編集部が解説!HRMOS勤怠(旧IEYASU)の特長と評判、利用イメージ
HRMOS勤怠をご検討中の方の中には、「基本情報やスペックはわかったけれど、もっとわかりやすい評価が知りたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。HRMOS勤怠は30,000社以上が登録する勤怠管理システムです。
HRMOS勤怠は30名以下であれば無料で利用できるプランも提供されており、最初はお試しで利用してみたい方や、コストをかけず最低限の勤怠管理システムを利用したい方におすすめです。
しかし、勤怠管理ツールは類似の競合サービスも多く、自社に合った勤怠管理システムを絞りきれない、何を基準に選んだらよいのかわからないということもあるでしょう。そこでHRMOS勤怠についてもっと分かりやすく知りたい、検討するための情報が欲しい、という方もいらっしゃると思います。
そこで、勤怠管理システム「HRMOS勤怠」の特長・評判をミナオシ編集部が本音で解説します。
1分でわかるHRMOS勤怠とは
HRMOS勤怠は、IEYASU株式会社が提供する、ベンチャー企業で必要な機能を精査してつくられた、シンプルで使いやすい勤怠管理システムです。
HRMOS勤怠の主な特長や強みは以下の通りです。
- 無料で今すぐ使える
- 労基法に準拠した労務管理が簡単
- 日々の打刻履歴や月次の勤怠実績をレポートで可視化
- 残業や休日出勤の申請・承認機能
- 豊富な打刻方法
- 勤怠データを給与計算システムや人事労務ソフトと連携
またHRMOSシリーズのヘルプも充実しており、困ったときにはすぐに使い方を確認できます。
本記事で解説する、HRMOS勤怠のメリット・改善して欲しいポイント、このような企業におすすめというポイントは、以下の通りです。
- メリット1:UIがわかりやすい
- メリット2:さまざまな働き方に対応できる
- 改善して欲しいポイント1:エラーが発生することがある
- 改善して欲しいポイント2:打刻忘れのアラートが欲しい
- コストをかけず最低限の勤怠管理システムを利用したい
- タイムカードを廃止したい
HRMOS勤怠の利用イメージ
HRMOS勤怠がどのような仕組みや特長を持つサービスか、詳細に解説します。
管理画面のイメージは下記のようになっています。
HRMOS勤怠では、勤怠管理に必要な機能がシンプルにまとめられており、どのボタンを押せばよいのかわかりやすい設計になっています。管理者は従業員の労働時間をグラフを見れば一目でわかるため、36協定で定められている残業時間のチェックも効率的にできます。
HRMOS勤怠の機能一覧
本章では、HRMOS勤怠の主な機能やスペックを一覧でご紹介します。
主な機能 | できること |
日次勤怠(タイムカード・打刻) | 従業員の勤怠状況がリアルタイムで確認できます。 |
承認・申請 | 残業や休日出勤の申請・承認ができます。 |
CSVデータ出力 | 日次勤怠データや月次の集計データをCSV形式で出力することができます。 出力したCSVを用いて給与計算ソフトへの連動や手動でエクセルでの管理が可能です。 |
豊富な打刻方法 | ・PCブラウザのボタンをクリック ・スマホ・タブレットアプリのボタンをクリック ・ICカードリーダーにかざして ・NFC対応端末にICカードをかざして ・Slackのワークスペースで ・公式LINEアカウントのボタンをクリック ・LINE WORKSのボタンをクリック ・QRコードを読み取って ・共有タブレットのボタンをクリック |
レポート機能 | 社員の勤怠状況をグラフで可視化できます。 |
残業(36協定)アラート | 社員の残業時間をリアルタイムで把握することができます。 |
これらの機能は、有料プランであればどのプランを選んでも共通で利用ができます。
実際に利用したユーザーの口コミで読み解くHRMOS勤怠のメリット・改善して欲しいポイント
HRMOS勤怠の製品の特長や口コミを調査・分析したところ、次のようなメリットや改善して欲しいポイントが見えてきました。
- メリット1:UIがわかりやすい
- メリット2:さまざまな働き方に対応できる
- 改善して欲しいポイント1:エラーが発生することがある
- 改善して欲しいポイント2:打刻忘れのアラートが欲しい
メリット1:UIがわかりやすい
一つ目のメリットは、UIがわかりやすいことです。実際に利用ユーザーからもこのような口コミが見られました。
- UIが洗練されている
- 感覚的な操作ができる
という主旨のコメントが見られました。
HRMOS勤怠は管理画面が非常にシンプルに作られており、どこをクリックすれば欲しい情報にたどり着くのかがわかりやすくなっています。
例えば、承認・申請機能についてみてみましょう。以下の画像は、実際のHRMOS勤怠の承認・申請画面です。
従業員が登録した休暇や打刻修正の申請が、表になって並べられています。内容を確認したら、一番右側の「承認」「差し戻し」ボタンを押すだけで、処理が完了します。
これだけシンプルであれば、ITに詳しくない方でも利用できそうです。
メリット2:さまざまな働き方に対応できる
二つ目のメリットは、さまざまな働き方に対応できることです。実際に利用ユーザーからもこのような口コミが見られました。
- 業務委託でも十分利用できる
- 直行・直帰やリモートに対応できる
という主旨のコメントが見られました。
HRMOS勤怠は豊富な打刻方法を用意しており、導入後実際にいくつか試しながら、従業員にストレスが少ない方法を選択できるようになっています。
- PCブラウザ
- スマホ・タブレットアプリ
- ICカード
- Slack
- 公式LINEアカウント
- LINE WORKS
- QRコード
- 共有タブレット
職場の据え置きタイプもあれば、従業員が自分の端末でできるタイプもあるので、柔軟に選ぶことが出来そうです。
改善して欲しいポイント1 :エラーが発生することがある
一つ目の改善して欲しいポイントは、エラーが発生することがある点です。実際に利用ユーザーからもこのような口コミが見られました。
- スマホアプリのエラーが発生
- ログインできないと、あとから紙で申請が必要になる
という主旨のコメントが見られました。
GooglePlayやAppStoreのレビューにも、エラーに関するコメントが残されていました。アプリ打刻以外は正常に動作しているようなので、改善されるまではアプリ打刻以外の方法を選択するのがよさそうです。
スマホで打刻をしたい方におすすめな方法は、LINEでの打刻です。公式アカウントとトーク画面を通じて出勤・退勤登録ができるので、簡単にスマホから打刻できます。
改善して欲しいポイント2 :打刻忘れのアラートが欲しい
二つ目の改善して欲しいポイントは、打刻忘れのアラートが欲しいことです。実際に利用ユーザーからもこのような口コミが見られました。
- つい出勤ボタンを押すのを忘れてしまう
- 忘れた出勤処理は編集ページで入力しなければならない
という主旨のコメントが見られました。
特にリモートや直行・直帰時によくあるのが、「出勤・退勤を押し忘れた」という人為的ミスです。翌日に打刻忘れの通知が設定できるようにはなっていますが、打刻時間の前後で通知が来るようになると、より便利になりそうです。
HRMOS勤怠とよく比較される類似サービス
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 基本的な機能 |
HRMOS勤怠 | 0円 | 100円 / 1人あたり | ・WEB打刻機能 ・スマートフォン打刻機能 ・GPS打刻機能 ・ICカード打刻機能 ・休暇、スケジュール管理ワークフロー承認機能 ・自動集計、予実管理 ・チャットツール連携打刻機能 |
ジョブカン勤怠管理 | 0円 | 2,000円~/10名以降従量課金 | ・WEB打刻機能 ・スマートフォン打刻機能 ・GPS打刻機能 ・ICカード打刻機能 ・休暇・スケジュール管理 ・自動集計・予実管理 ・チャットツール連携打刻機能 |
KING OF TIME | 0円 | 300円/打刻人数 | ・WEB打刻機能 ・スマートフォン打刻機能 ・GPS打刻機能 ・ICカード打刻機能 ・休暇・スケジュール管理 ・ワークフロー承認機能 ・自動集計・予実管理 ・チャットツール連携打刻機能 |
Touch On Time | 0円 | 300円 / 1人あたり | ・企業の勤務形態に合わせて運用が可能 ・継続率は99.7% ・ICカードリーダー、指静脈認証などの豊富な打刻方法を利用が可能 |
ジョブカン勤怠管理 | 0円 | 2,000円~/10名以降従量課金 | ・豊富な打刻方法 ・休暇・スケジュール管理 ・ワークフロー承認機能 ・自動集計・予実管理 ・システム継続率99.7% |
jinjer勤怠 | 問い合わせ | 300円〜/アカウント数 | ・WEB打刻機能 ・スマートフォン打刻機能 ・GPS打刻機能 ・ICカード打刻機能 ・休暇・スケジュール管理 ・ワークフロー承認機能 ・自動集計・予実管理 ・チャットツール連携打刻機能 |
マネーフォワード クラウド勤怠 | 0円 | 3,980円~/6名以降従量課金 | ・WEB打刻機能 ・スマートフォン打刻機能 ・GPS打刻機能 ・ICカード打刻機能 ・休暇・スケジュール管理 ・ワークフロー承認機能 ・自動集計・予実管理 ・チャットツール連携打刻機能 |
料金、基本的な機能を比較したところ、HRMOS勤怠は基本的な勤怠管理システムとして欲しい機能がそろっており、選べるプランが豊富だとわかりました。
最低限の機能だけの場合は月額0円で利用できるほか、有料プランはどれを選んでも機能が変わらず、従業員数でプランを選択するようです。
また、最初の1か月は有料プランも無料でお試しができるので、気になった方は実際に試してみてもいいでしょう。
HRMOS勤怠の料金・費用
HRMOS勤怠にはフリープランが用意されており、利用人数30名以下、基本機能へ一部制限付き条件で利用できます。制限機能の詳細については問い合わせが必要です。
HRMOS勤怠の利用料金は、基本機能と利用するオプションによって月額費用が変動します。
基本機能 | 有給休暇管理・届出申請 | シフト管理 | 日報機能 | |
できること | ・タイムカード(打刻機能) ・日次勤怠管理(予実管理) ・月次集計 ・CSV出力 ・アラート通知 ・残業管理レポート | ・届出申請フロー ・時間単位の有給休暇管理 ・有給休暇の自動付与 ・有給休暇管理レポート | ・シフト管理 | ・日報管理 ・業務分類/取引先/プロジェクト登録 ・日報CSV出力 |
月額費用 | 100円/1ユーザー | 100円/1ユーザー | 50円/1ユーザー | 50円/1ユーザー |
※税抜き価格
シンプルな料金体系となっており、基本機能のみの利用だと、勤怠管理に関する基本的な機能を1人あたり100円と比較的安価に利用できます。
休暇申請の申請・管理の機能はオプションで提供されています。現代において休暇厳密な管理は必須と言えるため、心配な方は追加すると良いでしょう。
その他の便利なオプションはそれぞれ1人あたり50円とこちらも比較的安価に利用できるため、必要な方は導入を検討してみてください。
HRMOS勤怠導入の流れ
HRMOS勤怠の導入の流れは以下3ステップになります。
- アカウントの作成(プランの申し込み)
- 初期設定
- 利用開始
初期設定では、勤怠設定やカレンダー登録、従業員登録などの計9項目の設定を行います。初めての方でもわかりやすいように、動画付きのヘルプが公開されているので安心です。
さらに、従業員用の使い方マニュアルも用意されているので、社内の利用促進もスムーズに行えるでしょう。
HRMOS勤怠を導入した企業事例3選
本章では、HRMOS勤怠公式サイトで公開されている、導入企業の事例をご紹介します。
- 事例1「株式会社ケイ・エム・ディ・エス」
- 事例2「ランサーズエージェンシー株式会社」
- 事例3「株式会社Hajimari」
事例1「株式会社ケイ・エム・ディ・エス」
貿易事務を中心とした人材紹介・人材派遣などを手がける株式会社ケイ・エム・ディ・エスでは、コロナ禍で在宅勤務・リモートワークが進んだことをきっかけに、HRMOS勤怠を導入しました。
- 勤怠申請に「エクセルに入力、ハンコ捺印、FAX送付、チェック」と工数が多く、リモートワークに最適化されていなかった
- 月締めのチェック作業の負担が大きかった
- 派遣先企業からの勤怠の信用性と安心感が上がった
- 従業員の負担が軽くなった
参考:導入事例|HRMOS勤怠
事例2「ランサーズエージェンシー株式会社」
日本最大級のクラウドソーシングサービス「ランサーズ」を提供するグループ会社のひとつランサーズエージェンシー株式会社では、フリーランスエンジニアと企業をマッチングするエージェント事業を行っています。毎月膨大なフォロー・処理作業を軽減するため、HRMOS勤怠を導入しました。
- フリーランスの業務進捗が把握できず、フォロー工数が増え、社員の負担が大きくなっていた
- 月締めの膨大な業務に疲れていた
- リアルタイムに勤怠状況が把握できるようになり、進捗状況を把握できるようになった
- 承認工数が減り、作業効率が上がった
参考:導入事例|HRMOS勤怠
事例3「株式会社Hajimari」
起業家、フリーランス、学生等、人々の自立を支援するためのITプロパートナーズ事業を運営する株式会社Hajimariでは、サービスが急成長を遂げる一方、事業に付随して生じる膨大な月初の請求書作成に効率良く対応するため、HRMOS勤怠を導入しました。
- 請求業務のために営業メンバーが膨大な負担を受けていた
- 5営業日以上かかっていた作業を2営業日まで削減した
- 営業メンバーが営業や派遣社員のフォローに注力できるようになった
参考:導入事例|HRMOS勤怠
まとめ|HRMOS勤怠は、気軽に使い始められる勤怠管理システムである
HRMOS勤怠の機能やメリットや改善して欲しいポイント、料金プランについて解説しました。改めて本記事の結論をまとめてみましょう。
- メリット1:UIがわかりやすい
- メリット2:さまざまな働き方に対応できる
- 改善して欲しいポイント1:エラーが発生することがある
- 改善して欲しいポイント2:打刻忘れのアラートが欲しい
以上の内容から、HRMOS勤怠はこのような企業におすすめです。
- コストをかけず最低限の勤怠管理システムを利用したい
- タイムカードを廃止したい
HRMOS勤怠をはじめ、勤怠管理システムを検討する際に、お役立てください。