RPAツールおすすめ23製品を比較口コミや選び方を紹介


RPAツールは、人間が手間や時間をかけて行ってきた業務を、手順や処理動作のルールに従ってロボットが代行してくれる業務自動化ツールです。

手作業よりも速く、正確に、大量の業務プロセスを処理するため、残業時間や人件費が削減されるほか、労働生産性を大幅に向上させることができます。近年は、AI技術や機械学習の開発と融合が進んでおり、高度な分析や人間の水準に近い意思決定までも対応可能になりつつあります。

以下、RPAツールについて、それぞれの特長や料金プラン、導入レビューを紹介します。製品の選定に際して、基本機能や導入メリット、選び方などの詳細を確認したい方は、選定ガイドをご一読ください。

RPAツールで注目のサービス

RPAツールの選定ガイド


RPAツールとは

RPA(Robotic Process Automation)とは、日本語で「ロボットによる業務プロセスの自動化」「仮想知的労働者」などと表現され、これまで人が手作業で行なってきた業務をコンピューターなどの機械によって自動化することを意味します。

RPAツールは、「データの収集→統合→入力→分析処理→レポート出力」といった一連の作業をシナリオ(手順や動作ルール)として記憶し、その作成したシナリオに基づいて、人手で行う業務プロセスの処理を代行することができる自動化アプリケーションです。

手作業で起こりがちな作業の抜け漏れや誤入力などの人的エラーを回避し、これまで業務プロセス中に設置されていたエラーチェックの工数を省略することができ、人手不足の解消、業務プロセスの処理にかかる所要時間の短縮、生産性の向上を実現可能です。

※RPAが定義する「ロボット」は、形のある機械ではなく、PC上(デスクトップ上)の操作・処理を行うソフトウェアロボットのことを指します。

RPAツールで自動化できる作業とできない作業

RPAツールを利用することで、下記のような定型的な業務は全て自動化できます。

例:RPAツールで自動化できる作業
  • インターネット上にある情報の収集
  • エクセルなどへのデータ入力
  • 顧客データの管理
  • 印刷、PDF化の作業
  • 給与明細の発行
  • 帳簿入力や伝票作成
  • DMの一斉発送
  • Webサイトの更新

たとえば、マーケティングであればレポートの自動作成、営業であれば問い合わせへの自動返信などを行うことができ、業種を問わず部門を横断して活用することが可能です。

RPAツールが最も威力を発揮するのは、工数が多く、膨大なデータを取り扱うような定型処理作業ですが、近年は、AI連携機能や機械学習機能を搭載したRPAツールも開発が進んでおり、過去の傾向分析からイレギュラーな作業にも的確に対応したり、ミスが起こった処理を学習したりするということもできるようになってきています。

一方、RPAツールでできない作業は「人の思考を必要とする作業」「ルール化されていない非定形業務」です。RPAツールはルールに従って作業を行うロボットのため、臨機応変にその都度判断を要する業務を行うことはできません。

そのため、RPAツールによる自動化と人間が行う複雑な作業はうまく組み合わせて活用することをおすすめします。たとえば、見積書の作成であれば、商品の単価や取引先情報を参照し、ひな形を作成するところまでをRPAツールで自動化し、ディスカウントの適応や値下げなどの判断を必要とする「最終調整」は担当者が行う、というやり方があります。

RPAツールが得意な作業RPAツールが不得意な作業
作業手順単純で判断を伴わない
例:サイトからの情報抽出
複雑で判断を伴う
例:エクセル台帳の誤入力の修正
作業の型定型
→一定のルールで決められている
非定型
→ルールがなく、分岐がある
頻度定期
→決まったサイクルでの実行されている作業
不定期
→シーズンによってルールが変更される作業
処理件数大量
→処理件数が多く、時間がかかる
少量
→処理件数が少なく、リソースを必要としない

RPAツールとマクロ(VBA)の違い

マクロとは、マイクロソフトのOfficeアプリケーションやAdobe製品、Googleスプレッドシートなどで利用できる機能の一部です。VBA(Microsoft Visual Basic)と呼ばれるプログラム言語を使って、以下のように複数の操作を一括で行えるようにすることができます。

  • 日別/週別/月別のデータ集計やグラフ作成
  • 指定のWebサイトから商品情報を抽出し、Excel上で表を作成
  • 2つのPDFを比較して対照表を作成

定型業務を自動化できる点ではRPAツールと共通していますが、マクロの構築には、マイクロソフト社の言語であるVBAを使わなければならないため、自動化に組み込めるアプリケーションがOfficeやブラウザ上に限定されてしまいます。

一方でRPAツールは、Office製品だけでなく、顧客管理システムや給与計算ソフト、広告運用ツールなど、さまざまな業務システムやWebアプリケーションを包括的に組み込むことが可能です。

つまり、自動化する業務の対象範囲や利用ツールに応じて、RPAツールとマクロの使い分けを検討することが求められます。VBAを自社で扱えるのであれば、マクロはコストを抑えながら局所的に業務効率化を実現する場合に効果を発揮しやすいです。

ただ、システムを横断して自動化を行いたい、専門スキルを持っている社員が自社にいない、という企業にはRPAツールがおすすめです。

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RPAツールとAIの違い

AI(Artificial Intelligence:人工知能)は、「人間に代わって業務を遂行する」という点では、RPAと共通していますが、その役割や導入シーンは大きく異なります。

端的に表現すると、RPAツールが代行するのは「人間の動作」であるのに対し、AIが代行するのは「人間の思考」です。

AIは、蓄積されたデータを参照に分析や予測を行い、自律的に物事を判断して自動化を成し遂げます。指示書や手順書に沿って自ら動作するRPAツールとは違って、AIそのものが何らかの作業をするということはありません。外部のシステムやデバイスと連携し、AIはそれらの司令塔としての役割を果たします。

先述した通り、RPAツールとAIを組み合わせることで定型作業の枠組みを出て、幅広い業務を担当することができるツールも登場しているため、より高度な活用を想定しているのであれば、検討候補として視野に入れておきましょう。

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RPAツールの導入メリット

企業内のあらゆる定型業務を自動化するRPAツールは、日々の企業活動に人手と時間を創出し、以下のような付加価値を生み出します。

  1. 品質とスピードを両立できる
  2. 人件費や事務コストを削減できる
  3. 高付加価値の業務に時間を充てられる
  4. 業務プロセスを見直すきっかけになる

1. 品質とスピードを両立できる

速く、正確に、大量の業務プロセスを処理することは、RPAツールの十八番です。人間の場合、作業のトップスピードを長時間維持し続けることは難しく、集中力やモチベーション、作業環境の変化によって、大小さまざまなヒューマンエラーが発生しやすくなります。

RPAツールは、インプットされた業務を一定のスピードと品質で処理していくため、作業の正確性を確保しながら、これまでミスの確認や修正にかかっていた時間ロスを削減することができます。また、合間の休憩や他業務への切り替えの余白が発生することもありません。

「コピーする範囲を選択し、画面を切り替えて、正しい位置にペーストする」という1回あたり数秒のコピペ作業でも、年間数百時間の時間短縮に積み重なることもあります。

もちろん、RPAツールでもエラー発生率を0%にすることは難しいですが、手作業に比べると圧倒的な差があり、システムの不具合をはじめとする非定常な状況を除けば、限りなくゼロに近いエラー発生率となるでしょう。

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効果的なヒューマンエラー対策|エラーの種類とその対策方法

2. 人件費や事務コストを削減できる

本来、人員が配置されるべきところをRPAツールに稼働してもらうことで、その分の人件費やアウトソーシング費用は不要となります。RPAツールに任せる業務範囲を拡張していけば少ない人材でも仕事を回せるようになり、人材不足の解消と適材適所の人員配置を実現可能です。

また、自動化の対象とされやすいバックオフィス業務では、ペーパーワークが大幅に削減されることも期待できるでしょう。ペーパーレス化が進めば、用紙や印刷にかかる経費をカットでき、資料の保管スペースの確保も必要なくなります。

さらに、RPAツールはシステムであり、法定労働時間の制約を受けないため深夜や休日でも特別手当が必要なく、設備の導入費や維持費などの最低限の経費のみで稼働させることが可能です。稼働時間に伴うコストの変動がないことも間接的なメリットとなります。

3. 高付加価値の業務に時間を充てられる

RPAツールを導入すると、業務スピードの向上や人為的ミスによる損失や遅延の抑止を行うことができ、対象業務の担当者には新たな時間的リソースが生まれることになります。

創出された余剰労働力を、より思考力が求められる高付加価値の業務や、専門性や難易度の高い業務に充てることができるため、自動化の対象となった業務の効率化だけでなく、企業全体の生産性向上に繋げることが可能です。

さらに本業への集中だけでなく、他の非定型業務への取り組みも活発になり、結果として業務幅を広げ、新たなビジネスの創出機会を生み出すことにも繋がっています。

4. 業務プロセスを見直すきっかけになる

RPAツールを導入して業務効率化を実現するには、自動化の対象とする業務を適切に選定することが非常に重要です。そのためには、RPAツールの導入計画を策定する過程で、業務フローや業務量、人員数などの洗い出しを行なわなければなりません。

結果として、RPAツールの対象業務になるかどうかに関わらず、「属人化している業務は、業務マニュアルを作成して標準化できないか」「人の判断が何か所も混在する業務プロセスは、フローを再構築して1箇所にまとめられないか」といった業務プロセスの見直し・整理を行う機会が生まれます。

フローの再構築によって効率化が見込める業務や、属人化している業務が発見され、RPAツールで自動化する業務以外にも生産性改善の対策が打てることもあるかもしれません。

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おすすめRPAツール24社の費用・特徴を比較

数あるRPAツールの中からおすすめのRPAツールを選出しました。それぞれの特徴を把握して、自社に合ったRPAツールを見つけましょう。

定番!導入実績が多いRPAツール

バックオフィス業務からマーケティングや営業まで、幅広い業務の自動化を実現できるRPAツールです。大企業から中小企業まで規模を問わず多くの企業に利用されており、その利用企業の多さから、サポートやノウハウの提供など充実したサービスを受けることができます。「安定したサービスを利用したい」「とりあえず鉄板のサービスを利用したい」という企業におすすめです。

提供形態参考価格トライアル多言語対応
UiPathクラウド/オンプレミス問い合わせありあり
WinActorパッケージ24.8万円/年(インストールしたPCでのみ利用可能)ありあり
Blue Prismクラウド/オンプレミス138万円/年(1ロボットあたり)ありあり
BizRobo!クラウド/パッケージ90万円/年ありあり
Automation Anywhereクラウド/オンプレミス問い合わせありあり

UiPath

出典:UiPath

UiPathは、世界で75万人の利用実績があり、RPA国内利用動向調査や顧客満足度調査においてNo1を受賞しているRPAツールです。Fortune Global500企業のトップの50%が利用している製品であり、海外製品ですが日本国内の市場にも注力しています。

業務担当者が自動化する業務を選定するだけでなく、業務の効率化を発見するTask Miningやワークフローを分析するProcess Miningなどの複数のAIのによって自動化すべき業務を発見し、自動化を行います。また、逆引きTips集とトラブルシューティング集がHP上で無料公開されているため、不測の事態が起こった際でも問い合わせをする手間なく問題を解決することができます。

UiPathを実際に利用した人のレビュー

WinActor

出典:WinActor

WinActorは、高い信頼性を誇るNTTグループで開発・利用されたRPA国内シェアNo1の国産RPAツールです。PC1台から導入可能なので、スモールスタートから始め、徐々に利用を拡大することも可能です。

WordやExcelなどのアプリケーションや、Webブラウザ、基幹システムなどのWindows上で操作可能なさまざまなソフトに幅広く対応し、定型業務の自動化を実現。また、操作画面やマニュアル、サポートのすべての表記が日本語・英語に対応し、海外パートナー企業によるグローバルサポートも展開しています。

WinActorを実際に利用した人のレビュー

Blue Prism

出典:Blue Prism

Blue Prismは、導入実績が全世界で1,600社を突破し、ガートナー社のマジック・クアドラント2020のRPA分野においてビジョンの完全性と実行能力が評価され、リーダーに再選出されたRPAツールです。

コントロールルームによるRPAの一元管理で監査ログを記録。高いセキュリティ機能を提供し、ワークキューによる自立的安定稼働と、内部統制機能で組織のセキュリティレベルを維持できます。また、ロボット開発を支援するシンプルな価格形態で、自社の運用にフィットしたロボット開発をスマートに行えます。

BizRobo!

出典:BizRobo!

BizRobo!は、100,000以上のロボットの開発や10年の運用実績を活かした、バックグラウンド型RPAツールです。国内No1の実績をもつBizRobo! Basicから、スモールスタートにぴったりのBizRobo! miniまで、デジタルレイバープラットフォームとしてユーザーのニーズに対応するにさまざまなラインナップが用意されています。

運用スキルを習得した10業界20業種40社とパートナー連携し、導入検討段階から体制構築や将来的な展開を見据えたサポートを展開、業界・業種に特化したさまざまなノウハウを提供します。

Automation Anywhere

出典:Automation Anywhere

Automation Anywhereは、誰でも容易に操作可能なインタフェースと金融機関レベルの堅牢なセキュリティを備え、さまざまな職種のユーザーから高評価を得ているRPAツールです。通信データは最も堅固なAES暗号化方式を採用しており、業界最高クラスのセキュリティで安心・安全のデータ管理ができます。

世界初のBotマーケットプレイス「Bot Store」では、事前構築済みのBotやデジタルワーカーを目的に合わせてすぐに導入が可能なので、素早い業務改革とコスト削減が実現できます。

比較的低価格!スモールスタートで始められるRPAツール

比較的低コストであり、規模に合わせて機能を追加していくことができるRPAツールです。また、クラウド型やライセンス型の製品がほとんどであるため、PCとインターネット環境があれば即時利用することができます。「まずはスモールスタートで始めたい」と考えている企業におすすめです。

提供形態参考価格トライア多言語対応
ipaSロボパッケージ問い合わせありなし
Coopelクラウド/オンプレミス5,400円/月(1アカウントあたり)ありなし
RoboTANGOオンプレミス5万円/月(1ライセンスあたり)ありなし
JobAutoパッケージ8万円/月(1ライセンス当たり)ありなし

ipaSロボ

出典:ipaSロボ

ipaSロボは、スクリプト作成し実行するフル機能版と、スクリプト実行するだけの実行版のライセンスが用意されているため低コストで導入できるRPAツールです。また、サブスクリプション版とプロダクト版の用意もされているため、サブスクリプションを利用すれば初期投資を抑えられるため、導入障壁が低いです。

コンピューター上のマウス操作とキーボード操作をシミュレートすることで、ブラウザによるシステム利用やプログラムへの印刷指示、ライティング代行やバッチの実行といった作業を自動化できます。

ipaSロボを実際に利用した人のレビュー

Coopel

出典:Coopel

Coopelは、Webブラウザ、Excel、クラウドサービスの自動化が可能で、1アカウントから導入できるクラウド型RPAツールです。少人数での利用にも適しているので、まず少人数からスタートして、利用中にアカウントを追加していくことも可能です。

ブラウザ操作の自動化は、実際のサイト上で入力された動作をそのまま記録して組み込むため、初心者でも直感的に行えます。また、150以上の自動化アクションが搭載されており、実際の動作がわかりやすく表示されるため、アクションの選択に迷うことはありません。さらに、不明な点はサポートにクリック1つで問い合わせが可能です。

RoboTANGO

出典:RoboTANGO

RoboTANGOは、プログラミングの知識がなくても簡単にロボットシナリオを作成することができるRPAツールです。導入前のヒアリングから教育、導入後の定期的な連絡といった徹底的なサポート体制があるため、RPA初心者でも不安なく導入することができます。

ネットバンクの入出金データをcsv形式にして、会計システムへインポートする機能、勤怠データの収集し、給与計算を行う機能が予め備わっており、簡単に自動化することができます。また、アンケートを行った際の自動収集・レポート作成、Web訪問者などの情報を収集する機能が搭載されているため、経理業務・マーケティング業務の負担を大幅に削減させることができます。

JobAuto

出典:JobAuto

JobAutoは、初期費用無料で、月額費用もかなり低価格なうえ、バージョン管理やスケジュール実行などが行えるサーバー機能が標準搭載されている低コストが魅力のRPAツールです。

マウス操作と簡単なキーボード操作だけでタスクを自動化させることができ、2ステップで完成するため、短時間で操作に慣れることができます。また、迅速な対応をモットーにしているメールでの質問回答やWeb上にマニュアルサイトも用意されているため、不測の事態でもすぐに解決することができます。

初心者向!サポートが充実しているRPAツール

導入から運用までのサポートが充実しているRPAツールです。初心者には嬉しい電話対応や手厚い無料サポートが提供されています。「大規模な自動化のため伴走してほしい」「社内に運用ノウハウを構築したい」といった企業におすすめです。

提供形態参考価格トライアル多言語対応
NEC Software Robot Solutionパッケージ問い合わせありなし
Robo-Pat DXパッケージ問い合わせありなし
Autoジョブ名人クラウド/オンプレミス18万円ありなし
EzRobotパッケージ50,000円/月(PC1台あたり)なしなし
SynchRoidクラウド問い合わせなしなし
AUTOROクラウド15万円/月ありあり

NEC Software Robot Solution

出典:NEC Software Robot Solution

NEC Software Robot Solutionは、ツール内はすべて日本語で表記されており、手厚いサポートを受けることが可能な純国産のRPAツールです。NECが運営元のため、24時間365日のNECサポートポータルによる問い合わせ対応や、これまでにNECに問い合わせのあった履歴やバージョンアップ情報なども提供しています。

画面上に表示された画像や値を識別する画像認識機能と、マウス操作やキーボード入力などで行えるプログラムの記述不要のロボット構築により簡単にプロセスを自動化することができます。また、NEC Software Robot Solutionマネージャを利用すれば、各ロボットの実行状況・実行履歴・動作環境の把握ができるようになります。

Robo-Pat DX

出典:Robo-Pat DX

Robo-Pat DXは、導入実績が700社を突破し、「自身で業務負担を減らせるRPA」がコンセプトのRPAツールです。エンジニアに依存しない、現場部門の誰でも簡単に利用できるノンプログラミング設計が高評価を得ており、導入前から導入後まで、ロボパットDXの活用に役立つ手厚いサポートをすべて無料で受けることができます。

すべてのソフト、ブラウザアプリ、自社開発ツールや独自の管理画面にも対応しアプリケーションを問わず業務の自動化を行うことができ、ユーザビリティを向上させる最新機能を搭載しています。

Robo-Pat DXを実際に利用した人のレビュー

Autoジョブ名人

出典:Autoジョブ名人

Autoジョブ名人は、ゼネラルリサーチが行う調査においてコストパフォーマンスやアフターサポートなど3部門において第1位を獲得しており、RPAのブラウザ操作部門で国内シェアNo1の製品です。販売実績も1,200社以上で、利用者からの圧倒的な人気を集めています。

WebブラウザとWindowsアプリケーションの、人が行うアプリの起動やマウス、キーボード操作などを自動記録し、スクリプトとして保存することができるため、専門知識が必要ありません。また、データ変換オプション機能では、データマッピングを利用して入出力の項目を結びつけるだけでExcel、CSV、データベース間のデータ変換などを設計することができます。

EzRobot

出典:EzRobot

EzRobotは、リリースから1年半で350社以上の導入実績を達成した、初期費用無料のRPAツールです。幅広い業界に対応しており、会計事務所での申告書作成や外食企業での店舗別売上の分析などに活用されています。

シンプルな操作が特長で、ExcelやWebなどの機能ボタンから選択し、手順の詳細を記入するだけで自動化が完了します。画面には必要最小限の情報のみが表示されるため見やすく、初心者でも簡単に扱うことが可能です。サポートも充実しており、操作方法やロボットシナリオの作成方法に関するサポートを回数無制限で受けられます。

SynchRoid

出典:SynchRoid

SynchRoidは、600社以上の導入実績があり、国内1,500社以上に導入されている「BizRobo!」をベースに開発されたRPA製品です。対話型のビジュアルプログラミング機能を備えたDesign Studioが搭載されています。

30日間の無料トライアルの期間中、電話やリモートデスクトップでPC画面を確認しながら回答するエンジニアによる開発サポートを3回、機能ごとにロボットパーツのダウンロードもできる逆引き辞典を無制限で利用することができるため、知識に不安がある場合でも、トライアルを行うことで知識を補填できます。

AUTORO(旧:Robotic Crowd)

出典:AUTORO

AUTORO(旧:Robotic Crowd)は、専用パソコンやサーバー構築が不要でスムーズに導入・運用が開始できる、クラウド型RPAツールです。必要なタイミングで機能を拡張できる価格設定なので、業務ピーク時の処理能力の増加ニーズにも柔軟に対応できます。

Google Chromeをはじめ、Gmail、Slack、Excel、Google Analytics、Google Driveなど、主要のサービスとデフォルトでAPI連携し、ブラウザとAPIの両方を含んだ幅広い業務の自動化を実現。VPN接続にも対応し、既存システムのAPIとブラウザ操作を統合したワークフローの構築も自由にできます。

AUTORO(旧:Robotic Crowd)を実際に利用した人のレビュー

誰でも簡単に操作可能!シンプルなUIのRPAツール

通常、RPAツールはプログラミングなどの専門知識がなくても操作が可能なツールですが、中でもシンプルなUIにより、直感的な操作ができるRPAツールを紹介します。「誰でも簡単に」というコンセプトで開発されているため、現場など、多くの従業員がRPAツールを利用することを想定している企業におすすめです。

提供形態参考価格トライアル多言語対応
BizteX cobitクラウド10万円/月(ロボット稼働ステップ数10万まで)なしあり
アシロボRPAパッケージ50,000円/月(ロボット2台あたり)ありなし
RaQuboパッケージ50,000円/月(1アカウントあたり)ありなし
EzAvaterパッケージ/オンプレミス75万円/年(1ライセンスあたり)ありなし
battonパッケージ148,000円~/月額なしなし

BizteX cobit

出典:BizteX cobit

BizteX cobitは、申し込みから最短即日で利用可能な国内初のクラウド型RPAツールです。「特別な人のためではない、誰にでも使えるRPA」をコンセプトにデザインされ、そのスマートなUI/UXが2018年度グッドデザイン賞を受賞しました。

プログラミングの専門知識は一切不要で、Webサイト・Webシステム・Excel・CSVなどに対応し、簡単な操作だけで単純な定例業務をロボットが自動化します。テキストの取得・入力から繰り返し処理、Googleスプレッドシート連携まで、さまざまな機能の組み合わせで幅広い業務の自動化を実現します。

アシロボRPA

出典:アシロボRPA

アシロボRPAは、シンプルな画面での操作が特徴で、3画面で誰でも簡単に自動化できるRPAツールです。自動化の細かな設定ができるようになっており、タイマー設定や繰り返し設定を利用することでより効果的に業務を効率化します。

導入時には電話での無料サポートを実施しているため、インストール方法や入力方法のレクチャーを受けられます。また、導入後は操作に慣れるための無料セミナーやアシロボ教室を少人数制で開催しており、より詳細な活用方法を学ぶことも可能です。

RaQubo

出典:RaQubo

RaQuboは、シンプルな画面とマウスとキーボードの簡単操作で、専門知識が無くても誰でも開発できるよう設計されているRPAツールです。条件分岐や繰り返し、待機時間の指示なども予めフォームで用意されているため、複雑な作業の自動化も容易に設定できます。

どの企業でも使用するExcelやメールのシナリオを設計することができます。たとえばWebからデータをダウンロードし、Excelに貼り付け、データ集計までを行うシナリオや、請求書管理システムから請求書をダウンロードし、毎月顧客へ請求書を添付したメールを自動送信するといったシナリオなどを設計できます。

EzAvater

出典:EzAvater

EzAvaterは、「究極的に簡単な国産RPAツール」をコンセプトに開発された、プログラミングの知識がなくても「誰でも」「簡単に」定型業務自動化のシナリオを作成することができるRPAツールです。

製品のラインナップは、ロボット作成と実行が可能な「フル機能ロボット」と、フル機能ロボットで作成したロボットをコピーして利用する実行に特化した「実行専用ロボット」の2種類。PC1台から導入が可能なので、導入効果を実感してから必要に応じて少しずつ自動化を拡大するなどのスモールスタートが可能です。

batton

出典:batton

battonは、2021上半期RPAランキング1位、RPAの口コミ数満足度ランキング1位、PRA使いやすさお役立ち度1位と、多くのRPAアワードで1位を受賞しているRPAツールです。シンプルで使用しやすいRPAとして、IT知識がなくともキーボード操作だけで誰でも簡単に利用できます。

さまざまな業務の自動化に対応しており、営業部門では、顧客情報のリストアップや競合他社の調査、分析。人事部門では、給与計算に対応しており、経営部門では決算書から必要情報の抽出、分析も可能。また、EC関連では、通販商品のアップデート作業の自動化や、在庫不足分の自動発注も行えます。そのほかにも多くの自動化に対応しており、導入ユーザーのリピート率は97%以上です。

バックオフィスの自動化に定評があるRPAツール

経理や労務、人事における作業の自動化に特化しているRPAツールです。たとえば、交通費のチェックや勤怠データの収集、求人サイトへのデータ登録など、バックオフィスで発生する定型業務の自動化を得意とします。

社員が増え、「バックオフィス業務が煩雑になってきた」ヒューマンエラーが増えている」といった悩みを抱える企業におすすめです。

提供形態参考価格トライアル多言語対応
パーソルのRPAパッケージ問い合わせありあり
レイテクソリューションズクラウド問い合わせなしなし

パーソルのRPA

出典:パーソルのRPA

パーソルのRPAは、ユーザーの目的や導入状況に合わせたワンストップのサービスを提供しており、導入から運用まで最適なサポートを受けることができるRPAツールです。

人間が行うと面倒に感じるバックオフィスの単純作業を自動化できます。データの登録や転記、システムの管理、Webサイトからの情報収集、社内アプリの操作と、幅広い作業に対応可能です。単純作業を自動化することでより正確な作業を実現するほか、社員の労働負担を減らし、残業時間の削減にも貢献します。

レイテクソリューションズ

出典:レイテクソリューションズ

レイテクソリューションズは、年間およそ8,000時間の業務を削減した事例がある、経理・労務・人事などあらゆる部門の定型業務を自動化できるRPAツールです。マーケティングやコールセンターといった部門でも利用可能で、ネットでの情報収集やSNS投稿、顧客リストや通話記録などを自動化できます。

ツールの導入から構築、社内人材育成までをワンストップで対応するため、RPAツールを導入しても操作が不明といった悩みを解消できます。また、企業の課題に合わせて導入支援までおこなえるため、業務フローの変更で悩むこともありません。

無料で利用できるRPAツールはある?

サポートや社内の専門人材の有無を気にしなければ、利用人数に制限がないRPAツールは存在します。「サポートをしてほしい」「機能の幅を広げたい」といった場合は有料ではありますが、オプションでサポートをつけたり、バージョンアップをしたりすることが可能ですので、「まずはコストを抑えてRPAツールを利用したい」という企業におすすめのツールです。

提供形態トライアル多言語対応
マクロマンオンプレミスありなし
WorkFusion stuidioクラウドなしなし

マクロマン

出典:マクロマン

マクロマンは、どれだけ使っても完全無料のRPAツールです。人数や利用PCの台数制限なし、無料期間のしばりもなく利用できます。これまでに2,000社を超える企業に導入されており、企業や自治体、個人の方まで幅広く利用されています。

完全無料で提供していますが、サポートが必要な方向けのサポートメニューを有償で提供しています。マクロマンの操作に精通した社員の遠隔サポートからスポット派遣、長期間でしっかりサポートする常駐派遣など幅広くサービスが用意されており、 定期的に初心者向けの無料セミナーも実施されています。

WorkFusion stuidio

出典:WorkFusion stuidio

WorkFusion stuidioは、ユーザー数無制限でレコーディングやOCRといった機能が搭載されているため、ノーコードによるシステムの開発もある程度行うことができる、完全無料のRPAツールです。

ブラウザを自動的に起動して指定したWebページを自動で開き、テキストボックスに値をセットするまでの自動化や、Webから値を取得してExcelにインポートすることが可能です。また、アプリケーションのexeを起動してコマンドプロンプトを自動操作するといったことも自動で行えるため、幅広い業務の効率化を図ることができます。

自社に合ったRPAツールの選び方

選定・比較をする際には以下のポイントに注目しましょう。

  1. 自社の目的に合った機能を搭載しているか
  2. クラウド型かオンプレミス型(デスクトップ型・サーバー型)か
  3. 自動化する予定のシステムに連携できるか
  4. サポート体制は自社のリテラシーに合っているか
  5. 自社に適切なプランか

現状の導入環境や課題にマッチするツールであることが第一条件ですが、継続的な運用と将来的な自動化業務の拡大や全社展開も視野に入れて検討を進めると良いでしょう。

1. 自社の目的に合った機能を搭載しているか

前章で選定した業務を自動化できる機能が備えられているのかを確認しましょう。RPAツールは提供会社により特徴が異なり、複雑な処理がこなせるものから、バックオフィス関連のデータ抽出などの特定の業務だけを自動化するものなど幅広く提供されています。

違いが特に顕著なのは自動化の仕組みです。RPAツールで自動化を行うには、人間が行う操作をRPAツールに認識させる必要があります。つまり、自動化のシナリオを記憶させなければならない、ということです。

その認識のさせ方として、RPAツールで主に採用されているのが以下の3つです。

  • 構造認識型:アプリケーションやWebページのコード(オブジェクト)を認識させて検出
  • 画像認識型:RPAツールに任意の画像を記憶させて検出
  • 座標指定型:マウスでクリックする位置をディスプレイの座標から検出
構造認識型画像認識型座標指定型
仕組みシステムの構造をもとに検出ボタンなどの画像から検出ディスプレイの座標から検出
エラー頻度少ないやや多め多め
良い点ディスプレイの変更に影響を受けない直感的に指定が可能直感的に指定が可能
悪い点エラーの修正工数がかかる画像の位置に影響を受けるディスプレイのサイズに影響を受ける

自社が自動化したい作業は、どの認識方法で実現できるのかを確認しておく必要があります。単純なパターンでクリックや入力をする作業であれば、「座標認識型」や「画像認識型」で十分かもしれませんし、自動化したい作業が「構造認識型」でしか実現できないかもしれません。

あらかじめ、どの認識方法を採用しているのかを確認しておきましょう。

2. クラウド型かオンプレミス型(デスクトップ型・サーバー型)か

RPAツールの提供形態は主に「クラウド型」と「オンプレミス型」に分かれます。

クラウド型はツール提供会社のクラウド環境内でRPAツールを利用する方法です。インターネットを経由して利用するため、PC内のファイル操作やアプリケーションの自動化はできず、自動化できるのはWebブラウザ上の作業に限定されます。

RPAツールのソフトウェアをインストールすることなく利用でき、サーバーの設置などの設備投資は必要ありません。そのため、比較的低コストで利用が可能です。また、アップデートはツール提供会社側で行われるため、自社でメンテナンスする必要はなく、常に最新の状態で利用することができます。

一方で、オンプレミス型は自社のPCやサーバーに用意して利用する提供形態です。オンプレミス型はその中でも「サーバー型」と「デスクトップ型」に分けられます。

サーバー型はソフトウェアを社内のサーバーに駐在させて利用する方法です。複数のシステムやPCを横断した自動化が可能で、サーバーを利用するため多くのロボットを制御することができます。そのため、大量の処理を行うことを得意としており、複数のシステムで同時に行われている作業の自動化に向いていると言えます。

導入するには自社環境に環境を構築しなければならず、他の形態に比べ時間とコストがかかりますが、自動化のためのロボットはサーバー上で稼働するため、他のPCに負担をかけることはありません。

デスクトップ型は社内のPCにソフトウェアを直接インストールして利用する方法で、導入しやすいことから、現在最も多くの企業に導入されています。サーバー型の形態に比べて導入費用が安価なため、試用として使ってみて、自社の目的が達成できそうであれば、規模を拡大していくという使い方がおすすめです。

しかし、ソフトウェアをインストールしたPC内でロボットが稼働する仕組みですので、利用しているPCのスペックによっては他の作業に影響を与える恐れがあります。

クラウド型デスクトップ型サーバー型
価格低い低い高い
メリット・PCのスペックに依存しない
・導入しやすい
・比較的安価
・導入しやすい
・比較的安価
・大量の処理が可能
・システムを横断して利用可能
デメリット・ブラウザ上の作業のみの自動化PCのスペックに依存する・比較的高価

自社の環境に合った提供形態を選びましょう。

3. 自動化する予定のシステムに連携できるか

自動化するソフトがRPAツールと連携ができなければそもそも自動化を行うことはできません。特に、近年ではクラウド形態のサービスが増えているため、それらのサービスを含んだ自動化を行いたい場合はクラウド形態のサービスがAPIを提供しているのか、導入予定のRPAツールがそのツールと連携できるのかを確認しておきましょう。

4. サポート体制は自社のリテラシーに合っているか

RPAツールで実現しようとしている自動化のレベルによってRPAツールの運用に必要な知識は異なります。社内に専門知識を持つ人材がいない場合は、導入から運用まで伴走してくれるサービス提供会社がおすすめです。

RPAツールで自動化できるレベルは以下のように3段階に分類され、レベルが上がれば、高度な仕事にも対応できるようにもなりますが、高度な処理を行えるようになる反面、必要なスキル、RPAツールの導入・運用コストも上がることになります。

レベル1:RPA

複数のアプリケーションからの情報収集、データ入力、検証作業など、決まった手順や動作ルールに基づく定型処理業務を自動化することが可能。ルールで決めたことに対する反復作業を得意としており、業務内容やプロセスをする場合は、その都度、シナリオ作成(ルール変更)をし直す必要がある。

レベル2:EPA

EPA(Enhanced Process Automation)は、定型業務を自動化できるRPAにAIの技術を取り入れたもの。非構造化データの情報処理、画像解析や音声認識、文字認識など、AIやOCR※の技術を活用して分析するシステムを活用することができる。また、ビッグデータを元にした顧客の傾向分析、自由記述の問合せへの自動回答、複数の異なるデータ分析結果を元にした売上予測など、RPAが苦手としていた一部の非定型業務を自動化することが可能。

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レベル3:CA

CA(Cognitive Automation)は、学習能力を持ち、プロセスの分析や改善、意思決定まで自動化する高度なAIを搭載したシステム。ディープラーニングや自然言語解析技術などにより、不明確な情報や不足している情報を補完しながら作業し、適切な結果を出すところまで自動で実行することができ、これまで人間のみが対応可能とされていた意思決定が可能になると言われている。

それぞれの段階でどのような処理ができるのかを確認し、自社が自動化させたい業務内容や範囲に応じて、適切なRPAツールを選ばなくてはなりません。

5. 自社に適切なプランか

RPAツールは提供会社により提供形態が異なり、それに応じてプランの内容、費用も変わります。提供会社の中には複数の提供形態とプランを用意しており、自社の運用体制に合わせて柔軟に変更ができるものもあります。

そのため、将来、自社でどのようにRPAツールを運用していくのかを決め、それにマッチしたプランを選びましょう。

たとえば、「全社に展開予定だが最初は様子見のためにスモールスタートをしたい」という場合には最初からサーバー型のプランを選択する必要はありません。デスクトップ型で一部でスモールスタート、大きな改善が見込めそうであればサーバープランに変更、というように運用することも提供会社によっては可能です。

RPAツールの導入計画から選定、運用までの流れ

RPAツールを導入すると、導入した部署や各関連部門の業務体制が大きく変わります。実際に運用していく過程でも、業務整理や業務プロセスの再構築を段階的に行って、業務効率を最適化していきますが、こういった運用体制を含めた長期的なプランニングを導入検討時からしておくことも重要です。

ここでは、RPAの導入検討時のポイントを押さえながら、導入計画からツールの選定、本格運用を始めるまでの一般的な流れを簡単に紹介します。

  1. 現状の業務プロセスの可視化
  2. RPAを組み込む業務の選定
  3. RPAツールの選定
  4. トライアル導入による動作検証
  5. 本格運用スタート

1. 現状の業務プロセスの可視化

RPAツールの対象業務を選定するには、まず自社の業務生産性を向上させる上での課題を把握することが重要です。各業務の工数や件数を整理しておくことで、導入効果の予測や導入後の効果検証にも役立てることが可能です。

業務効率を著しく低下させている業務は何か、なぜそこがボトルネックになっているのか。これらを把握するために、現行業務の洗い出しを行い、業務プロセスや業務量を可視化しましょう。

RPA専門のコンサルタントに依頼する場合でも、まずは、自社でできる限りの洗い出しを行なっておくことを推奨します。導入するRPAツールが前提となって、分析対象となる業務が偏ってしまうことがあるためです。

2. RPAツールで自動化する業務の選定

次に自動化の対象業務にRPAツール導入がふさわしいかどうかの判定を行います。以下のような業務は、RPAツールの導入による人的コストの削減が大きく、より生産的な業務に人的リソースを投下できるといった効果が見込めます。

  • 業務手順が複雑でなく、繰り返し行う定型業務
  • 繁閑の差が激しい業務
  • 手順やルール変更が見込まれない業務、変更の少ない業務
  • 単純作業だが、ミスが許されず、ダブルチェックを行なっている業務

一方で、RPAツールの処理結果によって次工程が分岐する場合や、手順やルールの変更頻度の高い場合は、その都度、設計変更や管理の手間が発生します。煩雑な業務でも発生頻度によっては、手作業での運用の方が低コストに抑えられる場合もあり、RPAツールの導入がコストに見合うかどうか見極めが必要です。

3. RPAツールの選定

RPAの投資対効果が見込まれることがわかれば、次は導入するRPAツールの比較検討に移ります。まずは自社の課題とその課題を解決するための機能を洗い出し、本記事の選び方を参考に、自社に合ったツールを選定しましょう。

4. トライアル導入による動作検証

RPAツールのトライアル導入では、単純なエラーや誤作動を起こさないか、他の社内システムと干渉を起こさないか、業務プロセスの分岐点で手順通りに進むか、などの動作検証を行います。

また本格導入に進む前に、トライアルの結果を踏まえて課題を洗い出しを行っておきましょう。改善案を明確にした上で本格導入の検討に進むか、変更を加えてさらにトライアルを続けるかなど、本格導入の準備を万全にしていきます。

5. 本格運用スタート

RPAの活用による業務効率の改善は、RPAツールを導入してからがスタートラインです。もちろん運用開始から初動でベストな結果が得られるとも限りません。

導入後は、RPAツールの業務処理のモニタリングや効果測定を定期的に行い、必要に応じて改善を行なっていきます。地道な試行錯誤と運用体制の強化を継続して、業務効率の改善と社内リソースの最適化を図りましょう。

プロジェクトチームのメンバー構成や立ち上げ、さらに詳細の導入ステップについては、以下の記事をご参照ください。

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RPAツールの導入成功事例

事例1. アサヒプロマネジメント株式会社|わずか1時間でも業務改善の効果は絶大

アサヒプロマネジメント株式会社は、酒類、飲料、食品などの多様な事業領域を抱えるアサヒグループの管理・間接業務全般を担っています。グループを横断した業務プロセスの改善を経営課題に掲げ、定型的な作業であるノンコア業務の極小化を模索してきました。

さまざまな部門で散見されていたノンコア業務の代表例が、日次・月次を問わず大量に扱われるデータの集計や資料作成です。個々の生産性の低下だけでなく、経営層視点からも経営ニーズに対して現場から情報が上がってくるまでにかかる時間のギャップがマネジメントリスクとして懸念されていました。

同社は、そうした経営リスクへの対応も含めて業務効率の改善を推進すべく、グループを横断したRPAの導入プロジェクトを立ち上げ、導入実績が豊富でコストの見通しが立てやすい「UiPath」の導入に踏み切ります。

導入計画の段階で、RPA適用を希望する業務が200件以上も申請されていた通り、業務改善の効果は大きく、グループ全体で年間26,100時間の削減効果が試算されました。

同社の業務推進グループ・デジタル支援チームリーダーの関根氏は、UniPathの貴重な導入効果として、業務負荷の高い多忙な時期に、高付加価値の業務に割く時間が創出される点を挙げ、「わずか1時間でも業務改善の効果は絶大」と評価しています。

事例の詳細は、UiPathの事例ページをご覧ください。

>>グループ会社への展開、業務改善と競争力強化を実現するRPA

事例2. 株式会社マネーフォワード|増員に頼らず余裕のある業務オペレーションを実現

株式会社マネーフォワードは、経理部門の慢性的な業務過多を、業務オペレーションの効率化によって解決することを課題としていました。

経理部門では、ひとつの判断に複数のデータや情報を収集して整理・突合しなければならない業務が多く、データファイルの検索やレポートのダウンロードなど、判断のためのセットアップに時間を奪われていたと言います。

そこで導入したのが、株式会社チュートリアルによるクラウド型RPA「AUTORO」です。照合・判断・分析に必要な前処理作業をすべてRPAに委ねることで、増員を行わずに余裕のある業務オペレーション環境の構築を実現。日常業務の効率化を超えて、思考を伴う付加価値の高い作業に専念できるようになりました。

現在は、経理、営業、事業推進本部、クラウド会計開発の4つの部署に、RPAツールの導入範囲を拡張し、属人的に回っていた業務を標準化することに成功しています。

事例の詳細は、Robotic Crowdの事例ページをご覧ください。

>>経理部門の慢性的な人手不足をAUTOROで解消

経理部門におけるRPAの活用事例は以下の記事にまとめています。

>>RPAで経理・会計・財務業務を効率化|活用事例と成功の秘訣

RPAツールの機能一覧

自社に最適なRPAツールの必須条件として、「自社に必要な機能が備わっていること」があります。

導入後に、必要な機能の不足が発覚したということが起こらないよう、あらかじめRPAツールの代表的な機能を確認しておきましょう。

自動化プログラムの設計に関する機能

  • ノンプログラミング自動化設計:ドラッグ&ドロップやクリック操作のみで自動化プログラムを設計できる。
  • プログラミング言語を用いた自動化設計:プログラミング言語を用いて理論的に自動化プログラムを設計できる。
  • レコーディング機能:ソフト上、あるいはデスクトップ上での操作・作業を録画し、その動きを自動で実行できるようにする。
  • 手動起動設定:自動化プログラムのON/OFFを手動で切り替えられる。
  • スケジュール設定:自動化プログラムを実行する期間・時間を設定できる。
  • アクショントリガー設定:「ファイルが追加された時」や「特定のコマンドまたは操作が実行された時」など、自動化プログラム実行の条件となる行動を設定できる。
  • ワークフロー設定:複数の変数を作成し、作業開始から完了までの一連の工程を設定できる。分岐点を作成することも可能。

自動化プログラムの管理に関する機能

  • ダッシュボード機能:直近の稼働状況やエラー件数などをひと目で確認できる。
  • リポジトリ管理:自動化プログラムの変更履歴(バージョン)を管理することができる。
  • 実行状況ログ管理:自動化プログラムの実行状況に関するログを記録できる。
  • システム連携:社内の基幹システムと連携することができる。

セキュリティを強化する機能

  • ユーザー管理・アクセス権限機能:管理者ユーザーの管理、ユーザーごとのアクセス権限設定を行える。
  • デバイス制限:アクセスできるデバイスを制限できる。
  • SSL・AES暗号化:通信を暗号化し、不正アクセスを防止する。
  • ファイル暗号化:アップロードしたファイルを暗号化することで、情報漏えいを防ぐ。
  • IPアドレス制限:ソフトにアクセスできるIPアドレスを制限できる。
  • クレデンシャル管理:ソフトを利用するユーザーごとの、ID・パスワードを管理できる。
  • 二段階認証:ログイン時にワンタイムパスワードを発行し、不正なログインを防止できる。

まとめ

RPAツールは、これまで人の手で時間をかけて行っていた業務を、ロボットが自動で行うことにより、企業内の業務改善・生産性向上、社会問題としての人手不足の解消などを実現できるツールです。近年、AIや機械学習機能を搭載したRPAツールも増加しており、自動化できる業務の幅も広くなってきています。

しかし、製品によって自動化に対応できる業務プロセスの数、プログラムのカスタマイズ性などが異なるほか、高性能・多機能になればなるほど運用コストも大きくなり、操作性も複雑になる傾向があります。

RPAツールの選定は、将来的な自動化業務の拡大や全社展開がうまくいくか否かを決定する重要な要因です。自動化したい業務の内容、導入する部署の規模、運用体制などを明確にし、本選定ガイドで紹介した選定ポイントを参考にしながら、自社に最適なRPAツールをご検討ください。

RPAツールに関するよくある質問

「RPA」の意味を教えてください

RPA(Robotic Process Automation)とは、日本語で「ロボットによる業務プロセスの自動化」と表現され、これまで人が手作業で行なってきた業務を自動化することを意味します。

たとえば、以下のような活用がされます。

 

・顧客や取引先からの問い合わせ内容の転記

・社員や顧客への一斉メール

・Webサイトの更新

・勤怠管理の自動化

・請求書の作成・発行

・データの収集・管理、在庫確認 など

 

ただしRPAツールはなんでも自動化できるというわけではなく、状況に応じた判断を要する複雑な作業には向いていません。設定されていない状況下では稼働が停止するため、その場合は有人対応にて原因を特定し復旧させる必要があります。

「RPAツール」とはどんなことができるツールですか?

RPAツールは、「データの収集→統合→入力→分析処理→レポート出力」といった一連の作業をシナリオ(手順や動作ルール)として記憶し、その作成したシナリオに基づいて、人手で行う業務プロセスの処理を代行することができる自動化アプリケーションです。

 

RPAが定義するロボットは、形のある機械ではなく、PC上(デスクトップ上)の操作・処理を行うソフトウェアロボットであり、たとえば「エクセルなどへのデータ入力」や「インターネット上にある情報の収集」などは全て自動化できます。

 

手作業で起こりがちな作業の抜け漏れや誤入力などの人的エラーを回避し、人手不足の解消、業務プロセスの処理にかかる所要時間の短縮、生産性の向上を実現可能です。

 

RPAツールの比較・レビュー

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【おかげさまで導入企業5,500社以上!】 大量のルーティーン作業、マクロマンが代わりに作業します。残業もミスも削減!ず~っと無料で使えて人数制限もナシ! ~こんな方におすすめ~ ★RPAを導入したいが、トライアルの期間が短くてゆっくり試せない ★有料のRPAを使っていたが費用対効果を感じられなくなっている  →期間の縛りなく無料で使えるので、焦らずお使いいただけます。コストは無料~必要に応じてのサポート費のみなので、大幅なコストカットに。    <動作環境> OS:Windows10Pro、Windows Server2012/2016のみ(いずれも仮想デスクトップは不可) CPU:1.5Ghz以上、メモリ:4G以上、ハードディスク:1GB以上の空き容量 <サービスサイト> https://www.macroman.jp/ ※マクロマンは販売パートナー募集中!気軽にお問合せください。 https://www.macroman.jp/partner

特長

  1. 完全無料の国産RPAツールで、ダウンロード企業数5,500社以上
  2. デスクトップ型の国産RPA
  3. 初心者向け動画、チャットのヘルプデスクつきの導入パック、Zoom相談予約サービス、エキスパート派遣「RPA女子」など、サポート体制が充実

プラン・価格

  1. ツール利用料完全無料
    0円
  2. マクロマン 相談チケット
    12,000円/1時間
など
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AUTORO(旧:Robotic Crowd)

株式会社チュートリアル
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AUTORO(旧:Robotic Crowd)は、株式会社チュートリアルが提供するRPAです。グラフィカルなインターフェースでドラッグ&ドロップベースでのワークフロー構築を実現。Google Chromeの拡張機能を使ってさらに簡単・便利にレコーディングが可能です。専門的な知識は不要ですが、プログラミングの知識があればもっと効果的な自動化を可能に。テキストベースのエディタモードも搭載しており、設定の自由度が高いロボットの共有も可能になります。社内システムやさまざまな外部APIとの連携もスムーズに行え拡張性も抜群。クラウド型RPAなので専用パソコンやサーバー構築が不要でスムーズに導入・運用が開始でき、必要なタイミングで機能を拡張できる価格設定なので、業務ピーク時の処理能力の増加ニーズにも柔軟に対応できます。

特長

  1. 技量と目的で選べる2つの入力モード
  2. 幅広い業務の自動化を実現する各種システム連携
  3. クラウドの利点を生かした柔軟な価格設定

プラン・価格

  1. 初期費用
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  2. Standardプラン
    15万円/月額
など
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注目サービス

NEC Software Robot Solution

日本電気株式会社
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23人が「利用した」しています。
NEC Software Robot Solutionは、日本電気株式会社が提供するRPAです。純国産のツールのため、ツール内はすべて日本語で表記されており、NEC営業日の8:30-17:00の電話問い合わせや技術情報の提供など、手厚いサポートを受けることが可能な製品です。画面上に表示された画像や値を識別する画像認識機能と、マウス操作やキーボード入力などで行えるプログラムの記述不要のロボット構築により簡単にプロセスを自動化することができます。また、NEC Software Robot Solutionマネージャを利用すれば、各ロボットの実行状況・実行履歴・動作環境の把握ができるようになります。

特長

  1. 純国産でツール内はすべて日本語、NECの手厚いサポートも受けられる
  2. 画像認識機能とノーコードで行えるロボット構築で自動化が簡単
  3. マネージャを利用することで複数ロボットの管理が可能

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
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注目サービス

ipaSロボ

株式会社デリバリーコンサルティング
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ipaSロボは、株式会社デリバリーコンサルティングが提供するRPAです。コンピューター上のマウス操作、キーボード操作をシミュレートすることでPC上で行えるすべての操作を自動化することができ、データの大量登録といった作業も自動で行うことが可能な製品で、スクリプト作成し実行するフル機能版と、スクリプト実行するだけの実行版のライセンスが用意されているため低コストで導入できます。「ipasロボマネージャ」を併せて利用すれば、スクリプトを一元管理することが可能になり、チューニングや実行指示といった管理・指示を容易に行えるようになります。

特長

  1. 端末1台から始められるデスクトップ型
  2. マウスとキーボード操作を記録し画面上のすべての操作を自動化できる
  3. ipasロボマネージャでスクリプトを一元管理できる

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
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無料期間あり
注目サービス

パーソルのRPA

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
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3人が「利用した」しています。
パーソルのRPAは、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社が提供するRPAです。ユーザーの目的や導入状況に合わせたワンストップのサービスを提供しており、導入から運用まで最適なサポートを受けられます。バックオフィスの定型業務の自動化を得意としており、データの登録やシステムの管理、Webサイトからの情報収集などが可能。社員の労働負担を減らし、残業時間の削減にも貢献します。同社では導入ユーザーに向けてRPAの導入から開発、運用、定着までの段階的なセミナーを開催しており、OJT形式でのセミナーにも対応しているため、より実践的なノウハウを学べます。

特長

  1. 目的や導入状況に合わせてワンストップのサービスを提供
  2. バックオフィスの面倒な単純作業を自動化
  3. 導入から定着までの段階的なセミナーを開催

プラン・価格

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HeartCore Robo Desktop

ハートコア株式会社
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HeartCore Robo Desktopは、ハートコア株式会社が提供するRPAです。どんなOS・ブラウザ・デバイスでも利用可能で、画像認識・色認識・OCRを搭載しているためあらゆる業務アプリケーションの自動化を可能にします。ドラッグ&ドロップによるフローチャート型開発、ウィザード入力補助によるスクリプト型開発の2つの直感的開発と50以上のテンプレートが用意されたプログラミング開発を行うことができ、簡単なプロセスから高度なロボットまで柔軟に開発を行えます。また、リモートマシン上の操作を行うことができ、業務管理者のみが、1つのPCでロボット稼動を行うといったことが可能になります。

特長

  1. どんなOSやブラウザでも利用でき、画像認識やOCRで業務を自動化
  2. 2種類の直感的開発と50以上テンプレートがあるプログラミング開発が可能
  3. リモートマシン上の操作が可能

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
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Blue Prism

Blue Prism株式会社
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Blue Prismは、Blue Prism株式会社が提供するRPAです。導入実績は全世界で1,600社を突破し、ガートナー社のマジック・クアドラント2020のRPA分野においてビジョンの完全性と実行能力が評価され、リーダーに再選出されました。コントロールルームによるRPAの一元管理で監査ログを記録。高いセキュリティ機能を提供し、ワークキューによる自立的安定稼働と、内部統制機能で組織のセキュリティレベルを維持。プロセスディスカバリーツールで、自動化対象業務の適性とビジネス効果を評価し、低TCOと高ROIを実現。準備状況を示す4つのカテゴリーで表示し、リアルタイムでの状況確認が可能です。ロボット開発を支援するシンプルな価格形態で、自社の運用にフィットしたロボット開発をスマートに行えます。

特長

  1. 運用管理機能を備えたセキュリティプラットフォーム
  2. 自動化対象業務の適正を評価する無料オンラインツール
  3. ロボット開発を支援するシンプルな価格形態

プラン・価格

  1. 初期費用
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  2. 年間利用料
    138万円/年額
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RoboTANGO

スターティアレイズ株式会社
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RoboTANGOは、スターティアレイズ株式会社が提供するRPAです。自動化させたい業務のパソコン操作を録画する機能が搭載されており、プログラミングの知識がなくても簡単にロボットシナリオを作成することができます。勤怠データを収集できる給与計算機能や入出金データのCSV出力機能が搭載されており、経理業務の負担を大幅に削減、アンケート結果集計やWebからの情報収集によるマーケティング業務にも役立ちます。導入前のヒアリングから教育、導入後の定期的な連絡といった徹底的なサポート体制があるため、RPA初心者でも不安なく導入することができます。

特長

  1. 録画機能で専門知識が無くてもロボットを作成できる
  2. 経理業務やマーケティング業務の作業を簡単に自動化できる
  3. 導入前から導入後までの徹底したサポート体制で初心者でも導入できる

プラン・価格

  1. 初期費用
    10万円
  2. 月額費用
    5万円/月額
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SynchRoid

ソフトバンク株式会社
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SynchRoidは、ソフトバンク株式会社が提供するRPAです。国内1,500社以上に導入されている「BizRobo!」をベースに開発された製品で、ノーコードでデジタルレイバーを作成することができ、600社以上の導入実績があります。ネットワーク上のネイティブアプリにアクセスすることができ、コマンドラインの実行や、APIとの連携も柔軟に行うことができます。30日間の無料トライアルが設けられており、期間中はエンジニアによる開発サポートやロボット開発者向けの逆引き辞典を利用できる手厚いサポートを受けることができます。

特長

  1. BizRobo!がベースで、ノーコードでデジタルレイバーを作成できる
  2. ネットワーク上のネイティブアプリにアクセスすることができる
  3. 無料トライアル中に開発サポートや開発辞典を利用できる

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
    問い合わせ
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アシロボRPA

ディヴォートソリューション株式会社
アシロボRPAは、ディヴォートソリューション株式会社が提供するRPAです。シンプルな画面での操作が特徴で、3画面で誰でも簡単に自動化できるソフトです。自動化の細かな設定ができるようになっており、タイマー設定や繰り返し設定を利用することでより効果的に業務を効率化します。サポートが充実しており、導入時のサポートは無料で受けられるほか、アシロボ教室やセミナーも開催しています。公式HPでは動作の簡単な紹介動画も閲覧できるため、導入から活用までの不安要素はありません。

特長

  1. シンプルな画面操作で誰でも簡単に自動化が可能
  2. タイマーや繰り返し設定による細かな設定でより効果的な自動化が可能
  3. 導入時サポート無料、セミナーやアシロボ教室も開催

プラン・価格

  1. 初期費用
    20万円
  2. 月額費用
    50,000円/月額
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無料期間あり
注目サービス

EzRobot

株式会社RPAソリューションズ
EzRobotは、株式会社RPAソリューションズが提供するRPAです。あらゆるアプリの操作が可能で、Office製品やWebブラウザ、自社システムなどを自動化することができます。シンプルな操作が特徴で、機能を選択して手順を記入するだけで自動化できるため、初心者でも問題ありません。初期費用が発生せず、1ヶ月から契約することが可能で、リリースから1年半で350社以上の導入実績を達成。会計事務所や外食企業など、幅広い業界で利用されています。

特長

  1. アプリやWebブラウザ、自社システムなどあらゆるアプリを自動化
  2. シンプルな操作、機能を選択して手順を記入するだけで自動化
  3. リリース1年半で350社導入、初期費用無料のRPAソフト

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. 月額費用
    50,000円/月額
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注目サービス

パトロールロボコン

株式会社コムスクエア
パトロールロボコンは、株式会社コムスクエアが提供するRPAです。調査・復旧・報告などのマンパワーで行っているシステム運用業務を自動化することが可能です。ミドルウェアを介さずに直接OSを制御できるAPI型のRPAのため、自動化できる範囲が広く、汎用性が高いです。50種類以上のシナリオ開発を支援するサンプルが用意されており、最小限のプログラミングで開発することができます。システム制御、文字列認識、画像認識、座標指定など、さまざまな方法で業務自動化に対応できるため、仮想・クラウド環境の自動化も行うことができます。

特長

  1. API型RPAで直接OSを制御できるため自動化できる範囲が広い
  2. 50種類以上のシナリオ開発を支援するサンプルが用意されておる
  3. 仮想・クラウド環境の自動化も行うことができる

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
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注目サービス

BizteX cobit

BizteX株式会社
BizteX cobitは、BizteX株式会社が提供するRPAです。プログラミングの専門知識は一切不要。簡単な操作だけで定例業務を誰でもワンクリックで自動化できます。「特別な人のためではない、誰にでも使えるRPA」をコンセプトにデザインされ、そのスマートなUI/UXが2018年度グッドデザイン賞を受賞しました。国内初のクラウド型RPAで、その利点を最大限活かし、申し込みから最短即日で利用可能。インターネット環境の他に設備投資が不要なため、圧倒的なコストパフォーマンスで運用を開始することができ、小規模展開から徐々に運用を拡大するスモールスタートにも最適なシステムです。

特長

  1. 定例業務を誰でも簡単にワンクリックで自動化
  2. 「特別な人のためではない、誰にでも使えるRPA」がコンセプト
  3. 圧倒的低コストを実現した国内初のクラウド型RPA

プラン・価格

  1. 初期費用
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  2. エントリープラン
    10万円/月額
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Autoジョブ名人

ユーザックシステム株式会社
Autoジョブ名人は、ユーザックシステム株式会社が提供するRPAです。RPAのブラウザ操作部門で国内シェアNo1の製品で、ゼネラルリサーチが行う調査においてコストパフォーマンスやアフターサポートなど3部門において第1位を獲得しており、利用者からの定評があります。webブラウザの操作手順だけでなく、Windowsアプリケーションのマウス・キーボードといった操作手順を自動記録しスクリプトとして保存することができます。PDFからExcelへのデータ変換機能やデータマッピング機能による幅広いデータ変換を行うことも可能です。

特長

  1. 国内シェアNo.1でゼネラルリサーチの調査で3冠を獲得
  2. Windowsアプリケーションの操作手順をスクリプトとして保存できる
  3. データ変換機能やデータマッピング機能による幅広いデータ変換が可能

プラン・価格

  1. Autoジョブ名人 実行版(1年ライセンス)
    18万円
  2. Autoジョブ名人 実行版(5年ライセンス)
    81万円
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レイテクソリューションズ

レイテクソリューションズ株式会社
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レイテクソリューションズは、レイテクソリューションズ株式会社が提供するRPAです。経理、労務、人事などあらゆる部門の定型業務を自動化できる製品で、年間およそ8,000時間の業務を削減した事例があります。マーケティングやコールセンターといった部門でも利用可能で、ネットでの情報収集やSNS投稿、顧客リストや通話記録などを自動化できます。ツールの導入から構築、社内人材育成までをワンストップで対応するため、操作方法に困ることもありません。

特長

  1. 経理、労務などあらゆる定型業務を自動化、8,000時間削減の事例あり
  2. マーケティングやコールセンターなどの専門的な内容でも自動化できる
  3. ツールの導入から構築、社内人材育成までをワンストップで対応

プラン・価格

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