編集部が解説!MAJOR FLOW Z TIMEの特長と評判、利用イメージ
MAJOR FLOW Z TIMEをご検討中の方の中には「基本情報やスペックはわかったけれど、もっと詳しく知りたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
MAJOR FLOW Z TIMEは、テレワークや複雑な勤務体系でも柔軟に対応できる勤怠管理システムです。また本システムで取得したデータを奉行クラウドやkintoneなどの給与システムにも連携させ、自動入力ができるため労務回りの業務効率化が可能です。
とはいえ、勤怠管理システムは類似サービスも多いため、一番自社に合った勤怠管理システムが分からない、またここまでの内容を踏まえて、MAJOR FLOW Z TIMEについてもっと分かりやすく知りたい、検討するための情報がほしい、という方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、勤怠管理システム「MAJOR FLOW Z TIME」の特長・評判をミナオシ編集部が本音で解説します
1分でわかるMAJOR FLOW Z TIMEとは
MAJOR FLOW Z TIMEは、パナソニックネットソリューションズ株式会社が2020年4月より提供開始している勤怠管理システムです。MAJOR FLOW Z TIMEの代表的な機能は以下の通りです。
- 柔軟な打刻機能
- 管理者が一目でわかる勤怠ワークフロー
- 超過勤務のアラート機能
- 各プロジェクトに応じて工数管理
- 年次有給休暇の自動付与・失効機能
また、MAJOR FLOW Z TIMEは、「MAJOR FLOW Z シリーズ」の一つのサービスであり下記同シリーズのサービスと連携できます。
- MAJOR FLOW KEIHI(経費精算)
- MAJOR FLOW FORM(就業管理)
- MAJOR FLOW CORE(デベロッパー)
その他、他社システムとの連携も豊富にできることが特長の一つです。
- 奉行クラウド
- kintone
- SharePoint
- desknet’s NEO
- サイボウズガルーン
勤怠管理だけでなく、バックオフィス部門全体のシステムを一新したい企業にとっては大きなメリットになるでしょう。
本記事で解説するMAJOR FLOW Z TIMEのメリットや改善してほしいポイントは、以下の通りです。
- メリット1:複雑な勤務形態を柔軟に管理できる
- メリット2:幅広い連携による業務効率化
- メリット3:ワークフローと勤怠を一元管理
- 改善してほしいポイント1:管理画面が複雑なデザインで使用しづらい
- 改善してほしいポイント2:打刻漏れ時のアラート機能がない
- 紙やExcelで勤怠管理している企業
- 毎月の集計業務に時間がかかっている企業
- 36協定を意識した働き方が社員に定着しない企業
MAJOR FLOW Z TIMEの仕組み・利用イメージ
MAJOR FLOW Z TIMEをどのように利用するのか、具体的なイメージがほしい方もいると思います。そこで本章では、実際に管理画面のイメージを参照しながら、機能や仕組み・特長をお伝えしていきます。
MAJOR FLOW Z TIMEでは、打刻方法を勤務形態に合わせて選択できます。PCからの打刻はもちろん、外出先で打刻する場合はスマートフォンからでも打刻が可能です。
また、フレックス制やシフト制に対応し、プロジェクト毎で勤怠管理が可能なため複雑な勤務形態でも以下のような画面で管理ができます。
下記の管理画面では、管理メンバーの今月の残業状況や休暇取得状況、打刻漏れなど管理に必要な項目の最新データが取得可能です。
ただし、管理できる項目が多い分、管理画面が複雑になる可能性には留意しましょう。まずは無料トライアルも利用し操作を体験してみることをおすすめします。
MAJOR FLOW Z TIMEの機能一覧
本章では、MAJOR FLOW Z TIMEの機能をお伝えします。
主な機能 | できること |
打刻機能 | マルチデバイスで打刻が可能なので 勤務形態に合わせて利用可能です。 主に打刻可能なデバイス ・スマートフォン ・PC ・ICカード |
申請承認機能 | 下記申請内容が勤務表に自動反映され、管理者が申請の状況を一目で把握できます。 対応申請書 ・休暇申請 ・シフト変更申請 ・直行、直帰申請 ・遅刻、早退申請 ・残業申請 ・休暇勤務申請 |
集計機能 | 必要事項を瞬時に集計・一覧化できます。 主な集計項目 ・残業時間 ・打刻漏れ ・有給取得回数 ・工数集計 ・深夜残業回数 ・出退勤管理打刻誤差 |
連携機能 | 勤怠管理だけではなく、給与計算ツールやその他システムと連携させ業務を効率化できます。 連携可能なシステム ・奉行クラウド ・kintone ・SharePoint ・desknet’s NEO ・サイボウズ ガルーン |
休暇管理機能 | 社員に付与する休暇を自動で管理できます。 管理項目 ・年次有給休暇の付与、失効 ・振休、代休の付与 |
アラート機能 | 一定規準を超えて働いている社員にアラート機能で通知できます。 |
工数管理機能 | 各プロジェクト毎に工数管理が可能です。 |
MAJOR FLOW Z TIMEは、勤怠管理の基本機能に加えて、バックオフィス関連のシステムとの連携も可能なため、現状自社で契約しているシステムと連携できるかの確認もした上で、導入の判断をおすすめします。
また導入後に、バックオフィス部門のフローを再度見直すことで、部門全体の業務改善にも貢献できるでしょう。
MAJOR FLOW Z TIMEのメリット・改善してほしいポイント
ミナオシ編集部でMAJOR FLOW Z TIMEの製品の特長やプランを調査・分析した結果わかったメリット・改善してほしいポイントをお伝えします。
- メリット1:複雑な勤務形態を柔軟に管理できる
- メリット2:幅広い連携による業務効率化
- メリット3:ワークフローと勤怠を一元管理
- 改善してほしいポイント1:管理画面が複雑なデザインで使用しづらい
- 改善してほしいポイント2:打刻漏れ時のアラート機能がない
メリット1:複雑な勤務形態を柔軟に管理できる
一つ目のメリットは、複雑な勤務形態でも柔軟に管理できることです。アルバイトを沢山雇用している企業や、工場や病院のように夜勤勤務がある職場で柔軟に勤怠管理できることは、大きなメリットとなるでしょう。
また一般的に、複雑な勤務形態になるほどデータの集計には時間がかかる傾向があります。しかし、MAJOR FLOW Z TIMEを導入することによって、データ集計時間も削減できます。後述でデータ集計時間の削減した実績もご紹介してますのでご覧ください。
メリット2:幅広いシステム連携による業務効率化
二つ目のメリットは、他システムとの連携による業務効率化が見込めることです。
前述の通り、勤怠管理だけではなく給与計算ツールなどのシステムとデータを連携することで、バックオフィス部門全体の効率化を図ることができます。
連携可能なシステム | できること |
奉行クラウド | ・承認された経費申請を自動反映 |
kintone | ・自動起票 ・アプリデータの更新 ・Kintone内のデータを使用可能 |
SharePoint | ・シングルサインオン ・申請書やお知らせなどを表示 |
desknet’s NEO | ・シングルサインオン ・申請書やお知らせなどを表示 |
サイボウズガルーン | ・スケジュール連携 ・シングルサインオン ・申請書やお知らせなどを表示 |
これらの連携対象のシステムには、MAJOR FLOW Z TIMEのID/PASSで自動ログインが行われます。また、申請書などのデータもシステム間で自動更新されるため、一度データを抽出して再度入れ込む必要もありません。
改善してほしいポイント1:管理画面が複雑なデザインで使用しづらい
一つ目の改善してほしいポイントは、管理画面が複雑なデザインなため使用しづらいことです。
上記イメージのように集計画面が直感的でなく、分かりにくい部分もあります。PC慣れしていない社員が使用する際は、操作に馴染むまでに時間がかかったり、使用マニュアルの作成・展開など工数が必要になる可能性があります。
改善してほしいポイント2:打刻漏れ時のアラート機能がない
二つ目の改善してほしいポイントは、打刻漏れ時のアラート通知が無いことです。
「働き過ぎ」を通知するアラート機能はあるのですが、日々起こる可能性が高い打刻漏れに関するアラートは現在実装されていません。
打刻漏れにより「働いているのに打刻していなかった」ということが起こり、管理者としては不要な確認が発生する可能性があります。
MAJOR FLOW Z TIMEとよく比較される類似サービス
ここまでMAJOR FLOW Z TIMEの機能やメリット・改善してほしいポイントを見てきましたが、勤怠管理システムはMAJOR FLOW Z TIMEだけでなく、各社から提供されています。
では、それぞれのツールにはどのような違いがあるのでしょうか。MAJOR FLOW Z TIMEとよく比較されるサービスの費用、特長を比較してみました。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 特長 |
MAJOR FLOW Z TIME | 50,000円 | 30,000円~ / 1人あたり ※最低50名から契約可能 ※51名以上は15,000円/1人あたり | ・柔軟な打刻機能 ・管理者が一目でわかる勤怠ワークフロー ・超過勤務のアラート機能 ・各プロジェクトに応じて工数管理 ・年次有給休暇の自動付与、効機能 |
Touch On Time | 0円 | 300円 / 1人あたり | ・企業の勤務形態に合わせて運用が可能 ・継続率は99.7% ・ICカードリーダー、指静脈認証などの豊富な打刻方法を利用が可能 |
ジョブカン勤怠管理 | 0円 | 200円〜500円/ 1人あたり | ・導入実績も50,000件以上 ・労務管理、勤怠管理、給与計算を組み合わせたパッケージ 販売有り ・LINE連携が可能 |
KING OF TIME | 0円 | 300円 / 1人あたり | ・15種類の打刻方法 ・誰でも分かりやすいUI / UX ・勤怠管理クラウドシステムでシェアNo1 |
jinjer勤怠 | 要問合せ | 300円〜 / 1人あたり | ・契約継続率99.4%、サポート満足度91.6%と満足度高 ・人事業務を1DBで管理可能 ・予実管理、残業時間予測も可能 |
freee人事労務 | 0円 | 2,200円〜/ 月額(3名) ※4名以降は、1人あたり300円〜 | ・クラウド給与計算ソフトシェアNo1の実績 ・入力作業を効率化する「従業員アカウント」 ・プランは複数あり、自社に合ったプランを選択可能 |
マネーフォワードクラウド勤怠 | 0円 | 3,980円〜 / 月額(5名) ※6名以降は、1人あたり300円〜 | ・経営管理・会計システムを中心に、バックオフィス業務全般を効率化 ・勤怠集計から給与計算まで一気通貫で可能 ・社会保険労務士に労務関係の相談が可能 |
rakumo キンタイ | 0円 | 300円〜 / 1人あたり | ・低価格 ・ICカード、モバイル端末など4種類の打刻方法に対応 ・アラート機能が豊富 |
※金額表記はすべて税抜とする
※各公式サイトの記載による(2022年12月時点)
MAJOR FLOW Z TIMEは、費用面では他社より高いものの、勤怠管理に限らず他システムとの連携機能や自動管理機能によるバックオフィス部門全体の業務効率化というメリットは大きく、企業のニーズとマッチする場合は高いパフォーマンスが期待できるでしょう。ただし、最低契約人数が50名からであるため導入検討の際は、留意が必要です。
また、上記に記載しているMAJOR FLOW Z TIMEの料金は、クラウド版での提供の場合のみになっており、その他にもパッケージ版の料金形態もありますので次章にて詳しく説明します。
MAJOR FLOW Z TIMEの料金・費用
前章でも記載したとおり、MAJOR FLOW Z TIMEは提供形態によって費用が変動します。
▼クラウド版の料金プラン
MAJOR FLOW Z CLOUD | |
初期費用 | 50,000円 |
月額費用 | 30,000円 / 1人あたり ※最低50名~契約 |
追加ユーザー費用 | 15,000円 / 1人あたり |
年間保守費用 | 0円 |
▼パッケージ版の料金プラン
MAJOR FLOW Z TIME | |
初期費用 | 0円 |
ライセンス費用 | 150万円 |
追加ユーザー費用 | ー |
年間保守費用 | 22.5万円~ |
※金額表記はすべて税抜とする
パッケージ版での契約は、自社サーバーの選定・購入・設置が必要ですので、導入の際には社内エンジニアが対応可能かどうか確認することをおすすめします。また、無料トライアルはクラウド版のみの提供ですのでご注意ください。
MAJOR FLOW Z TIME クラウド版とパッケージ版の違い
「クラウド版とパッケージ版の違いが分からない」という方向けに、それぞれの違いを簡単にまとめました。
クラウド版 | パッケージ版 | |
ワークフローエンジン | 〇 | 〇 |
フルテキスト検索 | ー | 〇 |
世代管理 | 〇 | 〇 |
多言語対応 | 〇 | 〇 |
複数会社対応 | 〇 | 〇 |
申請書自動起票 | ー | 〇 |
外部プログラム実行 | ー | 〇 |
外部フロー | ー | 〇 |
フォームデザイナー | 〇 | 〇 |
会計連携 | 〇 | 〇 |
FBデータ出力 | 〇 | 〇 |
管理帳票 | 〇 | 〇 |
添付ファイル容量 | 最大20MB | 無制限 |
NTLM認証 | ー | 〇 |
テナント追加 | ー | 〇 |
クラウド版はPCとインターネットがあれば直ぐに導入できますが、一方で外部との連携や添付ファイルにも制限がかかります。中堅企業~大手企業では利用ユーザーも自然と多くなるため、制限内容がデメリットとなる可能性があります。
MAJOR FLOW Z TIME導入の流れ
MAJOR FLOW Z TIMEの導入の流れは以下5ステップになります。
- Webのお申し込みフォームからトライアルのお申し込み
- お打ち合わせにて与件を整理
- お見積り提示
- 無料トライアル期間
- 問題なければ利用継続
MAJOR FLOW Z TIMEは、企業の要望に応じてオプションやカスタム費用が追加されますので、申し込み前に予算や自社が管理したい内容を、ある程度明確にしておくことをおすすめします。
他MAJOR FLOW Z TIMEを導入した企業事例3選
本章では、MAJOR FLOW Z TIME公式サイトで公開されている、導入企業の事例をご紹介します。
- 事例1「日精株式会社」
- 事例2「株式会社アクシオ」
- 事例3「株式会社マイクロン」
事例1「日精株式会社」
日精株式会社は、2020年オリンピック・パラリンピックで使用された機械式駐車設備事業や凍結乾燥機など、「モノ作り」と「商社」の機能を持った企業です。2018年には健康経営優良法人としてホワイト500の認定を取得しています。
同社は、従業員の勤務形態により管理方法が異なっていました。そのため、正社員以外の勤怠管理はExcelや紙で管理しておりバラバラのレギュレーションで運営を行っている状況でした。集計作業は毎月40時間弱かかっており何かしら対策を講じる必要がありました。
MAJOR FLOW Z TIMEを導入した事で勤務状況の見える化に成功、社員一人ひとりの勤務状況が一元管理できるようになり、集計時間も50%改善されました。
- 総務部のデータ集計作業に約40時間かかっていた
- Excelや紙で管理しており管理の仕方がバラバラだった社員一人ひとりの勤務状況を管理できていなかった
- 集計作業にかかる時間が約15~20時間に削減された
- 勤務状況が見える化できた
- 分単位で労働時間を管理できるため、様々な課題が可視化され社員一人ひとりを守る体制ができた
参考:導入事例|MAJOR FLOW Z TIME
事例2「株式会社アクシオ」
株式会社アクシオは、企業の情報システム部門の課題を解決するITソリューションを専門としてシステム開発、運用、保守を行うSlerです。
同社では、既存のシステム老朽化にともない、バックオフィス部門のシステムを一新する予定でした。従来のシステムはそれぞれが独立していたため、データの連携が難しく人手による作業が必要な状態でした。
MAJOR FLOW Z TIMEを導入した事で、システム間で連携ができスムーズな業務が行えるようになりました。
- システム連携ができず人手による集計作業が発生していた
- データを紙に出力して入力内容をチェックしており非効率だった
- MAJOR FLOW Z TIMEや同シリーズ製品を導入する事でスムーズに業務が行えるようになった
- データ連携により大幅なペーパーレス化に成功した
参考:導入事例|MAJOR FLOW Z TIME
事例3「株式会社マイクロン」
株式会社マイクロンは、日本初の分子イメージング技術専門のイメージングCRO(開発業務受託機関)会社です。
同社では、事業成長に伴い社員が増加しており、経費精算、勤怠管理システム一新を検討していました。また、全国の病院や製薬会社が顧客のため、社員の出張が多く、多い時だと経費申請が月間数万件まで上っていました。MAJOR FLOW ZTIMEを導入した事で、抜本的な業務フローの改善につながりました。
- 勤怠管理システムが他システムと連携できず管理が非効率だった
- Excelや紙ベースの管理から脱却する必要があった
- プロジェクト毎の原価管理をシステム連携により一元化に成功
- 経費精算・勤怠管理を基に給与から会計まで一気通貫で連携が可能に
参考:導入事例|MAJOR FLOW Z TIME
まとめ|MAJOR FLOW Z TIMEは中堅から大手企業におすすめの勤怠管理システム
MAJOR FLOW Z TIMEは、初期費用や一人あたりのユーザー利用料金が他の勤怠管理システムより高いのは事実です。
しかし、勤怠管理だけでなく他システムとの連携や自動管理機能によるバックオフィス部門全体の業務効率化を図りたい企業には大きなメリットです。ただし、最低契約人数が50名からのため、検討の際は留意してください。
また、パッケージ版の導入をご希望の場合は、自社管理したい項目を予め整理し、エンジニアの工数確保をしておくとよいでしょう。
最後に、MAJOR FLOW Z TIMEのメリット・改善してほしいポイントやこのような企業におすすめという点を再度まとめました。
- メリット1:複雑な勤務形態を柔軟に管理できる
- メリット2:幅広い連携による業務効率化
- メリット3:ワークフローと勤怠を一元管理
- 改善してほしいポイント1:管理画面が複雑なデザインで使用しづらい
- 改善してほしいポイント2:打刻漏れ時のアラート機能がない
以上の内容から、MAJOR FLOW Z TIMEはこのような企業におすすめです。
- 紙やExcelで勤怠管理している企業
- 毎月の集計業務に時間がかかっている企業
- 36協定を意識した働き方が社員に定着しない企業
MAJOR FLOW Z TIMEを含む勤怠管理システムを検討する際に、ぜひお役立てください。