【2024年版】Web接客ツールのおすすめ10選を紹介!費用・レビューで比較

デジタルマーケティングの一環としておすすめなだけでなく、もはや不可欠な役割を果たしているWeb接客ツール。オンラインでの顧客対応は、企業が競争力を維持するために欠かせない要素となっており、顧客満足度の向上や売上の増加に直結します。しかし、どのWeb接客ツールが自社に最適かを選ぶのは簡単ではありません。そこで本記事では、Web接客の基本情報からおすすめのWeb接客ツール、導入のメリットや成功事例までを詳しく解説します。

さらに、Web接客ツールの選び方のポイントや導入の具体的なステップについてもご紹介。Web接客ツールの選定に迷っている方や、すでに導入を検討している方にとって有益な情報をまとめました。豊富な種類の中から自社に最適なツールを見つけ、効果的に活用するためのガイドラインを提供しますので、ぜひ最後までご覧ください。

実名レビューあり!おすすめWeb接客ツール10製品の費用・特長を比較

それでは実際にサービスを比較してみましょう。今回は、数あるWeb接客ツールの中から特におすすめできる製品を厳選しました。それぞれ特長やカバーしている機能が異なるため、まずは自社の課題を洗い出し、解決のために必要な機能を搭載したものを選びましょう。

ハイブリット型のWeb接客ツールおすすめ3選

KARTE(カルテ)FlipdeskRepro
参考価格問い合わせ問い合わせ問い合わせ
無料トライアルありなしなし
無料プランなしなしなし
有人チャットへの切り替えなしありなし
主な機能シナリオパターン作成/
セグメンテーション/マーケティング分析
シナリオパターン作成/
セグメンテーション/マーケティング分析
マーケティング分析

KARTE(カルテ)

出典:KARTE

KARTE(カルテ)は、株式会社プレイドが提供するWeb接客ツールです。サイトやアプリの訪問者の行動や感情をリアルタイムに解析でき、CXプラットフォーム市場シェアナンバーワン、ITreviewからの受賞経験がある信頼性のある製品です。アクセス数や購買に至るまでの離脱率などのWebサイトの特徴や傾向を確認するだけでなく、情報をドリルダウンしてカスタマージャーニーを作成することができます。KARTE BlockやKARTE Live機能によってWebサイトのブロックごとの効果を測定することも可能です。

▼KARTE(カルテ)の費用

初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ

▼KARTE(カルテ)はこんなケースにおすすめ

  • カスタマージャーニーを可視化・分析したい場合
  • サイト内のブロックごとの効果を測定したい場合

KARTE(カルテ)は市場シェアNo.1のCXプラットフォームであり、ブロック管理や顧客行動分析が可能。サイトの細部にこだわって詳細な効果測定ができるため、これからもっと拡大を目指すようなサイトにおいて実効性のある施策を打ち出したい場合に特におすすめです。

Flipdesk

出典:Flipdesk

Flipdeskは、サイトに訪問したユーザーの訪問/閲覧/購買データをもとに、趣味趣向を把握し、適切な情報訴求を行うことができるWeb接客ツールです。業界随一の圧倒的なコスパが評価され、導入実績は1,600サイト以上を誇ります。

HTMLやCSSの知識がなくても安心の、ノーコードで直感的に誰でも使える管理画面と接客テンプレートが用意されています。 また、導入時に加えて、しっかり運用できるようになるまで無料の初期サポートプログラム期間が設けられており、お客様が満足する接客をサイトに実現できるような手厚いフォローがあるのも魅力です。

Flipdeskの費用

初期費用:50,000円
月額費用:50,000円

Flipdeskはこんなケースにおすすめ

  • 初めてWeb接客ツールを導入する場合
  • 低コストで効果を高めたい場合

Flipdeskは、Web接客ツールの中でも特に直感的な操作が可能。使いやすい管理画面とコストパフォーマンスの良さが特徴で、初心者でも安心して導入できるサポート体制が整っています初めてWeb接客ツールを導入する場合や、運用コストがそこまで割けない場合に特におすすめです。

Repro

出典:Repro

Reproは、66ヶ国で7,300以上の導入実績を持ち、有名企業でも利用されているWeb接客ツールです。ポップアップ型とチャット型の2つの接客ツールがあり、Webサイトやアプリなどに導入することでマーケティングに活用できます。

データの分析から施策の立案、運用までをサポートしてもらうサービス、アプリストアで見つかりやすくする対策を実施するサービス、広告の運用サービス、海外での市場調査から収益化までサポートするサービスと、Reproを効率的に運用するための4つの支援サービスを提供しています。

Reproの費用

初期費用:0円
月額費用:50,000円~

Reproはこんなケースにおすすめ

  • エンジニアのリソースを使わずに施策を行いたい場合
  • 専門家によるサポートが必要な場合

Reproは多機能なダッシュボードを提供しており、マーケティングキャンペーンの効果を一目で把握できる点も魅力です。直感的に操作でき、エンジニアのリソースを必要としないため、独自の施策を実行しやすい点もおすすめポイント。また、専門家によるサポートで知見の蓄積も進められます。

ポップアップ型のWeb接客ツールおすすめ3選

ecコンシェルKaiUCODE Marketing Cloud
参考価格9,800円/月(接客配信数月10,000回まで)50,000円/月(全ての機能利用可能)問い合わせ
無料トライアルなしなしなし
無料プランあり(接客配信数月100回まで)なし問い合わせ
主な機能シナリオパターン作成/マーケティング分析/セグメンテーションシナリオパターン作成/マーケティング分析/セグメンテーションマーケティング分析/データ出力/リードなーチャリング分析

CODE Marketing Cloud

出典:CODE Marketing Cloud

CODE Marketing Cloudは、株式会社エフ・コードが提供するWeb接客ツールです。タグの埋め込みだけで導入を完了でき、専門的な知識が不要な配信設定のため、誰でも簡単に利用できる製品です。接客テンプレートも用意されており、ECやトラベル、不動産などの業界別に最適化したWeb接客用のウィジェットがあるため、さまざまな業界にマッチします。訪問回数や訪問ページなどの訪問者のWebサイト内行動を分析することも可能で、利用中のMAツールなどとの連携も可能です。

CODE Marketing Cloudの費用

初期費用:要問い合わせ
月額費用:
要問い合わせ

CODE Marketing Cloudはこんなケースにおすすめ

  • 初心者でも簡単に使えるツールを探している場合
  • ECやトラベル業界で活用したい場合

CODE Marketing Cloudは、多様なチャネルに対応しています。Webサイト上でのポップアップ表示はもちろんのこと、メールマーケティングやSNS連携も可能です。また、導入が簡単で初心者に優しい設計になっているので、初心者でも簡単に使えるツールを探している場合に特におすすめ。また、業界特化のテンプレートが用意されており、ECやトラベル業界での活用にも適しています。

ecコンシェル

出典:ecコンシェル

ecコンシェルは、PKSHA Technologyと共同開発したAIが複数施策のA/Bテストを自動で行い、高速のPDCAを回すことで接客効果を自動最適化し、訪問者に最適なバナーを表示するWeb接客ツールです。

ecコンシェル専門のサポートメンバーがメールによって簡単な内容から専門的な内容までの問い合わせに対応するだけでなく、より効果的な運用を求める企業には、エキスパートによるサイト分析やシナリオ提供、レポーティングのコンサルティングも用意しているため、運用の知識に不安がある場合でも安心して利用することができます。

ecコンシェルの費用

初期費用:30,000円
月額費用:
9,800円~

ecコンシェルはこんなケースにおすすめ

  • AIによる自動最適化を活用したい場合
  • 訪問者の行動を詳細に分析したい場合

ecコンシェルは、導入時の設定サポートや運用中のトラブルシューティングなど、手厚いサポートが特徴。初めてWeb接客ツールを導入する企業でも安心して利用できます。専任のサポート担当者がつくことが多く、きめ細やかな対応が必要な導入初期も安心。AIによる自動テスト・最適化が可能で、ダッシュボードで訪問者の行動を詳細に把握できます。サポート体制も充実しているので、導入に不安を抱える企業にもとてもおすすめです。

KaiU

出典:KaiU

KaiUは、適切なタイミングでポップアップを表示することによりWebサイト訪問客の離脱率を下げ、CV率を上げることができるWeb接客ツールです。表示できるバナーはアニメーションで動かすことが可能になっており、フェードインやスライド、フリップなどの表示方法から選択できます。

ユーザーの訪問回数や戻るボタンのクリック回数を計測することもできるため、適切なタイミングの誘導が可能です。サイトの滞在時間やスクロール、カーソルの動きによってポップアップを表示させることもできるため、ユーザーのコンバージョン率の上昇が見込めます。

KaiUを実際に利用した人のレビュー

河原 杏奈

  • マーケティング
  • プロジェクト管理進行

フリーランス10人未満フリーランス・個人事業主

▼このサービス・会社の良いポイント、利用・導入するメリットは何ですか

サイト上で離脱を防ぐポップアップを出したり、バナーを掲載することができます。簡単なセグメント配信や、HTMLの埋め込みもできたので、コスパがいいと思いました。(セグメント配信は、事前にフロントエンドにセグメント情報を出すシステム対応が必要な場合があります)配信設定などのオペレーションも依頼すると対応してくださったので助かりました。

▼このサービス・会社を利用・導入するに至った背景・課題を教えてください

コスト削減のため。サイト訪問数によりますが、月数万の予算で使用できました。

▼このサービス・会社の改善して欲しいポイントは何ですか

分析機能が簡易的なものでした。もう少し詳細な情報がわかると、一歩踏み込んだ施策の効果確認ができるのでありがたいです。ただ、今のサービス・機能で値段相応とも思うので、強く改善してほしいポイントはございません。

▼どのような方にこのサービス・会社をおすすめしたいですか?

あまり予算をかけずサイト上でポイントを押さえたコミュニケーションをしたいという方におすすめです。Web接客の有無でユーザーの反応も変わると感じたので、これから導入を考えている方にもおすすめします。機能がシンプルな分、汎用性が高くどんなサービスでも活用しやすいと思います。

KaiUの費用

初期費用:100,000円
月額費用:
55,000円~110,000円

KaiUはこんなケースにおすすめ

  • サイトの離脱率を低減したい場合
  • バナーを効果的に使用したい場合

KaiUは高度なパーソナライゼーション機能を提供しています。ポップアップ表示を活用してCV率を改善でき、アニメーションバナーを用いたインパクトのある表示が可能です。また、訪問者の行動履歴や属性情報を基に、最適なタイミングで最適なメッセージを表示することができる点もポイント。さらに、セグメントごとに異なるメッセージを設定することも可能で、より細かいターゲティングが実現します。顧客エンゲージメントの向上、コンバージョン率の大幅な改善に取り組みたい企業におすすめです。

Sprocket

出典:Sprocket

Sprocketは、コンバージョン率を上昇させるプラットフォームの提供とコンサルティングを行うサービスで、全国300社以上に導入されているWeb接客ツールです。

提供されるプラットフォームでは、ページの閲覧やスクロール情報、クリックなど、Webサイト上でのユーザーの行動を細かく計測。計測されたデータをもとに、「いつ、誰に、どのような」案内を行うかのシナリオを作成することができます。また、作成したシナリオの実装後には、成果の分析も可能。わかりやすいグラフ表記で、シナリオごとに設定したゴールやステップごとのデータを確認できるため、改善点が簡単に割り出せます。

Sprocketの費用

初期費用:要問い合わせ
月額費用:
要問い合わせ

Sprocketはこんなケースにおすすめ

  • コンバージョン率を上げたい場合
  • シナリオ作成や分析を行いたい場合

Sprocketは、ユーザー行動に基づいたパーソナライズドWeb接客が可能なツールです。シナリオ作成から分析、カスタマイズまで対応できるプラットフォームであり、専門コンサルティングを通じて効果的な施策が実行できます。Sprocketの最大の特徴は、その高度なシナリオ設計機能です。複雑なユーザー行動をトラッキングし、それに応じた適切なメッセージやオファーを自動的に表示します。シナリオ作成や分析を効率化したい場合におすすめです。

チャット型のWeb接客ツールおすすめ3選

チャネルトークZendesk chatRobee
参考価格3,000円/月14ドル/月問い合わせ
無料トライアルなしなしなし
無料プランありありなし
有人チャットへの切り替えありありなし
主な機能問い合わせ管理/返信定型文登録/シナリオパターン作成返信定型文登録/シナリオパターン作成/セグメンテーションシナリオパターン作成/セグメンテーション

チャネルトーク

出典:チャネルトーク

チャネルトークは、Webサイトにチャットを設置して顧客とやり取りできる日本最大級のツールで、45,189社が導入しているWeb接客ツールです。有料プランに顧客管理システムが含まれており、顧客の連絡先の管理やメッセージの一括配信、自動配信などが可能になります。

搭載されているビジネスチャットを使用することで、社内でテーマ別にチャットのやりとりを行ったり、Webチャットからの重要な問い合わせを共有したりすることができます。問い合わせはビジネスチャットからクリック1つで回答することも可能です。メッセージやファイルは永久に保存されるため、テキストやカテゴリ、タグからいつでも検索することができます。

チャネルトークを実際に利用した人のレビュー

小島 和志

  • 経営・経営企画
  • マーケティング

3rd株式会社10〜50人経営者・役員

▼このサービス・会社の良いポイント、利用・導入するメリットは何ですか

ポップアップでの接客機能によって、新規獲得の指標としていたKPI達成に大きく貢献しており、 問い合わせ件数も約6割ほどはbotによるシナリオ回答によって対応できており、カスタマーセンターの稼働を減らすことができました。また、機能として充実しているのはもちろんなのですが、サポート体制が充実しており、わからないことに対しての回答が早く、社内での担当者による運用がスムーズに行うことができるところが最大のメリットかなと思います。

▼このサービス・会社を利用・導入するに至った背景・課題を教えてください

大きく2つの理由があり、新規顧客獲得のためのWEB接客ツールとして、と、既存顧客に対して問い合わせ件数自体を減らすために導入しました。

▼このサービス・会社の改善して欲しいポイントは何ですか

現在も力を入れていただいているとは思うのですが、shopify の顧客管理とLINE連携をもっと強めていただけると、CRMツールはチャネルトークのみで対応ができるので、非常に助かります。特にメールとSMSに加えて、LINEメッセージでの配信を行えるようになると言うこと無しです。

▼どのような方にこのサービス・会社をおすすめしたいですか?

独自ドメインでECを運営されている方には、従量課金というのもあり、規模に関わらずおすすめできます。 特に、問い合わせ件数が増えてきて、カスタマーサポートの人数を増やすかどうするかを検討している方には まずはシナリオ接客を試していただければ良いかなと思います。 1人採用するよりもコスト面でもメリットはありますし、 お客様の体験としても、自己完結できることが増えるので、サポート時間外でも満足度を高めることができます。

チャネルトークの費用

初期費用:0円
月額費用:
0円〜

チャネルトークはこんなケースにおすすめ

  • チャットを使った顧客対応を強化したい場合
  • 顧客管理システムを導入したい場合

チャネルトークは、簡単に導入できるチャットツールとして人気があります。特に、多機能なカスタマーサポート機能とマーケティング機能が統合されており、顧客とのコミュニケーションを円滑に進めることができます。リアルタイムでのチャット対応が可能で、顧客の行動データを基にパーソナライズされた提案ができる点が大きな魅力です。また、操作性が高く、初心者でも扱いやすい設計になっているため、導入後すぐに効果を実感できます。

Zendesk chat

出典:Zendesk chat

Zendesk chatは、チャットツールによってWeb訪問者と気軽にコミュニケーションを取ることができるWeb接客ツールです。また、トリガー機能によって自動的に訪問者へアプローチすることも可能です。

Webサイトの訪問者と閲覧ページをリアルタイムで一覧表示することができます。そのため、特定のユーザーに対して、最適なタイミングでアプローチが可能です。また、プリチャットフォームによって連絡先情報の入力を求めることもでき、対応の優先順位付けを行うことも可能です。

Zendesk chatを実際に利用した人のレビュー

上小牧 拓馬

  • 経営・経営企画

株式会社GRECO10人未満経営者・役員

▼このサービス・会社の良いポイント、利用・導入するメリットは何ですか

どこからでもアクセスできる点。また、Slackへの連携も可能なので、Slackに問い合わせの通知もくるので、別の作業をしながらも対応がみれる点も良い。また、対応中のものや済んだものもを可視化し、複数で一つのアカウントを分業して使える点も良かった。

▼このサービス・会社を利用・導入するに至った背景・課題を教えてください

問い合わせ対応者を複数にする際の差配が必要となった。従来のメールでは転送が主流だったが、転送から返信を作るのは工数だったので、このようなシステムを導入することになった。C向けのサービスでは想像以上に毎日問い合わせがくるので、このようなサービスを導入するのはいいと思う。

▼このサービス・会社の改善して欲しいポイントは何ですか

今も使っているので、特段改善してほしいポイントはないが、もしも可能であれば他のコミュニケーションツールと一体となって管理できるものがあるといいと思う。(LINEなどのSNSのメッセンジャーやIP通話関連など)

▼どのような方にこのサービス・会社をおすすめしたいですか?

C向けで大量にメールを処理しなくてはならない企業や、対応する社員が複数名以上になると、管理工数が増えるのでこのようなサービスを導入した方がいいと思う。また、ベンチャーなどスピード勝負の企業にある企業はこのうようなサービスを導入した方がいい。

Zendesk chatの費用

初期費用:
月額費用:
$55~$115〜

Zendesk chatはこんなケースおすすめ

  • チャットでの自動アプローチを行いたい場合
  • チャットウィジェットをカスタマイズしたい場合

Zendesk chatは、シンプルで使いやすいインターフェースと、高度なカスタマイズ機能が魅力です。リアルタイムの顧客サポートが可能で、訪問者の行動データを活用したターゲティングも行えます。また、他のZendesk製品とのシームレスな連携が強みです。

Robee

出典:Robee

Robeeは、独自のプラットフォームでWebサイトやサービスの分析をおこない、最適な機能をカスタマイズして提供しているWeb接客ツールです。

コンバージョン率に貢献するための機能が多数搭載されています。ヒートマップ機能では、ユーザーの行動をサーモグラフィのように可視化することで、ひと目で確認。ユーザーが注目しているコンテンツを把握できます。また、接客ポップアップ機能では、分析されたデータをもとにポップアップを表示し、ユーザーのサイト離脱率の低下に貢献します。そのほか、チャットボットやABテストなども可能です。

Robeeの費用

初期費用:0円
月額費用:
50,000円〜

Robeeはこんなケースにおすすめ

  • ヒートマップでユーザー行動を詳細に把握したい場合
  • ポップアップで離脱率を下げたい場合

Robeeは、ユーザーの行動データをもとに最適なタイミングでキャンペーンやメッセージを表示するWeb接客ツールです。直感的な操作性が特徴で、誰でも簡単に設定・運用が可能です。また、豊富なテンプレートが用意されており、デザイン性と機能性を兼ね備えた効果的な接客が実現します。

【おまけ】オンライン接客ができるおすすめツール

オンライン接客ツールは通常のWeb接客に加え、ユーザーがQRコードやURLを読み込むことで専用オペレーターにつなげることができるため、直接サポートや提案を行うことが可能です。

オンライン接客はWeb接客よりも密な情報共有ができるため、不動産やアパレル、化粧品業界など、もともと対面での接客に向いている業界で多く利用されています。

双方、インターネットを利用して接客を行うという点に関しては共通しており、まとめて「オンライン接客」と呼ばれることがあるため、ツール導入の際には区別して調査を行いましょう。

Thumva BIZ

出典:Thumva BIZ

Thumva BIZは、店舗での相談窓口をオンライン化でき、オンライン接客数300%増の実績を持っているWeb接客ツールです。顧客は、ブラウザからたったワンクリックで相談窓口にたどり着くことができるため、店舗を訪れた時と同様に、すぐに商談に入ることが可能です。

相談や商談をサポートするための機能が、豊富に搭載されています。顧客情報表示や商談メモによって、スムーズな商談の流れを実現。また、チャット機能や画面共有、録画機能によって、よりわかりやすく効率的な商談が行なえます。ファイル送付も可能なため、重要なデータのやり取りも問題ありません。

Web接客ツールの選び方

Web接客ツールの導入後によくある事例としてあるのが「オーバースペックだった」「使いこなせない」「費用が思った以上にかかる」というものです。そのため、導入時には以下の3点に注意を払い、ツールの選定を行いましょう。

  1. 自社の目的に合った種類・機能か
  2. 料金プランに妥当性はあるか
  3. 自社の運用体制にマッチしているか

1. 自社の目的に合った種類・機能か

自社が何を目的にWeb接客ツールを利用するのかによって必要な機能やツールの種類は異なります。

目的がCVRの向上であれば「ポップアップ型」のWeb接客ツールが有効です。BtoCの場合、初めてサイトを訪れたユーザーに対して初回限定クーポンを提示したり、組み合わせることで相乗効果を発揮する商品を提示することで、同時購入を促したりすることができます。

BtoBの場合は、適切なタイミングで資料請求のポップアップを提示することで、ユーザーがわざわざ資料請求ボタンまで移動する手間を省くことが可能です。

また、満足度の向上を目的にするのであれば「チャット型」のWeb接客ツールがおすすめです。商品の使い方が複雑であったり、サブスクリプションモデルをとっている場合はユーザーからの質問が多く発生するでしょう。

チャット型であれば素早い対応と的確な解決方法の提示ができるため、解約率の改善やユーザーにマッチした商品の提示など、結果的に満足度の向上につながる活用ができます。

保険商材や信託商材など、商材自体が複雑であり、特定の専門知識が必要な商材を取り扱っているのであれば「ハイブリット型」がおすすめです。質問に対してはチャットで対応し、最新情報やお得な情報はポップアップで提供することで、利便性の向上や満足度の向上につながるでしょう。

導入の前には、自社がどんな商材を扱い、何を目的にWeb接客ツールを利用するのかを明確にし、マッチする機能を搭載したツールを選定することをおすすめします。

2. 料金プランに妥当性はあるか

Web接客ツールのプランはPV数やポップアップの数、その他オプションの追加など、いろいろな要素を組み合わせて決定します。そのため、自社サイトの規模や用途に合わないプランを選択してしまうと、売上や満足度などに対する効果が出ません

無料トライアルや無料プランを利用して、本格的な導入の前にWeb接客ツールがどれくらい自社の収益に寄与するのかを試算しておきましょう。

無料で使えるWeb接客ツールについて詳しく見る

3. 自社の運用体制にマッチしているか

候補となったWeb接客ツールが自社で運用可能なのかをあらかじめ確認しておきましょう。たとえば、「ポップアップ型」のWeb接客ツールであれば施策改善のためのABテストを実施できる担当者は在籍しているのか、「チャット型」のWeb接客ツールであれば、対応できるカスタマーサクセスチーム・スタッフは整っているのかなど、選択するツールによって社内に必要な体制は異なります。

Web接客ツールを導入すると決まった時点で、そのツールを利用した施策を実行できる人材の確保やチームの構築を行っておくと安心です。

もし、社内に運用スキルを保有しておらず、人材の確保が難しいという場合はコンサルティングサポートや使い方レクチャーが充実したツールもあるため、そちらの優先度を高めた比較を行うことをおすすめします。

Web接客ツール導入のステップ

Web接客ツールを効果的に導入するためには、いくつかのステップを踏むことが重要です。

準備と計画

まず、準備と計画の段階では、企業の目標やKPIを明確にし、どのような機能が必要かを洗い出すことから始めます。この段階で、導入するツールが企業のビジネスモデルや顧客層に適しているかを評価するためのリサーチも欠かせません。次に、導入時の注意点として、ツールの設定やカスタマイズ、従業員へのトレーニングを行うことが挙げられます。特に、ツールがどのように機能するかを理解し、適切な運用方法を学ぶことが重要です。また、既存のシステムやデータベースとの連携も確認しておく必要があります。

導入時の注意点

Web接客ツールの導入時には、いくつかの重要な注意点があります。まず、ツールの選定段階で自社のニーズに最適なものを選ぶことが不可欠です。具体的には、顧客ターゲットやビジネスモデルに合った機能を持つツールを選ぶことが求められます。また、導入コストや運用コストについても事前にしっかりと確認しておくことが重要です。

次に、セキュリティとプライバシーの確保です。Web接客ツールは顧客データを扱うため、データの保護は最優先事項です。ツール提供会社のセキュリティ対策やプライバシーポリシーを確認し、必要に応じて契約書にセキュリティ条項を盛り込むことが望ましいです。

効果測定と改善策

導入後は、効果測定と改善策を実施することが不可欠です。ツールの導入が目標達成にどの程度寄与しているかを定期的に評価し、必要に応じて設定の見直しや新しい機能の追加を行います。例えば、顧客の行動データを分析し、どのページで離脱が多いか、どのコンテンツが効果的かを把握することで、さらなる改善策を講じることができます。また、顧客からのフィードバックを積極的に収集し、それを基にサービスの質を向上させることも重要です。

Web接客ツールの導入事例を参考にする

Web接客ツールに関するよくある質問

最後に、Web接客ツールに関してよくあがる質問への回答集を作成しました。導入にあたって社内での承認を取る際、「そもそも…」とWeb接客ツールの基礎的な事項について聞かれることもあるでしょう。すでに知っていると思っていることも、改めて確認しておくといざという時安心です。

Q.そもそもWeb接客ツールとは?

Web接客ツールは、オンラインで顧客と直接コミュニケーションを取り、リアルタイムでサポートを提供するためのツールです。企業はこれを利用して顧客体験(CX)を向上させ、売上アップやロイヤルティ向上を目指します。 

Q.Web接客の目的は?

Web接客の目的は多岐にわたりますが、主な目的は以下の通りです。

  • 顧客満足度の向上
    適切なタイミングで必要な情報やサポートを提供することで、ユーザーが感じるストレスや不便さを軽減し、満足度を高めます。例えば、商品選びに迷っているユーザーに対してリアルタイムでアドバイスを提供することで、購入決定を促進することが可能。購入後の満足度はもちろん、購入に至るまでの体験(顧客体験:CX)の質向上も狙えます。

  • 売上アップへの貢献
    Web接客は、ユーザーの行動データを分析し、個々のニーズに合った商品やサービスを提案することで、クロスセルやアップセルの機会を増やします。例えば、特定の商品を閲覧しているユーザーにポップアップなどで関連商品を提案することで、購入数や購入単価を増加させることが可能です。

  • 顧客ロイヤルティの向上
    Web接客を通じて、ユーザーに対する個別の対応を行うことで、長期的な関係を築きやすくなります。定期的なフォローアップや特典の提供を行うことで、リピーターを増やし、ブランドロイヤルティを高めることができます。

  • Web接客はデータの収集と分析
    ユーザーの行動データやフィードバックを収集し、それを基に改善点を見つけることで、サービスやサイトの質を向上させることができます。これにより、継続的な改善サイクルを実現し、より良いユーザー体験を提供することが可能になります。

総じて、Web接客の導入は、顧客との関係を深め、ビジネスの成長を支える重要な戦略と言えます。この戦略を効果的に活用することで、競争の激しいオンライン市場においても優位性を保つことができます。

Q.Web接客ツール導入のメリットは?

Web接客ツールを導入することで得られるメリットは多岐にわたります。まず、訪問者の行動をリアルタイムで把握し、適切なタイミングでアプローチすることが可能になります。これにより、訪問者の離脱を防ぎ、コンバージョン率を大幅に向上させることができます。また、個別のユーザーに対してパーソナライズされたメッセージを送ることで、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。例えば、特定の商品ページを閲覧している訪問者に対して、その商品に関する詳細情報やプロモーションを提示することで、購入意欲を高めることができます。

さらに、Web接客ツールを活用することで、顧客のニーズや行動パターンをデータとして蓄積し、マーケティング戦略に活用することができます。これにより、より効果的なターゲティングが可能となり、マーケティングコストの削減にも寄与します。加えて、訪問者のフィードバックをリアルタイムで収集することができるため、製品やサービスの改善にも役立ちます。

Web接客ツール導入のメリットについて詳しく解説

Q.無料のWeb接客ツールはある?

無料で利用できるWeb接客ツールは存在します。これらのツールは、特にスタートアップや小規模ビジネスにとって、コストを抑えながら効果的にオンライン接客を始めるための良い選択肢となります。無料版は基本的な機能を提供するものが多く、プレミアムプランにアップグレードすることでさらに多くの機能やサポートを利用できるようになります。

無料ツールを選ぶ際には、自社のニーズや目標を明確にし、それに最も適したツールを選ぶことが成功の鍵となります。ツールの使い勝手やサポートの質も考慮に入れ、試用期間を利用して実際の操作感を確かめることをお勧めします。

Web接客ツールの無料プランを比較!機能や特徴を紹介

Q.スモールビジネスにはWeb接客ツールは不要ですか?

スモールビジネスにおいても、Web接客ツールは非常に有用です。まず、スモールビジネスは限られたリソースで効率的に顧客を獲得し、維持する必要があります。そのため、Web接客ツールの導入はコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。これらのツールは、訪問者の行動をリアルタイムで分析し、パーソナライズされたメッセージやオファーを表示することで、コンバージョン率の向上を促します。   例えば、ポップアップメッセージやライブチャット機能を活用することで、訪問者が持つ疑問や不安を即座に解消することができます。これにより、購入や問い合わせに結びつく可能性が高まります。また、リターゲティング機能を用いて、一度サイトを訪れたが離脱したユーザーを再度引き戻すことも可能です。こうした機能は、特にスモールビジネスにとって重要な新規顧客の獲得と既存顧客の維持に大いに役立ちます。

Q.Web接客ツールの導入に技術的な知識は必要ですか?

結論から言えば、基本的なWeb接客ツールの導入には高度な技術的知識は必ずしも必要ではありません。

多くのWeb接客ツールは、ユーザーフレンドリーなインターフェースを持ち、直感的に操作できるように設計されています。これにより、専門的なプログラミング知識や技術的スキルがなくても、簡単に設定やカスタマイズが可能です。

通常、Web接客ツールはウェブサイトに簡単に組み込めるスクリプトコードを提供しており、このコードを自社のサイトに追加するだけで基本的な機能を利用することができます。また、多くのツールは、ドラッグアンドドロップでコンテンツを配置できるビジュアルエディターを備えており、これにより、専門知識がなくても効果的なポップアップやチャットボットを簡単に作成することができます。

さらに、導入プロセスをサポートする充実したガイドやチュートリアルが提供されていることも多く、これらを活用することで、初めての導入でもスムーズに進めることができます。特に、サポート体制が整っているツールを選ぶことで、導入後の運用やトラブルシューティングも安心して行うことができます。

Q.Web接客ツールの効果を測定する方法は?

Web接客ツールの効果を測定するためには、以下の指標を活用します。

コンバージョン率(CVR): ツール導入前後でのCVRの変化を確認します。
滞在時間: ユーザーがサイト内に滞在する時間の延長が見られるかを評価します。
離脱率: ポップアップやチャットを利用した際の離脱率の変化を追跡します。 

Q.Web接客ツールの費用相場は?

ツールの導入には初期費用と運用費用がかかり、これらを考慮した上で自社のニーズに最適なツールを選定する必要があります。初期費用は通常、セットアップやカスタマイズにかかるもので、数万円から数十万円程度が相場です。一方、運用費用は月額料金が一般的で、こちらも数千円から数万円の範囲で変動します。

Web接客ツールの費用相場について詳しく見る

まとめ:Web接客ツールは種類が豊富!おすすめツールをまとめて比較しよう

Web接客ツールは、多種多様な機能を持ち、企業のニーズに合わせて選ぶことが重要です。本記事内で紹介したおすすめツールはそれぞれに強みがあるので、自社の目的や予算に応じて最適なものを選択しましょう。

Web接客ツールの導入は、顧客満足度の向上やCVRの改善を実現し、ビジネスの成長をサポートします。以下のページではミナオシに掲載されたWeb接客ツールやWeb接客ツールの選び方などをまとめてチェックできるので、ぜひ参考にしてみてください。

>>【2024】Web接客ツールを比較!種類別おすすめや活用事例など

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