編集部が解説!タイムバリューの特長と評判、利用イメージ
タイムバリューをご検討中の方の中には「基本情報やスペックはわかったけれど、もっと詳しく知りたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。タイムバリューは、PCやスマホ、タブレット、ICカードリーダーなどで打刻が可能なクラウド型勤怠管理システムです。
- 選べる打刻方法
- 勤務管理の見える化
- 不正打刻の防止
- 簡単にシフト作成・管理
- 労務コンプライアンスの向上
- 働き方改革法案への対応
などの特長により、勤怠管理の他にも、シフト作成・管理や労務コンプライアンスの向上なども行える高機能な勤怠管理システムです。
とはいえ、勤怠管理ツールは類似の競合サービスも多いため、一番自社に合った勤怠管理システムが分からない、またここまでの内容を踏まえて、タイムバリューについてもっと分かりやすく知りたい、検討するための情報が欲しい、という方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、勤怠管理システム「タイムバリュー」の特長・評判をミナオシ編集部が本音で解説します。
1分でわかるタイムバリューとは
タイムバリューは、株式会社シスプロが提供する勤怠管理システムです。
多数ある機能を全て利用した場合でも、初期費用・オプション費用などは0円、月々のコストも「打刻人数×290円(最低利用料金は3,000円)」で、ランニングコストも安く抑えることができます。またPCとスマホ、インターネットに接続している環境さえあれば、すぐにはじめられます。
タイムバリューの代表的な機能は以下の通りです。
- 分かりやすいユーザー画面
- 複雑なデータを自動集計し、人事・給与ご担当者の業務効率化
- 管理画面上で、勤務状況・管理を一元化
- シフト作成・管理
上記の機能を活用することで、手間と時間を大幅に削減できるため、業務効率化に繋がります。
本記事で解説するタイムバリューのメリット、導入をおすすめする企業は、以下の通りです。
- メリット1:端末や場所を問わず使える
- メリット2:ICカードで打刻できる
- メリット3:シフト勤務・フレックスタイム制に対応できる
- 勤怠管理システムをはじめて導入する企業
- 予算が限られている中小企業やベンチャー企業
- 契約社員やアルバイトが多い企業や店舗
タイムバリューの仕組み・利用イメージ
「実際、タイムバリューはどう利用するものなのか」の具体的なイメージがほしい方もいると思います。そこで本章では、実際の打刻方法のイメージを参照しながら、機能面での6つの特長もお伝えしていきます。
特長1:様々な打刻方法
タイムバリューでは、スマホをはじめとする以下の方法で打刻することができます。
- PC
- タブレット
- QRコード読み込み
- ICカードリーダー/ライター
様々な選択肢があるため、自社に合った打刻方法を選ぶことができます。
特長2:勤務管理の見える化
リアルタイムで勤務管理を見える化することができます。そのため、各従業員の出退勤や休憩の状況はもちろん、離れた事業所の勤怠も管理画面上でリアルタイムで把握が可能となっています。
特長3:不正打刻の防止
不正打刻を防止することができます。例えば、フェリカ(ICカードリーダー)の導入を導入した場合、打刻にはスタッフ本人のスマホが必要となるため、代理打刻の防止に繋がります。
また、データはリアルタイムで管理者が一括管理できるため、複雑なデータ集計作業も少なくなり、人事部門の負担を大幅に減らすことが可能となります。
特長4:簡単にシフト作成・管理
簡単にシフト作成・管理することができます。特にアルバイトやパート社員が多い企業には、役に立つ機能となっており、紙やExcelだと時間がかかるシフト表の作成も、タイムバリューであればPC上で簡単にシフト作成・管理することが可能となります。
特長5:労務コンプライアンスの向上
リアルタイムで就業状況が把握できるだけでなく、勤務時間・時間外勤務を設けることができるため、時間が超過した場合は自動でアラーム機能で注意喚起を行うことが可能となります。
特長6:働き方改革法案への対応
働き方改革法案への対応が可能です。働き方改革法案の内容は、大きく分けて以下の6つあると言われています。
- 年次有給休暇の取得義務化
- 時間外労働の上限期限
- 月60時間を超える(時間外労働の)割増賃金
- 労働時間の適正把握の義務化
- 勤務間インターバル制度の導入
- フレックスタイム制の拡充
ただタイムバリューの「有給休暇・特別休暇管理・残業申請管理」機能を使うことで、働き方改革関連法へ対応することを実現できます。
タイムバリューの機能一覧
先ほどご紹介した、タイムバリューの主な機能をより詳細にお伝えします。
主な機能 | できること |
分かりやすいユーザー画面 | 出退勤・休憩の打刻をどこでもPC画面やモバイル端末で打刻することが可能 |
日別集計機能 | 日別のデータ集計、また「打刻場所」、「部署」、「社員種」ごとの複雑なデータもスピーディーに集計が可能 |
個人別集計機能 | 個人別の出退勤情報、残業、休日出勤等の勤怠情報がリアルタイムで集計が可能 |
部署別集計機能 | 部署ごとの勤怠情報の集計も、リアルタイムで把握が可能 |
指定期間集計機能 | 特定の期間の勤怠情報の集計、勤務管理の見える化することが可能 |
給与ソフト連動データ出力機能 | 使用中の給与計算ソフトへインポートし、連携することが可能 |
GPS機能 | 打刻実績表から、打刻位置を示したマップを表示することができます。 直行直帰が多い営業や、運送途中などでも打刻位置を把握することができます。 |
未完了勤務者一覧表 | 「打刻忘れ」等の未完了の勤怠情報をリアルタイムで確認 |
未承認勤務者一覧表 | 承認されていない勤怠情報をリアルタイムで確認 |
有給休暇・特別休暇管理機能 | 社員種ごと、部署ごとに、有給休暇の基本設定が可能。 1日や半日だけでなく時間単位での有休の取得も可能。 |
残業申請管理機能 | スマホでも、打刻ソフトでも残業申請が可能。 社員が残業申請を報告後、自動的に上長宛てにメールを送信。 |
時給管理機能 | 会社単位でも、部署単位、従業員単位でも、時給、割増賃金が設定が可能。 |
フレックスタイム機能 | 社員種ごとに基本設定が可能。 ※1日単位、月単位の勤怠が確認も可能。 |
アラート機能 | 社員種ごとに基本設定が可能。 勤務時間、時間外勤務が設定の時間を超過した場合、上長に警告のメールが自動で送信される |
シフトパターン登録機能 | アルバイト早出・遅出のような、就業形態に合わせて多様なシフトのパターンが登録可能 |
シフト設定・一覧機能 | 状況も一覧でき、シフトの調整も可能 |
シフト申請管理機能 | スマホでも、打刻ソフトでもシフト申請が可能 |
勤怠管理システムとして必要な打刻機能だけでなく、誰でも使いやすいユーザー画面且つ様々な機能が豊富にあるため、導入後もスムーズに運用を開始することができます。
タイムバリューのメリット
ミナオシ編集部でタイムバリューの製品の特徴を調査・分析した結果わかったメリットをお伝えします。
- メリット1:端末や場所を問わず使える
- メリット2:ICカードで打刻できる
- メリット3:シフト勤務・フレックスタイム制に対応できる
メリット1:端末や場所を問わず使える
一つ目のメリットは、端末や場所を問わず使えることです。
タイムバリューはクラウドで運用するため、勤怠管理は全てブラウザで対応しています。そのため、パソコンやスマホなどでいつでもどこでも使うことが可能となっています。また見やすい画面なので、毎日の打刻や操作が簡単に行えるため、導入後の運用もスムーズにいくことが多いようです。
メリット2:ICカードで打刻できる
二つ目のメリットは、ICカードで打刻できることです。
別途オプションで料金がかかりますが、ICカードを使って打刻することができます。勤怠システムに不慣れな年配の従業員であったり、パソコン画面に馴染みのない従業員でも、専用の端末にICカードをかざすだけで簡単に打刻が可能なため、自社に合った方法で打刻方法を選んでみると良いでしょう。
メリット3:シフト勤務・フレックスタイム制に対応できる
三つ目のメリットは、シフト勤務・フレックスタイム制に対応できることです。
タイムバリューではシフト表の作成・変更がPC上で行うことができ、勤務情報を一覧で把握することができるので、法律対策にも役立ちます。また、リアルタイムで勤務状態が把握できるため、労務管理の強化にも繋がります。
シフトパターンの登録もでき、「アルバイト早出」「アルバイト遅出」等、勤務状況に合わせたシフトのパターンを設定できるため、勤務時間・時間外勤務が設定の時間を超過した場合、上長に警告のメールで通知するアラート機能で知らせることで、特定のスタッフに業務が偏ることを事前に防ぐことを実現できます。
タイムバリューとよく比較される類似サービス
ここまでタイムバリューの機能やメリットを見てきましたが、勤怠管理システムはタイムバリューだけでなく、各社から提供されています。
では、それぞれのツールにどのような違いがあるのでしょうか。タイムバリューとよく比較されるサービスの費用、特長を比較してみました。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 特長 |
タイムバリュー | 0円 | 290円/1人あたり ※最低利用料金は3,000円。 | ・様々な打刻方法 ・勤務管理の見える化 ・不正打刻の防止 ・簡単にシフト作成/管理 ・労務コンプライアンスの向上 ・働き方改革法案への対応 |
VWS勤怠 | 0円 | 200円~/1人あたり | ・シンプルで使いやすい画面設計 ・豊富な打刻方法 ・外部システムとの連携も豊富 |
MINAGINE就業管理 | 0円 | 30,000円/ 〜30名まで | ・豊富な打刻方法 ・コンプライアンス遵守に特化している ・無料相談あり |
jinjer勤怠 | 要問合せ | 300円〜 / 1人あたり | ・無料トライアル提供あり ・契約継続率99.4%、サポート満足度91.6%と満足度高 ・人事業務を1DBで管理可能 ・予実管理、残業時間予想も可能 |
ジョブカン勤怠管理 | 0円 | 200円~/1人あたり | ・導入実績も50,000件以上 ・シンプルな操作性で使いやすい |
e-就業ASP | 231,000円(200人利用時) | 924,000円(※年間) | ・自由度の高いカスタマイズ ・充実したバージョンアップ |
Sync Up | 0円 | 3,000円/1店舗あたり | ・2ヶ月お試しプランあり ・シフト管理に特化 |
勤次郎Smart | 0円 | 200/1人当たり(月間) | ・豊富な打刻方法 ・指紋指静脈打刻機能がある |
※各公式サイトの記載による(2023年1月時点)
タイムバリューの料金、特長を比較したところ、料金面で低コストで利用することができることが分かります。
また単なる打刻管理だけでなく、シフト作成機能や労務コンプライアンスにも対応など様々な機能が付いているため、自社に合わせた利用ができる点が便利となっています。
また、無料でお試しができる30日間のトライアルも用意されているので、気になった方は実際に試してみると良いでしょう。
タイムバリューの料金・費用
タイムバリューの料金プランは、「利用人数」「フェリカカードの有無」によって変動します。
▼PC・携帯での打刻を希望の場合
初期費用 | 0円 |
月額利用料金 | 打刻人数×290円(税別)/月 |
打刻機器 | 必要なし |
※最低利用料金は、3,000円/月
▼フェリカカードでの打刻を希望の場合
初期費用 | フェリカカードリーダー/ライターが、別途必要 |
月額利用料金 | 打刻人数×290円(税別)/月 |
打刻機器 | ・ICカードリーダー/ライターが、導入拠点ごとに必要(1台3,700円) ・フェリカカードは1枚500円 |
※最低利用料金は、3,000円/月
打刻方法も複数選べるため、自社の状況に応じて選ぶことをおすすめします。
タイムバリューの導入の流れ
タイムバリューの導入の流れは以下の10ステップになります。
- 無料トライアルの申し込み
- トライアルの流れ案内
- 初期設定の項目ヒアリング
- ヒアリング回答
- 初期設定登録支援
- 設定の確認
- 打刻ソフトのインストール
- トライアルにて使用
- トライアル期間中のサポート
- 継続の確認・承諾
トライアル前からサポートが入りますので安心して導入することができます。また、無料トライアル期間は30日間あるため、自社にタイムバリューが合っているかどうかを確認した上で導入の意思決定ができることも大きなメリットだと言えます。
まとめ|タイムバリューの強みは簡単な操作感とシフト管理
タイムバリューの機能やメリット、料金プランについて解説しました。改めて本記事の結論をまとめてみましょう。
- メリット1:端末や場所を問わず使える
- メリット2:ICカードで打刻できる
- メリット3:シフト勤務・フレックスタイム制に対応できる
以上の内容から、タイムバリューはこのような企業におすすめです。
- 勤怠管理システムをはじめて導入する企業
- 予算が限られている中小企業やベンチャー企業
- 契約社員やアルバイトが多い企業や店舗
タイムバリューを含む勤怠管理システムを検討する際に、ぜひお役立てください。