【2024】セキュリティソフトを徹底比較!機能や価格・選び方を解説


セキュリティソフトは、ネットワークを通じた第三者による攻撃からコンピュータを守り、悪意のあるプログラムや悪質なコードを検知・除去するソフトウェアの総称です。

以下のような事象を未然防止できるようにコンピュータを監視し、解決を自動的に行います。

  • PC・スマホにウイルスやスパイウェアなどの脅威が外部から侵入してこないか
  • 個人情報が外部に出ていくことがないか
  • ユーザーが情報漏洩やウイルス感染の原因となる危険な行為をしていないか

以下、セキュリティソフトについて、それぞれの特徴や機能、料金プラン、導入レビューを紹介します。ソフトの選定に際して、セキュリティの機能要件や比較のポイントなどの詳細を確認したい方は、選定ガイドをご一読ください。

セキュリティソフトで注目のサービス
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Windows Defender
日本マイクロソフト株式会社
4.5
無料期間あり
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ノートン360プレミアム
株式会社ノートンライフロック
4.2
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セキュリティソフトの比較・レビュー

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セキュリティソフト
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Windows Defender

日本マイクロソフト株式会社
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193人が「利用した」しています。
Windows Defenderは、日本マイクロソフト株式会社が提供するセキュリティソフトです。Windows8以降に標準搭載されている製品で、Microsoftは年間に1,000億円もの投資をセキュリティに行っているので、今後の進化も期待できます。クイックスキャンやリアルタイムスキャンなど、ウイルススキャンの手法が多彩なため、状況に応じた検出を行えます。また、有償のWindows Defender ATPを利用すれば、セキュリティ自動化や分析が可能になり、利便性がさらに向上します。

特長

  1. WindowPCに標準搭載されており、多額の投資が行われている
  2. リアルタイムやクイックなど状況に応じたウイルススキャンが可能
  3. Microsoft Defender ATPでセキュリティ自動化・分析

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
    0円
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218人が「利用した」しています。
ウイルスバスター ビジネスセキュリティは、トレンドマイクロ株式会社が提供するセキュリティソフトです。中小企業向けに設計されており、一元管理・簡単なインストールと操作性で利用できるため、中小企業向けエンドポイントセキュリティ製品で国内市場シェア8年連続No1の実績を持ちます。スパイウェアやフィッシング対策、デバイス制御などの機能によって手間をかけることなく脅威を未然に防止します。また、ファイルやWebのレビュテーション機能が搭載されており、高いセキュリティレベルを維持することが可能です。

特長

  1. 中小企業向けに設計された国内市場シェア8年連続No1の製品
  2. 管理者の手間をかけずにスパイウェアやフィッシング対策などが可能
  3. ファイルとWebのレビュテーションでセキュリティレベルを維持

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
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ノートン360プレミアム

株式会社ノートンライフロック
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90人が「利用した」しています。
ノートン360プレミアムは、株式会社ノートンライフロックが提供するセキュリティソフトです。150カ国4,200万の攻撃センサーから収集した脅威に関するビッグデータをAI技術で解析することで強靭なセキュリティを実現させた、世界売上シェアNo1の製品です。ウイルスやマルウェアの対策はもちろん、フリーWi-Fi環境下やウェブカメラの保護により、さまざまな状況においてセキュアな環境を保つことができます。また、60日間返金保証やウイルスを駆除できない場合は全額返金といった手厚い補償があります。

特長

  1. 世界4,200万の脅威データを解析する世界シェアNo1の製品
  2. フリーWi-Fi接続時やウェブカメラの保護が可能
  3. 60日間返金保証や全額返金の制約がある

プラン・価格

  1. ダウンロード1年版
    6,480 円
  2. ダウンロード2年版
    14,280円
など
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4.6
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113人が「利用した」しています。
ウイルスバスター コーポレートエディション XGは、トレンドマイクロ株式会社が提供するセキュリティソフトです。2016年にはAV-TESTの性能評価テストにおいて、18点満点中17.13点という他社製品と比較しても非常に高評価を獲得しています。機械学習機能が搭載されており、既知・未知の不正プログラムの特性を模倣するネットワークトラフィックをブロックすることが可能です。また、同社製品のApex Centralと併用することで、複数のサーバーを1つのコンソールで管理することが可能になります。

特長

  1. AV−TESTの評価スコアが高得点
  2. 機械学習機能により未知の脅威に対応できる
  3. Apex Centralとの併用で管理の利便性を向上

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
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4.9
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57人が「利用した」しています。
ESET Endpoint Protectionは、ESETが提供するセキュリティソフトです。既知ウイルスのウイルス検出率がNo1で世界的権威のテスト機関から認定を受けており、これまでに39万社以上に導入実績がある製品です。動作の軽快さへの評価も高く、ベンチマークテスト会社のパフォーマンステストにおいて総合評価で唯一、最高評価を獲得している製品でもあります。多層防御機能によるマルウェアの起動時だけでなくその前後にも検査を行うことによって、高度化・巧妙化している脅威を漏れなく検知します。

特長

  1. 39万社以上の導入実績があり継続利用率も94%
  2. パフォーマンステストで最高評価を獲得している動作の軽快さ
  3. 多層防御機能による検出前・検出後の防御機能でどんな脅威にも対応

プラン・価格

  1. ESET Endpoint Protection Standard
    3,710円〜/年額
  2. ESET Endpoint Protection Advanced
    5,360円〜/年額
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4.8
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124人が「利用した」しています。
McAfee Endpoint Securityは、McAfee, Inc.が提供するセキュリティソフトです。AV-TESTにおいてユーザービリティと保護レベルで満点の評価やサイバーセキュリティから銀賞の評価を得るなど、数多くの実績を持ちます。EDR技術が搭載されており、メンテナンスの時間短縮や不要なアラートの削減など、業務のタイムマネジメントを行えます。リアルタイムスキャンや自動修復によりセキュリティの自動化がされるため、手動による検出や修復の必要もありません。

特長

  1. AV−TESTやサイバーセキュリティなど外部から多数の高評価実績がある
  2. EDR技術によるメンテナンスや通知管理で業務時間を短縮できる
  3. リアルタイムスキャンや自動修復などによるセキュリティ自動化

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
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36人が「利用した」しています。
Symantec Endpoint Protectionは、シマンテックが提供するセキュリティソフトです。オンプレミス、クラウドベース、またはハイブリッドで従来のエンドポイントとモバイルデバイスのすべてを保護する製品で、ガートナー社からリーダーの評価を獲得した企業が運営しています。AIを利用した意思決定の最適化や統合されたクラウドベース管理システムにより動作が軽快かつ、4層の防御機能によりあらゆる攻撃から保護できる強固なセキュリティを実現できます。

特長

  1. 従来とモバイルのエンドポイントをオールインワンで保護
  2. AI機能や統合された管理システムにより動作が軽快
  3. 4層の防御機能によりあらゆる攻撃から保護できる

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
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26人が「利用した」しています。
ウイルスセキュリティZEROは、ソースネクスト株式会社が提供するセキュリティソフトです。これまでに登録本数1000万本以上を販売しており、国内販売本数第1位を複数回獲得し、さらにウイルス100%検知テストに複数回合格している実績があります。動作の軽さにも定評があり、Performance Test(軽さテスト)において世界3位となった実績を持っています。1,800円という手頃な価格と簡単操作で、マルチデバイス対応のため安価で便利を実現した手軽で強力なセキュリティソフトです。

特長

  1. ウイルス100%検知テストの合格実績と国内販売本数1位の実績
  2. オーストリアの第三者機関による軽さテストにおいて世界3位の実績
  3. 1,800円という安価で自動処理や分かりやすいUIで簡単に管理できる

プラン・価格

  1. ZEROウイルスセキュリティ1台用
    1,800円
  2. ZEROウイルスセキュリティ3台用
    3,900円
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32人が「利用した」しています。
AVG インターネットセキュリティは、AVG AntiVirusが提供するセキュリティソフトです。AV-ComparativesやAV-TESTなどの第三者機関から2年間で25件以上の受賞経験がある製品です。サイバーキャプチャー機能とAI搭載によって新しい脅威を防止し、挙動監視やPUAによって危険因子を削除することでセキュアな環境を保ちます。Web・Wi-Fi・メールにそれぞれ防御機能が搭載されており、あらゆる場所からのウイルス感染を防ぎます。

特長

  1. 複数の第三者機関から2年間で25件以上の受賞経験がある
  2. AIによって新しい脅威検出し、挙動監視で危険因子を削除できる
  3. Web・Wi-Fi・メールなど、流入経路になりうるあらゆる場所を防御

プラン・価格

  1. デバイス1台
    2,980円/年額
  2. デバイス10台
    3,980円/年額
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FortiClient

フォーティネットジャパン株式会社
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13人が「利用した」しています。
FortiClientは、フォーティネットジャパン株式会社が提供するセキュリティソフトです。セキュリティの有用性や業界最高レベルのSSLパフォーマンスなどにより、NSS LABSのNGFWグループテストにおいて6年連続で推奨の評価を獲得した実績があります。SSL およびIPSec VPN を使用してセキュアなリモートアクセスが可能であり、セキュリティファブリックとの統合によってインシデント対応を自動化することも可能なため、利便性とセキュリティを両立させた運用を可能にします。

特長

  1. NSS LABSのNGFWグループテストにおいて6年連続で推奨の評価
  2. SSLおよびIPSec VPNを使用したリモートアクセスが可能
  3. セキュリティファブリックとの統合でインシデント対応を自動化

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
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30人が「利用した」しています。
Avast Business Antivirusは、avastが提供するセキュリティソフトです。tech radarやAV comparatives、ガードナー社などの権威ある数々の第三者機関から非常に高い評価を獲得している製品です。サイバーキャプチャー機能により、ゼロデイ脅威に対する防御率が高く、AV-TESTにおいて認定を取得しています。また、PCとサーバーを一元管理できる管理コンソールをオプションで利用でき、デバイス管理やサポートとのチャット機能により管理者の業務負担を減少させることが可能です。

特長

  1. tech radarやガードナー社など数々の第三者機関から高評価を獲得
  2. AV−TESTにおいてゼロデイ攻撃の防御率100%の認定を取得
  3. 管理コンソールで一元管理やサポートとのチャットが可能

プラン・価格

  1. Avast Business Antivirus
    4,033円〜/年額
  2. Avast Business Antivirus Pro
    5,123円〜/年額
など
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28人が「利用した」しています。
McAfee Total Protectionは、マカフィー株式会社が提供するセキュリティソフトです。AV-Comparativesが実施する8つのパフォーマンステストすべてでトップランクを獲得しており、これまでに5億台のデバイスを保護しているユーザーと第三者機関からの評価が高い製品です。フリーのWi-Fiスポットにアクセスした場合でもハッキングの脅威を防御し、情報漏洩を防止します。あらゆるデバイスに対応しており、1つのサブスクリプションで台数無制限に導入することができます。

特長

  1. AV-Comparativesのテストでトップ、5億台のデバイスを保護
  2. フリーWi-Fi接続時でもセキュアな環境を維持できる
  3. あらゆるデバイスを1つのサブスクリプションですべて保護できる

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. 年額費用(1年版)
    6,500円
など
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24人が「利用した」しています。
Kaspersky Endpoint Securityは、株式会社カスペルスキーが提供するセキュリティソフトです。開発元であるカスペルスキーは、2019年に第三者機関が実施した比較テストと製品レビューに86回参加し、1位を64回獲得している外部機関からの評価が非常に高い製品です。一元化された管理コンソールでセキュリティの状況のすべてを把握できるため、管理の手間を削減できます。また、FIPS140-2認定の暗号化や独自の総合的ポリシー作成などによって高度なセキュリティを実現しています。

特長

  1. ウイルス100%検知テストの合格実績と国内販売本数1位の実績
  2. 一元化された管理コンソールで管理業務の時間を短縮
  3. FIPS140-2認定の暗号化や独自のポリシーによる高度なセキュリティ

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
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マイセキュア

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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4人が「利用した」しています。
マイセキュアは、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社が提供するセキュリティソフトです。PassMark Softwareによるアンチウイルス製品テストの総合スコアでNo1を獲得したWEBROOTのサービスの日本語対応版の製品です。フルクラウド方式を採用しており、定義ファイルを端末に置かないため、高速のスキャンが可能です。また、機械学習で膨大なデータを分析するAIプロテクション機能が搭載されていることにより、未知の脅威にも対応できます。

特長

  1. 製品テストの総合スコアでNo1を獲得したWEBROOTの日本語対応版
  2. フルクラウド方式採用で超高速のスキャンが可能
  3. AIプロテクション機能により未知の脅威にも対応

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. 月額費用(1ライセンス)
    250円/月額
など
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3人が「利用した」しています。
Webroot Secure Anywhereは、WEBROOTが提供するセキュリティソフトです。インストールやスキャンスピードが高速であり、マルウェアの保護やフィッシング対策に定評がありPC Magazineのエディターズチョイスを受賞した実績があります。オンラインバンキングを実際に利用したテストでは、自動ブロックの割合が100%の実績を持ち、他社製品よりも優れた保護力を実証しています。ID盗難保護やウェブカメラ保護など、他社製品ではあまり保護されない箇所も保護することが可能です。

特長

  1. 保護力と動作の速さからPC Magazine誌から受賞歴がある
  2. オンラインバンキングの防御率100%の実績がある
  3. 他社製品では保護されにくいIDやウェブカメラの盗難・盗撮を防止

プラン・価格

  1. Webroot Secure Anywhereアンチウイルス
    3,937円〜/年額
  2. Webroot Secure Anywhereインターネットセキュリティプラス
    6,840円〜/年額
など
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9人が「利用した」しています。
Symantec Endpoint Protection Cloudは、シマンテックが提供するセキュリティソフトです。クラウドベースで専門知識を必要とせず従来のエンドポイントとモバイルデバイスのすべてを保護する製品で、ガートナー社からリーダーの評価を獲得した企業が運営しています。世界最大規模の脅威監視ネットワークからの情報を取得するアンチウイルスや1億以上の感染を防止した実績のあるIPSによって脅威を遮断し、機械学習機能によって未知の脅威からも保護する強力なセキュリティ機能が搭載されています。

特長

  1. 専門知識が無くてもすべてのエンドポイントを保護できる
  2. 最新の脅威に対応するアンチウイルスや実績のあるIPSによる強力な保護
  3. 機械学習機能による未知の脅威への対応が可能

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
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6人が「利用した」しています。
KINGSOFTインターネットセキュリティは、キングソフト株式会社が提供するセキュリティソフトです。AV-Comparativesが行うテストにおいて悪意のあるファイル検出率が99.5%、角川アスキー総合研究所が実施するユーザー満足度調査でNo1を獲得するなど、実績と人気のある製品です。クラウド上でのウイルスチェック、手動のバックグラウンド動作の休止によってPC速度を快適に保つことができます。フィッシング対策協議会と提携しているため、フィッシング詐欺の脅威へのブロックが迅速かつ強力です。

特長

  1. 顧客満足度No1の実績と無料ソフトでありながらトップレベルの検出率
  2. クラウド上のウイルス検査、手動のバックグラウンド動作休止で動作が快適
  3. 無料ソフトで唯一フィッシング対策協議会と提携

プラン・価格

  1. 無料版
    0円
  2. 有料版
    1,980円〜/年額
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4人が「利用した」しています。
Avira Antivirus Small Businessは、Aviraが提供するセキュリティソフトです。O&O Syspectrという管理コンソールが搭載されており、1000台を超えるPCとサーバーを一元管理することが可能です。複数のサイトとユーザーグループを管理できるグループ機能もあるため、中小企業に最適の製品です。オンアクセスやネットワーク保護によってハードドライブやあらゆるノードを保護します。また、強力なメール保護も搭載されており、スパムメールや迷惑メールを受け付けません。

特長

  1. 管理コンソールで1000台を超えるデバイスを一元管理できる
  2. オンアクセス検索やネットワーク保護によりシステムを包括的に保護
  3. 強力なメール保護機能により迷惑メールを防止

プラン・価格

  1. ライセンス費用
    18,423円〜/年額
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3人が「利用した」しています。
Avira Antivirus Proは、Aviraが提供するセキュリティソフトです。AV-ComparativesやCheckLab、AV-TESTにおいて検出率や誤検知、システムパフォーマンスの影響などの検査項目で最高評価を取得した実績があります。月に100万件を超える攻撃をブロックできるランサムウェア対策や、ゼロデイ保護、標的型攻撃のブロック機能によってあらゆる脅威を防御します。また、Torrentやクラウドストレージなど、他社製品ではスキャンできない箇所もスキャンすることが可能です。

特長

  1. 検出率、誤検知、システムパフォーマンスなどで最高評価を取得
  2. ランサムウェアや未知の脅威、標的型攻撃などあらゆる脅威を防御
  3. Torrentやクラウドストレージなどをスキャンすることが可能

プラン・価格

  1. ライセンス費用
    3,376円〜/年額
F-Secureプロテクション サービス ビジネスは、F-Secureが提供するセキュリティソフトです。AV-TESTのセキュリティテストにおいて、ベストプロテクションアワードの受賞実績がある製品です。自動パッチ管理機能が標準搭載され、アップデートのリリース後、即時インストールすることで80%までの攻撃を防御します。また、Mac向けに独自のセキュリティ機能を採用しており、アプリケーションのファイルやシステムリソースへのアクセスを制限することによってマルウェアやバックドアなどの脅威を対策します。

特長

  1. AV−TESTにおいてベストプロテクションアワードを6回受賞
  2. 自動バッチ管理機能で8割の攻撃を防御
  3. XFENCEテクノロジーによる業界最高水準のMacセキュリティを実現

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
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プロテクトキャット

エムオーテックス株式会社
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2人が「利用した」しています。
プロテクトキャットは、エムオーテックス株式会社が提供するセキュリティソフトです。サイランスが提供するAIアンチウイルスCylancePROTECTを 同社製品LanScope Catに統合した製品で、Cylance製品の国内販売実績3年連続No1の実績があります。検知したマルウェアがいつ・どこで・なぜといった原因追及を詳細に確認できるため、再発防止に繋がります。操作ログの管理やサーバー管理などによる内部からの情報漏洩についても抑止することが可能です。

特長

  1. Cylance製品の国内販売実績3年連続No1の実績を持つ企業
  2. 検知したマルウェアの時間や原因を詳細に確認できる
  3. 操作ログやサーバー管理などによって内部からの情報漏洩を防止

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
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2人が「利用した」しています。
Panda Domeは、Panda Securityが提供するセキュリティソフトです。2019年ガードナー社からPeerInsightsカスタマーズチョイスに認定されており、企業レビューでは検出や修復などのすべての項目において5点満点中4.7点以上を獲得しているユーザーからの評価が非常に高い製品です。仮想キーボードという独自の機能でハッカーによるキーストロークの追跡を防止、ファイルシュレッダーで情報漏洩を防止できます。また、他のデバイスのウイルスを撃退する「レスキューキット」の作成も可能です。

特長

  1. PeerInsightsレビューにおいてすべての項目が4.7以上の評価
  2. 仮想キーボードとファイルシュレッダーでハッキングを阻止
  3. レスキューキットで他のデバイスのウイルスを撃退

プラン・価格

  1. ESSENTIAL
    3,690円/年額
  2. ADVANCED
    4,950円/年額
など
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1人が「利用した」しています。
Sophos Intercept X Advanced with EDRは、ソフォス株式会社が提供するセキュリティソフトです。CRNやAV-TESTなど数々の第三者機関からの最高評価を獲得しており、マルウェアやPUAの自動ブロックの割合、ブロックされたエクスプロイトの割合で業界1位を誇る製品です。また、機械学習の高度な形式のディープラーニングが搭載されており、未知の脅威を高い精度で発見できます。また、有料サポートを利用すれば脅威の通知だけでなく、共同対処、封じ込めまで行ってくれる手厚いサポートを受けられます。

特長

  1. CRNをはじめとした数々の第三者機関から最高評価を獲得
  2. ディープラーニングの搭載で未知の脅威を高い精度で発見できる
  3. 有料サポートで脅威の通知から共同対処、除去まで行ってくれる

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
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1人が「利用した」しています。
Bitdefender Total Securityは、Bitdefenderが提供するセキュリティソフトです。AV−TESTの調査において、保護とパフォーマンスの部門で6段階評価で最高6評価を獲得しており、AV-Comparativesでも2018年に年間最優秀製品の評価を獲得しています。ペアレンタルコントロールやマイクロフォンモニター機能が搭載されており、コンテンツフィルタやリモートログイン、ログ確認が可能です。盗難対策機能も搭載され、紛失の際のデバイスの場所を特定やワイプなどが可能です。

特長

  1. 保護とパフォーマンスのテストで最高評価を獲得
  2. ペアコントロールやマイクロフォンモニターでデバイスを管理
  3. 盗難対策機能でデバイスの位置情報取得、ワイプなどが可能

プラン・価格

  1. ライセンス費用
    7,399円/年額
Integoは、Integoが提供するセキュリティソフトです。イギリスの技術専門誌VirusBulletinから認定を受けている製品で、導入してもPCの速度を低下させることがありません。最新の技術を利用したマルウェアエンジンや動作分析を24時間体制で稼働し、マルウェアやスパイウェアなどの脅威からシステムを保護します。また、30日間の返金保証やWebに誰でも確認できるサポートページが用意されているため、安心して購入することができます。

特長

  1. VirusBulletin認定の製品で、PCの速度を低下させない
  2. 24時間体制でシステムを保護し、外部からの脅威をブロック
  3. 30日間の返金保証やWeb上のサポートページが用意されている

プラン・価格

  1. 5台/1年プラン
    22,020円/年額
  2. 10台/1年プラン
    44,040円/年額
など
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セキュリティソフト
無料期間あり

Defense Platform

ハミングヘッズ株式会社
Defense Platformは、ハミングヘッズ株式会社が提供するセキュリティソフトです。政府調達にも耐えうる製品として、ISO/IEC15408を取得しており、米国商務省が2015年に発表したホワイトリスト型セキュリティアプリの新基準にも完全準拠しています。動作とアプリのホワイトリストを簡単に作成することができ、最強の保護力と快適な速度の環境を作ることができます。また、独自AI機能であるH4Eが搭載されており、どのような動作でも精緻に検知・分析が可能です。

特長

  1. SO/IEC15408取得の政府調達に耐えうるホワイトリスト方式を採用
  2. 動作とアプリのホワイトリスト作成により最強のセキュリティを実現
  3. 独自のAI機能であるH4E搭載により監視対象を特定し検知・分析

プラン・価格

  1. Defense Platform ホームエディション
    0円
  2. Defense Platform ビジネスエディション
    問い合わせ
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Phoenix 360

ソースネクスト株式会社
Phoenix 360は、ソースネクスト株式会社が提供するセキュリティソフトです。 全米No1のメンテナンスソフト「System Mechanic」に6つのセキュリティ機能を追加した上位版製品です。個人情報を保護するPrivacy Guardian機能やパスワードを管理するByePass機能によって情報の盗難を防止します。また、マルウェア駆除では特許技術が使用されたScan Cloud機能を搭載しており、予防だけでなく、すでに感染したマルウェアの駆除も可能です。

特長

  1. System Mechanicに6つのセキュリティ機能を追加した上位版
  2. Privacy GuardianやByePassによって情報漏洩を防止
  3. 特許技術のScan Cloudで感染したマルウェアを駆除できる

プラン・価格

  1. System Mechanic Phoenix 360
    26,800円/買切
  2. System Mechanic Phoenix 360 アップグレード版
    9,980円
360 Total Security Premiumは、Qihoo 360が提供するセキュリティソフトです。削除されたファイルを完全に破壊するデータシュレッダーやブラウザの履歴、プログラムのアクティビティ、システムの実行履歴などの痕跡を抹消するPrivacy Cleaner機能によって情報漏洩を防止し、挙動監視やサンドボックスによって不正なプログラムやファイルなどをシャットアウトします。オーガナイザによるデスクトップ整頓やディスクアナライザといった、デバイスの運用に便利な機能も搭載されています。

特長

  1. データシュレッダーやPrivacy Cleaner機能で情報漏洩を防止
  2. 挙動監視やサンドボックスなどにより不正なファイルやプログラムを検知
  3. デスクトップオーガナイザやディスクアナライザといった便利な機能がある

プラン・価格

  1. 1年間
    2,499円/年額
  2. 2年間
    2,249円/年額
など
TotalAVは、TotalAVが提供するセキュリティソフトです。イギリスの技術専門誌VirusBulletinが行った検出テストにおいて、100%のサンプル検出、誤検知ゼロという満点のスコアを獲得している製品です。バックグラウンドプロセスとプログラムの削減やジャンクファイル削除によってバッテリー寿命やディスクスペースとメモリ容量を改善します。アドセンス広告ブロックやパスワード管理といった、ウイルス対策以外のセキュリティ対策機能も搭載されています。

特長

  1. VirusBulletinの検出テストで検出率100%、誤検知ゼロ
  2. バッテリー寿命やメモリ容量などデバイスのパフォーマンスを改善
  3. アドセンス広告ブロックやパスワード管理でセキュリティ体制を強化

プラン・価格

  1. Antivirus Pro
    29ドル/年額
  2. Internet Security
    39ドル/年額
など
【※サービス終了】Cylance Smart Antivirusは、BlackBerryが提供するセキュリティソフトです。最先端のアルゴリズムと人工知能を搭載しており、マルウェアやハッカー、ウイルスなどの脅威から防御します。さらにAIは、更新がなくても、2年以上先の脅威に対して効果的であると実証されています。常時稼働・スキャンするのではなく、脅威が発生した瞬間に稼働するためパフォーマンスを低下させません。直感的なUIでデバイスを一元管理し、リモート表示が可能なので、離れた場所のデバイス状況も簡単に把握できます。

特長

  1. 2年以上先の脅威にも効果的であることが実証されたAI搭載
  2. 脅威が発生した瞬間にミリ秒単位で反応し検出、防御する
  3. 直感的なUIでデバイスを一元管理、リモートチェックが可能

プラン・価格

  1. 1デバイス
    29ドル/年額
  2. 5デバイス
    69ドル
など
G DATA Antivirusは、G DATA CyberDefense AGが提供するセキュリティソフトです。Techconsultの調査で2部問における最優秀賞受賞やVirus Bulletinのテストで最高得点を獲得するなど、第三者機関からの防御率の評価が高い製品です。人工知能技術を活用して検出を行うDeepRay技術が搭載されており、偽装したマルウェアでも検知することができます。また、メモリテストの実行と同時に、個々のプログラムの実行を監視するなどの脆弱性対策も万全です。

特長

  1. Techconsultなどの多数の第三者機関からの最高評価
  2. 偽装したマルウェアを検出できるDeepRay技術
  3. メモリテストの実行時にプログラムを監視する脆弱性の対策

プラン・価格

  1. G DATA Antivirus
    2,894円〜/年額
  2. G DATA Internet Security
    3,218円〜/年額
など
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PC Matic

ブルースター株式会社
PC Maticは、ブルースター株式会社が提供するセキュリティソフトです。グローバルホワイトリスト方式を採用した製品で、VirusBulletinやPC Magazineのテストにおいて最高評価を獲得するなど、第三者機関からの実績を多く保有しています。未知の脅威を検知した際、クラウド上に送信され監査が行われるためPCの動作が軽く、快適に運用することができます。ネット広告や動画広告などのブロックが可能なため、感染防止に加え不要な広告を非表示にすることで煩わしさを排除できます。

特長

  1. VirusBulletinやPC Magazineからの防御率最高評価
  2. クラウド上での脅威チェックを行うのでPCの動作が軽い
  3. 広告非表示によってセキュアかつ快適なネットサーフィンが可能

プラン・価格

  1. PC Matic(永久版)
    24,980円
  2. PC Matic(年額プラン)
    4,980円〜/年額

セキュリティソフトの選定ガイド


近年、スマートデバイスの発展やクラウドサービスの普及により、企業のIT活用が拡大しています。さらにコロナ渦でのテレワーク推進をきっかけに、組織規模や業種を問わずビジネスのデジタル化が本格化してきました。

しかし、こうしたデジタルの変革は、生産性や利便性の向上といった多面的な恩恵を企業にもたらす一方で、企業や組織を狙うサイバー犯罪の攻撃面やセキュリティの抜け穴も増やすこととなり、これまで以上にリスク管理を徹底して行わなければなりません。

ネットワーク上に蔓延する脅威に備えるためセキュリティサービスの1つが、個々のパソコン・スマホ・タブレットを守るセキュリティソフトです。クラウドサービスへのアクセスを中心として、自宅やコワーキングスペースから直接インターネットに接続するケースが多い現代において、セキュリティソフトの適切な選定は重要性を増していくでしょう。

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本記事では、セキュリティソフトの選び方や比較のポイントを紹介しています。複数端末を管理・運用する組織・法人向けのセキュリティソフトについても、管理方法や機能要件を解説していますのでぜひご参照ください。

セキュリティソフトとは

セキュリティソフトは、コンピュータ端末(PC・スマホ・タブレット)に常駐して、以下のようなことを監視し、危険や不具合の未然防止および解決を行ってくれます。

  • 不審なプログラムや悪質なコードが外部から侵入してこないか
  • 個人情報が外部に出ていくことはないか
  • ユーザーが有害サイトにアクセスしようとしていないか

以前は、悪意のあるプログラムやウイルスを検知・除去する 「アンチウイルスソフト」、スパムなどの迷惑メールを排除する 「メールフィルタリングソフト」、「ファイル暗号化ソフト」 といったように、特定の機能を持つソフトが別々に提供されていました。

近年は、複数の機能をパッケージ化した総合的なセキュリティソフトが一般化しており、個人や組織に関らず、デジタルデバイスを使用する上で必須となるセキュリティ機能は、どの製品にも共通して搭載されていることが多いです。

法人向けセキュリティソフトの特徴

法人向けと個人向けで製品が別れているものがありますが、セキュリティ対策の種類や性能に大きく差がでることはありません。

法人向けのセキュリティソフトは、組織内で複数台数のデバイスを対象に運用・管理を行うことを前提とした契約プランやオプションが設定されています。特徴としては以下の2点です。

  1. 組織内の端末を一括管理できる
  2. 登録台数の増減に対応しやすい

組織単位での管理・運用を円滑に行うため、セキュリティレベルの統一と内部統制の観点から、そこまで登録台数が多くない小規模な企業でも、法人向け契約を選択した方がいいでしょう。

1. 組織内の複数台数の端末を一元管理できる

まず、法人向けのセキュリティソフトは、登録している端末を管理者が一元管理できる機能を搭載しています。

複数台数の登録、更新や設定変更の一括操作、従業員の操作制限などにより、社内全体のセキュリティレベルを統一し、監視の漏れが生じるリスクを最小化することが可能です。

一方で、個人向けのセキュリティソフトは、導入・設定変更・更新などを1台ずつ個別に行わなければならないため、管理・運用はユーザー個人に依存することとなり、セキュリティ対策に漏れが生じやすくなります。

アップデートを自分で行なわない従業員が1人でもいると、そのPCがウイルス感染を起こすリスクが一気に高まり、組織内で広がる可能性も無視できません。誤った設定変更やアンインストールにより、セキュリティソフトが機能しない状態になることも起こり得ます。

法人向けセキュリティソフトの集中管理と遠隔操作機能を利用すれば、アップデートのチェックや操作方法の指導に個別で出向く必要もなくなり、管理者の負担を大きく軽減することが可能です。

2. 契約内で登録台数の増減に対応しやすい

法人向けのセキュリティソフトは、一定の契約期間内に使用台数が頻繁に変動することを想定して、個人向けよりも契約内のライセンス数が多く設定されています。

契約期間の途中でセキュリティソフトが必要な台数が増えても、すぐに追加登録することができ、契約更新のタイミングも全体で統一することが可能です。

個人向けの場合は、使用するPCが増えた際に、新たにライセンスを発行することになるため、ライセンスの契約更新のタイミングが端末ごとでバラバラになってしまいます。

ライセンス数に余裕を持ちすぎると、発生した空きライセンスにも料金を支払い続けることになりますが、契約年数やライセンス数によって大口割引が受けられるケースがほとんどなので、契約期間内で使用すると想定される端末数について、事前にしっかりと確認しておきましょう。

セキュリティソフトに要求される機能

数あるセキュリティソフトの中から想定されるリスクに応じて適切なセキュリティソフトを選定するには、セキュリティソフトにはどのような種類・機能があるのかを押さえておくことが重要です。それぞれの機能がネットワーク上のどういった脅威に対する対策なのかを知っておきましょう。

1. マルウェア対策(スパイウェア・ウイルス対策)

マルウェアは、コンピュータやネットワークに害を与える、あるいは悪用することを目的に設計された不正ソフトウェアの総称です。ワーム、ウイルス、トロイの木馬、スパイウェア、ランサムウェア、アドウェアなどもマルウェアの一種であり、ほかにも新種・亜種が次々と生み出されています。

マルウェアに感染すると、コンピュータのパフォーマンス低下、意図していないサイトに異動する、大量のポップアップ広告が表示される、データが勝手に消去されたり外部送信されたりするなど、さまざまな不具合が生じます。

以下は、セキュリティソフトに搭載される主なマルウェア対策関連の機能です。

  • マルウェア検出:新種・亜種のマルウェアを検出する。検出方法はベンダーによって異なる。
  • ファイル検査:ファイルの作成時や実行時に検査し、悪意のあるファイルを検出する。
  • Webアクセス保護:Webアクセス時にダウンロードされるコンテンツやファイルを検出する。
  • ランサムウェア保護:ランサムウェア(PCやサーバーを使用不能にしたのち、元に戻すことと引き換えに「身代金」を要求する不正プログラム)と疑わしい不審な動作を検出して、攻撃をブロックする。
  • 外部デバイス検査:ハードディスクやUSBメモリの接続時やCD/DVDの挿入時に中身を検査し、悪意のあるファイルや不正プログラムを検出できる。
  • スケジュール検査:指定した日時・曜日などのスケジュールに従って、自動で検査を開始する。
  • アイドル状態検査:アイドル状態(スクリーンセーバー起動時、ユーザーのログオフ時など)の間を利用して、コンピュータ全体の検査をサイレントで実施する。
  • 電子メール保護:メール受信時に検査を行い、悪意のあるメールや添付ファイルを検出する。対応するメールクライアントは製品によって異なる。

万が一、マルウェアに感染した際は、ただちにネットワークを遮断して感染経路を潰し、ワクチンソフトを使用するなどして感染したマルウェアを除去しなければなりません。マルウェア感染時の対処法については、以下の記事をご参照ください。

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2. 迷惑メール対策(検出・自動振り分け)

全メールの約半分を占める迷惑メール(スパムメール)の存在は、ウイルス感染のリスクを抱えることになるだけでなく、受信ボックスの容量を圧迫し、選別・削除に時間を浪費するなど、企業の生産性低下に大きく影響を与えています。

迷惑メールの検出・判定方法はセキュリティソフトによって異なりますが、ルール付けを行うことで判定の精度を高めることが可能です。

法人向け製品の場合は、集中管理で同じバージョンで同じ精度の迷惑メールフィルタが全社員に適用されるので、全社で判定水準を保つことができます。

迷惑メール対策の機能
  • 迷惑メールの検出・自動振り分け:メール受信時/受信後に迷惑メールを検出し、指定のフォルダーに自動的に振り分けする。対応するメールクライアントは製品によって異なる。
  • ブラックリスト設定:特定のメールアドレスやキーワードに対して、あらかじめ迷惑メールとして判定させる。
  • ホワイトリスト設定:判定不要な特定のメールアドレスを設定する。

3. 内部統制・ユーザー管理

複数台数のコンピュータ(パソコン・スマホ・タブレットなど)にセキュリティソフトを入れた際の管理プログラムには、以下のような機能があります。

  • ユーザー管理:端末に紐づけて、ユーザーの登録・削除、権限の設定ができる。
  • 操作ログ・アクセスログ管理:ウイルス検出や端末の操作履歴を収集・管理できる。
  • ログレポート出力:いつ、誰が、どんな操作を行ったかが記録・管理できる。
  • デバイス制限:会社が許可した(管理下にある)デバイスのみ、システムにログインできる。

しかしながら、管理を強化すれば安全性が担保されるというわけではありません。組織における情報漏えいは、管理側の抜け漏れのほか、個々人のセキュリティ意識の低さや認識不足によるポリシー違反、不注意が発生要因の8割以上を占めているのが現状です。

セキュリティリスクを抑えるには、情報セキュリティのガイドラインや社内ルールを設け、従業員への周知や定期的な教育を実施するなどして、継続的にセキュリティ意識を持たせる取り組みも必要になります。

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4. その他のセキュリティ対策

  • フィッシング対策:フィッシングサイト(機密情報を取得することを目的とした、正規のサイトを偽装した悪意のあるWebサイト)へ誘導する有害なメールを検出し、フィッシングサイトへのアクセスを防止する。
  • ネットバンキング保護:ネットバンキング利用時にセキュアブラウザが開き、ID・パスワード入力を暗号化するなどして不正預金送信を防止する。
  • ファイアウォール:デバイスで送受信されるデータを監視し、不正なトラフィックをブロックする。
  • パスワードマネージャー:パスワード、クレジットカード情報などを安全に保管・管理する。安全なパスワードを自動生成することも可能。
  • ファイル暗号化:ファイルをネットワーク上で送受信する際に暗号化し、ファイルを開く際に復号する。データ流出時に第三者に閲覧されるリスクを防ぐ。

セキュリティソフトの選び方・比較ポイント

数多くのセキュリティソフトから最適な製品を比較検討する際には、「導入台数(企業規模)」「誰がどのように運営・管理していくか」をあらかじめ整理しておくことが重要です。

自社の業務体制や想定されるリスクから、セキュリティソフトに求める機能やサポートを明確にし、以下のポイントを押さえて最適な製品を選定しましょう。

  1. 対応OS|スマホやタブレットのモバイル端末にも対応しているか
  2. 動作の軽さ|日常業務に支障をきたすことがないか
  3. 管理プログラムの操作性|管理者がストレスなく運用できるか
  4. 価格|ライセンス数や契約年数で変動あり

1. 対応OS|スマホやタブレット端末にも対応しているか

まず最初に確認するべきは、自社で使用するPCやスマートデバイスのOSです。

近年は、スマートデバイスの性能が劇的に向上したこと、またテレワークや在宅勤務制度を積極的に活用する人が増えたことに伴い、社内の管理下に置くべきデジタルデバイスの数や種類も増加してきています。

しかし、セキュリティソフトの長年の歴史に対し、スマホやタブレットなどのモバイル端末に関する取り組みが本格化してきたのは、ここ数年のことです。

PCに関しては、Windows、Mac、Linuxの全てに対応できる製品が多くなってきましたが、製品によってはまだモバイル端末への対応が追いついていないケースもあります。

業務でスマホやタブレットも使用する企業は、セキュリティソフトにモバイル端末版が用意されているか、Androidにも対応しているか、また契約はPC版と別になるのかということも合わせて確認しておきましょう。

2. 動作の軽さ|日常業務に支障をきたすことがないか

セキュリティソフトは、常時ネットワークでやり取りされるデータをチェックし、不定期にPC内のデータをスキャンしてウイルスに感染していないか等の確認を行なっています。

そのため、セキュリティソフトを入れていない状態と比べると、Webの閲覧、アプリケーションの起動、データのダウンロードといった他の端末の動作が重くなります。

セキュリティソフトが多機能であればあるほど、動作速度への影響も大きくなりますが、そのぶんマルウェアの検出能力も高くなるので、必ずしも動作の軽い製品が良いとは言い切れません。

動作が極端に重くなる原因としては、端末のスペック(メモリやCPU)が不足していることもあれば、コンピュータ内の何らかのアプリケーションとシステム干渉を起こしていることも考えられます。

動作速度が日常業務に支障をきたすことがないか、トライアル期間などを利用して事前にシミュレーションを行なっておきましょう。

3. 管理プログラムの操作性|管理者がストレスなく運用できるか

法人向けのセキュリティソフトは、登録している端末を管理者が一元管理できる機能を搭載しています。

脅威を検出しているPCがひと目でわかり、スキャンの実施や脅威の駆除をリモートで速やかに行うことができるように、管理画面の見やすさやプログラムの操作性は、システム管理者にとってストレスにならないように設計されていなければなりません。

導入規模が大きい場合は、デモ版などで実際の画面を見ながら操作性を確認しておきましょう。

4. 価格|ライセンス数や契約年数で変動あり

一般的に、セキュリティソフトの価格は、契約期間と端末の登録台数の掛け合わせで設定されています。

法人向けのセキュリティソフトには、ライセンス数(導入台数)が段階別に設定されており、1~10, 11~100、101~300、301~1000…といったように、自社で想定される使用台数に合わせて契約でき、導入台数によって割引が受けられることが多いです。

企業に新しい製品やサービスを導入する際、価格という選定軸は重要ではありますが、セキュリティソフトの場合、1台あたりにかかるコストは導入台数によって大きく変化するため、デモ版やトライアル版を仮導入する前段階ではあまりこだわり過ぎないようにしましょう。

まとめ|セキュリティソフトは動作速度と性能のバランスが重要

インターネット上の犯罪は年々巧妙で悪質になってきており、かつての無差別に脅威をばら撒く手法から、特定の人物や組織をターゲットとしたものとなってきています。このような状況から、今やセキュリティソフトの実装は必須と言えるでしょう。

サイバー攻撃の手法が多様化していることもあり、近年のセキュリティソフトは、複数の機能をパッケージ化した総合対策ソフトが一般的ですが、「セキュリティ性能の高さ・機能数の多さ」と「動作の軽さ」はどうしてもある程度はトレードオフになってしまいます。

今回ご紹介した選び方のポイントから必要な機能を見極め、バランスの取れたセキュリティソフトを比較検討してみてください。

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