編集部が解説!KaiUの特長と評判、利用イメージ
KaiUを検討されている方の中には「基本情報やスペックはわかったけれど、もっとわかりやすい評価が知りたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
KaiUはWebサイトへ簡単にポップアップが表示でき、ユーザーの離脱率を下げることができるWeb接客ツールです。そのため、ECサイトやLPの離脱率が高い、CVRが低いといった課題をお持ちの企業におすすめです。
KaiUはポップアップ型のWeb接客ツールです。チャット型、ポップアップ型に該当するWeb接客ツールはかなりの種類があるため、自社に合ったWeb接客ツールが選べない、またここまでの内容を踏まえて、KaiUについてもっと分かりやすく知りたい、検討するための情報が欲しい、といった方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、Web接客ツール「KaiU」の特長・評判をミナオシ編集部が本音で解説します。
1分でわかるKaiUとは
KaiUは、コンバージョンテクノロジー株式会社が提供するポップアップ表示型Web接客ツールです。管理画面がわかりやすく、比較や内訳などのデータをひと目で確認できるほか、バナーのサイズや表示位置などを簡単に変更できるのが特長です。
例えば運用代行サービスを利用することで、Web接客ツールによる施策立案から実施までをプロに任せることが可能です。自社にノウハウがない場合でも、離脱率を下げるための施策をスムーズに進めることができるでしょう。
本記事で解説するKaiUのメリットや改善して欲しいポイント、このような企業におすすめというポイントは、以下の通りです。
- メリット1:ユーザーの行動を分析して適切なタイミングでポップアップを表示させることができる
- メリット2:管理画面が使いやすくリアルタイムで状況が反映されるためタイムリーな分析が可能
- メリット3:プランによってサイト分析から施策の実施までKaiUの担当者に任せることができる
- 改善して欲しいポイント:分析機能が簡易的なので踏み込んだ施策の効果確認ができない
- ユーザーとポイントを押さえたコミュニケーションをしたい
- Webサイトの離脱率を下げる施策に悩んでいる
- Web接客ツールの運用をプロに依頼したい
KaiUの利用イメージ
KaiUを実際に利用するイメージや、どのような仕組みのサービスかを見てみましょう。
まず、KaiUの管理画面は下記のようになっています。
KaiUの管理画面は専門知識が無くても簡単に使えるように作られています。
上の画面はバナーのテンプレートを作成する管理画面です。見出しや説明文もフォームに従って入力していけばよいことがわかります。
このようなテンプレート機能を使うことで特別なバナー作成スキルが無くても数分でポップアップを配信することができます。
さらに、上の画面の様に時間帯別のコンバージョンや曜日別のコンバージョンなどデータをひと目で確認することができます。
ポップアップ型のWeb接客ツールが効果を最大限発揮するためには、ベストなタイミングで最適なバナーを表示する必要があります。
KaiUではさまざまなサイトの利用シーンに対応した設定が可能です。例えばユーザーが訪問した回数・戻るボタンを押したタイミング・サイトの滞在時間・スクロールやカーソルの動きなどに合わせてポップアップを表示することができます。
KaiUにはWebサイトの課題につながる3つの強みがあります。
- 細やかな配信制御で離脱率の低下
- タイミングでバナー表示によるCVの増加
- 運用代行コンサルティングによる施策提案
1.細やかな配信制御で離脱率の低下
KaiUではユーザビリティの向上のため細やかな配信制御を行うことができます。
一人ひとりに合わせた情報を表示することでユーザーにとってサイトの情報を見やすく整理することで訪問者のストレスを感じさせないサイトとなり、離脱率低下も期待できます。
2.最適なタイミングでバナー表示によるCVの増加
訪問ユーザーの行動を自動判別し、様々なトリガーとセグメント機能を掛け合わせることで最適なタイミングとクリエイティブでバナーを表示することができます。
例えば、ユーザーがサイトを閉じようとするタイミングでお得な情報を表示させるなど、データに基づいたタイミングでバナーを表示させればCV数の増加につながります。
3.運用代行コンサルティングによる施策提案
Web接客ツールでは、どのようなタイミングでポップアップを表示するかが離脱率を下げてCV数を増加させるカギになります。
仮に自社でWeb接客ツールの知見を持っていなくとも、運用代行コンサルティングを利用することで、GoogleAnalyticsとサイトを分析し、施策の提案から実施まで行ってくれます。
同業他社の事例の紹介まで含まれているため、すでに効果が確認された施策を取り入れることもできます。
KaiUの機能一覧
本章では、KaiUの主な機能を一覧でご紹介します。
主な機能 | できること |
ポップアップの表示 | Webサイトに訪れた回数やユーザーの属性に合わせ、おすすめの商品やキャンペーンなどをポップアップで表示する |
クーポン発行 | ユーザーの属性に合わせてその場で利用できるお得なクーポンを発行する |
FAQの作成 | ユーザーからのよくある質問に回答するページを作成する |
スクロール到達点や滞在時間を可視化 | ユーザーがどこまでスクロールしたのか、どこを重点的に読んでいるのかを可視化する |
クリックポイントの可視化 | ユーザーが実際にクリックしているポイントを可視化する |
ポップアップを表示する機能だけでなく、企画分析に必要なデータを網羅的に集めることができるので分析作業がスピーディーになり作業工数の削減につながるでしょう。
実際に利用したユーザーの口コミで読み解く、KaiUのメリット・改善して欲しいポイント
KaiUの特長や口コミを調査・分析したところ、次のようなメリット・改善して欲しいポイントが見えてきました。
- メリット1:ユーザーの行動を分析して適切なタイミングでポップアップを表示させることができる
- メリット2:管理画面が使いやすくリアルタイムで状況が反映されるためタイムリーな分析が可能
- メリット3:プランによってサイト分析から施策の実施までKaiUの担当者に任せることができる
- 改善して欲しいポイント:分析機能が簡易的なので踏み込んだ施策の効果確認ができない
メリット1:管理画面が直感的に操作できる
一つ目のメリットは、管理画面が直感的に操作できることです。複雑な設定を行わずにポップアップの配信が行えるだけでなく、効果測定やレポート機能もひと目で分かります。
ツールを使いこなすための特別なスキルが必要ないため、課題の抽出や施策の立案や実行など、Webサイトの課題に対して本質的な作業に時間を使うことができます。
メリット2:コンサルタントプランで運用工数を大幅に削減できる
二つ目のメリットは、コンサルタントプランで運用工数を大幅に削減できることです。
運用コンサルティングプランを利用することで設定〜施策の実施までKaiUの担当者に代行依頼できます。
自社で必須の作業は月に1回のミーティングのみとなっているため、対応工数を削減でき、Web接客ツールの専任担当者を置かずに済むメリットがあります。
改善して欲しいポイント :分析機能が簡易的なので詳細なデータを確認できない
改善して欲しいポイントは分析機能が簡易的なので詳細なデータを確認できないことです。実際に利用しているユーザーからはこのような声が上がっています。
- KaiU単体の分析機能は簡易的なもの
- 詳細なデータを確認できるとありがたい
直感的に操作でき、ライトに効果検証ができることが強みである一方、参照できるデータが増えればより便利になるでしょう。
対策として、Google Analyticsと併用することで機会損失額や離脱が多いページも発見しやすくなります。
KaiUとよく比較される類似サービス
ここまでKaiUの機能やメリット・デメリットをみてきましたが、Web接客ツールはKaiUだけでなく、様々なツールがあります。
本章では、それぞれのツールにどのような違いがあるでしょうか。KaiUとよく比較されるサービスの費用と基本的な機能を比較してみました。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 基本機能 |
KaiU | 100,000円 | 50,000円~100,000円 | ・ポップアップ表示 ・レポート ・ヒートマップツール |
KARTE | 問い合わせ | 問い合わせ | ・レポート ・ポップアップ表示 ・プッシュ通知 ・A/Bテスト |
チャネルトーク | 0円 | 0円~3,000円 | ・ユーザーとのチャット ・連絡先の管理 ・メッセージの自動配信 |
Repro | 問い合わせ | 問い合わせ | ・チャットボット ・ポップアップ表示 ・レポート |
Combeez | 0円 | 0円~13,200円 | ・LINEアカウント連携 ・ポップアップ表示 ・プッシュ通知 |
基本的な機能を比較したところ、多くのWeb接客ツールはチャットボット機能が搭載されているものが多く、月額料金や初期費用はサイトの規模などにより変動します。
Web接客ツールとして、ポップアップ表示の機能を求めている場合はポップアップ表示に特化しているKaiUをおすすめします。
KaiUの料金・費用
KaiUの料金プランは基本的に3種類となっています。
月額料金 | 初期費用 | サービス |
自分で運用プラン 月額/税込55,000円 | 税込110,500円 | ・設定:自社で行う ・サイト分析:自社で行う ・施策立案:自社で行う ・実行:自社で行う ・MTG:無し |
設定サポートプラン 月額/税込82,500円 | 税込110,500円 | ・設定:テンプレート支給 ・サイト分析:簡易的なレポート送付 ・施策立案:送付されたレポートを基に施策を送付 ・実行:自社で行う ・MTG:希望であれば月1回程度実施 |
運用コンサルティングプラン 月額/税込110,000円 | 税込110,500円 | ・設定:KaiU担当者が行う ・サイト分析:詳細なレポートを送付 ・施策立案:レポートを基に施策を提案 ・実行:KaiU担当者が行う ・MTG:月1回実施 |
設定サポートプラン、運用コンサルティングプランを利用することで他社の実績などから施策の提案を受けることもできます。
ポップアップを表示する機能のみを求めている場合は「自分で運用プラン」でコストを抑えることも可能です。
KaiU導入の流れ
KaiUは申し込みからタグ設置まで最短3営業日ほどで導入することができます。
手順としては
- お問い合わせフォームから申し込みをする
- バナーを作成(KaiUに依頼することも可能)する
- タグを設置する
上記の3ステップで導入することができます。少しハードルが高そうなタグの設置もコピー&ペーストで設置できるため、難しいことはありません。
KaiUを導入した企業事例2選
本章では、公開されているKaiU導入企業の事例をご紹介します。※社名は匿名となっていますので、事業内容や導入前後の変化をまとめました。
- 通信販売事業者:ECサイトの離脱率低下
- 医薬品・化粧品会社:LPのCVR向上に活用
事例1:通信販売事業者「ECサイトの離脱率低下」
広告で集客しECサイトでサプリを販売する事業を行っている事業者です。
導入前の課題としては広告で集客したユーザーの離脱率が高いため、広告効果が薄れてしまうことでした。
サイトに訪れたユーザーが離脱する行動を取った場合に、ポップアップでバナーを表示することにより離脱率が低下し、結果的にCVRが向上しました。
参考:導入事例|KaiU
事例2:医薬品・化粧品会社「LPのCVR向上に活用」
この企業は、LPからサンクスページに至るまでの離脱防止とCVRの向上が課題となっており、広告効果を高めるためKaiUを導入しました。
離脱ユーザーには、お得感のある「セール」や稀少性を伝える「在庫限り」のポップアップを表示させることで離脱率の低下・CVR向上といった成果につながっています。
参考:導入事例|KaiU
まとめ|KaiUはシンプルな操作で成果を出すことができるWeb接客ツール
KaiUの機能やメリット・改善して欲しいポイント、料金プランについて解説しました。改めて本記事の結論をまとめてみましょう。
- メリット1:ユーザーの行動を分析して適切なタイミングでポップアップを表示させることができる
- メリット2:管理画面が使いやすくリアルタイムで状況が反映されるためタイムリーな分析が可能
- メリット3:プランによってサイト分析から施策の実施までKaiUの担当者に任せることができる
- 改善して欲しいポイント:分析機能が簡易的なので踏み込んだ施策の効果確認ができない
以上の内容から、KaiUはこのような企業におすすめです。
- Webサイトの離脱率が課題となっている中小規模の事業者
- Web接客ツールにおける運用工数を削減して、他の業務に時間を使いたい
- Webの専門知識がある担当者のフォローを受けたい
離脱率を下げ、CV率を上げるためのWeb接客ツールは導入するだけでは効果を最大限発揮できません。データを分析し施策を立案、実行する土台が必要です。
KaiUでは、コンサルタントプランを利用することでデータ分析、他社の成功事例も取り入れた施策立案などをプロに任せることができます。