編集部が解説!スマレジ・タイムカードの特長と評判、利用イメージ
スマレジ・タイムカードをご検討中の方の中には「基本情報やスペックはわかったけれど、もっと詳しく知りたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。スマレジ・タイムカードは打刻時の写真撮影やGPSで出退勤時の位置情報を記録するなどユニークな不正防止機能を備えた勤怠管理システムです。
勤怠管理機能のみのプランでは30名まで無料で利用でき、31名以上からは基本料金1,210円と1人あたり月額110円かかります。また、アカウント作成から60日間は、すべての機能を無料で利用することができます。
とはいえ、勤怠管理ツールは類似の競合サービスも多いため、一番自社に合った勤怠管理システムが分からない、またここまでの内容を踏まえて、スマレジ・タイムカードについてもっと分かりやすく知りたい、検討するための情報が欲しい、という方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、勤怠管理システム「スマレジ・タイムカード」の特長・評判をミナオシ編集部が本音で解説します
1分でわかるスマレジ・タイムカードとは
スマレジ・タイムカードは、株式会社スマレジが提供する勤怠管理システムです。職場環境に合わせて出退勤の記録方法が選べ、位置情報の送信や顔写真の撮影による本人確認で不正のない打刻が可能です。
スマレジ・タイムカードの特長は以下の通りです。
- 3つの打刻機能
- 不正防止機能
- 笑顔認識機能
- 勤務レポート
また、プレミアムプランを導入することで、以下の機能も利用できます。
- シフト管理
- 休暇管理
- 給与計算
- 勤怠実績CSVダウンロード
本記事で解説する、スマレジ・タイムカードのメリット・改善して欲しいポイント、改善して欲しいポイント、このような企業におすすめというポイントは以下の通りです。
- メリット1:30名までなら無料で利用できる
- メリット2:シンプルで使いやすいシステム
- 改善して欲しいポイント1:打刻の修正がPCからしかできない
- 改善して欲しいポイント2:シフト表がスマホからだと見辛く感じられる
- コストをかけずに勤怠管理システムを利用したい企業
- テレワークに対応した勤怠管理を導入したい企業
- UIが使いやすい勤怠管理を利用したい企業
スマレジ・タイムカードの仕組み
スマレジ・タイムカードがどのような仕組みや特長を持つサービスか、詳細に解説します。
管理画面、打刻機能のイメージは下記のようになっています。
スマレジ・タイムカードは「出勤、退勤、休憩、復帰」など職場に合わせた打刻機能の設定ができ、誰にでも使いやすい勤怠管理です。Web勤怠打刻や、勤務状況をWebで遠隔確認できるなど、テレワークに便利な機能も搭載されています。
スマレジ・タイムカードの機能一覧
先ほどご紹介した、スマレジ・タイムカードの主な機能をより詳細にお伝えします。
主な機能 | できること |
打刻方法 | 事業所毎に個別の打刻方法が設定ができます。 打刻方法 ・iPadの画面タッチ打刻 ・PC打刻 ・スマートフォン打刻 |
不正防止機能 | 日々の打刻に加えるだけで、自然な不正防止を実現します。 不正防止機能 ・パスコードでの勤怠 ・勤怠打刻時の写真撮影 ・GPS位置情報 |
笑顔認識機能 | 打刻をする際、笑顔を3秒間キープすると、撮影される機能が実装されています。 |
勤務レポート | 従業員の勤怠状況をレポートで確認できます。 |
打刻間違いや打刻忘れなどの修正は、勤怠実績の修正画面から簡単に行えます。
他のバックオフィス業務も一元で管理したい方には月額2,420円(税込)のプレミアムプランの利用がおすすめです。プレミアムで利用できる機能は下記の通りです。
主な機能 | できること |
シフト管理 | 従業員からシフト希望日を収集し、希望日を確認しながら、シフトを作成することができます。 |
休暇管理 | 労働基準法に基づいた有給休暇を入社日から計算して、自動的に付与できます。 |
給与計算 | 従業員ごとに細かい給与設定が可能です。 設定できる項目例 ・時給 ・日給 ・月給 ・住宅費 ・交通費 |
勤怠実績CSVダウンロード | 事業所や従業員ごとに、勤務実績データをダウンロードすることが出来ます。 |
実際に利用したユーザーの口コミ評価で読み解くスマレジ・タイムカードのメリット・改善して欲しいポイント
スマレジ・タイムカードの製品の特長や口コミを調査したところ、次のようなメリット・改善して欲しいポイントが見えてきました。
- メリット1:30名までなら無料で利用できる
- メリット2:シンプルで使いやすいシステム
- 改善して欲しいポイント1:打刻の修正がPCからしかできない
- 改善して欲しいポイント2:シフト表がスマホからだと見辛く感じられる
メリット1:30名までなら無料で利用できる
一つ目のメリットは、30名までなら無料で利用できることです。実際に利用ユーザーからもこのような声が上がっています。
- 30名までなら期間に制限なく無料で利用できる(スタンダードプランのみ)
- 有料プランも60日間は無料で試せる
といった主旨のコメントが見られました。30名までの利用なら初期費用もかからないので、勤怠管理機能を無料で導入できます。
実際に利用されている方の中には、勤怠管理だけの機能を無料で利用している小規模の事業者から、シフト管理や給与計算の機能を連携している店舗型のお店もあります。
自社に合ったプラン選択ができるのも、支持される理由の一つのようです。
メリット2:シンプルで使いやすいシステム
二つ目のメリットは、シンプルで使いやすいシステムです。実際に利用ユーザーからもこのような声が上がっています。
- ITリテラシーが高くない従業員でも問題なく使えた
- スマレジ・タイムカード導入後に勤怠管理についての質問がなくなった
といった主旨のコメントが見られました。
スマレジ・タイムカードの打刻画面は下記のようになっています。
このように打刻方法がわかりやすいため、導入後すぐに従業員に受け入れられやすい勤怠管理となっています。スマレジ・タイムカードは複雑な機能は求めず、シンプルな勤怠管理を導入したい企業におすすめといえます。
改善して欲しいポイント1:打刻の修正がPCからしかできない
一つ目の改善して欲しいポイントは、現状、打刻の修正がPCからしかできないことです。実際に利用ユーザーからもこのような声が上がっています。
「スマートフォンで閲覧した場合、見づらいデザインとなっている」という主旨のコメントが見られました。多くの方がスマホでシフトを閲覧するため、スマホのデザインが見づらいのは少々難点といえます。
スマレジ・タイムカードで作成したシフト表はPCでは下記のように表示されます。
PCの場合、自分だけでなく他の従業員の勤務時間も一目でわかるデザインとなっています。もしスマホのデザインに不満があるなら、PCから閲覧・利用することをおすすめします。
スマレジ・タイムカードとよく比較される類似サービス
ここまでスマレジ・タイムカードの機能やメリット・改善して欲しいポイントを見てきましたが、勤怠管理システムはスマレジ・タイムカードだけでなく、各社から提供されています。
では、それぞれのツールにどのような違いがあるのでしょうか。スマレジ・タイムカードとよく比較されるサービスの費用、特長を比較してみました。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 特長 |
スマレジ・タイムカード | 0円 | 30名まで無料 1,210円~/31名以降 従量課金(税込) | ・テレワーク対応の勤怠管理機能 ・シンプルなユーザー設計 ・ユニークな不正防止機能 |
ジョブカン勤怠管理 | 0円 | 2,000円~/10名以降従量課金 | ・導入実績も50,000件以上 ・ 労務管理、勤怠管理、給与計算を組み合わせたパッケージ 販売有り ・LINE連携が可能 |
VWS勤怠 | 0円 | 242円〜 / 1人あたり | ・豊富な打刻方法 ・業種に応じてシフト設定が可能 ・主要な会計ソフトと連携が可能 |
rakumo キンタイ | 0円 | 300円〜 / 1人あたり | ・GoogleWorkspaceと連動した勤怠管理システム ・社員一人一人の勤務状況が把握しやすい ・アラート機能を豊富に搭載 |
TeamSprit | 150,000円〜 | 660円〜/1人あたり | ・勤怠管理、工数管理、経費精算など、複数の機能を一つに融合 ・会社固有の業務ルールの反映と周辺システムとの連携による柔軟なカスタマイズ性 ユーザーフレンドリーなUIを実装 |
jinjer勤怠 | 問い合わせ | 300円〜/アカウント数 | ・豊富な打刻方法 ・使いやすいUI ・従業員データを一括管理 ・法改正に自動で対応 ・契約継続率99.4%、サポート満足度91.6%と高い満足度 |
※記載料金はすべて税込です
※各公式サイトの記載による(2022年12月時点)
料金、特長を比較したところ、スマレジ・タイムカードは初期費用0円、30名まで無料とコストパフォーマンスの面で非常に優れているといえます。
そのため、小規模な事業所で勤怠管理のみを導入したい場合、スマレジ・タイムカードがおすすめです。
スマレジ・タイムカードの料金・費用
スマレジ・タイムカードの料金プランは、「ユーザー数」と「プラン」によって変わってきます。
初期費用・サポート費用 0円 | 60日間無料で全機能を制限なく利用できます。 |
スタンダード | プレミアム | プレミアムプラス | エンタープライズ | |
基本料金 | 0円/月(30名まで) 1,210円/月(31名以降) | 2,420円/月 | 4,840円/月 | 7,260円/月 |
ユーザー料金 | 31名以上利用の場合 110円 /1人あたり | 11名以上利用の場合 385円 /1人あたり | 11名以上利用の場合 495円/1人あたり | 11名以上利用の場合 770円/1人あたり |
特長 | 勤怠管理機能のみ | 給与計算、年末調整、シフト作成が可能 | 人時売上高とマイナンバー機能が使える | タイムカードの全ての機能が 使える |
※記載料金はすべて税込です
月額費用は、ユーザー数とプランによって変動する仕組みです。スタンダードプランでは、30名までの利用の場合、初期費用と月額料金は0円です。31名以上利用すると、基本料金1,210円と1人あたり110円の月額費用が発生します。
なお、アカウント作成から60日間はすべての機能を無料で利用できます。
スマレジ・タイムカードの導入の流れ
スマレジ・タイムカードの導入の流れは以下4ステップになります。
- アカウントの作成
- 設定・登録
- 無料体験開始
- 正式導入
有料プランへの申し込みがないまま60日の無料体験期間が経過すると、無料のスタンダードプランに移行するため、自動的に料金がかかることもありません。
また、無料期間中も電話相談することができるため、無料体験を活用して導入するべきかどうかを確かめることをおすすめします。
スマレジ・タイムカードを導入した企業事例3選
本章では、スマレジ・タイムカード公式サイトで公開されている、導入企業の事例をご紹介します。
- 事例1「株式会社ネコリパブリック」
- 事例2「有限会社TK.オーガナイズ」
- 事例3「株式会社GA」
事例1「株式会社ネコリパブリック」
株式会社ネコリパブリックは全国で「保護猫カフェ」を展開している企業です。
以前は店舗ごとに従業員の勤務情報を集計し、本部に報告する必要があったため、人為的ミスなどが発生していました。また、店舗で出た利益をできる限り保護猫活動の活動資金に還元するという企業目標から、勤怠管理のコストを抑えたいと考えていました。
スマレジ・タイムカード導入後は勤怠情報がクラウドにアップロードされるため、店舗ごとの報告はなくなりました。デジタル化により人為的ミスも減り、業務改善に繋がりました。
また、小規模な事業所のため勤怠管理のシステムを無料で利用できています。
- 店舗ごとに勤務情報を集計し報告するため人為的ミスが発生していた
- 勤怠管理のコストをできる限り抑えたい
- 店舗ごとの勤務情報報告が不要になり業務効率が改善
- 勤怠管理システムを無料で利用できている
参考:導入事例|スマレジ・タイムカード
事例2「有限会社TK.オーガナイズ」
有限会社TKオーガナイズは外食産業を核とした事業を展開している企業です。
もともとは静脈認証形式の勤怠管理システムを利用していましたが、精度に不満があり、より使い勝手の良いサービスを探していました。また各店舗と本部との関係が希薄な「離れ小島」になる状態を避けるため、人と人がつながる仕組みを求めていました。
必要な機能や操作感を把握するため、無料期間が長いスマレジ・タイムカードを導入したところ、最初の1ヶ月間で打刻の操作感に問題もなく、従業員からの質問も少なかったため、有料プランでの導入をスタートしました。
また、出勤した人の顔が見れるシステムを利用し、従業員の健康状態も把握することができました。
- 既存の勤怠管理システムの精度に不満があった
- 各店舗と本部で「人と人がつながる仕組み」が必要だった
- シンプルなUIのため従業員もすぐに使いこなせた
- 従業員の出勤時の顔がわかり、健康状態やモチベーションが把握できた
参考:導入事例|スマレジ・タイムカード
事例3「株式会社GA」
株式会社GAは、オーガニック食品に特化した店舗を関西中心に6店舗展開している企業です。同社はスマレジ・タイムカードの勤怠管理機能に加え、給与計算機能も効果的に利用しています。
以前は給与計算をExcel形式で行っていましたが、従業員数が増えたため運用・管理が煩雑になっていました。また、有給申請をChatworkで行っていたため、全社員の見える場所で申請しにくいという課題がありました。
スマレジ・タイムカード導入後は、これまで煩雑だった給与計算をスムーズに行えるようになりました。また、有給申請もタイムカードから申請ボタンをクリックするだけになったため、従業員がストレスなく有給を取得できる環境になりました。
- 給与計算をExcelで管理していたため、手間がかかっていた
- 従業員が有給申請を行いにくい状況だった
- 給与計算をスムーズに行えるようになった
- 従業員がストレスなく有給を取得できる環境になった
参考:導入事例|スマレジ・タイムカード
まとめ|スマレジ・タイムカードの強みはコストパフォーマンスの高さ
スマレジ・タイムカードの機能やメリットや改善して欲しいポイント、料金プランについて解説しました。改めて本記事の結論をまとめてみましょう。
- メリット1:30名までなら無料で利用できる
- メリット2:シンプルで使いやすいシステム
- 改善して欲しいポイント1:打刻の修正がPCからしかできない
- 改善して欲しいポイント2:シフト表がスマホからだと見辛く感じられる
以上の内容から、スマレジ・タイムカードはこのような企業におすすめです。
- コストをかけずに勤怠管理システムを利用したい企業
- テレワークに対応した勤怠管理を導入したい企業
- UIが使いやすい勤怠管理を利用したい企業
スマレジ・タイムカードを含む勤怠管理システムを検討する際に、ぜひお役立てください。