おすすめの勤怠管理アプリ15選|無料からクラウド対応アプリまで

「勤怠管理アプリには、どんな機能があるのだろうか」「何を基準に勤怠管理アプリを選べばいいのか?」

勤怠管理アプリを導入しようと検討を始めたものの、機能や価格の比較が難しい、結局どれを選べばいいのかわからないと困っている方は多いのではないでしょうか。

使いやすい勤怠管理アプリを選ぶには、それぞれの機能を整理し、自社の課題やニーズに合うものを選ぶことが大切です。

そこで本記事では、勤怠管理アプリの機能や役立つシーン、メリットについても解説した上で、おすすめの勤怠管理アプリ15種類を3つのタイプに分類してご紹介します。勤怠管理アプリの特長や主な機能についても分かりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください。

どのタイプにするかある程度目星がついている、まずおすすめを見たい方は下記リンクからお読みください。

上記の3タイプにまだピンと来ていない、必要な機能や目的が決まっていない方はこのまま読み進めてください。タイプごとの特長や利用方法をお伝えした上で、おすすめアプリや選び方をご紹介しています。

目次

勤怠管理アプリとは

勤怠管理アプリとは、スマートフォンやタブレットで、出退勤時刻の打刻や、勤務時間の管理ができるツールのことです。スマホやタブレットが従来のタイムレコーダーの代わりの役目を果たし、さらに、勤務時間の記録や自動集計が可能になります。

従業員の私用スマホやオフィスの入り口に設置したタブレットにアプリをインストールするだけで利用できるため、手間をかけずに勤怠管理業務を効率化できます。 

勤怠管理アプリの主な機能

勤怠管理アプリの代表的な機能は、次の通りです。

  • 出勤・退勤時刻の打刻
  • 外出先やテレワークでの打刻(GPS機能付きの場合)
  • 勤務時間の自動集計
  • 残業や休暇の申請・承認フロー
  • 打刻漏れへのアラート機能

こうした基本的な勤怠管理機能以外にも、給与計算や人事労務などのシステムと連携できるアプリもあります。

勤怠管理アプリが役立つ主なシーン

勤怠管理アプリが日常業務で役立つのは、具体的には次のようなシーンです。

  • 客先に直行直帰する営業社員が、オフィスに立ち寄ることなく打刻する
  • 従業員がパソコンを使わない建設会社や飲食店、美容院で、スマホで打刻する
  • 派遣社員の勤務状況をリアルタイムで確認する
  • 複数の店舗を回る社員が、店舗ごとにタイムカードを用意しなくても打刻できる

このような場面で勤怠管理アプリを導入すると、出退勤の打刻や勤務状況の把握がスムーズになります。

勤怠管理アプリを使う9つのメリット

従来のタイムレコーダーやエクセルでの勤怠管理に比べると、勤怠管理アプリの導入にはさまざまなメリットがあります。打刻する従業員、管理する人事や総務、企業全体の3つの視点からメリットを見ていきましょう。

従業員にとってのメリット

従業員にとっての主なメリットは、次の3つが挙げられます。打刻や各種申請に関することが中心です。

  • 打刻が簡単、スムーズにできる
  • 外出先やテレワークでも打刻できる
  • 残業や休暇申請が簡単になる

アプリを使って打刻することで、紙のタイムカードを探したりパソコンを立ち上げたりする必要がなく、簡単に出退勤が記録できます。外回りが多い営業スタッフや近年増えた在宅ワークでも問題なく利用可能です。

さらにアプリによっては、各種申請フローにも対応しており、ペーパーレスで効率の良い対応ができるようになります。 

管理部門にとってのメリット

勤怠を管理する部門にとっては、次のようなメリットがあります。業務の効率化や不正防止に関わることが挙げられます。

  • リアルタイムに勤務時間が集計でき、労働時間を管理しやすい
  • 勤怠管理業務が効率化される
  • 不正な打刻を防止しやすい

従業員の勤怠を管理する立場にとっても、さまざまなメリットが生まれます。打刻記録をもとに勤務時間は自動集計されるので、入力の手間や転記ミスがなくなります。業務が効率化されるだでなく、簡単に修正できないので不正な打刻の防止にもつながります。

企業にとってのメリット

企業の立場から見ると、法律やコスト面に関する次のようなメリットがあります。

  • 労働基準法に即した勤怠管理がしやすい
  • 導入コストを抑えやすい
  • 従業員の満足度向上につながる

アプリによっては、残業時間をオーバーした従業員に注意喚起のメールを送れるものもあり、労働基準法に沿った労務管理もスムーズです。

また、従業員の私用スマホでも対応可能なため、新たに打刻機を導入する必要がなく、コストがかからない点も魅力です。

適切な勤怠管理は、従業員の満足度にもつながります。

勤怠管理アプリは3タイプ

勤怠管理アプリには、主に次の3つのタイプがあります。

1.  タイムレコーダー型

2.  多機能型

3.  他業務連携型

それぞれの特長を把握しておくと、自社の課題に合う勤怠管理アプリを見つけやすくなります。

1.タイムレコーダー型

オフィスや店舗の入り口に勤怠管理アプリをインストールしたタブレット端末を設置し、画面のボタン打刻や顔認証打刻によって出退勤を記録するタイプです。

従来の紙のタイムカード打刻に比べて、打刻にかかる時間や手間が少なく、データを自動集計できるのがメリットです。

外出先で利用することはできないため、オフィスへの出勤が基本となる企業、全従業員にスマホやタブレットを支給しない企業に適したアプリです。オフィス以外では、塾や保育施設などでも需要が高いタイプです。

また、管理画面もタブレット上で操作できる「アプリ完結型」のサービスもあり、パソコンを利用しない環境でも導入することができます。打刻に特化したシンプルな機能を持つアプリが揃っており、多機能でなくても従来のアナログ型タイムレコーダーの代わりに使いたいというニーズにおすすめです。

2.多機能型

多機能型の勤怠管理アプリは、出退勤の打刻に加え、勤怠管理を効率化するための機能を豊富に備えているタイプです。

基本的に、従業員が一人ひとり持っているスマホやタブレット、パソコンで打刻するため、場所を選ばず出退勤を記録できるのが特長です。外回りの多い営業職や、在宅ワークでも便利に打刻することが出来ます。

また、多彩な打刻方法を揃えているのも多機能型の特長です。オフィスの入り口に専用の読み取り機を置き、勤怠管理アプリをインストールしたスマホを持って通り抜けたり、交通系のICカードをかざしたりするだけで打刻できるタイプもあります。

もちろん、タイムレコーダー型と同様に、勤怠管理アプリをインストールしたタブレットで、画面のタップや顔認証、指紋認証などで打刻することも可能です。

さらに、休暇や勤務時間変更の申請・承認フローの対応、日報やシフト希望の提出などができるアプリもあります。オンラインで処理することで、従業員の手間が削減され、管理部門の業務も効率化できます。

3.他業務連携型

他業務連携型は、他のサービスと連携して勤怠管理をよりスムーズに進めたり、給与計算や交通費計算など他の業務とも連携できるタイプです。

SlackやLINEなどのチャットサービスと連携して打刻できたり、レシートの写真を送るだけで交通費精算ができるアプリがあります。

また、勤怠データを反映した給与計算やプロジェクトの工数管理ができるアプリを選ぶことで、一つのアプリの中で、勤怠管理から給与計算、工数管理まで一気通貫で済ませることができます。複数のソフトを使い分ける必要がなくなり、効率よくバックオフィス業務を進められます。 

タイムレコーダー型のおすすめ勤怠管理アプリ

オフィスの入り口に端末を置いて、アナログ型のタイムカードと同じように使えるのがタイムレコーダー型の勤怠管理アプリです。ここでは、次の2つのタイムレコーダー型勤怠管理アプリをご紹介します。

  • タブレットタイムレコーダー
  • AKASHI

基本的な機能や料金体系、実際に利用した人の口コミからわかる特長をお伝えします。

1.タブレットタイムレコーダー

出典:タブレットタイムレコーダー

タブレットタイムレコーダーは、株式会社ネオレックスが提供する勤怠管理アプリです。iPadにアプリをインストールして据え置き型の「タイムレコーダー」として利用します。

出退勤打刻のほか、勤務時間の自動集計やデータの出力などにも対応しています。タブレットのみで動作するため、外出先での打刻には向きませんが、従来のタイムカードをデジタル化したい場合には、十分な機能を備えています。

アプリは無料でダウンロードでき、従業員3名までなら全ての機能を無料で使うことができます。また、有料版はライセンス販売方式を取っており、導入費用を支払えば月額費用は不要で、ランニングコストがかかりません。

項目概要
使用環境タブレットのみ
アプリ対応OSiOSのみ
打刻方法タブレット画面のボタン打刻
基本的な機能Web打刻、自動集計・予実管理、ログ出力
その他の機能顔写真の撮影

タブレットタイムレコーダーを実際に利用した人の口コミ

口コミから分かるタブレットタイムレコーダーの特長

従来のタイムカードをデジタル化する目的で企業や学校などに導入され、評価が高いようです。iPadのみで動作することから、従業員一人ひとりにパソコンがない職種や、パソコンが苦手という環境でも使いやすいとの声が多く見られました。

また、ライセンス買い切り型で、月額料金がかからない点も評価されています。

一方、シンプルな機能のみを搭載するアプリなので、不規則な勤務体系がある職場では使いにくいようです。

タブレットタイムレコーダーの料金プラン

項目金額概要
初期費用11,000円
(税込)
・3人までは無料
・10人単位のライセンス販売
月額費用0円初期費用のみで無期限に利用可能

2.AKASHI

出典:AKASHI

AKASHIは、ソニービズネットワークス株式会社が提供するクラウド勤怠管理システムです。パソコン、タブレット、スマホと複数の端末で利用できます。

3つの有料プランのうちもっとも安価な「タイムレコーダー」プランでは、タブレットにアプリをインストールし、据え置き型のタイムレコーダーとして利用することができます。基本的な勤怠管理機能のみを導入したい場合は、こちらのプランがおすすめです。

項目概要
使用環境PCブラウザ、スマートフォンブラウザ、PCアプリ(Windows OS)、スマートフォンアプリ(iOS)、スマートフォンアプリ(Android OS)
アプリ対応OSiOS・Android OS
打刻方法画面のボタン打刻、ICカード、静脈認証、顔認証、PCログイン
基本的な機能Web打刻、スマートフォン打刻、GPS打刻、ICカード打刻、指紋・指静脈打刻、休暇・スケジュール管理、ワークフロー承認、自動集計・予実管理、チャットツール連携打刻

AKASHIを実際に利用した人の口コミ

口コミから分かるAKASHIの特長

もっともリーズナブルなタイムレコーダープランでも、従来のタイムカードの代わりとして勤怠管理をするには十分な機能があると評価されています。UIがシンプルで使いやすいという声も多く見られ、導入してすぐに使いこなせるとの評判です。

一方、手作業で修正はできるものの、打刻漏れが生じやすいことが改善点として挙げられています。また、上位プランを選べば、多機能な勤怠管理システムとしても活用できます。

AKASHIの料金プラン

項目金額概要
初期費用0円30日間の無料トライアルあり
月額費用一人当たり
200円/月
・勤怠管理の基本機能を利用可能
・月額最低利用料金は2,000円
スタンダード一人当たり
300円/月
・勤怠管理に加え、申請承認のワークフローにも対応
・月額最低利用料金は3,000円
プレミアム一人当たり
400円/月
・テレワーク勤務状況や、シフト・工数管理も対応
・月額最低利用料金は4,000円
初期設定サポート費用50,000円〜オプションで追加利用が可能

※金額表記はすべて税別

多機能型のおすすめ勤怠管理アプリ

豊富に用意された打刻方法から、所持端末や勤務形態に合うものを選びたい、カスタマイズしながら利用したいというケースにおすすめなのは、次のような「多機能型」の勤怠管理アプリです。

  • CLOUZA
  • スマレジ・タイムカード
  • シュキーン
  • ジョブカン勤怠管理
  • KING OF TIME

それぞれのアプリの特長や料金体系、利用した人の口コミからわかる特長をご紹介します。

3.CLOUZA

出典:CLOUZA

CLOUZAは、アマノビジネスソリューションズ株式会社が提供する勤怠管理システムです。出退勤の打刻には、パソコン、タブレット、スマホの他、アマノ製のクラウド対応タイムレコーダーと連携した打刻も可能です。

複数の打刻方法が選べるため、外出先でもオフィスでも打刻が可能で、外部ソフトとの連携や労働基準法に基づくアラート通知機能も利用できます。また、タブレットアプリはインターネット環境がなくてもタイムレコーダーとして機能します。

料金は月内に打刻利用をしたユーザーをカウントする従量課金制で、時期によって従業員数が変動する企業では、不要な支出を抑えられるメリットもあります。

項目概要
使用環境PCブラウザ、スマートフォンブラウザ、スマートフォンアプリ
アプリ対応OSiOS・Android OS
打刻方法画面のボタン打刻、ICカード、QRコード
基本的な機能Web打刻、スマートフォン打刻、GPS打刻、ICカード打刻、休暇・スケジュール管理、ワークフロー承認機能、自動集計・予実管理
その他の機能従来のタイムレコーダーも打刻機として利用可

CLOUZAを実際に利用した人の口コミ

口コミから分かるCLOUZAの特長

スマホでもタブレットでも、打刻操作がシンプルでわかりやすい点が評価されています。簡単な操作で済むため、導入時にトラブルも少ないようです。

改善点として、アプリの起動が遅く感じることがあることが指摘されていました。

CLOUZAの料金プラン

項目金額概要
初期費用0円30日間の無料トライアル可能(5名まで)
月額費用打刻一人当たり
200円/月
月の打刻人数による従量課金制
500名以上での利用には問合せが必要
オプション:
年次有給休暇管理
100円/月ユーザー1名当たりの料金
オプション:
申請承認ワークフロー
100円/月年次有給休暇管理+申請承認ワークフローは、150円/月額(税別)

※金額表記はすべて税別

4.スマレジ・タイムカード

出典:スマレジ・タイムカード

スマレジ・タイムカードは、株式会社スマレジが提供する勤怠管理システムです。クラウドPOSシステム「スマレジ」も展開する企業で、店舗やオフィスに設置した端末をタイムレコーダーとして利用するほか、外出先でもスマホやタブレットのアプリやWebブラウザから打刻することができます。

打刻時に顔写真の撮影やGPSデータを紐づけることで不正を防止し、従業員のモチベーションアップや健康管理などにも利用するなど、ユニークな機能も備えています。

アプリの機能は打刻だけでなく、管理画面操作にも対応しているため、自社に勤怠管理用のパソコンがなく、iPadのみで運用したい企業でも使いやすい勤怠管理アプリです。

従業員30名までは無料で利用でき、有料版でも月額110円からとリーズナブルに導入できるため、少人数の企業や勤怠管理のコストを抑えたい企業におすすめです。

項目概要
使用環境PCブラウザ、スマートフォンブラウザ、スマートフォン・タブレットアプリ
アプリ対応OSiOSのみ
打刻方法画面のボタン打刻、顔認証
基本的な機能Web打刻、スマートフォン打刻、GPS打刻、休暇・スケジュール管理、ワークフロー承認、自動集計・予実管理

スマレジ・タイムカードを実際に利用した人の口コミ

口コミから分かるスマレジ・タイムカードの特長

打刻だけでなく管理画面もiPadアプリのみで運用できるため、勤怠管理がタブレット一つで済む手軽さが評価されています。給与計算やシフト管理までアプリ内で完結し、エクセル管理のようなデータ紛失・不正も起こりにくいためトラブル防止にもつながったという口コミがありました。

顔認証機能は不正防止につながる一方で、顔写真を撮影されることに抵抗を感じる人もいるようです。改善点としては、編集制限をかけなければ他人から打刻・休暇管理ができてしまう点が指摘されています。

スマレジ・タイムカードの料金プラン

項目金額概要
初期費用0円
スタンダード0円/月・基本的な勤怠管理機能のみ
・30名まで無料で、31名以上では追加110円/人
プレミアム10名まで
2,420円/月
・給与計算、シフト作成機能が追加
・11名以上の場合は、追加385円/人
プレミアムプラス10名まで
4,840円/月
・労務管理などの機能を追加
・11名以上の場合は、追加495円/人
エンタープライズ10名まで
7,260円/月
・プロジェクト管理、日報管理の機能を追加
・11名以上の場合は、追加770円/人

※金額表記はすべて税込

5.シュキーン

出典:シュキーン

シュキーンは、株式会社インフィニットループが提供する勤怠管理システムです。オフィスでも外出先でも打刻でき、さまざまな働き方に対応できます。また、勤怠データをグラフ表示し、働きすぎやチーム単位での稼働状況を分かりやすく把握できるのが特長です。

スマホアプリやWebで打刻する基本的な方法だけでなく、ICカードを親機にかざすだけで打刻する「かざしてシュキーン」や、子機として設定した従業員のスマホを親端末機の近くを通るだけで打刻できる「とおってシュキーン」など、特長的な打刻方法を選ぶことができます。

初期費用は不要で、月額費用も打刻した人数でカウントする従量課金制を取っています。月額200円から導入できる、リーズナブルな勤怠管理アプリです。

項目概要
使用環境PCブラウザ、スマートフォンブラウザ、スマートフォンアプリ
アプリ対応OSiOS、Android OS
打刻方法画面のボタン打刻、ICカード、ビーコン
基本的な機能Web打刻、スマートフォン打刻、ICカード打刻、休暇・スケジュール管理、ワークフロー承認、自動集計・予実管理
その他の機能端末機の近くを通るだけで打刻される「とおってシュキーン」機能

シュキーンを実際に利用した人の口コミ

口コミから分かるシュキーンの特長

簡単操作で打刻、休暇や残業の申請、労働時間の把握など多機能に利用できることが評価されています。タイムカードの代わりに導入するには十分な機能を持っているという口コミがありました。また、導入時の使用期間が2カ月と長めで、じっくり検討できたことも評価されていました。

シュキーンの料金プラン

項目金額概要
初期費用0円・無料トライアルあり
・登録月の翌月末まで最大2ヶ月間
月額費用打刻一人当たり
200円/月
・10名以下の場合は、月額2,000円の固定料金
・登録ユーザー数ではなく、打刻1名ごとの従量課金制

※金額表記はすべて税別

6.ジョブカン勤怠管理

出典:ジョブカン勤怠管理

ジョブカン勤怠管理は、株式会社Donutsが提供する勤怠管理アプリです。2020年に10周年を迎え、導入実績7万社以上の実績があります。顧客の声を反映させてシステムをアップデートし続けた高い機能性が評価されています。

複数の打刻方法が選べるため、内勤、外勤、在宅ワークなどさまざまな就業体制に対応できます。従業員のアプリからは、出退勤打刻のほか、打刻履歴の確認や休暇申請、シフト希望の提出などができ、オンライン上で勤怠管理を済ませることができます。

出勤管理、シフト管理、休暇・申請管理、工数管理の4つの機能から必要なものだけを選び、従業員数に応じて費用が発生する分かりやすい料金体系です。

項目概要
使用環境PCブラウザ、PCアプリ(Windows OS)、スマートフォンアプリ
アプリ対応OSiOS、Android OS
打刻方法画面のボタン打刻、ICカード、指静脈認証、LINE・Slack、顔認証
基本的な機能Web打刻、スマートフォン打刻、GPS打刻、ICカード打刻機、休暇・スケジュール管理、自動集計・予実管理、チャットツール連携打刻
その他の機能経費計算、労務管理、給与計算などシリーズ製品との連携

ジョブカン勤怠管理を実際に利用した人の口コミ

口コミから分かるジョブカン勤怠管理の特長

オフィスだけでなく、外出先や在宅ワークなど幅広い働き方に対応して、どこでも打刻できることにメリットを感じているという口コミが多く見られました。アプリ以外でも、ICカード、チャットツールなどさまざまなツールで打刻できることも利便性の高さにつながっています。

また、管理者目線でも、勤怠管理、シフト管理、休暇・申請管理、工数管理の4つの機能から必要なものだけを選べる、無駄のないプラン構成が評価されています。

十分な機能を備えているので不満は少ないものの、工程管理に沿って時給設定もしたい、ショートカットを設定したいなど、細かな改善希望が見受けられました。カスタマイズ性も高いツールだけに、より高度な要望が寄せられるようです。

ジョブカン勤怠管理の料金プラン

項目金額概要
初期費用0円30日間の無料トライアルあり。有料申請後に料金が発生
無料プラン0円・無料トライアル後に有料プランの申し込みがなかった場合、無料プランに移行。以下の機能制限あり
・「登録スタッフ10名まで」「データ保持30日間」「チャット利用不可」「一部の印刷・データダウンロード機能の制限」「ジョブカン給与計算とのAPI連携不可」
プラン1200円/月・利用可能機能:1つ
・「出勤管理」「シフト管理」「休暇・申請管理」「工数管理」から選択
・月額最低料金は2,000円
プラン2300円/月・利用可能機能:2つ
・「出勤管理」「シフト管理」「休暇・申請管理」「工数管理」から選択
・月額最低料金は2,000円
プラン3400円/月・利用可能機能:3つ
・「出勤管理」「シフト管理」「休暇・申請管理」「工数管理」から選択
・月額最低料金は2,000円
プラン4500円/月・利用可能機能:4つ
・「出勤管理」「シフト管理」「休暇・申請管理」「工数管理」の全てが利用可能
・月額最低料金は2,000円

※金額表記はすべて税別

7.KING OF TIME

出典:KING OF TIME 

KING OF TIMEは、株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供する勤怠管理システムです。導入企業数4万社、利用ID数は233万IDと利用実績が豊富です。

他の勤怠管理アプリと比べて、幅広い打刻方法が用意されているのが特長です。ログイン不要のICカード打刻、GPS情報を取得できるスマホアプリ打刻、指紋認証など20種類もの打刻方法から、自社に合った方法を選ぶことができます。

残業や有給休暇などを自社の就業ルールに合わせて設定できるため、複雑な就業形態を持つ企業で導入しやすい勤怠管理アプリです。

項目概要
使用環境PCブラウザ、スマートフォンブラウザ
アプリ対応OSiOS、Android OS
打刻方法画面のボタン打刻、ICカード、指紋・静脈認証、顔認証、PCログイン、カメレオンコード
基本的な機能Web打刻、スマートフォン打刻、GPS打刻機、ICカード打刻、休暇・スケジュール管理、ワークフロー承認、自動集計・予実管理、チャットツール連携打刻

KING OF TIMEを実際に利用した人の口コミ

口コミから分かるKING OF TIMEの特長

勤怠打刻アプリのUIがシンプルで分かりやすく、操作が簡単だという口コミがたくさんありました。幅広い世代が問題なく操作できることは、導入後の社内浸透にもつながります。外出先や在宅ワークでも打刻できる点にメリットを感じている声が多く、オフィス以外での勤務が多い企業で便利に利用されています。

また、勤務時間の集計や出力もボタンひとつで可能なことから、管理者側も使いやすいとの口コミが見られました。

一方で、アプリの立ち上げが遅く感じる時があることや、打刻がワンタッチでできるため押し間違えが発生しやすいことなどが、改善してほしい点として挙げられています。

KING OF TIMEの料金プラン

項目金額概要
初期費用0円新規登録後30日間の無料トライアルあり。
月額費用打刻一人当たり
300円/月
月の打刻人数による従量課金制
その他問合せ生体認証やICカードでの打刻を行う場合、打刻機の費用が必要。

※金額表記はすべて税別

他業務連携型のおすすめ勤怠管理アプリ

勤怠管理アプリを、給与計算や経費精算など他の業務と連携させて、バックオフィス業務の効率化をサポートしてくれる「他業務連携型」の勤怠管理アプリからは、次の5つをピックアップしてご紹介します。

  • HRMOS勤怠 by IEYASU
  • KINCONE
  • TeamSpirit
  • freee 人事労務
  • jinjer勤怠

連携できる業務の内容や便利に使っている人の口コミなどからわかる特長を、まとめてお伝えします。

8.HRMOS勤怠 by IEYASU

出典:HRMOS勤怠 by IEYASU

HRMOS勤怠 by IEYASUは、IEYASU株式会社が提供する勤怠管理システムです。従業員が利用するスマホアプリからは、出退勤打刻のほか、日報やシフト希望の申請、各種申請・承認フローが可能で、基本的な勤怠管理は全てアプリ上で完了することができます。

また、Slack・LINEからの打刻や、交通費などのレシートを撮影して送るだけで経費計算ができるなど、他サービスとの連携機能も豊富に備わっています。

利用人数30名までなら、無料で全ての機能を利用できるのも他の勤怠管理アプリではなかなか見られない利点です。

項目概要
使用環境PCブラウザ、スマートフォンブラウザ、スマートフォンアプリ
アプリ対応OSiOS、Android OS
打刻方法画面のボタン打刻、ICカード、QRコード、Slack・LINE打刻
基本的な機能Web打刻機、スマートフォン打刻、ICカード打刻、休暇・スケジュール管理、ワークフロー承認、自動集計・予実管理チャットツール連携打刻
その他の機能利用人数30名までなら、勤怠管理やシフト作成などの機能を無料で利用可能

HRMOS勤怠 by IEYASUを実際に利用した人の口コミ

口コミから分かるHRMOS勤怠 by IEYASUの特長

スマホアプリから日々の出退勤打刻だけでなく、日報の報告やシフト希望の提出、休暇申請などを済ませることができて便利との声が多く見られました。SlackやLINEからも打刻できること、経費計算はレシートの写真を送るだけでいいなど、他サービスとの連携も評価されているようです。

改善してほしい点として、アプリのエラーでログインできないことがあるなど、アプリの安定性を求める口コミがありました。

HRMOS勤怠 by IEYASUの料金プラン

項目金額概要
無料プラン0円Web打刻、アプリ打刻、集計、シフト管理など基本的な勤怠管理機能が利用可能。
登録人数や利用期間の制限はなし。広告表示あり、データ保存期間が1年間まで。
有料プラン3,800円/月〜・38名まで:3,800円/月
・149名まで:9,800円/月
・499名まで:29,800円/月
・999名まで:59.800円/月
・1,000名以上:1ユーザーあたり100円/月
・無料プランの機能に加え、有給休暇の自動付与、残業時間の注意喚起など便利な機能が追加

※金額表記はすべて税別

9.kincone

出典:kincone

kinconeは、株式会社ソウルウェアが提供する勤怠管理システムです。勤怠管理だけでなく、複数のツールとの連携や、交通費精算の対応に強みを持っています。

基本的なアプリからの打刻に加え、Slack、Chatwork、LINEなどの主要なチャットツールと連携しており、チャット画面から打刻できます。

また、交通型のICカードを打刻に利用する際は、ICカードを端末にかざすだけで、交通費も読み込むことができます。手入力による申請なしに経費精算ができ、外出や移動が多い企業に適しています。

他にも、訪問先の情報などをGoogleカレンダーやOutlook、Garoonと連携すれば、過去の訪問先の情報を取得することも可能です。

また固定時間制、フレックス、裁量労働制、時短勤務など、幅広い就業形態に対応しています。

項目概要
使用環境PCブラウザ、スマートフォンブラウザ、スマートフォンアプリ
アプリ対応OSiOS、Android OS
打刻方法画面のボタン打刻、ICカード、Slack・Chatwork・LINE WORKS打刻
基本的な機能Web打刻、スマートフォン打刻、GPS打刻、ICカード打刻、休暇・スケジュール管理、ワークフロー承認、自動集計・予実管理、チャットツール連携打刻機能
その他の機能ICカードの打刻で交通費の読み込みも対応

kinconeを実際に利用した人の口コミ

口コミから分かるkinconeの特長

交通型ICカードで打刻するだけで、簡単に交通費の精算ができるのが便利だと高く評価されています。月末に手作業で申請する必要がなく、効率が良くなったとの声もありました。

加えて、月額200円という料金で、多機能に使えることもコストパフォーマンスがいいと感じる人が多いようです。

改善してほしい点としては、チャットでのサポートしかないことに不安を感じる口コミがありました。電話やオペレーター対応など細かな問合せがあれば、より安心して利用できるでしょう。

kinconeの料金プラン

項目金額概要
初期費用0円
月額費用200円/人(税別)・従業員1名あたりの費用
・最低利用人数は、5名より

10.TeamSpirit

出典:TeamSpirit公式HP

TeamSpiritは、株式会社チームスピリットが提供する勤怠管理システムです。勤怠管理のみならず、工数管理・経費精算など複数の労務管理をまとめた、「働き方改革プラットフォーム」として提供されているサービスです。国内1,300社、26万人以上に導入された実績があります。

カスタマイズ性が高いことが特長の一つで、自社の勤務体系や申請フローなどに合わせた運用が可能です。給与計算や管理会計など基幹システムとも連携することができます。上位プランでは、原価管理なども行えるため、プロジェクトごとの収益などをリアルタイムに把握したい企業に適しています。

従業員の使うアプリでは、出退勤の打刻のほか休暇や残業の申請、交通費の精算まで対応でき、勤怠に関連する作業を一つのアプリで効率よく済ませることができます。

項目概要
使用環境PCブラウザ、スマートフォンブラウザ、スマートフォンアプリ
アプリ対応OSiOS、Android OS
打刻方法画面のボタン打刻、ICカード、顔認証
基本的な機能Web打刻、スマートフォン打刻、ICカード打刻、休暇・スケジュール管理、自動集計・予実管理

TeamSpiritを実際に利用した人の口コミ

口コミから分かるTeamSpiritの特長

勤怠管理だけでなく、経費申請や工数管理など、さまざまなニーズに連携して対応できる点が評価されています。そのため、特に管理部門の方からの評価が高いようです。

従業員の立場でも、利用するアプリの画面が分かりやすいので操作しやすいとの声がありました。また、レシートの画像を送るだけで経費計算ができることや、各種申請もアプリだけで済ませられる点にも魅力を感じているようです。

TeamSpiritの料金プラン

項目金額概要
初期費用有料TeamSpiritプラン:15万円
TeamSpirit Shiftプラン:20万円
TeamSpirit HRプラン:25万円
TeamSpirit Leaders:20万円
TeamSpirit一人当たり
600円/月
・必要な機能をまとめたスタンダードプラン
・50ライセンス分の使用料を含む
TeamSpirit Shift一人当たり
700円/月
・勤怠管理に加え、シフト管理機能がついたプラン
・50ライセンス分の使用量を含む
TeamSpirit HR従業員一人当たり
900円/月と
人事担当者900円/月
・社員情報管理と諸届ナビを追加利用できるプラン
・50ライセンス分の使用料を含む
・一人当たりの利用料に加え、人事担当者一人当たり月額900円が必要
TeamSpirit Leaders従業員一人当たり600円/月と
リーダー6,000円/月
・リーダー向けのマネジメント機能を強化したプラン
・プロジェクト原価管理、シフト管理が可能
・50ライセンス分の使用料を含む。
・一人当たりの利用料に加え、リーダー一人当たり月額6,000円が必要。
TeamSpirit EX問合せ・大企業向けに管理機能強化とパフォーマンス向上を実現したプラン

※金額表記はすべて税別

11.freee 人事労務

出典:freee 人事労務

freee 人事労務は、freee株式会社が提供する給与計算ソフトです。クラウド給与計算ソフトも提供する企業なので、勤怠管理に加えて、給与計算や年末調整など労務に関する業務を一元化できるのが特長です。

従業員が行う出退勤打刻のデータが自動集計され、給与計算や明細発行などまで一気通貫で自動化できるため、労務に関する業務を効率よく進めることができます。

料金プランは利用できる機能が段階的に増える仕組みとなっており、自社の企業規模や人数に合わせたプランを選ぶことができます。

項目概要
使用環境PCブラウザ、スマートフォンブラウザ、スマートフォンアプリ
アプリ対応OSiOS、Android OS
打刻方法Web打刻(パソコン・スマホ・タブレット)、ICカード
基本的な機能控除を加味した給与自動計算、控除を加味した賞与自動計算、年末調整機能、給与明細電子化、タイムレコーダー連携、社会保険自動更新、外部データインポート、勤怠管理システム連携、会計ソフト連携、マイナンバー対応、有給計算管理

freee 人事労務を実際に利用した人の口コミ

口コミから分かるfreee 人事労務の特長

freeeが展開しているクラウド会計などの複数のシステムと連携して利用できる点が、評価されているようです。入力項目が分かりやすいため、専任の担当者がいない企業でも、給与計算や労務管理まで済ますことができるようです。

また、従業員にとっても画面が分かりやすく打刻しやすいことへに高い評価が寄せられています。うっかり打刻を忘れても、後からまとめて入力できる使い勝手も便利に感じられるようです。

改善点としては、サポートがチャットのみなので、電話でのサポートを希望する声もありました。

freee 人事労務の料金プラン

freee 人事労務の料金プランは、月額基本料金+従業員1名あたりの追加料金がかかる仕組みとなっています。

項目金額概要
初期費用0円1ヶ月間の無料トライアルあり
ミニマムプラン2,200円/月
年払いなら
1,980円/月
・小規模法人向けプラン。
・毎月の給与計算、年末調整、マイナンバー管理など限定した機能を利用可能
・従業員1名追加ごとに月額300円の追加料金。
ベーシックプラン4,480円/月
年払いなら
3,980円/月
・freeの基本機能を使えるプラン
・勤怠打刻や集計、給与計算、年末調整、マイナンバー管理など
・従業員追加1名ごとに月額500円の追加料金
プロフェッショナルプラン9,280円/月
年払いなら
8,080円/月
・ベーシックプランに、裁量労働・フレックス制の対応、勤怠の申請・承認機能が加わったプラン
・従業員追加1名ごとに月額700円の追加料金
・勤怠管理の拡張機能などが追加されたプラン
エンタープライズプラン問合せfree人事労務の全機能が利用でき、労務管理の拡張機能などが追加された最高位プラン

※金額表記はすべて税別

12.jinjer勤怠

出典:jinjer勤怠

jinjer勤怠は、株式会社ネオキャリアが提供する勤怠管理システムです。同社では人事管理、給与管理、経費精算、労務管理など複数のシステムを展開しており、それらと連携して、企業のバックオフィス業務を統合管理できるのが特長です。

勤怠管理アプリは、従業員向けと管理者向けに用意されており、iOS、Android OS共に対応しています。打刻や休暇申請などの基本機能に加えて、シフト希望の提出やスケジュール確認の機能も搭載しています。

また、退勤時に出勤打刻忘れに気がついた場合には、出勤打刻ボタンを押さないと退勤打刻ができないなど、打刻漏れしにくい仕様も特長です。

項目概要
使用環境PCブラウザ、スマートフォンブラウザ、スマートフォンアプリ
アプリ対応OSiOS、Android OS
打刻方法画面のボタン打刻、ICカード
基本的な機能Web打刻、スマートフォン打刻、GPS打刻、ICカード打刻、休暇・スケジュール管理、ワークフロー承認、自動集計・予実管理、チャットツール連携打刻

jinjer勤怠を実際に利用した人の口コミ

口コミから分かるjinjer勤怠の特長

アプリのUIがシンプルで分かりやすく、打刻も申請も使いやすいとの声が多く見られました。管理者側からは、シフト管理やスケジュール管理ができる点も評価されています。

改善してほしい点として複数の口コミで見られたのは、ページが重くて開けない時があることで、アプリの安定性が課題のようです。

jinjer勤怠の料金プラン

項目金額概要
初期費用問合せ利用プロダクトの組み合わせに応じて異なる。
月額費用ユーザー1名
300円〜/月(税別)
1名1アカウントの従量課金制。アカウント利用数に応じて金額が異なる。
オプション300円〜/月(税別)合計7種類のプロダクトを組み合わせ、カスタマイズして利用可能。組み合わせに応じて料金が変動。

無料で使える勤怠管理アプリ

「無料で使える勤怠管理アプリはないの?」と探している方もいらっしゃるかもしれません。勤怠管理アプリの中には、無料で利用できるプランを持ったものもあります。

少人数の企業で勤怠管理にそれほど費用をかけたくない場合や、勤怠管理アプリの使い勝手を試してみたい場合などには、まず無料の勤怠管理アプリを導入してみるのも一つの方法です。

ただし、無料で使える勤怠アプリには、次のような制限があることが一般的です。

  • 利用人数
  • データの保存期限
  • 利用できる機能の数
  • 広告表示がある

自社の規模や必要な機能に合わせて、導入するかどうかを検討しましょう。ここでは、無料で利用できる勤怠管理アプリを3つご紹介します。

  • スマレジ・タイムカード
  • HRMOS勤怠 by IEYASU
  • タブレットタイムレコーダー

無料で利用できる機能と制限される内容、無料で利用した人の口コミも合わせてお伝えしています。

13.スマレジ・タイムカード

スマレジ・タイムカードの無料プランでは、勤怠管理機能の基本機能のみしか使えませんが、30名まで利用でき、広告表示もありません。ただし、データ保存期間については制限の有無が公開されていないため、導入時には問い合わせしておくと安心です。

紙のタイムカードの代わりに勤怠管理アプリの導入を検討している企業には、使いやすい無料プランです。

スマレジ・タイムカードを無料で利用している人の口コミ

スマレジ・タイムカードの無料プラン

項目概要
利用人数30名まで(30名以上は、1,100円/月)
サポート各種マニュアル・メールサポート・チャットサポート
広告表示なし
データ保存期間記載なし(要問合せ)
有料版給与計算、年末調整、シフト作成が可能(10名まで2,200円/月、以降+1名330円/月)など

※金額表記はすべて税別

14.HRMOS勤怠 by IEYASU

サービス開始以来、人数制限なしで無料プランを提供してきたHRMOS勤怠 by IEYASUですが、2023年2月1日よりプランが変更されました。

新しい無料プランでは、利用人数が上限30名まで、データ保存期間は1年間の制限がありますが、無料で使える機能は従来より増えて以下の通りとなります。

  • 勤怠管理の基本機能
  • 勤怠管理のオプション機能(シフト管理)
  • 日報機能
  • 給与明細機能
  • 年末調整機能

従業員数が30名までの企業で、勤怠管理以外の機能も便利に使いたいケースにおすすめです。

HRMOS勤怠 by IEYASUを無料で利用している人の口コミ

HRMOS勤怠 by IEYASUの無料プラン

項目概要
利用人数30名まで(2023年2月1日より。従来の無制限から変更)
サポート各種マニュアル・FAQ
広告表示あり
データ保存期間1年間
有料版3,800円/月(39名以下)、9,800円/月(149名以下)、29,800円/月(999名以下)など

※金額表記はすべて税別

15.タブレットタイムレコーダー

タブレットタイムレコーダーは、iPadにアプリを入れて打刻機として使えるタイムレコーダー型の勤怠管理アプリです。無料プランでは、利用人数3名までなら、全ての機能を無料で使うことができます。有料版でも、導入時の費用のみで月額料金はかかりません。

データ保存期間は公開されていないため、無料で使う場合は問い合わせをしておくと安心です。

タブレットタイムレコーダーの無料プラン

項目概要
利用人数3名以下
サポートQ&A・サポーターフォーラム・メール問合せ
広告表示なし
データ保存期間要問い合わせ
有料版初期費用11,8000円(税込)/ライセンス(1ライセンス10人 )。
※有料版でも、月額費用は無料

自社にマッチした勤怠管理アプリを選ぶための5つのポイント

さまざまな勤怠管理アプリの中から、使いやすいものを選ぶためには、自社の課題やニーズに合ったものを探すことが大切です。どう選ぶといいのか判断するためのポイントを解説します。

  1. 勤怠管理アプリに求める機能を整理する
  2. 自社に合った打刻方法があるか確認する
  3. 利用しているOSに対応しているか確認する
  4. 導入・運用コストが妥当か検討する
  5. 十分なサポート体制があるか確認する

1.勤怠管理アプリに求める機能を整理する

はじめに、勤怠管理アプリにどんな機能を求めるのか整理しましょう。勤怠管理アプリには便利な機能を搭載したものも多いのですが、自社で必要のない機能が含まれていると、使いにくさやコスト面での負担などのマイナス面が目立ってしまいます。

例えば、オフィスへの出勤が基本で、これまでタイムカードで行っていた勤怠管理をデジタル化したいなら、タイムレコーダー型がおすすめです。オフィスへの出勤が基本でも、より効率よく勤怠管理を進めたいなら、多機能型の方が適しています。

また、外出先や在宅ワークが増え、従来のタイムカードでは勤怠管理が難しくなってきたなら、多機能型や他業務連動型から選ぶといいでしょう。特に勤怠管理だけでなく、給与計算などの労務管理を全て効率化したいなら、他業務連携型がおすすめです。

このように、自社の課題やニーズに合うタイプに絞り込み、その中からアプリを選ぶとスムーズです。

2.自社に合った打刻方法があるか確認する

勤怠管理アプリによって、打刻方法の種類はさまざまです。。基本的には、スマホやタブレットの画面上のボタンを押して打刻するタイプが多いのですが、交通型のICカードを読み取ったり、顔認証や指紋認証で打刻したりするタイプもあります。

顔認証は、打刻にかかる時間が少なく、同じ時間帯に多くの従業員が集まる企業に向いています。交通費の精算にかかる手間を減らしたいなら、ICカード対応のアプリが適しているでしょう。

また、今使用しているタイムレコーダーをそのまま利用できるアプリもあるため、自社に合う打刻方法を念頭にサービスを選ぶことをおすすめします。

3.利用しているOSに対応しているか確認する

ほとんどの勤怠管理アプリは、iOSとAndroidOSの両方に対応していますが、中には、対応するOSがiOSのみというアプリもあります。自社で保有する端末に対応できるか確認しておくと安心です。

また、従業員が持っている私用のスマホを打刻機として利用する場合にも、OSの確認は必須です。上記2種類のOSに対応できるアプリから選べば問題ないでしょう。

4.導入・運用コストが妥当か検討する

勤怠管理アプリの料金体系には、

  • ライセンス買い切り型
  • 利用人数に合わせた従量課金制
  • 固定月額料金

など、さまざまなタイプがあります。

利用人数に応じて、追加費用が変わるアプリもあるため、導入前に正確な試算が必要です。また、求める機能と価格のバランスも吟味し、妥当なコストのアプリを選ぶことも大切です。

5.十分なサポート体制があるか確認する

勤怠管理アプリの機能だけでなく、導入や運用のプロセスでどのくらいのサポートが受けられるのかも確認しておきましょう。

担当者が導入から運用までサポートしてくれるサービスなら安心ですが、その分コストがかかる場合もあります。逆にリーズナブルなアプリでは、電話サポートがなくチャットでの質問のみというものもあります。

勤怠管理アプリの導入時や運用の初期には、不明点や確認したいことが出てくる可能性もあります。自社の体制にあったサポートが受けられるサービスを選ぶようにしましょう。

まとめ|自社の課題に合った勤怠管理アプリを選ぼう

勤怠管理アプリを導入すると、スマートフォンやタブレットを使って手軽に出退勤の打刻ができ、勤務時間の集計もスムーズになります。在宅ワークの広がりや、労働基準法の改正を受けて、より正確な勤務時間の把握が課題になっていることもあり、近年、勤怠管理アプリを導入が進んでいます。

使いやすい勤怠管理アプリを選ぶには、自社の課題を整理し、ニーズにあったサービスを選ぶことが大切です。おすすめの勤怠管理アプリは、次の通りです。

タイムレコーダー型のおすすめ勤怠管理アプリ
  • タブレットタイムレコーダー
  • AKASHI
多機能型のおすすめ勤怠管理アプリ
  • CLOUZA
  • スマレジ・タイムカード
  • シュキーン
  • ジョブカン勤怠管理
  • KING OF TIME
他業務連携型のおすすめ勤怠管理アプリ
  • HRMOS勤怠 by IEYASU
  • KINCONE
  • TeamSpirit
  • freee 人事労務
  • jinjer勤怠

また、勤怠管理アプリを選ぶ際には、次の5つのポイントを踏まえて検討するとスムーズです。

勤怠管理アプリを選ぶポイント
  1. 勤怠管理アプリに求める機能を整理する
  2. 自社に合った打刻方法があるか確認する
  3. 利用しているOSに対応しているか確認する
  4. 導入・運用コストが妥当か検討する
  5. 十分なサポート体制があるか確認する

勤怠管理アプリに関するよくある疑問・質問

勤怠管理アプリとは、何ですか?

勤怠管理アプリは、スマートフォンやタブレットを使って、出退勤の打刻や勤務時間の集計ができるサービスです。従来のタイムカードの代わりとして利用するほか、従業員のスマートフォンやタブレットにインストールし、外出先や在宅ワークでの打刻に使うこともできます。

詳しくは、「勤怠管理アプリとは」をご覧ください。

おすすめの勤怠管理アプリを教えてください。

勤怠管理アプリには、主に

  • タイムレコーダー型
  • 多機能型
  • 他業務連携型

の3つのタイプがあります。

 

タイムレコーダー型のおすすめ勤怠管理アプリ

  • タブレットタイムレコーダー
  • AKASHI

 

多機能型のおすすめ勤怠管理アプリ

  • CLOUZA
  • スマレジ・タイムカード
  • シュキーン
  • ジョブカン勤怠管理
  • KING OF TIME

 

他業務連携型のおすすめ勤怠管理アプリ

  • HRMOS勤怠 by IEYASU
  • KINCONE
  • TeamSpirit
  • freee 人事労務
  • jinjer勤怠

 

それぞれの特長を踏まえて、おすすめの勤怠管理アプリをご紹介しています。
詳しくは、「タイムレコーダー型のおすすめ勤怠管理アプリ」「多機能型のおすすめ勤怠管理アプリ」「他業務連携型のおすすめ勤怠管理アプリ」をそれぞれご覧ください。

勤怠管理アプリの選び方を教えてください。

使いやすい勤怠管理アプリを導入するには、次の5つのポイントを踏まえて選ぶのがおすすめです。

 

  1. 勤怠管理アプリに求める機能を整理する
  2. 自社に合った打刻方法があるか確認する
  3. 利用しているOSに対応しているか確認する
  4. 導入・運用コストが妥当か検討する
  5. 十分なサポート体制があるか確認する

 

詳しくは、「使いやすい勤怠管理アプリを選ぶための5つのポイント」をご覧ください。