  3. 充実のサポート体制でプロジェクト進行を支援

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. Solo/Duo
    1,080円〜/月額
など
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Redbooth

Redbooth,Inc.
Redboothは、Redbooth,Inc.が提供するプロジェクト管理ツールです。タスク管理機能とWeb会議などのコミュニケーションツールを搭載しており、スムーズなチームコラボレーションを行いながらのプロジェクト進行を実現します。タスク管理方法はかんばん形式で、直感的に理解できる画面デザインになっています。ソート機能やタグの設定も可能で、操作はドラッグアンドドロップ。タイムラインビューでも確認することができ、期日や工数の設定も簡単に行うことができます。使いやすさとコラボレーションのしやすさが評価され、世界で62万のチームに利用されているツールです。

特長

  1. タスク管理機能とコミュニケーションツールを搭載したプロジェクト管理ツール
  2. かんばん方式、タイムラインビューで直感的にタスク管理を行える
  3. チームコラボレーションと使いやすさが評価され、世界で62万チームが利用中

プラン・価格

  1. 初期費用
    0ドル
  2. PRO
    12ドル/月額
など
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Clarizen

Clarizen,Inc.
Clarizenは、Clarizen,Inc.が提供するプロジェクト管理ツールです。強力なコラボレーション機能で、プロジェクトメンバーの稼働や進捗、リソース状況を常に把握。SNS形式のコミュニケーションツールでチーム内の情報共有やコミュニケーションを活性化させます。プロジェクトに関する予算やコスト管理もClarizen上で行うことができるため、プロジェクトに関する情報は1つのシステムで一元管理することができます。プロジェクト管理から資産価値の整理まで統合して行うことができるシステムは、世界76ヶ国、3,000社以上に導入されている実績を誇ります。

特長

  1. 強力なコラボレーション機能でチームの状況把握とコミュニケーションを活性化
  2. プロジェクトに関する予算・コストも一元管理ができる
  3. 世界76ヶ国、3,000社以上が導入する、資産価値まで統合管理できるシステム

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. エンタープライズ版
    6,600円/月額
など
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OpenProject

OpenProject,Inc.
OpenProjectは、OpenProject,Inc.が提供するプロジェクト管理ツールです。プロジェクト管理に必要な機能を豊富に搭載したシステムで、汎用度と自由度が高いのが特徴です。Webベースのオープンソース型、クラウド型の2種類が提供されています。バックログ機能でかんばん方式やスプリントでタスクやインシデントの管理を行うことができ、スクラム型の開発にも適しています。オープンソース型の場合、インストールや環境構築も簡単で、ウィザード形式で初期設定を行うことができ、開発言語はRailsです。画面上で使用したい機能のオンオフの切り替えも可能で、運用に合わせてカスタマイズして利用できます。

特長

  1. 汎用度と自由度の高い、豊富な機能を搭載したシステム
  2. バックログ機能でタスクやインシデントの管理もスムーズに
  3. 環境構築や初期設定が簡単で、運用に合わせてシステムをカスタマイズできる

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. Enterprise on-premises
    問い合わせ
など
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OBPM Neo

株式会社システムインテグレータ
OBPM Neoは、株式会社システムインテグレータが提供するプロジェクト管理です。統合型のプロジェクト管理ツールで、日本で唯一PMBOKに準拠し、品質、コスト、スケジュールなどの要素はもちろん、リスク管理、調達管理、コミュニケーションなどのプロセスも統合して管理できます。クラウド上で組織のすべての情報を確認できるため、赤字プロジェクトや日々の労働の生産性などを見える化し、無駄なものを削減することが可能です。勤怠管理・会計システムと連携も可能で、プロジェクトの原価計算や社員の給与計算なども行えます。

特長

  1. 日本で唯一PMBOKに準拠した統合型のプロジェクト管理ツール
  2. すべての組織データをクラウド上で確認できる
  3. 勤怠管理システムや会計システムとの連携でさらに利便性を向上

プラン・価格

  1. Basic Edition
    50,000円〜/月額
  2. Limited Edition
    75,000円〜/月額
など
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Planio

Planio GmbH
Planioは、Planio GmbHが提供するプロジェクト管理ツールです。Redmineをベースに開発され、SubversionとGitのホスティングに特化しています。マイルストーンやガントチャートによるプロジェクト管理からスクラムなどのアジャイルフレームワークをサポートしており、幅広いプロジェクト管理に利用できます。Planioの中核機能である課題・タスク・バグの管理では、サブタスクなどを紐付けて管理することができ、操作は誰でも簡単に行うことができます。また、ワークフローや強力なユーザー管理機能で統制を取りながら確実な業務推進を支援します。プロジェクトの進行に欠かせないコミュニケーションツールも搭載しており、プラットフォーム上でチームのコラボレーションを図ることが可能です。

特長

  1. Redmineベースに開発された、幅広いプロジェクトで利用できる管理ツール
  2. 課題・タスク・バグの管理は統制を取りながら誰でも簡単に使える
  3. チームのコミュニケーションをプラットフォーム上に集約

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. Silver
    2,500円/月額
など
Time Kreiは、株式会社テンダが提供するプロジェクト管理ツールです。これまでに1,100社が導入した実績を持ち、プロジェクト管理だけでなくグループウェア機能も搭載。グループウェアと連携してプロジェクトが完了時に作業実績が自動的に登録され、それをもとに自動分析されるという一気通貫の自動化システムのため、作業の手間を大幅に削減します。また、業務コストも自動計算される機能があり、業務改善のヒントも得ることができる高性能なプロジェクト管理ツールです。

特長

  1. 1,100社の導入実績がある多機能・高性能なプロジェクト管理ツール
  2. プロジェクト管理の詳細確認・進捗分析が行え現状把握が可視化
  3. ワークライフバランスや業務コストも可視化され、企業全体の健康状態が図れる

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. クラウド
    29,800円/月額
など

プロジェクト管理ツールの選定ガイド


プロジェクト管理ツールとは

プロジェクト管理ツールとは、チームの生産性を高め、プロジェクトを効率的に進めるための機能を集約したツールです。

業種や部門、プロジェクト内容によって重視すべき項目は異なりますが、プロジェクト管理では、人員管理・タスク管理・予算管理・リスク管理・品質管理など、プロジェクトの完遂に向けて管理しなければならない対象は多岐に渡ります。

プロジェクト管理ツールでは、プロジェクトに関連するリソース(情報やデータ)をツール上に全て集約することが可能です。プロジェクト全体の進捗、チームの目標達成率、各メンバーの稼働状況やスケジュールなどをリアルタイムで共有・確認することができます。

また、タスクや課題へのコメント機能、チームチャット、掲示板やWiki機能などは、プロジェクト内での円滑なコミュニケーションと素早い情報共有に役立ちます。

プロジェクト管理そのものの考え方や方法、目的に応じた管理項目などについては以下の記事をご参照ください。

こちらの記事をチェック
プロジェクト管理とは?管理する項目と役立つフレームワーク

プロジェクト管理で直面しやすい課題

プロジェクト管理ツールの活用は、プロジェクト管理における以下のような課題を解消することができます。

  • 個々のタスクからプロジェクトの全体像までを俯瞰できない
  • 個々の進捗確認に時間を奪われ、課題分析や計画修正に十分な時間を割けない
  • 所属部門やチームによって、データや関連ファイルの保管場所がバラバラ
  • 情報共有にタイムラグがあり、リスク回避や意思決定が後手後手になる
  • タスクの抜け漏れや手戻りが発生しやすく、異常にも気付きにくい

少し前までは、オフィスのホワイトボードやエクセル上で、プロジェクトの進捗管理やタスク管理、スケジュール調整などが行なわれていました。

5人程度の小規模なチーム編成で、毎日顔を見合して情報共有できる環境であれば、その方法でもさほど問題ないかもしれませんが、複数のプロジェクトを担当したりチームの人数が多くなると、管理対象が増え、タスク同士の関連性も複雑化していきます。

上記で挙げたようなトラブルが、プロジェクトの遅延や停滞を起こす原因となっているのです。

プロジェクト管理ツールでできること

プロジェクト管理に必要なことをシステム上に集約して実行できるようにしたものが、プロジェクト管理ツールです。ツールによって得意分野やカバー範囲は異なりますが、プロジェクト管理の目的や役割に応じて複数の機能がパッケージングされています。

ここでは、プロジェクト管理ツールに搭載されている主要な機能をその役割や活用法とともに紹介します。ツール選定時の機能要件としてご参考にしていただけましたら幸いです。

(1) プロジェクト計画書の作成

プロジェクトを成功に導くためには、プロジェクトのゴール達成までの道筋を記したプロジェクト計画書の作成が必須です。予定から乖離が生まれることなくプロジェクトを進行するためであるとともに、利害関係者(ステークホルダー)との認識合わせも目的の一つとしてあります。

主には以下のような管理項目が記載されます。

  • スコープ
  • スケジュール、納期
  • コスト
  • 品質
  • リソース
  • コミュニケーション
  • リスク

プロジェクト管理における「スコープ(=範囲)」とは、ゴールにたどり着くために必要なタスク範囲のことです。チームが実施すべきアクションを作業単位に細分化して組み立てることを、スコープ管理(スコープマネジメント)と言います。

プロジェクト計画書のフォーマットに決まりはなく、プロジェクトの規模や内容によって項目や計画の粒度は異なります。プロジェクト管理ツールに備わった各管理項目に対応する機能を活用すれば、ゴールまでの達成度が可視化され、計画の更新・共有も効率的です。

プロジェクト計画書の重要性や作成ステップについては、以下の記事をご参照ください。メンバーや関係者の多い大規模なプロジェクトで特に重要な「スコープマネジメント」についても合わせて解説しています。

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スコープマネジメントとは?目的やプロセス、成功のポイント

(2) タスク管理

タスク管理(ToDo管理)とは、個人やチームの業務を作業単位(タスク)に分割し、個々のやるべきタスクに優先付けをして仕事の効率化を図ることです。プロジェクトを滞りなく進めるためには、ゴールまでに必要なタスクを然るべき順序で着実に遂行していくことが求められます。

プロジェクト管理ツールでは、プロジェクトリーダーがメンバーのタスクを作成し、内容詳細、期日を割り当てることができます。一つひとつのタスクとプロジェクト全体の関連性が可視化されるため、各自が目的を見失うことなく、進捗状況を確かめながら業務に取り組むことができます。

(3) 進捗管理

進捗管理とは、スケジュールや品質、リソースなどにおける計画と作業状況のズレを把握することです。また、課題の把握や解決、軌道修正なども求められます。

プロジェクトにおける進捗管理には、主にWBSとガントチャートが使用されます。WBS(Work Breakdown Structure)とは、作業を小分けにし(Work Breakdown)、階層構造(Structure)でタスク管理を行う手法を指します。タスクの親子関係が可視化されるため、タスク同士の関連性や次に何をすればいいかを簡単に把握可能です。

しかしながら、WBSには時間軸がなく、作業納期や進捗状況は把握しにくいものとなっています。そこで登場するのが、プロジェクトの進捗を管理するスケジュール表である「ガントチャート」です。縦軸にタスクを配置し、横軸に時間軸を棒グラフで表すことで、ひと目で全体の進捗状況を直感的に掴むことができます。

WBSで細分化したタスクリストに基づいてガントチャートを作成すれば、WBSに時間軸が加わります。両者はセットで用いられることが多く、プロジェクト管理ツール上では、タスクの開始日・終了日の調整、タスク構造の編集、タスク情報(作業内容、担当者、関連ファイルなど)の登録などが容易に行えるようになっています。

こちらの記事をチェック
WBSとは?目的や作成方法、WBSを利用すべきタイミング

(4) 工数管理

工数管理とは、プロジェクトの遂行に必要な業務量(ある作業を完了するのにかかる一人当たりの時間 × 必要人数)です。工数管理を行うことによって、プロジェクト全体にかかるコストや業務の進捗状況を把握することができます。

プロジェクト管理ツールの工数管理機能は、工数入力の手間を最小限に抑えられるように設計されていますが、プロジェクトの人数や予算、工程数によっても、管理項目や表示形式などの使い勝手が変わってきますので注意しましょう。

プロジェクト管理ツールの導入メリット

プロジェクト管理ツールの強みは、「プロジェクトの包括的な可視化」と「リアルタイム性の高い情報共有」です。この特性から、プロジェクト管理ツールの導入によって、次のようなメリットを享受することができます。

  1. プロジェクトに必要な情報・データの集約
  2. プロジェクトやタスクの進捗状況の可視化
  3. 管理の効率化とリソースの最適化による生産性向上
  4. チームメンバーの目標意識の向上

1. プロジェクトに必要な情報・データの集約

データファイルを業務カテゴリーや部門ごとに管理していると、どこに何が保管されているのかわからなくなります。その都度、当該ファイルサーバーにアクセスしたり、メンバーにメール添付を依頼することとなり、必要な情報を探すだけで無駄な時間を費やしてしまうでしょう。

プロジェクト管理ツールを活用すると、プロジェクトに関連するデータや情報、ノウハウがツール上に集約され、それらを一元的に管理することが可能です。メンバー全員が決められた場所に情報・データを集積していけば、ツール内を検索するだけで欲しい情報にたどり着くため、同じようなやり取りや質問を何度もすることはなくなります。

該当タスクや業務カテゴリにファイルを紐づけたり、コメント履歴を残したりすることもできるため、「聞いた・聞いていない」といった情報共有漏れの発生を防ぐとともに、ツールにログインするだけで最新情報を確認できます。

2. プロジェクトやタスクの進捗状況の可視化

プロジェクト管理ツール上では、各タスクの進捗状況や業務の全体像を俯瞰的に把握できます。また、プロジェクト別、担当者別、ステージ別に並べ替えやフィルタリングを行うことも可能です。

タスク同士の関連性が見えやすくなることで、それぞれのタスクの優先度が明確になり、プロジェクトを最短ルートで着実に進めていくことができます。タスクの編集や追加依頼もリアルタイムで各自の管理表に反映されるため、タスク漏れの心配もありません。

これまで個人で管理してきたタスクの可視化により、チームメンバー全員が1つのツール上で互いの状況を確認できるため、チームの情報共有意識が向上し、社内コミュニケーションが活性化されるメリットもあるでしょう。

3. 管理の効率化とリソースの最適化による生産性向上

マネージャー(プロジェクトリーダー)は、業務全体の達成度や個々の進捗状況を見ながら、リソースの割り当てやスケジュールを最適化していくことができます。

目標達成率や残りのタスク数などをリアルタイムで把握できるため、遅延や停滞の兆しが少しでも見えれば、先手の施策を打つことが可能です。急な仕様変更やタスクの追加時に、素早く担当者を割り当てるといったこともできるでしょう。

マネージャーは、メンバーに1人ずつ状況をヒアリングしたり、定例ミーティングで進捗報告に時間を費やす必要はありません。進捗管理にかかる負荷が大幅に軽減されることで、より思考が必要とされる現状分析や目標修正などに時間を割くことができます。

このように、進捗確認の手間や報告漏れ、情報共有のタイムラグといった、無駄な時間や作業がカットされることで、チームメンバーも本来の業務に取り組むリソースが確保でき、全体的な業務効率と生産性の大幅な改善が期待できます。

4. 個々のタスク管理能力と目標意識の向上

プロジェクト管理ツールの中には、今までタスク管理を行ったことがない人やITツールに苦手意識がある人でも、直感的な操作で効率的なタスク管理が簡単に行えるように設計されているものもあります。

タスク管理は立派なスキルの1つであり、全員が自分でタスクの組み立てや管理を上手にこなせるわけではありませんが、不得意な方でもツールの活用によってタスク管理の方法を学び、次第に管理能力を高めていくことも期待できるでしょう。

また、ツールの活用により、一つひとつのタスクと業務全体の関連性が可視化されるため、目的を見失うことなく、「今この作業を何のために行なっているのか」という目的意識を持って業務に取り組むことができます。

業務を分割してタスク化することで、目標に対する小さな達成を味わいやすくなるため、自信やモチベーションの維持にも繋がるでしょう。

プロジェクト管理ツールの選び方

プロジェクト管理ツールは、シンプルな機能構成のものから拡張パックまで選択肢が幅広く、多機能になるほど業務上の汎用性は広がっていきます。

ただし、機能の豊富さのみに着眼すると、自社の業態に不必要な機能が含まれていて運用コストが嵩んだり、一部の人しか使いこなせないような機能が多くて運用が定着しなかったりすることがあります。

まずは、自社のプロジェクト管理に関する課題・ツールの導入目的を明確し、自社のニーズを満たす機能を提供してくれる製品を探し出すことが重要です。

  • 属人化されている業務があり、タスク内容やリソース感を把握できない
  • 業務の遅延や停滞が起こっているが、どこが原因かすぐに見つけ出せない
  • 進捗確認に時間を奪われ過ぎて、課題分析や計画修正に十分な時間を割けない

現状、プロジェクト管理のどの部分が非効率なのか、業務上どんな問題が発生していて何がボトルネックになっているのかなど、現状課題を分析してみましょう。

プロジェクト管理ツールの比較・選定ポイント

プロジェクト管理ツールを比較・選定する際のポイントは下記4点です。

  1. 機能範囲|タスク管理・ガントチャート・チャット・予算管理など
  2. 外部サービスとの連携
  3. 操作性|マネージャー視点のみで判断しないように注意
  4. 導入費用|プロジェクト数や導入規模によっては無料プランとの組合せも

自社の現状課題やチーム体制などを整理し、導入目的を明確にした上で、それぞれのポイントを押さえた比較検討を進めていきましょう。

1. 機能範囲

プロジェクト管理ツールの主な役割は、「タスク・プロジェクトの進捗の可視化」「プロジェクトメンバー内の円滑な情報共有」です。これによって、プロジェクトの効率的な管理と生産性の向上を実現できるように設計されています。

しかし、細かい機能や連携できる外部システムは製品・サービスによって異なり、プロジェクトの領域や規模、人員構成などによっては、不可欠な機能もあれば、それほど優先度の高くない機能もあるでしょう。

例えば、チーム構成がITエンジニア中心となるシステム開発のプロジェクトでは、タスク設計やスケジュール管理の自由度が高いツールが好まれます。タスクの期日を入力すると自動でガントチャートに反映されたり、タスクの重要度やステータスをラベル付けしたりといった管理項目の豊富さも選定基準となってくるでしょう。

2. 外部サービスとの連携

プロジェクト管理ツールには、グループウェアやビジネスチャット、BIツール、オンラインストレージなど、外部のWebサービスや社内の業務システムとアカウント連携ができるものがあります。

連携できるサービス・システムは製品によって異なりますが、例えば、プロジェクト管理ツール上でクライアントへの見積書発行を行う、タスクの依頼や変更・更新などの通知をビジネスチャット上で受け取るといったことです。

アプリケーションの起動や切り替えが必要なく、社内システムを統一させれば業務効率の向上にも繋がるため、こちらも選定基準の1つとして検討してみるといいでしょう。

3. 操作性

プロジェクト管理ツールは、プロジェクト管理を効率化し、チームの生産性を高めるためのツールです。いくら優れた管理機能が揃っていても、ユーザーがツールを使いこなすのに時間を要したり、苦痛に感じたりするようでは本末転倒で、投資対効果も下がってしまいます。

デモ版や試用期間などを利用して、管理画面の見やすさや操作性、動作の軽さなどを一通り検証しておくことをお勧めします。

ここで気を付けたいのは、マネージャーだけの視点で使い勝手の良さを判断しないことです。また、ITエンジニアであればすぐに使いこなすことができる、新しいツールが好きというわけではないので注意しましょう。

また、スマホやタブレットからもタスクの編集や閲覧を利用したい場合、また専用アプリがある場合は、そちらの操作性とともにスマホ版で利用できる機能(機能制限)もチェックしておいてください。

4. 導入費用

プロジェクト管理ツールの料金体系は、ユーザー数や登録できるプロジェクト数、利用可能な機能などによってプランが別れていることが多いです。また、利用人数や機能が制限された無料版もあります。

プロジェクト単位で課金される場合は、有料プランとの組み合わせで、一部の小規模な編成やプロジェクトには無料プランで対応できることもあります。

製品によっては、登録できるユーザー数やプロジェクト数の上限が決まっているものもありますので、スモールスタートで将来的に導入規模を広げていくのであれば、想定される最大利用人数やプロジェクト数(チーム数)も明確に定めておきましょう。

プロジェクト管理ツールの機能

プロジェクト管理ツールの代表的な機能一覧です。※機能名称や内容は製品によって異なることがあります。

タスク管理機能

  • タスク管理(課題管理):メンバーのタスクを作成し、内容詳細、期日を割り当てる。
  • マイタスク(ToDoリスト):自分が担当するタスクのみの管理ページ
  • サブタスク設定:タスク完了までのプロセスを細分化して設定できる。
  • 文書・ファイル管理:ファイルやドキュメントデータをタスクに関連付けて保存、共有できる。
  • ラベル設定:タスクごとに「優先度:高」「ペンディング」などのラベルの作成・設定ができる。
  • コメント:タスクやファイルにコメントを付けたり、担当者とメッセージのやりとりができる。
  • 自動督促:期日を過ぎたタスクへの督促、または期日の近づいているタスクの事前通知を設定できる。
  • 通知アラート:タスク開始日や期日の事前通知、フォローしたタスクの更新通知を設定できる。

プロジェクト管理のサポート機能

  • ガントチャート:タスクの期日を入力すると自動でガントチャートに反映される。ガントチャート上でタスクの期間変更や並べ替えをすることもできる。
  • カンバンボード:プロジェクト内のタスクや課題を付箋のように可視化できる。
  • リソース管理:作業負荷とパフォーマンスを可視化し、リソースの均等な割り当てを行うことができる。
  • コスト管理:プロジェクト別の原価管理や予実管理ができる。プロジェクト予算の設定と業務実績(作業工数や経費など)の登録により、リアルタイムで予実を可視化する。
  • ワークフロー:チームに合ったタスクの承認プロセスを作成することができる。
  • レポート集計・出力:チーム別、月別、プロジェクト別に各種レポートの自動作成、自動出力などができる。

情報共有・その他の機能

  • 掲示板:ノウハウ共有や意見交換、情報発信ができるフォーラムやチャット。
  • Wiki:会議の議事録、仕様書など、プロジェクトに必要なデータを登録できる。
  • モバイルアプリ対応:外出先からプロジェクトやタスクを管理したり、コメントやメッセージを送ったりできる。
  • 外部連携機能:外部のサービスツールやシステムと連携し、データの同期・統合を行うことができる。ワークフロー、オンラインストレージ、カレンダー、グループウェア、会計管理システムなど。

内部統制・セキュリティ対策の強化

  • ユーザー管理:プロジェクトメンバーの登録・削除、権限設定ができる。
  • ログ出力:いつ、誰が、どんな操作を行ったかが記録・管理できる。
  • デバイス制限:会社が許可した(管理下にある)デバイスのみ、システムにログインできる。
  • SSL・AES暗号化:ネットワーク上の通信データを暗号化し、悪意ある第三者による盗聴や情報の改ざんを防止する。
  • 利用権限機能:ユーザーごとに機能の操作権限を設定できる。(タスクの作成・閲覧・編集・コメントなど)
  • ニ段階認証:ログイン時にID・パスワードだけでなく、登録した電話番号へ送信した確認コード入力などの本人確認要素を設定し、なりすましを防ぐ。

まとめ

プロジェクト管理ツールの活用による「進捗状況の可視化」「課題の早期発見」は、管理側のプロジェクトリーダーだけでなく、タスクやスケジュールを入力する側であるチームメンバーの自己管理と作業効率化にも有用です。

直近では、テレワークや在宅勤務の推進によって、情報やデータを一箇所に集積して一元管理を行う重要性がさらに増してきており、遠隔での情報共有・コミュニケーション・共同作業を効率的に進められる環境やシステム・ツールを整えることが求められています。

この機をきっかけに、情報共有の仕組みや円滑なチーム作業に必要な機能があらかじめシステム化されているプロジェクト管理ツールの需要はさらに高まっていくでしょう。本選定ガイドを参考に、自社課題や導入目的を軸にして、組織やチームに最適なプロジェクト管理ツールを比較検討ください。

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