編集部が解説!rakumo キンタイの特長と評判、利用イメージ
rakumo キンタイをご検討中の方の中には「基本情報やスペックはわかったけれど、もっと詳しく知りたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。rakumo キンタイは、Google Workspace(旧G Suite)とシームレスに連携できる勤怠管理システムです。
初期費用は不要、1ユーザー月額300円〜、年額3600円〜と低価格であり、30日間の無料トライアル期間も提供されています。
しかし、勤怠管理ツールは類似の競合サービスも多く、自社に合った勤怠管理システムを絞りきれない、何を基準に選んだらよいのかわからないといったこともあるでしょう。そこでrakumo キンタイ勤怠についてもっと分かりやすく知りたい、検討するための情報が欲しい、といった方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、勤怠管理システム「rakumo キンタイ」の特長・評判をミナオシ編集部が本音で解説します。
1分でわかるrakumo キンタイとは
rakumo キンタイは、rakumo株式会社が提供する勤怠管理システムです。様々な働き方に柔軟に対応し、勤怠情報の正確な把握と自動集計により煩雑な手作業がなくなります。
rakumo キンタイの特長は以下の通りです。
- 豊富な打刻方法
- 従業員の「働き方」を可視化するダッシュボード
- アラート機能
- 多様な勤務形態への対応
- CSVデータ出力機能
- 年次有給休暇の自動付与
- シンプルな出勤簿
また、他のrakumo製品と連携することで、煩雑な作業の手間を減らすことができます。
例えば、「rakumo ワークフロー」と「rakumo カレンダー」の連携をすることで、
- rakumoキンタイで休暇申請を行う
- rakumoワークフローを通して申請承認処理が完了
- 承認された申請はカレンダーに自動登録
といった処理が可能になります。
本記事で解説する、rakumo キンタイのメリット・改善して欲しいポイント、このような企業におすすめというポイントは以下の通りです。
- メリット1:社員一人一人の勤務情報を管理できる
- メリット2:Google Workspaceの機能を拡張できるなど管理がしやすい
- 改善して欲しいポイント1:休暇申請の承認までに工数がかかる
- 改善して欲しいポイント2:エラーで打刻が反映されないことがある
- Google Workspaceと連携したシステムを導入したい企業
- 社員一人一人の勤務状況を把握したい企業
- コストをかけずシンプルな勤怠管理システムを利用したい企業
rakumo キンタイの利用イメージ
rakumo キンタイがどのような仕組みや特長を持つサービスか、詳細に解説します。
管理画面のイメージは下記のようになっています。
rakumo キンタイは「必要な機能をシンプルに、一元管理で使いやすい勤怠管理」といったコンセプトで作られています。勤怠情報は自動集計され、個々人の労働時間や休暇取得状況を正確に把握できます。
rakumo キンタイの機能一覧
先ほどご紹介した、rakumo キンタイの主な機能をより詳細にお伝えします。
主な機能 | できること |
打刻機能 | 多様な打刻方法を用意し、企業にあったものを導入できます。 ・ICカード打刻 ・スマートフォンを打刻機としたアプリからの打刻 ・パソコン打刻 ・モバイルアプリ打刻 打刻方法を複数組み合わせて利用することも可能です。 |
ダッシュボード | 任意の勤務形態を選択し、該当するスタッフに関するデータをまとめて一つのダッシュボードで表示します。 ダッシュボードで可視化できるデータ ・労働時間 ・法定外時間外労働時間 ・法定外時間外労働時間 + 法定休日労働時間 ・年次有給休暇 |
アラート設定 | 超過勤務や打刻忘れなど複数パターンのアラートが設定できます。 |
有給休暇管理 | 年次有給休暇の自動付与や取得状況を把握できます。時間単位休暇の申請も可能 |
CSV出力 | 集計された勤怠データをCSV出力して、給与システムへの取り込みが可能です。 出力項目の例 ・勤務形態 ・出退勤時刻 ・労働時間 ・休暇情報 |
また、超過勤務や打刻漏れのアラートが発生しているスタッフに対して、管理者がメッセージを送ることができます。1ユーザーずつ送るほか、「一括通知」ボタンを押すと、アラートが出ているスタッフにまとめてメッセージを送信することができます。
実際に利用したユーザーの口コミで読み解く、rakumo キンタイのメリット・改善して欲しいポイント
rakumo キンタイの製品の特長や口コミを調査したところ、次のようなメリット・改善して欲しいポイントが見えてきました。
- メリット1:社員一人一人の勤務情報を管理できる
- メリット2:Google Workspaceの機能を拡張できるなど管理がしやすい
- 改善して欲しいポイント1:休暇申請の承認までに工数がかかる
- 改善して欲しいポイント2:エラーで打刻が反映されないことがある
メリット1:社員一人ひとりの勤務情報を管理できる
一つ目のメリットは、社員一人ひとりの勤務情報を管理できることです。実際に利用ユーザーからもこのような声が上がっています。
- 社員一人一人のデータを自動集計し管理画面に即座に反映できる
- 社員一人一人の給与形態にあった勤務時間の情報を保存しCSVに出力できる
といった主旨のコメントが見られました。
rakumo キンタイでは個々人の勤務状況を、下記のように見やすく詳細に把握・管理できます。
雇用形態により異なる労働時間や休暇取得状況、休憩時間や時間外労働まで一括してシステム側の設定のみで自動的に管理できるため、超過勤務や打刻漏れに対し状況に応じたアラートを出すことができます。
メリット2:Google Workspaceの機能を拡張できるなど管理がしやすい
二つ目のメリットは、Google Workspaceの機能を拡張できるなど、運用管理がしやすいことです。実際に利用ユーザーからもこのような声が上がっています。
- Google Workspaceの機能を拡張でき、管理がしやすい
- 打刻画面のUIがシンプルなため扱いやすい
といった主旨のコメントが見られました。
rakumo キンタイのサービス画面は下記のようになっています。
必要な操作・機能が整理されたシンプルなUIであるため、従業員にとっても使いやすくなっています。
rakumo キンタイは複雑な機能は求めず、シンプルな勤怠管理を導入したい企業におすすめといえます。
改善して欲しいポイント1:休暇申請の承認までに工数がかかる
一つ目の改善して欲しいポイントは、rakumo キンタイ単体では休暇申請の承認までに工数がかかることです。実際に利用ユーザーからもこのような声が上がっています。
rakumoキンタイは勤怠管理ツールとしては非常に便利ですが、休暇の申請から承認までに時間とコストがかかることが課題のようです。
仮に作業工数を減らしたい場合は「rakumoワークフロー」と「rakumoカレンダー」といった他のrakumo製品と連携する必要があります。
改善して欲しいポイント2:エラーで打刻が反映されないことがある
二つ目の改善して欲しいポイントは、エラーで打刻が反映されないケースがあることです。実際に利用ユーザーからもこのような声が上がっています。
rakumo キンタイは使いやすい勤怠管理システムでありますが、突然ログアウトしたり、打刻したにも関わらずデータが反映されないといったエラーが報告されています。
ただし、打刻によるエラーはrakumo キンタイだけでなく、他社勤怠管理システムでも報告されている現象のようです。
rakumo キンタイとよく比較される類似サービス
ここまでrakumo キンタイの機能やメリット・改善して欲しいポイントを見てきましたが、勤怠管理システムはrakumo キンタイだけでなく、各社から提供されています。
では、それぞれのツールにどのような違いがあるのでしょうか。rakumo キンタイとよく比較されるサービスの費用、特長を比較してみました。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 特長 |
rakumo キンタイ | 0円 | 300円〜/1人あたり | ・GoogleWorkspaceと連動した勤怠管理システム ・社員一人一人の勤務状況が把握しやすい ・アラート機能を豊富に搭載 |
ジョブカン勤怠管理 | 0円 | 2,000円~/10名以降従量課金 | ・導入実績も50,000件以上 ・労務管理、勤怠管理、給与計算を組み合わせたパッケージ ・販売有り ・LINE連携が可能 |
VWS勤怠 | 0円 | 220円〜 / 1人あたり | ・豊富な打刻方法 ・業種に応じてシフト設定が可能 ・主要な会計ソフトと連携が可能 |
KING OF TIME | 0円 | 300円/打刻人数 | ・15種類の打刻方法 ・誰でも分かりやすいUI / UX ・勤怠管理クラウドシステムでシェアNo1 |
TeamSprit | 150,000円〜 | 600円〜/1人あたり | ・勤怠管理、工数管理。経費精算など、複数の機能を一つに融合 ・会社固有の業務ルールの反映と周辺システムとの連携による柔軟なカスタマイズ性 ・ユーザーフレンドリーなUIを実装 |
jinjer勤怠 | 問い合わせ | 300円〜/アカウント数 | ・豊富な打刻方法 ・使いやすいUI ・従業員データを一括管理 ・法改正に自動で対応 ・契約継続率99.4%、サポート満足度91.6%と高い満足度 |
※各公式サイトの記載による(2022年12月時点)
※記載料金はすべて税別です
料金、特長を比較したところ、rakumo キンタイは初期費用0円、1人あたり月額300円〜とコストパフォーマンスの面で非常に優れているといえます。
また、社員一人ひとりの勤務状況が把握しやすいため、さまざまな雇用形態の社員が働いている企業におすすめです。
rakumo キンタイの料金・費用
rakumo キンタイの料金プランは、「ユーザー数」と「パッケージプラン」によって変わってきます。
rakumo キンタイ | rakumo Suiteパック | |
初期費用 | 0円(30日間のトライアル期間あり) | 0円(30日間のトライアル期間あり) |
月額費用 | 300円/1人 ※ユーザー数によって変動 | 780円/1人 ※ユーザー数によって変動 |
特長 | 勤怠管理のみの機能 | rakumoシリーズ全製品をまとめて導入可能 |
※記載料金はすべて税別です
月額費用は、利用オプションとユーザー数によって変動する仕組みです。最低利用料金は1人300円から利用でき、初期費用は0円です。
また、30日間の無料トライアルも用意されているため、自社で使えるかどうかしっかり確認した状態で導入の意思決定ができます。
rakumoシリーズ全製品をまとめて導入できる「rakumo Suiteパック」は、1人780円から利用できます。
- 経費精算
- 電子稟議(ワークフロー)
- カレンダー
- 社内掲示板
- 共有アドレス帳
rakumo キンタイの導入の流れ
rakumo キンタイの導入の流れは以下4ステップになります。
- 無料トライアル
- 見積り
- 契約
- 利用開始
マニュアルやサポート窓口は無料で利用でき、有償の導入支援やトレーニング講座もあります。
- rakumo キンタイ導入支援:150,000円〜
- rakumo キンタイトレーニング講座:75,000円〜
rakumo キンタイを導入した企業事例3選
本章では、rakumo キンタイ公式サイトで公開されている、導入企業の事例をご紹介します。
- 事例1「モバイル・インターネットキャピタル株式会社」
- 事例2「株式会社オフィス303」
- 事例3「沖縄女子短期大学 産学連携推進センター」
事例1「モバイル・インターネットキャピタル株式会社」
モバイル・インターネットキャピタル株式会社はIT系ベンチャー企業への投資会社です。
以前は、年俸制度のため勤務時間については個人の裁量に任せ、厳密な勤務時間管理を行っていませんでした。しかし、勤務時間と生産性を分析し業務効率化を実施するためには、正確な勤務時間を把握する必要がありました。
また、有給休暇をExcelで管理しており、日数計上等は煩雑な作業であったため、電子化を実施したいと考えていました。
rakumo キンタイを導入したことで、社員一人ひとりの私用時間を含めた正確な業務データの収集が可能になりました。また、有給休暇も電子化することで、総務の作業を減らすことができました。
- 業務効率化を図るために、正確な勤務時間の把握をする必要があった
- 有給休暇をExcelで管理しており、日数計上等に負担がかかっていた
- 社員一人ひとりの正確な業務データが収集可能に
- 有給休暇の電子化により工数を削減
参考:導入事例|rakumo キンタイ
事例2「株式会社オフィス303」
株式会社オフィス303は30年以上にわたり編集プロダクションとして活動してきた企業です。
同社は、ファイルサーバを外部サービスへ移行するためにGoogle Workspace導入を検討していました。同時に勤怠管理もGoogle Workspaceと連携した製品・サービスに変更したいと考えました。一方、勤怠管理システムを変更することで従業員が使い方を理解するのに時間がかかるのではといった懸念も存在しました。
rakumo キンタイを導入したところ、、スムーズにGoogle Workspaceと連携できました。また、わかりやすいUIのため従業員からの問い合わせも少なく、スムーズに移行することができました。
- Google Workspaceと連携できる勤怠管理システムが必要
- 勤怠管理を変えることで、従業員が使い方を理解するのに時間がかかるといった懸念があった
- Google Workspaceとスムーズに連携して勤怠管理を行えるようになった
- シンプルなUIのため従業員もすぐに使いこなせた
参考:導入事例|rakumo キンタイ
事例3「沖縄女子短期大学 産学連携推進センター」
沖縄女子短期大学は総合ビジネス学科および児童教育学科を有する2年制の私立大学です。産学連携推進センターは、産業界や他大学と連携した研究事業を通じて、地域社会への貢献・還元を目指しているセクションです。
同センターでは、紙ベースのタイムカードで勤怠管理を行っており、
- 校外での研究活動後、大学へ寄ってタイムカード打刻をする必要がある
- 就業時間をExcel入力するため、手間と時間がかかる
といった問題が発生していました。
さらに、学生や研究員は1週間に勤務できる時間に上限があるため、残りの勤務可能時間を毎週計算し、上限が迫っている方に連絡する必要もありました。
rakumo キンタイ導入後はスマートフォンから打刻が可能になり、打刻の工数を他活動に回せるようになりました。タイムカードの廃止に伴って、紙の消費量が削減や、Excelへの入力作業が一切不要になり、業務効率が大幅に向上しました。
- 紙のタイムカードで勤怠管理を行っており、直行直帰ができなかった
- 就業時間をExcelで手入力するため、手間と時間がかかっていた
- 1週間の勤務可能時間に上限があり、勤務時間の計算・上限が迫っている方への個別連絡が必要だった
- 打刻の手間が減った分、直行直帰が可能になり、学生や研究員の活動時間が増えた
- 紙の消費量削減
- Excelへの入力作業が一切不要になり、業務効率が大幅に向上
参考:導入事例|rakumo キンタイ
まとめ|rakumo キンタイの強みは社員一人ひとりの勤務情報を管理できること
rakumo キンタイの機能やメリットや改善して欲しいポイント、料金プランについて解説しました。改めて本記事の結論をまとめてみましょう。
- メリット1:社員一人ひとりの勤務情報を管理できる
- メリット2:Google Workspaceの機能を拡張できるなど管理がしやすい
- 改善して欲しいポイント1:休暇申請の承認までに工数がかかる
- 改善して欲しいポイント2:エラーで打刻が反映されないことがある
以上の内容から、rakumo キンタイはこのような企業におすすめです。
- Google Workspaceと連携したシステムを導入したい企業
- 社員一人一人の勤務状況を把握したい企業
- コストをかけずシンプルな勤怠管理システムを利用したい企業
rakumo キンタイををはじめ、勤怠管理システムを検討する際にぜひお役立てください。