広告運用自動化ツールは、インターネット広告の運用に関する業務の一部を自動化できるツールです。過去の配信実績やデータベースからの分析結果に基づいて、主に、以下のような業務を自動化します。
- キーワードの抽出・追加
- 入札単価や予算配分の最適化
- 任意期間でのレポート生成
- 運用改善や効果測定
これまで属人的になっていた作業を自動化し、また定型業務や単純作業にかかる時間を削減することで、企画や戦略立案などの思考が求められる業務にリソースを注力することができ、効率的かつ安定した広告運用を行うことができます。
以下、広告運用自動化ツールについて、それぞれの特徴や機能、料金プランを紹介します。ツールの特徴を参照にしながら、効率化できる作業および連携できる広告媒体などの比較を行ってみましょう。
本記事では、広告運用自動化ツールの選び方を解説しています。
広告運用自動化ツールの選び方・比較ポイント
広告運用自動化ツールを選ぶ際の比較ポイントは下記3点です。
- 連携できる広告プラットフォーム
- 自動化・効率化を図りたい業務
- 担当者のレベルに合った使用感
現状の運用体制や業務課題をあらかじめ明確にしておきましょう。
1. 連携できる広告プラットフォーム
広告運用ツールは、利用している広告媒体(広告プラとフォーム)とAPI連携を行い、データの取り込みや作業の反映を行います。API連携とは、外部システムやアプリケーション、Webサービスを繋ぐ技術です。システム間のデータ同期や機能の取り込みを簡単に行えます。
ツールによって、API連携に対応している広告媒体の種類や数が異なるため、自社が使用している、あるいは使用を検討中の広告媒体が多くなるほど、該当するツールが絞られてきます。対応していなければ活用できないので、最初にチェックしておきたいところです。
2. 自動化・効率化を図りたい業務
広告運用の自動化とは言え、ツールによって自動化できる業務内容やその仕組みはさまざまです。入稿やレポート作成など手間のかかる単純作業を自動化できるツールもあれば、独自の分析機能やAI機能を活用して、予算配分の最適化や運用改善や効果測定までカバーできるツールもあります。
自社の広告運用における業務課題を明確にし、運用のどの部分に工数を取られているのか、属人的になっているところがないかなど、効率化を図りたい業務とツールの特性・機能を照合してみましょう。
3. 担当者のレベルに合った使用感
広告運用業務が属人化する原因の1つに、ツールを使いこなせる人材が限られていることがあります。自動化ツールと言えど、ツールの内容を理解できる程度には広告運用の基礎知識が必要になるでしょう。担当者の経験やレベルに合ったツールを選ぶことが重要です。
自動化ツールを導入しても、担当者が使いこなせなければ業務効率化の効果が薄れてしまいます。もし広告運用の経験のある人材を確保できない場合は、導入レクチャーや運用アドバイスを受けられるといったサポートの充実度も選定基準として視野に入れておくと良いでしょう。
