編集部が解説!AKASHIの特長と評判、利用イメージ
AKASHIをご検討中の方の中には「基本情報やスペックはわかったけれど、もっと詳しく知りたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。AKASHIは、36協定設定、年休管理簿や労働時間の適正把握など、あらゆる法改正や複雑な就業ルールに対応する機能を備えている勤怠管理システムです。
- 初期費用は無料
- 月額費用も1人あたり200円〜
と低コストなため、費用対効果を重視されている企業担当者の方にもおすすめです。
とはいえ、勤怠管理ツールは類似の競合サービスも多いため、一番自社に合った勤怠管理システムが分からない、またここまでの内容を踏まえて、AKASHIについてもっと分かりやすく知りたい、検討するための情報が欲しい、という方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、勤怠管理システム「AKASHI」の特長・評判をミナオシ編集部が本音で解説します。
1分でわかるAKASHIとは
AKASHIは、ソニービズネットワークス株式会社が提供する勤怠管理システムです。36協定や労働基準法の改正など複雑な法律に対応できます。またサポート体制も充実しており、勤怠管理システム提供歴18年以上のノウハウを活かした導入後の相談や、労働条件等の細かい設定も丁寧に行ってもらえます。
AKASHIの機能的な強みは以下の通りです。
- 多様な打刻方法
- テレワーク機能
- 36協定設定
- 年休管理簿
- 労働時間の適正把握義務
- 見やすい管理画面
- シフト管理
- 工数管理
- ポイント管理(カフェテリアプラン)
- 他社サービスとの連携
- 安心サポート
- 高頻度の機能改善
- データ出力&保持
- 労働時間管理
- 労働条件の設定
- 承認がスムーズ
- アラート機能
また、導入前に30日間の無料トライアル期間を設けているため、自社で使えるかどうかを試した上で、安心して導入の意思決定を行うことができます。
本記事で解説するAKASHIのメリットや改善して欲しいポイント、このような企業におすすめというポイントは以下の通りです。
- メリット1:業務の内訳を把握し、社内の工数削減に繋げられる
- メリット2:様々な勤務形態・雇用形態に対応することができる
- 改善して欲しいポイント1:一括で勤怠修正ができず、工数がかかる
- 改善して欲しいポイント2:データの修正に手間と時間がかかる場合がある
- コストパフォーマンスの良い勤怠管理システムを探している
- 分からないことをすぐに相談できるサポート体制が整っている
- どこでもいつでも柔軟に打刻をすることができる
AKASHIの仕組み・利用イメージ
「実際、AKASHIはどう利用するものなのか」の具体的なイメージが欲しい方もいると思います。そこで本章では、実際の管理画面のイメージを参照しながら、機能面での特長もお伝えしていきます。
AKASHIでは、パソコン、iPad、スマートフォン、FeliCaカード、ネットワーク対応ICカードリーダーによる基本的な打刻申請を行うことができます。管理画面は誰でも直感的に使いやすく、見やすいフォーマットになっています。
さらに、
- システムの各種設定
- 各種申請及び承認
- 打刻修正
などの機能にも対応しているため、従業員・管理者の両者にとって使いやすく、勤怠に関わる工数を削減できます。
AKASHIの機能一覧
本章では、AKASHIの主な機能やスペックを一覧でご紹介します。
主な機能 | できること |
多様な打刻方法 | オフィス内外から、打刻が可能。 打刻方法 ・パソコン ・iPad ・スマートフォン ・FeliCaカード ・専用打刻機 |
テレワーク機能 | テレワークでも出勤状況が把握可能。 |
36協定設定 | 労使協定が定める時間外労働の上限(月45時間/年間360時間)を元に各企業で設定が可能。 |
年休管理簿 | 管理者・従業員自身が年休取得状況の把握が可能。働き方改善へ繋がります。 |
労働時間の適正把握義務 | 労働時間を適正に把握・管理が可能。 |
見やすい管理画面 | 直感的に操作できるUI・UXだけでなく、カスタマイズ性◎ |
シフト管理 | 日次、週次のシフトを、資格やスキルを見ながら、適切な人材配置が可能。 |
工数管理 | 業務やプロジェクトの達成までの時間や人件費を計算し、工数を算出可能。 |
ポイント管理(カフェテリアプラン) | 各種福利厚生やカフェテリアプラン、交通費精算などの「手当て・ポイント」などの申請管理が可能。 |
他社サービスとの連携 | クラウド人事労務ソフト「SmartHR」、クラウド型給与計算ソフト「MF クラウド給与」と連携可能。 ※他クラウドサービスとの連携も進行中。 |
安心サポート | 疑問点をすぐに聞けるチャット機能でフルサポート |
高頻度の機能改善 | お客様の声を反映する形で、週に一度のペースでアップデートを実施。 |
データ出力&保持 | 出勤簿、勤務データなどの出力が可能。 ※データの保管期間は最大3年間。 |
労働時間管理 | ワンクリックで勤怠確認が可能。 従業員・管理者は、勤務実績や残業状況を確認可能。 |
労働条件の設定 | 従業員毎に異なる労働条件を細かい設定が可能。 |
承認がスムーズ | 残業、休日出勤、休暇、多段階申請など、さまざまな申請承認を全てWeb上で完結。 |
アラート機能 | 打刻忘れ、残業時間超過、承認待ちなどを知らせるアラート機能で通知。 |
あらゆる法改正や複雑な就業ルールに対応しており、勤怠管理システムとして必要な機能が基本的に網羅できているのは、導入する上で大きなメリットです。
実際に利用したユーザーの口コミで読み解く、AKASHIのメリットや改善して欲しいポイント
AKASHIの製品の特長や口コミを調査したところ、次のようなメリットや改善して欲しいポイントが見えてきました。
- メリット1:業務の内訳を把握し、社内の工数削減に繋げられる
- メリット2:様々な勤務形態・雇用形態に対応することができる
- 改善して欲しいポイント1:一括で勤怠修正ができず、工数がかかる
- 改善して欲しいポイント2:データの修正に手間と時間がかかる場合がある
メリット1:業務の内訳を把握し、社内の工数削減に繋げられる
一つ目のメリットは、業務の内訳を把握し、社内の工数削減に繋げられることです。
実際に利用ユーザーからもこのような声が上がっています。
- 打刻だけでなく、勤務時間の業務内容の内訳が把握可能
- 社内の業務負荷などを確認でき、無駄な工数を削減できる
昔から存在する、紙やタイムカードでの勤怠だと、いつ出社していつ退社したのか?という大枠の状況しか把握することができません。
AKASHIであれば、他社の勤怠管理サービスにもある打刻機能だけでなく、勤怠時間内での業務内容を登録することができます。データを蓄積し、業務改善・社内の生産性アップにつなげることが可能です。
メリット2:様々な勤務形態・雇用形態に対応できる
二つ目のメリットは、様々な勤務形態・雇用形態に対応できることです。実際に利用ユーザーからもこのような声が上がっています。
- PCだけでなく、スマホからの勤怠の出勤・退勤がしやすい
- UI/UXが分かりやすく、直感的に操作することができる
- 有給休暇や夏休み・冬休みの申請も通知があるため、スピーディーに行える
といった主旨のコメントが見られました。
実際に、アラート機能があるため、残業や有給休暇など各種申請に対して、承認者である上長なども気がつける設定になっております。
また、誰でも分かりやすく扱いやすいUI/UXになっているのは、非常にありがたいですね。
改善して欲しいポイント1:一括で勤怠修正ができず、工数がかかる
一つ目の改善して欲しいポイントは、一括で勤怠修正ができず、工数がかかることです。実際に利用ユーザーからもこのような声が上がっています。
- 締日などに勤怠の修正などを行いたい時に、一括で修正できる機能がない
- 多機能な分、入力に時間がかかるケースがある
といった主旨のコメントが見られました。
月初などに勤怠の修正・確認を行う管理者の方は多いかと思いますが、一括で修正できないのは工数がかかる可能性があります。一方で、一つひとつ確認することで、確認漏れをなくすメリットもあります。
工数がかかりすぎる場合は、1次承認者で各部署の上長や上司、2次承認者で管理者などの設定を行うことによって、管理者側の工数と確認ミスを防ぐことができるでしょう。
改善して欲しいポイント2:データの修正に手間と時間がかかる場合がある
二つ目の改善して欲しいポイントは、データの修正に手間と時間がかかる場合があることです。実際に利用ユーザーからもこのような声が上がっています。
- クリックがうまく反映できておらずに打刻漏れが起きることがある
- 手動で勤怠修正するときにうまく反映されないことがある
どのツールでもエラーは起きるものの、何度も打刻漏れが起きることは、従業員・管理者にとっても工数がかかるので防ぎたい事態です。
AKASHIにはサポート体制が整っているので、何度もエラーが起きる場合は問い合わせてみましょう。
AKASHIとよく比較される類似サービス
ここまでAKASHIの機能やメリットや改善して欲しいポイントを見てきましたが、勤怠管理システムはAKASHIだけでなく、各社から提供されています。
では、それぞれのツールにどのような違いがあるのでしょうか。AKASHIとよく比較されるサービスの費用、特長を比較してみました。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 特長 |
AKASHI | 0円 | 200円〜 / 1人あたり | ・ユーザーの声を元に週に一度のペースでアップデートを実施 ・ポイントの見える化で従業員のモチベーションアップ ・さまざまなサービスと連携が可能 |
Touch On Time | 0円 | 300円 / 1人あたり | ・企業の勤務形態に合わせて運用が可能 ・継続率は99.7% ・ICカードリーダー、指静脈認証などの豊富な打刻方法を利用が可能 |
ジョブカン勤怠管理 | 0円 | 2,000円~/10名以降従量課金 | ・導入実績も50,000件以上 ・ 労務管理、勤怠管理、給与計算を組み合わせたパッケージ 販売有り ・LINE連携が可能 |
KING OF TIME | 0円 | 300円/打刻人数 | ・15種類の打刻方法 ・誰でも分かりやすいUI / UX ・勤怠管理クラウドシステムでシェアNo1 |
jinjer勤怠 | 問い合わせ | 300円〜/アカウント数 | ・契約継続率99.4%、サポート満足度91.6%と満足度高 ・人事業務を1DBで管理可能 ・予実管理、残業時間予想も可能 |
freee人事労務 | 0円 | 2,200円〜 / 月額(3名) ※4名以降は、1人あたり300円〜 | ・クラウド給与計算ソフトシェアNo1の実績 ・入力作業を効率化する「従業員アカウント」 ・プランは複数あり、自社に合ったプランを選択可能 |
マネーフォワード クラウド勤怠 | 0円 | 3,980円~/6名以降従量課金 | ・WEB打刻機能 ・スマートフォン打刻機能 ・GPS打刻機能 ・ICカード打刻機能 ・休暇・スケジュール管理 ・ワークフロー承認機能 ・自動集計・予実管理 ・チャットツール連携打刻機能 |
rakumo キンタイ | 0円 | 300円〜 / 1人あたり | ・低価格 ・ICカード、モバイル端末など4種類の打刻方法に対応 ・アラート機能が豊富 |
※各公式サイトの記載による(2022年11月時点)
料金、特長を比較したところ、やはりコストパフォーマンスの面ではAKASHIは頭一つ抜けています。
また他社サービスだと、アップデート頻度に対して言及されていないものの、AKASHIではユーザーの声を元に週に一度のペースでシステムのアップデートを行っている点も魅力的なポイントです。
AKASHIの料金・費用
AKASHIの料金プランは機能に応じて3つのプランが選択可能となっています。初期設定はサポートオプションを利用する場合を除いて料金はかかりません。
初期設定費用 0円 ※初期設定サポート(オプション):50,000円~ | 各社の就業条件にあった設定を社労士と相談しサポート |
タイムレコーダーの月額費用 200円 / 1人あたり | 打刻と勤怠管理の効率化をサポート |
スタンダードの月額費用 300円 / 1人あたり | 申請・承認フローのワークフローまで構築可能 |
プレミアムの月額費用 400円 / 1人あたり | テレワーク勤務状態やシフト・工数まで管理可能 |
月額費用は、利用プランとユーザー数によって変動する仕組みです。適切なプランを選ぶには、自社で何を実現したいのか目的を明確にする必要があります。
30日間の無料トライアルも用意されているので、まずは自社で使えるかどうかしっかり確認した上で、導入するかどうか・どのプランを選ぶのかを選定することをおすすめします。
AKASHIの導入の流れ
AKASHIの導入の流れは以下4ステップになります。
- Webからトライアル申し込み
- トライアル利用(無料30日間)
- Webから本申し込み
- 利用開始
初期費用無料、外部機器の準備不要で30日間のトライアルができるため、すぐに利用することが可能です。また、無料トライアル期間もヘルプセンターが相談に応じてくれるため、自社に合うかどうかを確かめるためにも試してみる価値はありでしょう。
AKASHIを導入した企業事例3選
本章では、AKASHI公式サイトで公開されている、導入企業の事例をご紹介します。
- メドケア株式会社:従業員数1〜50名未満
- 株式会社アサヒメッキ:従業員数50〜100名未満
- 株式会社ギフトパッド:従業員数100名〜
事例1「メドケア株式会社」従業員数1〜50名未満
メドケア株式会社は、生活習慣病患者に特化した遠隔診療サービス「MEDICALLY」と「WearableDr」を運営しています。同社では、「MEDICALLY」が本格リリースしており、顧客の満足度向上のために時間を割く必要があり、業務効率化が不可欠でした。
- タイムカードでの管理のため、紛失が起きるケースがあった
- 有給申請や勤怠修正など、申請書の記載が必要で手続きの時間がかかっていた
- 勤怠の可視化
- ICカードを使って勤怠管理ができる利便性
- タイムカードの紛失等が起きず、オンラインで完結
- 有給申請や勤怠修正が簡単に行えるように
参考:導入事例|AKASHI
事例2「株式会社アサヒメッキ」従業員数50〜100名未満
株式会社アサヒメッキは、メッキ加工、黒染め加工、黒錆加工等を取り扱っているメーカーです。同社では、縮小マーケットであるメッキ業界で生き残りをかけた働き方改革を実施する必要性がありました。
- 約600社ある受注伝票の整理および管理の対応に工数がかかっていた
- 取引先とは、FAX・メール・電話での対応で日々の業務が圧迫
- 従業員の作業時間を週11時間削減に成功
- 発注元会社600社中、5社以外とのやり取りにおいてペーパーレス化に成功
- 発注内容の誤認識の軽減や納期の短縮に繋がる
参考:導入事例|AKASHI
事例3「株式会社ギフトパッド」従業員数100名〜
株式会社ギフトパッドは、カスタマイズ可能なプラットフォームを通じて、ギフト、ノベルティ、お土産など、様々な感謝を伝えるシーンにDXを組み合わせ、企業の経営課題解決、地域活性化に貢献している会社です。同社では、上場を目指す上で管理体制の見直しの一環として、クラウド勤怠管理システムを検討していました。
- 100名以上の従業員の勤怠をExcelで管理しており、集計工数が過多に
- 書き換えることが可能なExcelだと管理体制が貧弱
- 誰でも直感的に使いやすいUI/UXで、現場社員にもすぐに浸透
- アラート機能で、打刻漏れなどの不備に素早く対応が可能に
- 勤怠データが一元化され、集計工数が4~5営業日から2日程度に減少
参考:導入事例|AKASHI
まとめ|AKASHIは誰でも簡単に使える勤怠管理システム
AKASHIは、勤怠管理システムとしての基本的な機能を備えているだけなく、創業初期から「説明不要で誰でも使えるシステム」を目指しているので、簡単に使うことができます。また、現在でも週1回のペースでアップデートをしているため、常に使いやすいシステムに進化していくことも魅力です。
最後に、AKASHIのメリット・改善して欲しいポイントやこのような企業におすすめというポイントを再度まとめました。
- メリット1:業務の内訳を把握し、社内の工数削減に繋げられる
- メリット2:様々な勤務形態・雇用形態に対応することができる
- 改善して欲しいポイント1:一括で勤怠修正ができず、工数がかかる
- 改善して欲しいポイント2:データの修正に手間と時間がかかる場合がある
以上の内容から、AKASHIはこのような企業におすすめです。
- コストパフォーマンスの良い勤怠管理システムを探している
- 分からないことをすぐに相談できるサポート体制が整っている
- どこでもいつでも柔軟に打刻をすることができる
AKASHIを含む勤怠管理システムを検討する際に、ぜひお役立てください。