【2023】人事評価システムを徹底比較!機能や価格・選び方を解説


人事評価システムとは、目標設定や自己評価、上長からのフィードバックなど、一連の人事評価プロセスで生じるデータを管理するシステムです。

主に、以下のような機能を活用でき、人事評価業務を効率化を図るとともに、多面的で公平な人事評価を実現します。

  • 従業員情報(経歴・スキル・実績など)の一元管理
  • 人事評価シートの作成・配布・回収・管理
  • 個人やチームの目標設定、進捗の可視化、評価の管理
  • 評価ワークフローの設定
  • 評価データの集計・分析

以下、人事評価システムについて、それぞれの特徴や機能、料金プラン、導入レビューを紹介します。製品の選定に際して、基本機能や導入メリット、選び方などの詳細を確認したい方は、選定ガイドをご一読ください。

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人事評価ナビゲーター
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あしたのクラウドHR
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人事評価システムの比較・レビュー

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人事評価ナビゲーター

株式会社日本経営
人事評価ナビゲーターは、株式会社日本経営が提供する人事評価システムです。人事制度構築コンサルティングの長年の経験をもとに設計したシステムのため、評価を適切に実施していくための機能が充実していることが特徴です。さらに人事評価ナビゲーターは、人事評価の実施・集計に特化したクラウドサービスのため、過剰な機能は備えておらずシンプルな設計となっています。そのため誰でも使いやすく、業界内でもトップクラスの低価格で導入することが可能です。

特長

  1. コンサル会社が手掛ける評価システムで、より正確な評価が可能
  2. 業界トップクラスの低価格帯のため、導入への負担が少ない
  3. 充実したサポート体制とシンプルな設計で、誰でも使いやすい

プラン・価格

  1. 初期費用
    110,000円〜
  2. 2機能プラン
    5,500円〜/月額
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MINAGINE 人事評価システムは、株式会社ミナジンが提供する人事評価システムです。社員数100名以下に特化した製品で、システム導入のみであれば最短3日で導入を完了させることが可能です。収集した評価結果はクラウドに自動保存されるだけでなく、CSV出力やPDFにすることが可能で、Excelや外部サービスへの参照や、プリントアウトして面談に持参するといったことが可能です。また、人事評価制度コンサルティングを利用すれば、制度設計から運用までサポートから 導入後の運用サポートまで、手厚い支援による円滑な運用を実現できます。

特長

  1. システム導入のみの場合、最短3日で完了する中小企業向け製品
  2. 評価結果はクラウドに自動保存・CSV出力・PDF化が可能
  3. 人事制度コンサルティング利用で導入前から導入後までをサポート

プラン・価格

  1. 初期費用
    20万円
  2. 月額費用
    10,000円/月額
など
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あしたのクラウドHR

株式会社あしたのチーム
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あしたのクラウドHRは、株式会社あしたのチームが提供する人事評価システムです。社員データベースから目標設定・評価・査定・給与確定までを一元管理する製品で、直感的な操作性とマルチデバイス対応によって、いつでも即時、どこにいても人事評価に関する情報を取得することができます。AIによる目標添削によって目標設定の問題点の指摘や、甘辛分析によって評価の偏りや乖離を自動で算出し可視化できるため、正当で効果のある評価結果を得ることが可能になります。また、組織の全体像を把握しながら組織シミュレーションを行ったり、報酬と評価の連動によって給与・賞与シミュレーションを行うことも可能で、評価後の待遇決定にも役立ちます。

特長

  1. 人事評価に関する情報を一元管理し、簡単操作ですぐに情報を取得
  2. AI目標添削や甘辛分析によって正当かつ効果のある評価結果を提供
  3. 給与・賞与や異動シミュレーション機能で評価後の待遇決定にも役立つ

プラン・価格

  1. 初期費用
    0円
  2. 月額費用
    45,000円/月額
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人事評価システム
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HRMOS評価

株式会社ビズリーチ
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HRMOS評価は、株式会社ビズリーチが提供する人事評価システムです。過去から現在までの評価データだけでなく、目標の変更履歴やコミュニケーション履歴といったデータを蓄積することができるため、評価時の参考データの引き出しをスムーズに行えます。柔軟性のあるカスタマイズにより、役割や役職に応じて評価シートを細かく設計できるため、MBOやコンピテンシー評価などの評価方法にも対応できます。

特長

  1. 評価データだけでなく目標の変更やコミュニケーションの履歴も保管
  2. 柔軟性のあるカスタマイズでMBOやコンピテンシー評価にも対応
  3. 専任者や問い合わせ窓口などによる、導入後の手厚いサポートがある

プラン・価格

  1. データベースプラン
    問い合わせ
  2. スタンダードプラン
    問い合わせ
など
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人事くん

株式会社レントラックス
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人事くんは、株式会社レントラックスが提供する人事評価システムです。社員データと目標管理を一元化させた製品で、社員情報から評価指数や評価係数、項目ごとの業績評価といった詳細な社員評価を確認することができます。分析結果で確認できるコンピテンシーは47の項目が用意されており、独自のコンピテンシーを追加することも可能です。また、15分で完結する匿名の組織風土調査アンケートの配布が可能であり、組織の改善すべき点を発見することも可能です。

特長

  1. 社員データと目標管理を一元化し、評価指数などで社員の評価を可視化
  2. 47項目のコンピテンシーが標準搭載、独自の項目の追加も可能
  3. 匿名の組織風土調査アンケートで改善点を発見できる

プラン・価格

  1. 初期費用・月額費用
    問い合わせ

人事評価システムの選定ガイド


本記事では、人事評価システムについて、その役割や導入メリットをわかりやすく解説しています。また、製品の選び方や比較のポイントも紹介していますのでぜひご参照ください。

人事評価システムとは

人事評価システムとは、人事評価業務の効率化、公平な人事評価の実施を支援するシステムです。スキル・資格・実績などの従業員情報をシステム上に集約し、上司のみ主観や感覚に頼った評価でなく、客観的なデータに基づく人事評価を実施することができます。

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また、働き方や人事評価に対する価値観が多様化する昨今、システムに対応を求められる機能や評価手法も幅広いです。代表的なものでは、コンピテンシー評価、MBO評価(目標管理制度)、360度評価、OKR評価などが搭載される製品も増えてきています。

さらに、勤怠管理システムや給与計算ソフト、目標管理システムなどとの連携を活用し、社内に散在する人事情報を統合・同期することも可能です。人事評価システム上で情報を更新すると、他の連携システムにも変更が自動反映されるため、同一データの二重入力や転記時の誤入力を防ぎ、入力・更新作業の手間を削減できます。

スケジュール共有ソフトとのAPI連携すれば、研修受講日やアンケート実施日、テストの提出締切などのスケジュールと合わせて、人事評価システム内に記録された教育履歴や研修・テストの修了結果をシステム上で一元管理することも可能です。

人事評価システムの導入メリット

人事評価システムの主な導入メリットは下記5点です。

  1. 人事評価に伴う業務の効率化
  2. 人事評価の質の向上
  3. 従業員満足度やエンゲージメントの向上
  4. 離職率の低下
  5. データに基づく人材マネジメント

1. 人事評価に伴う業務の効率化

人事評価システムを導入する一番のメリットは、人事評価における業務効率の大幅改善です。エクセルや紙ベースでの運営で発生する評価シートの作成・記入・配布・回収の手間がなくなり、各従業員の評価データがシステム上に集約されるので、データの集計や分析も短時間で処理できます。

また、誰が評価シートを提出していて、評価ワークフローがどこまで進んでいるのかといった進捗ステータスが、システム上で一目で把握できるため、一人一人に確認をしなくても未提出者のみにリマインドを声掛けすることができます。リマインドメールの自動配信が設定できると更に効率的です。

人事評価の業務プロセスが効率化されることで、評価のフィードバックや人事面談、データ分析により多くのリソースを費やすことができるでしょう。

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効果的な人事評価シートの書き方|ポイントと8職種の記入例

2. 人事評価の質の向上

人事評価システムでは、コンピテンシー評価・MBO評価・360度評価など、さまざまな評価方式を人事評価制度や人材マネジメントに適用することができます。

従業員の勤務態度や目標達成度などのデータと評価基準を照らし合わせ、客観的に分析・評価できます。

情報がシステム上で一元管理されるため、他の人事担当者ともデータを共有でき、一面的な評価ではなく多面的で公平な人事評価が可能となります。

3. 従業員満足度やエンゲージメントの向上

人事評価システムを活用すると、上司のみの主観や感覚ではなく、実績やスキルなどの客観的な評価基準が明確になります。データに基づく適正な評価結果を従業員にフィードバックすることで、従業員の人事評価に対する納得感は格段に上がるでしょう。

人事評価制度の整備によって従業員エンゲージメントを高めるには、従業員が「この会社では努力をすれば報われる」「成果そのものだけでなく、成果を出すための能力やスキルをきちんと評価してくれる」と感じるようになることが重要です。

人事評価に対する不満や不安感を解消できれば、仕事へのモチベーションや企業に対する満足度も上がっていくでしょう。個々の従業員が意欲的に業務に取り組むことは、企業全体の生産性向上にも繋がります。

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4. 離職率の低下

離職の理由に「満足のいく人事評価が行われなかった」という点を挙げる人も少なくありません。優秀な人材ほど自身の能力を適正に評価してもらえる環境を求めて、早めに見切りをつけて転職してしまう傾向も見られます。

人事評価システムでは、こういった離職者の傾向を過去の従業員情報から分析し、離職リスクの可視化や綿密なフォローを行うことが可能です。アンケート機能を使って従業員からの企業に対する評価・要望を回収し、4半期・半年・1年などと定期的に従業員の満足度を調査することもできます。

5. データに基づく人材マネジメント

従業員のスキルや実績、目標達成度の推移など、人事評価システムに蓄積された人材データは、適材適所の人材配置や人材の育成計画といった人事戦略にも活用できます。

このポジションに適した人材は社内のどこにいる誰なのか、自社にはどのような人材が不足しているのかなども、評価データの可視化によってひと目で把握でき、必要とする人材の早期育成に役立てることが可能です。

社内に散在する人材資料を集めて1人ずつ評価を行えば膨大な時間を要し、かと言って担当者の主観による絞り込みでは本当に適した人材を見落してしまうリスクもあります。人材マネジメントにおいてデータに基づく意思決定を素早く確実に行う上でも、人事評価システムの活用は重要なポイントと言えるでしょう。

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最適な人員配置とは?実現のステップとおすすめツール

人事評価システムの選び方・比較ポイント

人事評価システムは、主要目的を人事評価の業務フロー効率化としたシンプルな製品から、特別な評価手法や分析手法に特化したもの、タレントマネジメントシステムの一機能を担うものまでさまざまです。

人事評価システムの導入目的や人事戦略の現状課題を軸に大枠の絞り込みを行い、以下のポイントを押さえて比較検討に進みましょう。

  1. 自社の人事評価制度との相性
  2. 人事異動や部署の統廃合への対応
  3. 操作性・使いやすさ

1. 現状の人事評価制度との相性

システム導入後も自社の人事評価制度を踏襲したい場合、必要な評価項目や評価ワークフローを再現しやすいように、カスタマイズの幅が利く製品を選んでおくことを推奨します。評価手法として、MBO評価(目標管理制度)、コンピテンシー評価、OKR評価、360度評価などを採用しているのであれば、それらに対応するシステムが必要です。

現状とは異なる新しい評価手法を取り入れたい、人事評価の運用方法から変えたいという場合は、その運用計画や施策に対応できる機能が必要です。ただし導入後の運用状況によっては、元の評価制度に戻したり、定着に向けて徐々に調整を行ったりということも考えられます。そういったことも踏まえて、機能の拡張性や柔軟性を確認しておくと良いでしょう。

デモ版やトライアル導入のサービスがあれば、実際に利用して自社の人事評価制度や運用体制に合っているか確かめてみるのも一手です。

2. 人事異動や部署の統廃合への対応

一般的に、人事評価システムに蓄積していくデータは、個々の従業員の人事情報に紐づけられていきます。人事異動や部署の統廃合などがあるたびに、新たに従業員のデータを登録し直すのはかなりの手間です。人事情報のみを変更すれば異動先でもそのままデータの活用や追加ができるシステムを選ぶのが賢明でしょう。

労務管理システムや勤怠管理システムなどの人事情報データベースと連携・同期できるものであれば、人事異動があった際に人事情報を自動更新したり、評価ワークフローに設定していた上長を自動で入れ替えたりといったことができます。

3. 操作性・使いやすさ

システムの使い勝手が悪ければ現場で活用されず、導入しても定着に結びつきません。評価手法や評価項目数にも寄りますが、操作が複雑なものを選んでしまうと設定も運用も大変です。

実際に操作感や見やすさを確認する場合は、管理者視点だけで判断しないように注意しましょう。可能であれば、仮導入やデモ版で従業員にも操作感を試してもらい、利用者全員が納得できる製品を探してみてください。

人事評価システムの機能

従業員情報の管理

  • 従業員情報の登録機能:従業員の経歴・実績やスキルなどを登録できる。
  • 絞り込み検索機能:評価・実績・スキルなど特定の項目で従業員を抽出できる。
  • データインポート移行:Excelで管理されていた従業員情報や評価履歴、集計結果などのデータをシステムに移行する。
  • 評価・属性別集計:社員を性別・年齢・勤続年数などの属性別に集計できる。
  • 組織管理:組織図の作成が可能。過去の履歴も保存されるため、人・組織の変遷を確認することができる。

人事評価業務に関する機能

  • 評価項目の設定機能:評価項目のどの部分に重きを置くかを設定する。
  • 評価項目カスタマイズ:テンプレートに沿って評価シートを作成できる。自社の評価方法に合わせた入力項目などのカスタマイズが可能。
  • 面談記録の保存・管理:評価面談や1on1面談などの内容を記録できる。
  • コンピテンシー評価:優秀な人の行動パターンを評価基準として登録できる。
  • 360度評価:本人・上司・同僚・部下と多面的な評価を行える。
  • 人事評価業務ステータス管理:評価シートの入力期日を管理できる。入力ステータス(進捗状況)の表示も可能。
  • ワークフロー機能:従業員ごとに評価のワークフローを設定できる。
  • MBO評価(目標管理制度):経営目標を部門・個人の目標に落とし込み、達成度合いを評価できる。
  • 目標進捗管理:部署・チームや個人の目標を設定し、その進捗状況を随時更新する。

ユーザー管理・セキュリティ対策

  • ユーザー管理・アクセス権限:管理者ユーザーの管理、ユーザーごとのアクセス権限設定を行える。
  • デバイス制限:アクセスできるデバイスを制限できる。
  • ファイル暗号化:アップロードしたファイルを暗号化し、不正なアクセスから保護する。
  • SSL・AES暗号化:SSL・AES暗号化通信により、第三者からの不正アクセスと、それに伴う情報漏えいを防止する。
  • IPアドレス制限:アクセスできるIPアドレスを制限する。
  • 二段階認証:通常のログインパスワード以外にワンタイムパスワードを発行・送付し、第三者による不正なログインを防止できる。

まとめ

人事評価システムは、人事評価業務の効率化と公正・公平な評価の実現、それに伴う従業員の満足度向上や離職率の低減に大きく貢献してくれる非常に便利なツールです。

しかし、クラウド型や自社サーバー型といったソフト種別のほか、連携可能なツールや搭載されている機能が製品ごとに異なります。

製品選定前に、最低限必要な機能や各機能との優先度を明確にしておき、本選定ガイドで紹介した4つのステップを参考に、自社に最適な人事評価システムを比較検討ください。

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