編集部が解説!freee勤怠管理Plusの特長と評判、利用イメージ
勤次郎Smartをご検討中の方の中には「基本情報やスペックはわかったけれど、もっと詳しく知りたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。勤次郎Smartは、勤怠管理に最低限必要な機能を搭載したシンプルなクラウド型の勤怠管理システムです。
以下のように豊富な打刻方法が用意されており、IT知識が少ない方でも簡単に打刻・確認を行うことができます。
- スマホブラウザ打刻
- PCブラウザ打刻
- ICカード(Felica)
- ICカードリーダー(PC接続、専用ICタイムレコーダー)
- 指静脈リーダー
- RICOH複合機
また、初めて利用する方でも取り扱いできるよう専用マニュアルとコールセンターも用意されているため、安心して運用することが可能です。
とはいえ、勤怠管理ツールは類似の競合サービスも多いため、一番自社に合った勤怠管理システムが分からない、またここまでの内容を踏まえて、勤次郎Smartについてもっと分かりやすく知りたい、検討するための情報が欲しい、という方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、勤怠管理システム「勤次郎Smart」の特長・評判をミナオシ編集部が本音で解説します。
なお、勤次郎Smartの上級プランとして「Lite」「Enterprise」が用意されていますが、Enterpriseプランは「Universal勤次郎」という名前でも提供されています。
▼勤次郎Smartのプランページ
サービスの内容は同じですがプラン名とサービス名で表記が異なるため、料金比較の際に注意しておきましょう。
1分でわかる勤次郎Smartとは
勤次郎Smartは、勤次郎株式会社が提供する勤怠管理システムです。勤怠管理に必要な最低限の機能をそろえた勤怠管理システムで、PC、スマホやタブレットに対応しているため場所を選ばず打刻を行うことができます。
勤次郎Smartの主な機能は以下の通りです。
- 様々な打刻
- 休暇管理
- 残業管理
- アラーム機能
- 給与計算ソフト連携
利用料金は一人当たり200円と業界内でも比較的安価で提供されており、初期費用、サポート費用はかかりません。また、Smartプランのほか、2つのプランが用意されているため、企業の成長に応じた段階的なシステムの導入が可能です。
本記事で解説する勤次郎Smartのメリット・改善して欲しいポイント、このような企業におすすめというポイントは、以下の通りです。
- メリット1:PCやスマホ上で打刻や修正ができるため作業がスムーズになる
- メリット2:初期費用0円、月額料金は1アカウントあたり200円と導入ハードルが低い
- 改善してほしいポイント1:画面のUIデザインが古いため慣れるまで使いづらい
- 改善してほしいポイント2:承認ルートを一人ずつ設定する作業に手間がかかる
- タイムカードによる勤怠管理を廃止し、業務を効率したい企業
- 従業員の勤務形態がばらばらな企業
勤次郎Smartの仕組み・利用イメージ
「実際、勤次郎Smartはどう利用するものなのか」の具体的なイメージがほしい方もいると思います。そこで本章では、実際の管理画面などのイメージを参照しながら、システムの概要を説明します。
▼勤次郎Smartのシステム概要図
勤次郎SmartではスマートフォンやPCなどから打刻を行い、管理者はエクセルに近い管理画面で勤怠情報を確認することができます。
管理画面では打刻漏れやエラーが色別に表示され、すぐに修正箇所を把握することが可能です。
また、勤次郎Smartではあらかじめ労働基準時間を設定することができ、超過している従業員は色付きで表示されるため、36協定のチェックもスムーズです。
勤次郎Smartの機能一覧
先ほどご紹介した、勤次郎Smartの主な機能やスペックをより詳細にお伝えします。
主な機能 | できること |
様々な打刻 | 様々な打刻方法を選択可能 ▼打刻方法 ・スマホブラウザ打刻 ・PCブラウザ打刻 ・ICカード(Felica) ・ICカードリーダー(PC接続、専用ICタイムレコーダー) ・指静脈リーダー ・RICOH複合機 |
休暇管理 | 特別休暇の上限設定や年休一斉付与などを行うことができ、企業特有の休暇も柔軟に設定が可能です。 |
残業管理 | 残業時間をリアルタイムで把握することで残業超過を未然に防ぐことができます。 |
スケジュール管理 | カレンダーのように各従業員がスケジュールを登録することができます。 |
アラーム機能(オプション) | 打刻漏れや遅刻・早退などのチェックを効率化するためのアラームを設定することができます。 |
給与計算ソフト連携 | 主要な給与計算ソフトと連携することで給与計算の業務を効率化します。 |
勤次郎Smartでは、勤怠管理に必要な最低限の機能を搭載しています。申請項目の拡張や承認権限設定のような機能を追加したい場合は後述する上級プラン、「勤次郎Lite」「勤次郎Enterprise(Universal勤次郎)」も検討しましょう。
実際に利用したユーザーの口コミで読み解く、勤次郎Smartのメリット・改善して欲しいポイント
ミナオシ編集部で勤次郎Smartの製品の特長や口コミを調査・分析した結果わかったメリット・改善してほしいポイントをお伝えします。
- メリット1:PCやスマホ上で打刻や修正ができるため作業がスムーズになる
- メリット2:初期費用0円、月額料金は1アカウントあたり200円と導入ハードルが低い
- 改善してほしいポイント1:画面のUIデザインが古いため慣れるまで使いづらい
- 改善してほしいポイント2:承認ルートを一人ずつ設定する作業に手間がかかる
メリット1:PCやスマホ上で打刻や修正ができるため作業がスムーズになる
一つ目のメリットは、PCやスマートフォン上で打刻や修正ができるため、作業がスムーズになることです。実際に利用ユーザーからもこのような声が上がっています。
- パソコン上で簡単に修正や打刻が行える
- 紙を利用した勤怠管理をしている企業が導入することで人事・労務の負担が減る
といった主旨のコメントが見られました。
タイムカードを利用した勤怠管理では集計時にタイムカードを収集する必要がありますが、拠点や店舗が複数ある場合はその作業に多くの時間を割かなければなりません。また、紛失や入力漏れなどのリスクもあるでしょう。
勤次郎Smartであれば、Web上で打刻が可能なため、各拠点のタイムカードを回収する必要がありません。すべての拠点の勤怠情報を一つのシステムで一元管理することができます。
メリット2:初期費用0円、月額料金は1アカウントあたり200円と導入ハードルが低い
二つ目のメリットは、初期費用0円、1アカウント200円の従量課金で運用可能なため、導入ハードルが低い点です。
- 初期費用0円、月額費用0円、1アカウント200円で運用可能
- 3つのプランから企業規模に合わせたプランが選択できる
という主旨のコメントが見られました。
利用する機能によってオプション料金が発生することがありますが、基本機能であれば1人当たり200円という、業界内でも比較的低コストで運用できます。
また、企業規模に応じたプランの変更も行えるため、まずは本記事で紹介している最安値のプラン「勤次郎Smart」を試してみる方法もあります。
60日間の無料トライアル期間を設けているため、自社の就業ルールに対応できるのか、従業員がミスなく打刻できるのかなどをじっくりと試行できるでしょう。
改善してほしいポイント1:画面のUIデザインが古いため慣れるまで使いづらい
一つ目の改善してほしいポイントは、画面のUIデザインが古いため慣れるまで使いづらいことです。実際に利用ユーザーからもこのような声が上がっています。
- UIのデザインが古いため慣れるまで使いづらさを感じた
といった主旨のコメントが見られました。
画面の見づらさは確実な打刻操作に支障が出る可能性があります。導入する場合はUIのアップデートを待ちつつ、マニュアルの整備をしておくことでスムーズな勤怠管理を行うことができるでしょう。
改善して欲しいポイント2:承認ルートを一人ずつ設定するという作業に手間がかかる
二つ目の改善して欲しいポイントは、承認ルートを一人ずつ設定するという作業に手間がかかる点です。実際に利用ユーザーからもこのような声が上がっています。
- 承認ルートを個別に設定する作業に手間がかかる
- 毎回ログインが必要
といった主旨のコメントが見られました。
承認ルートを一つひとつ入力するのは従業員数が多い場合に大変な手間となります。導入をする際はあらかじめどの程度設定が必要かを概算し、作業にかかる時間を確保しておきましょう。
勤次郎Smartとよく比較される類似サービス
ここまで勤次郎Smartの機能やメリット・改善してほしいポイントを見てきましたが、勤怠管理システムは勤次郎Smartだけでなく、各社から提供されています。
では、それぞれのツールにどのような違いがあるのでしょうか。勤次郎Smartとよく比較されるサービスの費用、特長を比較してみました。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 特長 |
勤次郎Smart | 0円 | 200/1人当たり(月間) | ・豊富な打刻方法 ・充実したサポート体制 ・指紋指静脈打刻機能がある |
e-就業ASP | 231,000円(200人利用時) | 924,000円/年 (税込み) | ・打刻画面からの勤務報告 ・パソコンからの勤務報告 ・PCログオン/ログオフ連携 ・カスタマイズ性が高く、多機能 |
MINAGINE就業管理 | 0円 | 30,000円/ 〜30名まで | ・豊富な打刻方法 ・コンプライアンス遵守に特化している ・無料相談あり |
jinjer勤怠 | 要問合せ | 300円〜 / 1人あたり | ・無料トライアル提供あり ・契約継続率99.4%、サポート満足度91.6%と満足度高 ・人事業務を1DBで管理可能 ・予実管理、残業時間予想も可能 |
VWS勤怠 | 0円 | 200円~/1人あたり (税別) | ・シンプルで使いやすい画面設計 ・豊富な打刻方法 ・外部システムとの連携も豊富 |
ジョブカン勤怠管理 | 0円 | 200円~/1人あたり (税別) | ・導入実績も50,000件以上 ・労務管理、勤怠管理、給与計算を組み合わせたパッケージ 販売有り ・LINE連携が可能 |
※各公式サイトの記載による(2023年1月時点)
勤次郎Smartの料金、特長を他サービスと比較したところ、基本機能を押さえつつ、低価格で利用できることがわかります。
勤次郎Smartの提供会社の勤次郎株式会社は勤怠管理だけでなく「健康管理ソリューション」も提供しており、勤次郎Smartの勤怠データを利用して生産性の向上と離職率の低下を目指すことができます。
また、60日間という比較的長期間の無料トライアルを利用できるため、安心して導入検討を行えます。
勤次郎Smartの料金・費用
勤次郎Smartは勤次郎シリーズは、 「Smart」「Lite」「Enterprise(Universal勤次郎)」の3つの種類に分けられ、それぞれオプションの有無によって料金が変動します。
勤次郎Smart | 勤次郎Lite | 勤次郎Enterprise(Universal勤次郎) | |
初期費用 | 0円 | 個別見積 | 個別見積 |
月額費用 | なし | なし | なし |
使用料金 | 200円/1名 利用する機能により別途オプション料金が発生 | 300円/1名 ・オンプレミスは別途見積もり ・利用する機能により別途オプション料金が発生 | 370円~400円 (利用人数により変動) ・オンプレミスは別途見積もり ・利用する機能により別途オプション料金が発生 |
主な機能 | ・打刻機能 ・残業超過アラート機能 ・休暇管理 ・年休管理機能 ・給与計算ソフト連携 | ・打刻機能 ・残業超過アラート機能 ・休暇管理 ・年休管理機能 ・給与計算ソフト連携 ・ワークフロー ・フレックス計算 | ・打刻機能 ・残業超過アラート機能 ・休暇管理 ・年休管理機能 ・給与計算ソフト連携 ・ワークフロー ・フレックス計算 ・工数管理 ・シフト調整 |
※勤次郎シリーズのオプションの詳細は問い合わせが必要です。
勤次郎Smartの中でプランがわかれているのではなく、アップグレードすることで製品名が変わります。複雑な勤務シフトやアラーム機能を希望する場合は「勤次郎Lite」または「勤次郎Enterprise(Universal勤次郎)」がおすすめです。
勤次郎Smartの導入の流れ
勤次郎Smartの導入の流れは以下5ステップになります。
- 申し込み:Webのお申し込みフォームから申し込み
- ID・パスワード発行:10営業日以内に体験版サイトのURL・ID・パスワードをメールで受取
- 初期設定:マニュアルを参考に初期設定や運用に関する設定を行う
- 無料体験:60日間のトライアル開始
- 本契約:導入の決定後、無料体験版の設定をそのまま本番運用に移行し継続利用
60日間のトライアル期間を利用して操作性や管理画面の見やすさなどを確認しましょう。また、無料体験中はすべての機能を使うことができ、不明点があれば電話・Eメール・リモートでサポートを受けることができるため、安心してトライアルが可能です。
まとめ|勤次郎Smartは初めての方でも安心して利用できる勤怠管理システム
勤次郎Smartの機能やメリット・改善して欲しいポイント、料金プランについて解説しました。改めて本記事の結論をまとめてみましょう。
- メリット1:PCやスマホ上で打刻や修正ができるため作業がスムーズになる
- メリット2:初期費用0円、月額料金は1アカウントあたり200円と導入ハードルが低い
- 改善してほしいポイント1:画面のUIデザインが古いため慣れるまで使いづらい
- 改善してほしいポイント2:承認ルートを一人ずつ設定する作業に手間がかかる
以上の内容から、勤次郎Smartはこのような企業におすすめです。
- タイムカードによる勤怠管理を廃止し、業務を効率したい企業
- 従業員の勤務形態がばらばらな企業
勤次郎Smartを含む勤怠管理システムを検討する際に、ぜひお役立てください。