検索エンジンによる検索結果において、Webサイトの上位表示に欠かせないのがSEO対策ですが、良質なコンテンツの制作をはじめ、さまざまな評価条件をクリアしていかなければなりません。
そして、自社サイトや記事のどこを修正し、どのように改善していけばいいのかを定量的に抽出できるのが「SEOツール」です。自力では難しいサイト分析や施策の効果測定も、ツールを活用すれば比較的容易に把握できるようになります。
とは言え、実施しうるSEO対策は幅広く、数多くのSEOツールから何を基準にどれを選べばいいのかわからないという悩みもあるかもしれません。
本記事では、施策の目的や分析範囲に応じた適切なツールが選定できるよう、対策別のおすすめSEOツールをそれぞれの特長や機能とともに紹介します。選定時のポイントや留意点についても触れていますので、SEO対策にはじめて取り組む方や、また候補を絞り切れなかった方は、ぜひご参照ください。
SEOツールの種類と機能
SEOツールは、大きく以下の5つに分類することができます。
- 検索順位チェックツール
- キーワード選定ツール
- コンテンツ診断ツール(内部対策・テクニカルSEO)
- 被リンクチェックツール(外部対策)
- 統合型SEOツール(コンテンツSEO)
※ユーザーの行動分析からコンテンツの改修を行うという目的であれば、アクセス解析ツールやヒートマップツールも広い意味ではSEOツールに該当しますが、当ページでは割愛させていただきます。
検索順位チェックツール
検索順位チェックツールは、指定したキーワードでの検索順位をモニタリングできるツールです。SEO対策の結果や現状を把握する上で必須となるため、多くのSEOツールでは、機能の一部として簡易的な検索順位チェックができるようになっています。
検索順位チェックに特化したツールにおいては、
- 登録したキーワードの順位とURLの定期取得
- キーワードのグルーピング
- 順位変動のレポーティング
- 競合の自動追跡・比較
など、単純な順位把握に留まらない機能を搭載していることが多いです。登録できるキーワード数やサイト数、順位取得頻度によって価格が変動します。
キーワード選定ツール
キーワード選定は、オウンドメディアのキーワード設計におけるキーワード候補群を洗い出す作業です。キーワード選定ツールでは、入力したキーワードの月間検索ボリュームや競合性、そのほか関連キーワードや複合キーワード(サジェスト)が一覧表示されます。
さらに、キーワード分析機能によって、指定のキーワードを評価・分析できるものもあります。分析指標はツールによって異なりますが、例えば下記のような項目です。
- 検索ボリュームの月別推移
- 検索者の属性分布(年齢、地域、デバイスなど)
- Google広告のCPC(クリック単価)
- 上位コンテンツの検索順位と見込流入数
- 上位サイトが獲得している被リンク数
市場全体のトレンドや競合サイトの動向を押さえながら、キーワード選定を行うことができます。
コンテンツ診断ツール(内部対策・テクニカルSEO)
検索エンジンがWebサイトを評価する技術が向上するにつれて、SEO内部対策の重要性が増しています。
- クローラビリティの改善:検索エンジンにコンテンツの内容を正しく伝えられているか
- ユーザビリティの改善:ユーザーがコンテンツを閲覧しやすいか、サイト内を回遊しやすいか
コンテンツ診断ツールは、HTML構造の問題点を検出したり、ユーザビリティを担保できているかを診断してくれるツールです。診断結果(検出データ)を元に、内部対策の見直しに役立てることができます。
具体的には以下のような項目です。
- ページタイトル(h1)にキーワードが含まれているか
- 適切なmeta descriptionは設定されているか
- 文字サイズは適切か
- 画像にaltタグが設定されているか
- リンク切れのURLはないか
- ページの表示速度に時間がかかりすぎていないか
- SSLが適用されているか
- 重複URLがないか
また、分析結果から改善策を提案してくれる機能を持ち合わせているツールもあります。
被リンクチェックツール(外部対策)
SEO対策における外部対策とは、他のサイトから評価・シェアしてもらうための施策を指します。質の高い被リンクを多く獲得することは、自社サイトを検索エンジンに評価してもらう上で重要です。
被リンクチェックツールは、自社や競合の被リンクの獲得状況を把握するためのツールであり、具体的には、以下のような機能があります。
- 指定期間内における被リンク数の推移
- スパムリンク(悪質なリンク)の可能性を表示
- 被リンク元であるサイトの信頼度を数値化
被リンクチェックを行い、良質な被リンクを集めやすいサイトやページの傾向を分析することで、自社のサイトに適切な施策を打つことができます。
その反対に、低品質なリンクを付けられると自社サイトの評価も下がります。意図的な悪質リンク(スパムリンク)が付けられていないかを確認し、適宜そのリンクの削除(リンクの否認)を検討するためにも、定期的な被リンクチェックが必要です。
統合型SEOツール(コンテンツSEO)
統合型SEOツールとは、ユーザーとの接点を検索としたコンテンツSEOに必要な機能群を搭載したSEOツールです。
上述したSEO対策の基本機能を揃えたものから、SNS分析やコピペチェック、アクセス解析までカバーするツール、さらには独自のリサーチや解析を用いてさまざまな指標を可視化し、適切な提案を行なってくれるサービスまで、さまざまなツールがあります。
SEO施策や検証したい指標ごとに、一つひとつ異なるツールを用意する必要がなく、組み合わせるツール数をコンパクトに抑えられるのがメリットです。
検索順位チェックにおすすめのSEOツール
1.AWRcloud|競合データも自動で収集・分析し、結果を簡単にチーム共有できる
AWRcloudは、Caphyon.Ltdが提供するSEOツールです。指定キーワードの検索順位を追跡して、自動でデータ収集をします。競合他社の現状だけでなく、自社との差を比較したデータも作成できます。また結果を簡単にPDFやCSVで出力が可能です。追いたい情報をシンプルに可視化できるモニタリングツールです。
- 指定キーワードのデータを自動で追跡・比較できる。そのため新規競合サイトの出現など、気が付きにくい課題の早期発見が可能になる
- 自動で検索順位の変化、競合他社との比較結果をグラフで可視化できる
- なるべく手間を減らし、自動でデータ結果を収集できるツールを導入したい
- 他社比較のデータから詳しく分析して、自社の強み・改善点を把握したい
- 指定キーワードの順位動向をリアルタイムで把握し、現状データをチームで共有管理したい
【サービスのプランと料金】
| プランと料金 | 49ドル/月 99ドル/月 199ドル/月 499ドル〜/月 |
| 販売会社 | Caphyon.Ltd |
2.GRC|ボタン一発ですべての検索キーワードの順位を調査できる
有限会社シェルウェアが提供する「GRC」は、2004年に公開された歴史の長い検索順位チェックツールです。ボタン一発で一括調査、自動で順位チェック実行が可能です。またGRC起動時に自動で順位チェックが開始される機能もあり、簡単かつシンプルな操作で利用できます。結果をカラーグラフで表示できるため、データを視覚的に把握することが可能です。
- すべての検索キーワードの順位チェックを、ボタン一発で一括調査できる
- 検索順位アラート設定、アラートメール設定など多彩な機能で、重要な変化をキャッチできる
- 低コストで、気軽に導入できるツールを探している
- 余分な機能を排除し、純粋にサイトの検索順位を把握したい
- 検索順位ツールを使ったことが無い人でも利用できる、シンプルな操作ツールを導入したい
【サービスのプランと料金】
| プランと料金 | 初期費用・無料プラン:0円 ベーシック:450円/月 スタンダード:900円/月 エキスパート:1,350円/月 プロ:1,800円/月 アルティメット:2,250円/月 |
| 販売会社 | 有限会社シェルウェア |
3.GMO順位チェッカー|競合との見やすい比較結果をいつでもどこでもチェックできる
GMOソリューションパートナー株式会社が提供する「GMO順位チェッカー」は、クラウド型の検索順位チェックツールです。Google・Yahooで100位まで順位を自動取得した上で、順位やタイトル、説明文を見やすく表示できるため、上位サイトと下位サイトの違いを簡単に比較できます。
- 競合とタイトルや説明文を見やすく比較できる
- 最大1キーワードあたり月間0.2円未満で利用ができる
- 初心者でも使いやすいツールを利用したい
- 基本的な順位計測機能、レポート出力機能を低コストで利用したい
【サービスのプランと料金】
| プランと料金 | フリープラン プロ100:485円/月 プロ1000:980円/月 エージェンシー5000:1,485円/月 エージェンシー10000:1,980円/月 |
| 販売会社 | GMOソリューションパートナー株式会社 |
キーワード選定に強みを持つおすすめのSEOツール
1.keywordmap|圧倒的なデータ量から徹底的な競合分析をスピーディーにできる
keywordmapは、SEM領域で圧倒的なデータを保有する株式会社CINCが提供するSEOツールです。世界最大級の日本語データから、詳細な競合分析を行うことが可能です。10時間ほどかかる他社比較を2分で知ることができるため、サイト改善や執筆に時間を割くことができます。また調査サイト数に制限がなく、さらに共起語やサブキーワード、見出しまで含めた情報を収集し、徹底的に分析することが可能です。
- 本質的なユーザーニーズ、検索市場の動向、自社の強みや弱み、競合の戦略を明らかにできる
- 調査サイト数に制限がなく、自社サイト・競合サイト問わず徹底的な分析ができる
- 専任のカスタマーサクセスが使いこなせるまで丁寧にサポートしてくれる
- 中〜上級的なSEO課題の発見で、自社の戦略の見直したい
- 競合分析を複数サイトに渡って徹底的に行いたい
【サービスのプランと料金】
| プランと料金 | 問い合わせ |
| 販売会社 | 株式会社CINC |
2.Gyro-n SEO|検索順位チェックからSERPs分析まで、初心者でもワンストップで使える
Gyro-n SEOは、株式会社ユニヴァ・ジャイロンが提供するクラウド型SEOツールです。導入で検索順位チェックから競合分析、キーワード分析まで、SEO管理に必要な機能を網羅できます。さらに正確な検索順位をチェックし、最新の計測結果を毎日通知してくれるため、トレンドや微細な検索動向の変化も逃しません。
- 最新の正確な検索順位、競合サイトの変化、順位変動を自動計測し、メールで通知が受け取れる
- 過去18ヶ月間の検索結果画面(SERPs)を全て保存できる
- トレンドの必要トピックが見つかる
- 自社で簡易的なSEO対策を行い、売上拡大の効果があるのか試してみたい
- 初心者でも操作しやすいツールを使用したい
- 低コストで利用できるツールを導入・お試ししてみたい
【サービスのプランと料金】
| プランと料金 | スターター:500円/月 ライト:4,500円/月 スタンダード:9,600円/月 プレミアム:16,800円/月 |
| 販売会社 | 株式会社ユニヴァ・ジャイロン |
3.keywordtool|ロングテールキーワードやSNSなど、幅広いキーワード調査が無料でできる
keywordtoolは、Essential AppsLLCが提供するSEOツールです。他のツールで取得できないロングテールキーワードや、TwitterやYouTube、InstagramなどSNSに特化したキーワード調査もできるため、ターゲット層を絞ったマーケティング戦略を行うことが可能です。無料かつアカウントの作成なしで、すぐに利用することができます。
- ロングテールキーワードも拾うことができる
- SNSに特化したキーワード調査ができる
- まずは手軽にサービスを使ってみたい
- なるべくスピディーにキーワード検索を行い、検索エンジンからの上位表示を狙っていきたい
【サービスのプランと料金】
| プランと料金 | 無料版:0ドル プロベーシックプラン:69ドル/月 プロプラスプラン:79ドル/月 プロビジネスプラン:159ドル/月 |
| 販売会社 | Essential AppsLL |
内部対策(テクニカル領域)におすすめのSEOツール
1.Pascal SEO|誰でも簡単に調査・分析ができて、時間を大幅に短縮できる
Pascal SEOは株式会社オロパスが提供する、SEOコンサルティングやWebディレクターなどの企業にも支持される老舗SEOツールです。キーワードを入力するだけで、誰でも簡単にSEOに必要な具体的な改善点が確認できます。自社コンテンツだけでなく、競合サイトを含めた上位表示サイトの比較分析が可能です。
- 自社サイトと競合を比較分析した上で、SEO改善に必要な具体的なアクションがわかる
- 複数社員で使用する際も円滑なコミュニケーションが取れる
- 上位表示サイト分析を一括で行うことができる
- 記事の本数や記事構成、網羅すべきキーワードや文字数など、上位表示への改善案を探している
- 短時間で多数メデイアに渡った調査・分析を行いたい
【サービスのプランと料金】
| プランと料金 | ライト:45,000円/月 プロ:60,000円/月 アナリスト:80,000円/月 |
| 販売会社 | 株式会社オロパス |
2.Deep Crawl|サイトの技術的健全性を初心者でも短時間で管理できる
GMO TECH株式会社が提供するテクニカルSEOツール「Deep Crawl」は、イギリス発のSEO内部対策ツールで、マーケット最速のサイトクローラーを搭載しています。技術的状況やインサイトから分析したSEO内部評価指標を簡単に確認することができるため、分析に時間がかかるテクニカルな課題もすぐに発見することが可能です。SEO対策への知見と時間が無い企業でも、技術的改善の効率化が見込めます。
- 業界で最速のスピードを誇るクローラー
- サイトの変化やパフォーマンス等への影響も可視化できる
- 自社サイトの内部分析を自動化して、大幅な工数削減と時間短縮したい
- 専門性の高い内部分析を行いたい
【サービスのプランと料金】
| プランと料金 | ライトプラン:50,000円/月 プロフェッショナルプラン:70,000円/月 エキスパートプラン:15万円/月 |
| 販売会社 | GMO TECH株式会社 |
3.Screaming Frog SEO Spider|サイト内全体の課題を瞬時に分析・解析できる
Screaming Frog SEO Spiderは、Screaming Frog Ltdが提供するSEOツールです。他ツールでは行えないような、Webサイトの細かな分析・解析が可能です。機能が多彩な上にサイト全体のクローリングも可能なため、問題の一括調査やサイトマップの書き出しに便利です。
- SEO内部分析に必要な項目をほぼ網羅している
- ホームページの課題分析にある程度慣れた中上級者や情報システム分析担当が社内にいる
- グーグルアナリティクスやサーチコンソールで対応できない微小な調整も行えるツールを導入したい
- ページ数が膨大なサイト内部の調査結果を一括で取得できるクローラーを導入したい
【サービスのプランと料金】
| プランと料金 | 無料版:0円 有料版:259ドル/年 |
| 販売会社 | Screaming Frog Ltd |
外部対策(被リンクチェック)におすすめのSEOツール
1.Ahrefs|あらゆるサイトの被リンク分析ができ、競合サイトの戦略を明らかにできる
Ahrefsは、Ahrefs Pte.Ltdが提供するSEO分析ツールです。自社サイトだけでなく、競合も含めたあらゆる被リンク分析を行うことができます。検索エンジンの上位表示コンテンツ、想定流入キーワード、ソーシャルメディアなど、様々な切り口から簡単にSEO分析をすることが可能です。
- 世界最大級の被リンクデータを保有している
- 競合サイトの上位ページや記事のクエリ、狙っているキーワードまで分析ができる
- 被リンクの数や種類、サイトドメインの強さなどを数値として観測ができる
- 新規コンテンツ制作時などに注力すべきキーワードを明確にしたい
- ページ評価を好調に保つため、悪質な被リンクを迅速に対処したい
【サービスのプランと料金】
| プランと料金 | ライト:99ドル/月 スタンダード:179ドル/月 アドバンスド:399ドル/月 エージェンシー:999ドル/月 |
| 販売会社 | Ahrefs Pte.Ltd |
2.SE Ranking|信頼性の高いデータを基に、SEO改善が簡単に網羅できる
SE Rankingは、株式会社アレグロマーケティングが提供するSEOツールです。SEO対策に必要な基本的な機能は備わっており、自社サイトだけでなく競合分析も可能です。独自のプラットフォームで処理された、正確かつ安全に管理されているデータを使用できます。世界で50万人以上が利用しており、初心者でもわかりやすい操作性が評価されています。
- キーワードの検索順位の精度100%
- SEOインサイトを他のデータソースと組み合わせられる
- スピード感を持って分析結果が出力、レポート作成、共有できる機能が欲しい
- 安全に管理されており、信頼できる精度の高いデータから分析をしたい
【サービスのプランと料金】
| プランと料金 | ESSENTIAL:5,200円/月 PRO:12,064円/月 BUSINESS:26,000円/月 |
| 販売会社 | 株式会社アレグロマーケティング |
初心者向け|SEOツールの選び方・比較のポイント
SEOツールにはさまざまな種類がありますが、開発元によって、コンテンツSEOの考え方やツールの設計コンセプトが異なるため、その分類やツール名称は厳密に定義されていません。
また国内外を含めて数えきれないほどの製品・サービスが存在し、SEOツールを比較検討する際には選定基準を定めておく必要があります。候補をどのように絞り込んでいけばいいかわからない方は、以下の事項を1つずつ順番に確認してみましょう。
- 機能|どの指標を計測したいか、何に特化したツールか
- 分析対象|自社サイトのみか、競合も含めるか
- 操作性|SEOの知見やスキルに見合っているか
1. 機能|どの指標を計測したいか、何に特化したツールか
まずは、SEOツールを使って何を得たいのか、SEO対策の目的に沿った機能要件を洗い出しましょう。そのためには、以下のSEO対策で何ができるか、何のために実施するかを理解していることが前提となります。
- 検索順位チェック
- キーワード選定
- コンテンツ診断(内部対策・テクニカルSEO)
- 被リンクチェック(外部対策)
同じ部類のSEOツールでも、機能のカバー範囲や細かい分析指標が異なりますので、何に特化したツールが必要かが決まれば、候補になるSEOツールの機能詳細をチェックしていきましょう。
2. 分析対象|自社サイトのみか、競合も含めるか
SEOツールの分析対象は、自社サイトとそれ以外(競合や市場全体)に別れます。検索順位や被リンクのチェックは、競合の動向も知りたいところかと思いますが、ツールによっては自社サイトのみが対象になっていることもあるので注意しましょう。
自社サイトを対象としたツールでは、アナリティクス・サーチコンソールとのアカウント連携や、独自タグの追加などによって、多くの指標と細かい数値を取得できます。
一方で、競合分析や市場全体はそのサイトのURLをツールに入力し、さまざまな指標の推定値を取得するという方式が多いです。もちろん自社サイトもこの方式で分析可能ですが、簡易的にはなります。さっと現状把握を行いたいときや目安を知りたい場合には適しているでしょう。
3. 運用難易度|SEOの知見やスキルに見合っているか
SEOツールは、SEO対策の具体的な改善点を見出すためのデータや情報を得られるツールであり、SEO対策を自動化するものではありません。高性能で取得できるデータ指標が多くなるほど、SEOに関する幅広い知識と経験が求められます。
特に、高度なテクニカルSEOツール(コンテンツ診断ツール)では、非常に細やかな分析・施策を実施することができますが、実際に内部対策を実行するには、一部エンジニアのスキルや専門知識も必要になります。自らコーディングを行わないにしても、分析結果を理解しエンジニアに適切な指示を出せるようにはしておきたいものです。
多機能であれば施策の幅は広がりますが、運用担当者のSEOレベルに見合っているか、使いこなせそうかという視点も忘れないようにしましょう。
必ずしも無料より有料のツールが優れているわけではない
SEOツールを探す際に、「無料版と有料版のどちらから選べばよいか」と悩むことがあるかもしれませんが、結論どちらでも構いません。
無料版のSEOツールは、登録できるサイト数やキーワード数、1ヶ月あたりの診断頻度、利用可能な機能が制限されていることが多いですが、目的を果たせるのであれば無料版でも問題はありません。
「無料ではこれができない」「有料プランはここが優れている」と、相対的な比較を行うのではなく、必要な分析項目や条件に合わせてプランを選定することが大切です。
まとめ
SEOツールは、自社サイトやコンテンツの検索順位を上げることを目的とした、SEO対策におけるデータの取得や問題点の検証を実施してくれるツールです。
多くのSEOツールは、登録可能なサイト数やキーワード数を制限した無料版(無料プラン)から利用することができるため、比較的導入検討を行いやすいITツールだと言えます。はじめてSEO対策に取り組む場合は、無料ツールでSEOの知識と経験を習得し、有料版にレベルアップするのも一手です。
本記事でご紹介した選定ポイントを参考にしながら、自社に最適なSEOツールをご検討ください。


